こんにちはユレオです。
皆さんは将棋を指したことはありますか？将棋は日本ではかなりポピュラーなボードゲームで、多くの日本人が将棋のルールを知っており、国民的ゲームの一つと言えます。
将棋は複雑で様々な戦術があり、それと同じく数多くの将棋用語が存在します。
そうした戦術や将棋用語は日常会話でも使われるほど浸透しており、将棋はゲームであるにも関わらず、日本人の文化として定着していると言えます。
本日ご紹介する漫画は、将棋を題材とした高校生の日常を描く「青春×恋愛×コメディ」がおり混ざった大変おもしろい作品です。
タイトル：それでも歩は寄せてくる
作者 ：山本崇一朗
連載期間：2019年～
巻数 ：既刊13巻（2022年12月）
将棋を通してコミュニケーションをとりながら一途な思いを募らせる男子と、思いに気が付いてるが告白さないでことでヤキモキしている女子を描いた恋愛青春コメディ漫画です。
物語の大筋のストーリーとしては主人公の男子高校生と、ヒロインでひとつ上の先輩である女子高生の恋慕にまつわるお話です。
二人をつなぐものは「将棋」であり、将棋用語や将棋の戦術などを面白おかしく織り交ぜた内容となっており、将棋を知っている方はより楽しめる内容となっています。
作者はラブコメディ漫画家として有名な山本崇一朗で、様々な作品を展開していますが、本作はショートショートの内容が連続する構成で、気軽に読んで楽しめる作品となっています。
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将棋をテーマにした面白い漫画「それでも歩は寄せてくる」のあらすじ
主人公で高校1年の田中歩（たなか あゆむ）は剣道を得意とするスポーツマンですが、高校の部活動として剣道部には入部せず、全然経験のない将棋部に入部します。
田中歩は将棋部の部長で高校2年の八乙女うるし（やおとめ うるし）に恋心を抱いており、将棋は初心者ですが、八乙女うるしと会いたいが為に将棋部に毎日通うことになります。
八乙女うるしは田中歩から自分に対して恋心があることに気が付いており、自分に惚れていることを認めさせようとしますが、田中歩は告白するのは八乙女うるしに将棋で勝った時と決めているため、本人の前では頑なに冷静沈着を装い、恋心を認めようとしません。
引用元：それでも歩は寄せてくる
八乙女うるしは負けず嫌いで棋力も高く、田中歩との棋力の差は歴然ですが、ぐいぐい攻めてくる田中歩の姿勢に翻弄されることになります。
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将棋用語を知っていると面白い「それでも歩は寄せてくる」の感想
この漫画は高校の将棋部を舞台とした日常系青春ラブコメディで、1話完結の話が連続した構成となっています。
作者は「からかい上手の高木さん」で有名な山本崇一朗で、物語の構成が「からかい上手の高木さん」の男女を入れ替えた感じの作品となっており、ファンは楽しめること間違いありません。
将棋部を舞台としているため、将棋用語が頻繁に登場し、将棋で例えたせめぎ合いを恋心の駆け引きに取り込むなど、将棋のルールや簡単な戦術を知っていると深く作品を楽しむことが出来ます。
引用元：それでも歩は寄せてくる
将棋漫画として有名な「3月のライオン（羽海野チカ）」など、他の将棋をテーマにした漫画に比べると、将棋が前面に出ていない作品なので、純粋に日常系青春ラブコメディ漫画として楽しむことが出来ます。
●一話完結のテンポよく読める作品
●将棋用語を知っているとなお面白い漫画
「山本崇一朗」の他の作品のご紹介
山本崇一朗が有名になったのは「からかい上手の高木さん」の作品からで、アニメ化するなど一気に知名度が上がりました。
多くの作品がラブコメディを題材としているのですが、万人受けする絵柄と日常系の展開が続く作品が多く、幅広い読者層を持つ漫画家です。
「山本崇一朗の有名作品一覧」
それでも歩は寄せてくる
からかい上手の高木さん
からかい上手の（元）高木さん
恋に恋するユカリちゃん
ふだつきのキョーコちゃん
くノ一ツバキの胸の内
恋文－山本崇一朗短編集－
ロマンチック－山本崇一朗（裏）短編集－
あしたは土曜日 春・夏
あしたは土曜日 秋・冬
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