ミステリー・サスペンス漫画

漫画「北北西に曇と往け」の感想・レビュー!アイスランドを舞台とした人間ドラマが面白いマンガ

こんにちはユレオです。

皆さんは海外ドラマをご覧になられますか?

海外ドラマの魅力というのは様々ありますが、日本のドラマではなかなか見られない意表を突く展開や、普段知ることがない外国の文化を見れるのが面白いと言えます。

ドラマや映画といったジャンルは海外の作品があふれていますが、漫画に関してはまだまだ日本人作家の影響が強く、海外の漫画作品を日本で目にする機会というのは少ないと思います。

本日ご紹介する漫画はミステリーを題材としながら、日本の漫画作品の中では珍しく、北欧の国「アイスランド」にスポットを当てた作品で、海外ドラマのような展開が楽しめる一風変わった漫画作品です。


タイトル:北北西に曇と往け
作者  :入江亜季
連載期間:2017年~
巻数  :既刊5巻(2021年9月現在)

アイスランドを舞台とした機械と会話が出来る不思議な力を持つ青年が探偵業を営むミステリー青春漫画です。

この漫画の見どころは派手な事件が起きて探偵が事件を解決に導く爽快なミステリー漫画ではなく、アイスランドという土地で探偵をしながら生活費を稼ぐ少年とも青年とも言えない17歳の成長を描くヒューマンドラマが魅力の作品です。

また、アイスランドという中々知ることのない北欧の島の生い立ちや歴史にも触れた内容が所狭しと描かれていることもあり、日本では知りえない独特のアイスランド文化に触れることの出来る希少な漫画と言えます。

物語の大枠では主人公の弟に絡む事件・事故の真相を追う展開が続く内容で、派手な展開はありませんが、惹きつける魅力のある今後が期待される作品です。

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海外ドラマのようなミステリー漫画「北北西に曇と往け」のあらすじ

主人公の御山慧(みやま・けい)は白人の血が混じる日本人離れしたルックスを持つ17歳の青年で、フランス人で祖父のジャックとアイスランドで生活しながら探偵業を営んでいます。

慧は家族にも秘密にしている「自動車や電化製品などと会話が出来る」能力を持っており、愛車であるジムニーを走らせながら探偵の依頼を受けて生活費を稼いでいます。

探偵業の依頼内容は様々で、人探しや飼い犬を連れ戻すというものなど派手なものはありませんが、しっかりとした観察眼と地道な調査で事の真相を追っていきます。


引用元:北北西に曇と往け

慧は若く不安定で危なっかしいところもありますが、祖父のジャックと生活をしながら、北緯64度のアイスランドという自然があふれた土地で、気ままに暮らしながら大人へと成長をしていきます。

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アイスランドの魅力が伝わる面白いマンガ「北北西に曇と往け」の感想

この漫画は小説のように楽しむことが出来る漫画家「入江亜季」の作品で、まるで海外ドラマを見ているような感覚になる珍しい作品です。

舞台が北極圏に近い北欧の小さな島国であるアイスランドで、日本人には馴染みのない遠い国ですが、日本と同じように火山立国で、火山や温泉といった共通点もあります。

アイスランドの特徴や風土といったものがかなり詳細に描かれており、読んでいるとアイスランドに興味が湧いてくる不思議な魅力がある漫画です。


引用元:北北西に曇と往け

ミステリー漫画としても面白く、探偵業を中心とした大筋の物語がある中で、消息を断った弟や叔父叔母の死の真相を明かす展開があり、慧を取り巻く人間関係や少年から大人になろうとしている17歳という微妙な年齢での成長が描かれています。

先ほども触れましたが小説や海外ドラマを見ている感覚になる作品で、評価が分かれるところですが、何度も読み返すことで気が付く点が見つかるなど新しい感覚を持つ漫画なので、興味がある方は是非読んでみてください。

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「入江亜季」の他の作品のご紹介

入江亜季の作品は少女漫画風の絵ですが、男性にも受け入れられるハイブリッドな絵柄が特徴で、漫画家だけではなく小説の挿絵なども手掛けるイラストレーターとして活躍されています。

初連載作の「群青学舎」は「このマンガを読め!2007」で第4位にランクインし、「乱と灰色の世界」は、2012年文化庁メディア芸術祭マンガ部門において審査委員推薦作品に選ばれるなど、ストーリーが魅力で固定ファンが多い将来が楽しみな漫画家です。

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