漫画の感想・紹介

漫画「チ。―地球の運動について―」の感想・レビュー!震えるほど面白い『地動説』をテーマにしたマンガ

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こんにちはユレオです。

小説作品は文字が主体のコンテンツであることから「ストーリー」が作品の評価の全てと言えますが、漫画作品については皆さんどのように考えられていますか?

漫画は小説とは異なり絵が主体のコンテンツなので「絵が下手な漫画=面白くない」と考えられがちです。

しかし、時に絵が下手な作品でもストーリーの面白さから注目されて、連載が継続してアニメ化を拍子に再評価される作品も一定数あります。

本日ご紹介する漫画はテーマも地味で絵も上手くありませんが、読みだしたら面白すぎて止まらない久しぶりに心が震えた漫画です。


タイトル:チ。―地球の運動について―
作者  :魚豊
連載期間:2020年~
巻数  :既刊2巻(2021年1月)

紀元前4世紀から16世紀まで信じられていた宇宙の中心は地球という考え「天動説」に対して、宇宙は太陽が中心で地球が動く「地動説」は16世紀以降明らかになるがカトリック教会の教義の解釈で弾圧された歴史に触れた意欲作です。

ジャンルをあえて振るとすれば「歴史漫画」になるかと思いますが、歴史上の人物が登場するわけでは無く、当時の宗教観を土台とした科学と人間の持つ好奇心を上手く物語の中で表現しており、漫画作品として大変珍しい構成となっています。

先にも少し触れましたが、他のマンガにはない面白さが詰め込まれた作品で、何がどう面白いか説明をするのが難しいですが、私の素直な感想を述べると「人が潜在的に持つ知的好奇心に火をつける面白さ」で、漫画というコンテンツでこの面白さを感じたのは初めてかもしれません。

とにかく四の五の言わずに読んで欲しいです。

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地動説をテーマにした面白い漫画「チ。―地球の運動について―」のあらすじ

孤児であったラファウは合理的に生きる信条を持ち、聖職者の義父に引き取られ勉学に励み12歳で大学に合格する優秀な人物ですが、信仰の教えに背き天文学に興味を持ちます。

そのころ天文学は「禁じられた研究」とされ、思想次第では異端者として扱われる危険な学問でした。

ある日、ラファウは異端者として裁きを受けたフベルトと出会い、フベルトの提唱する「地動説」を聞いたことで天動説の矛盾に気が付き、夜空の観測の結果「地動説」を直感として正しいと信じるようになります。

ラファウは天動説では星々の動きに規則性が無くて「美しくない」と感じていましたが、地動説は矛盾を全て解決してうえで宇宙が規則的であり美しく姿になることから、カトリック教会の教義の教えに背き地動説を信じると宣言した事で命を落とします。


引用元:チ。―地球の運動について―

しかしラファウがまとめた研究資料はフベルトから引き継いだ宇宙のあるべき美しい姿「地動説」の資料と共に10年の時を経て次代の地動説を信じる者に託されます。

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面白すぎて一気に読んでしまう漫画「チ。―地球の運動について―」の感想

この漫画の宇宙の中心は地球であり全ての天体はその周りを複雑に回っていると「天動説」が信じられていた時代において、夜空を観測して天動説では辻褄が合わないことを発見した何人もの人々の記録から「地動説」が証明されるまでの物語となっています。

歴史上の人物にフォーカスした作品ではなく、キリスト教カトリック教会の教義で信じられていた「宇宙の中心は地球」という考えにより宗教裁判が行われた「宗教対科学」の構図にメスをいれた大変珍しい漫画作品となっています。

絵はおせいじにも上手だとは言えないですが、天動説が千年以上信じられていた時代に今では当たり前の「地動説」が如何に革新的な考えであったのかが漫画から伝わる構成となっており、漫画というメディアの可能性と面白さに久々に震えました。


引用元:チ。―地球の運動について―

物語は科学的知見を必要とせず、宇宙や科学に対して興味が無い方にも分かりやすく説明されており、歴史上多くの人々が夜空を眺めて星々の動きを観測した結果、どのような理由で”地球が動いている”ことに気が付いたのかが分かりやすく説明されています。


引用元:チ。―地球の運動について―

一口に言って「めちゃくちゃ面白い漫画」なので、絵で判断せずにとにかく騙されたと思って読んで見ることを強くお勧めします。

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「魚豊」の他の作品のご紹介

魚豊の作品は絵はそれほど上手くありませんがストーリーが光る作品が多く、漫画としても着眼点が素晴らしいと感じています。

万人受けしないかもしれませんが、今後絵がうまくなればメジャー化すること間違いないと作家だと考えており、個人的には今後の成長を楽しみにしています。


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