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漫画「売国機関」の感想・レビュー!ハードボイルドで面白いミリタリーマンガ

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こんにちはユレオです。

第二次世界大戦以降は大国同士の大きな戦争は起きていませんが、アメリカとソビエトの冷戦をはじめとする、民主主義と共産主義での対立は続いています。

世界の多くの国々は、民主主義か共産主義のどちらかの陣営についており、それぞれの大国の恩恵を受ける形で国が成り立っています。

国家が完全なる主権を持って独立するには経済力や軍事力といった「力」が必要で、平和と思われている日本においてもアメリカの影響は大きく、反対陣営であるロシアや中国からの侵略行為受けている状況です。

本日ご紹介する漫画は大国同士の覇権主義の争いに巻き込まれた国家が、祖国を守る為に創設した特務機関が暗躍するハードボイルドなミリタリー漫画です。

タイトル:売国機関
作者  :原作.カルロ・ゼン 漫画.品佳直
連載期間:2018年~
巻数  :既刊3巻(2020年5月)

架空の世界を舞台とした物語で、西の「クライス連邦」と東の「ガルダリケ王国」の二つの大国に挟まれた共和国の特務機関が、祖国の為に尽力する姿を描く内容で、ジャンルとしてはミリタリー漫画に属します。

この作品は漫画としては珍しいテーマに取り組んだ作品で、政府や軍隊といった国家にとって重要な機関の活動を描いた内容となっており、さながらスパイ映画のような展開を見せます。

漫画のモデルとなっている共和国は東欧のポーランドをモデルとしているため、関連する国家を実在の国に落とし込んで読むと、内容がすんなりと入ってくるかと思います。

政治色の強いストーリーである為、読者を選ぶ作品ではありますが、オリジナルティがあり他にない魅力のある作品なので、ミリタリー漫画が好きな方にはおすすめの作品と言えます。

軍属の裏側を描写した漫画「売国機関」のあらすじ

主大国に挟まれた緩衝国家「チュファルテク合同共和国」は西側の「クライス連邦」寄りの外交政策を進めた結果、東側の「ガルダリケ王国」が介入することになり、連邦と王国との戦争に発展して巻き込まれ、国土は多大な被害を受けます。

連邦と王国の戦争が終結した後も、共和国では両大国の影響を強く受けており、それぞれの陣営で利益を得る人々や、共和国の完全なる独立を目指す人々の動き等、政治的に不安定な状況下にありました。

主人公で貴族出身のヨランダ・ロフスキは強い発言力と独立した裁量権を持つ高級将校として「軍務省法務局公衆衛生課独立大隊」を率いていました。

この軍務省法務局公衆衛生課独立大隊は人々から憎しみを込めて「売国機関」と呼ばれ、
排外主義者の残党を取り締まっており、ロフスキ少佐は祖国の平和のためと信念を持って軍務にあたっていました。

ロフスキ少佐はかねてより軍の上層部に排外主義者のモグラ(スパイ)がいるとにらみ、安保条約の調印式は議会で開催されるという欺瞞情報を流して、情報部と協力を進めます。


引用元:売国機関

軍の上層部にモグラがいる確固たる証拠はありませんでしたが、その証拠を炙り出すためロフスキ少佐は参謀本部に狙いを定めて粛清に向けて動き出します。

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読むごとに面白くなる「売国機関」の感想

この漫画登場する緩衝国家「チュファルテク合同共和国」は東欧のポーランドをモデルとしており、西の「クライス連邦」はヨーロッパ諸国、東の「ガルダリケ王国」をソビエトと見立てた構成となっています。

双方の大国に挟まれた政治的な不安定な状況の中で、国家の統治に障害となる組織をあぶりだして粛清していく様は、漫画作品としては珍しく「政治」「軍属」といった重いテーマに取り組んでいる意欲作品と言えます。

大国に挟まれたことでの共和国の不安定な政治情勢と、祖国の平和の為に「何が正義なのか」を問う内容となっており、物語は国家のあり方を問う複雑な展開をみせます。

漫画が原作の作品で、読み始めは国家間や組織の位置付けが分かりづらいところがありますが、読み進めることで背景が明確になり、面白さがどんどん広がる不思議な魅力があります。


引用元:売国機関

軍隊という特殊な組織の中で独立した特務機関が暗躍する物語となっており、ミリタリー漫画でありながらスパイ漫画ともいえる内容でじっくりと読むにはおすすめの漫画作品です。

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