ファンタジー漫画

漫画「狼は眠らない」の感想・レビュー!硬派な王道ファンタジーの世界観が面白い


こんにちはユレオです。

皆さんは王道のファンタジー作品と聞いてどのような作品を思い浮かべますか?

昨今はライトノベル作家の活躍で様々な小説作品が生まれていますが、多くはファンタジー世界を舞台とした内容で、特に「異世界転生」や「異世界召喚」を題材とした作品が数多く生まれています。

内容も様々ですが、最近のファンタジー作品は読者のニーズに合わせる形で硬派な作品が減っており、古くからのファンタジー作品のファンにとっては物足りなく感じているのではないでしょうか。

本日ご紹介する漫画は、小説が原作で少数派になりつつある硬派なファンタジー世界観が楽しめる「異世界×ファンタジー」作品です。


タイトル:狼は眠らない
作者  :原作.支援BIS 漫画.新川 権兵衛
連載期間:2019年~
巻数  :既刊3巻(2020年10月)

魔獣と呼ばれる異形のモンスターが蔓延る世界で、冒険者として高みをめざしている主人公が別の異世界に移り冒険を続ける冒険ファンタジー漫画です。

この作品は小説が原作のコミカライズ作品ですが、小説版では描かれていないシーンが含まれるなど読みやすくなっており、漫画から読むのをお勧めるできる作品となっています。

世界設定を含む多くの情報が小出しで出てくるのですんなりと読める事や、異世界から異世界に移動する主人公が、異世界召還物の作品のようにも思えるのも読者の裾野を広げる形となっています。

最近では珍しい硬派なファンタジー作品で、人におすすめしやすい漫画と言えます。

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異世界をまたぐ冒険漫画「狼は眠らない」のあらすじ

主人公で冒険者のレカンは、同じく冒険者のボウドと共に”迷宮”と呼ばれるダンジョンに潜って魔獣を倒していたところ、偶然にも“黒穴”と呼ばれる異世界へ続く扉を見つけることになります。

黒穴は無数の迷宮のいずれかに数十年に一度だけ異世界に続く扉として開かれることが伝承として語り継がれており、レカンとボウドは幻の存在ともいえる黒穴を見つけたことになります。

冒険者たちの語り草では黒穴に入り生還した者は膨大な富や超人的な能力を授かるとされており、冒険者としてより高みを目指すレカンとボウドにとっては未知の異世界に続く扉とわかっていても迷う素振りも無しに黒穴に飛び込みました。

黒穴に飛び込んだレカンは気を失った後に、これまでの常識とは異なる世界の森で目覚め、生命探知の能力を使い魔獣を倒すことでこの世界でも冒険者としてやっていけることを確信します。


引用元:狼は眠らない

しかし、この世界の人間は魔力をほとんど持たないことや、レカンの世界の常識とは異なる魔法の仕組みや文化に四苦八苦しながら、現地の人間と接触して協力者や仲間を得て新たな冒険を続けます。

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デザインや世界観が面白い「狼は眠らない」の感想

この漫画は異世界の住民が別の異世界に移り冒険を続けるというお話しで、世界をまたぐことで様々な常識が変化する中で、主人公が冒険者っとして成長していく様を描くファンタジー漫画となっています。

基本的には剣と魔法の王道ファンタジーの世界観ですが、登場するモンスターが「魔獣」と呼ばれるもので、モンスターデザインがありがちなドラゴンやゴブリンといったものではなく、かなり異形のオリジナルデザインとなっています。


引用元:狼は眠らない

レカンにとって異世界の住人である現地の人間から魔法や文化を学び、また逆にレカンの世界の魔法や技術を見せることでの文化交流が大変面白く描かれており、異世界転生ものの作風も感じられる内容となっています。

漫画作品として最近のファンタジー作品とは思えない硬派な絵柄とストーリーとなっており、純粋な王道冒険ファンタジー作品としてもっと注目を集めても良いと思える作品で、人にお勧めしやすい漫画と言えます。

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「新川 権兵衛」の他の作品のご紹介

新川 権兵衛は最近の漫画家の中では珍しい硬派な絵柄が売りで、好みが別れるところですが、一定数のコアなファンが付いている作家です。

これまでのところ小説を原作としたコミカライズ作品が多く、絵柄の関係でキャラクターの感情表現が乏しく感じることがありますが、雰囲気が好きな方にとっては満足のいく作風が売りとなっています。

「新川 権兵衛の有名作品一覧」
横浜駅SF
狼は眠らない

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