漫画の感想・紹介

漫画「孤高の人」の感想!心理描写が面白い最高の山岳クライミング漫画

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こんにちはユレオです。

皆さんは今までに登山をされたことはあるかと思いますが、クライミングをされたことはありますか?

クライミングとは垂直に近い地形や人工物等を自らの手、足、体、もしくはクライミング用の道具を使って登ることですが、一般の人はボルダリングジムで安全にクライミングをするぐらいで、実際の山でクライミングをするということはまずありません。

山岳クライミングの世界がどんなものなのかをなかなか知ることができないのが現状ですが、世には山岳クライミングをテーマにした小説や漫画や映画というものは多数あり、山の魅力と共にクライミングの難しさと恐ろしさを教えてくれます。

本日は山岳クライミングを題材にした一人の日本人登山家が世界最高難易度の氷壁を登るために人生を賭ける壮大なストーリーのマンガをご紹介したいと思います。

タイトル:孤高の人
作者  :坂本眞一
連載期間:2007年~2011年
巻数  :全17巻

「孤高の人」は新田次郎の小説を原案とした山岳クライミング漫画で、主人公が高校生の時にルートクライミングに触れたことで登山家としての人生を歩むことになり、美しい山の魅力と山の恐ろしさ知ることが出来る内容で、”K2”と呼ばれる世界最高難易度の氷壁に挑む物語となっています。

K2とは中国とパキスタンとの国境にある標高8611mの世界第2位の高峰で、東側の氷壁は未だ人類未踏であり、登頂の難易度は世界最高峰であるエベレストをも凌ぐ「非情の山」とされています。

小説が原作なのですが、小説をコミカライズしたものではなく、アレンジを加えた内容となっており、登場人物の多くが小説の登場人物をモデルとしています。

この漫画はとにかく絵が美しくて、1ページごとに吸い込まれるような没入感があり、また人の心理を見事に絵で描写する表現は圧巻で、漫画というより小説を読んでいる気持ちにさせられます。

ストーリーが重厚で重みがあり人間の表裏をむき出しにするストーリーは圧巻の一言です。

心理描写が美しい山岳登山漫画「孤高の人」のあらすじ

「孤高の人」は新田次郎の小説を原案とした登山漫画ですがストーリーは小説とは異なります。

主人公で高校生の森文太郎は一人でいることを好み、人とのかかわりを避けていましたが、かかわりを持とうとするクラスメイトの挑発に乗り、校舎を素手で登ることになります。

文太郎は辛うじて校舎を登り切りるのですが、一歩間違えれば死ぬという状況に充足感と達成感を感じ、「命を懸けて登る」という行為により、自分が今生きているという感覚を少しの間だけ取り戻すことができました。

引用元:孤高の人

このことがきっかけで文太郎は全くの未経験であった登山やロッククライミングに魅了され、その中で自分のアイデンティティを見つけることになります。

山岳クライミングに打ち込み、次々と過酷な山へ挑みやがて登山家としての道を歩むことになった文太郎は前人未到で世界最難関の山である”K2”と呼ばれる世界最高難易度の氷壁に挑むことになります。

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「孤高の人」の感想!山での極限状態を描く心理描写がすばらしいマンガ!

この漫画はとにかく絵が美しく、人物もさることながら風景画がすばらしく、読む者を山の魅力に引き込みます。

漫画は白黒のはずなのにまるで色が付いたように見えるカットもあり、ただただ圧倒される画力です。

高校生でロッククライミングに目覚めた文太郎はやがて登山家として様々な山に登るようになり、数年後には有望なクライマーとしてエベレストに次ぐ世界第2位の高さである前人未踏の氷壁K2東壁の登山隊メンバーに所属するまでになります。

しかし本番を想定したトレーニングを行うため、厳冬期北アルプス全山縦走中に雪崩の事故が起きて仲間を全員も失うことになりました。

森文太郎は辛うじて生き残った仲間の死を見送った後に直ぐに下山せず、そのまま厳冬期北アルプスの縦走を続けて単独で山頂に到達し、下山後に待ち受けていたのは警察の取り調べと世間からの視線でした。

引用元:孤高の人

文太郎は単独で登山を行う単独行をより好むようになり、孤独の中で山に向き会うこととなります。

物語の中では人間の表裏が生々しく描かれており、また文太郎のストイックな生き方を見ているとページをめくるのがつらく感じることもあるほどで、重厚なストーリーと圧倒的な没入感があります。

このマンガは山岳クライミング漫画としても魅力的ですが、心理学的な描写も素晴らしく読者に対して人生観や死生観の問いかけがなされている漫画で、何度も読み返したくなる傑作の作品です。

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「坂本眞一」の他の作品のご紹介

坂本眞一は写実的で筋骨隆々な男性描写を得意とし、どの作品もアスリート的な筋肉美が表現され大変絵が上手い漫画家です。

代表作である「孤高の人」は2010年に第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しており、現在連載中の「イノサン」は第17回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出されるなど今後の創作活動が楽しみな漫画家の一人です。

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