漫画まとめ

【ミステリー漫画を厳選】絶対面白いミステリー漫画 ! 謎解きが快感なマンガのご紹介

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■22作品を掲載!(2019年11月23日 更新)

皆さんミステリー物はお好きですか?テレビのドラマや映画などミステリーを題材にした作品はたくさんあり、コンテンツとしては小説が多いかと思います。

小説が元で漫画化・ドラマ化・映画化している作品も多く、映画が面白かったから小説を読んでみようといった経験はあるのではないでしょうか。

ミステリー漫画は作品数が多くて全てのおすすめのミステリー漫画を紹介するのは難しいですが、ミステリー重視のサスペンス要素のある漫画を厳選してみました。

本日はミステリー漫画の中でもユレオが面白かったと思った漫画をご紹介をしたいと思います。

はじめに

 当ブログでは漫画作品への感想を以下のようなレーダーチャートで表現しております。

レーダーチャートについての説明

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あくまで個人的な視点での感想ですが、ご参考にいただければと思います。10段階評価の平均を5としております。

レーダーチャートは2種類あり、共通の漫画レーダーチャートミステリー漫画ジャンルのレーダーチャートと分けております。

単純に漫画の感想を知るには「共通漫画レーダーチャート」をご参考ください。

厳選!謎解きが魅力の何度も読みたくなるミステリー漫画(全22作品)

氷菓 /原作.米澤穂信 漫画.タスクオーナ

タイトル:氷菓
作者  :原作.米澤穂信 漫画.タスクオーナ作画
連載期間:2012年~
巻数  :既刊12巻(2019年8月現在)

高校の部活である「古典部」を中心とした日常に起こる些細な出来事を題材に、謎を解き明かす連作短編形式の小説が原作の青春ミステリー漫画です。
主人公で高校1年生の折木奉太郎は、何事にも積極的に関わろうとしない「省エネ主義」を信条としており、部活動が盛んな神山高校でも部活に入部せずに過ごす予定でしたが、古典部OGの姉からの古典部の存続の為に入部を勧められ、特にやりたいこともないことから入部することを決めます。
同じく一年生の千反田えるは、古典部に「一身上の都合」で入部した為、部の存続が保たれたわけですが、その際に部室に閉じ込められる出来事が起きて、奉太郎がその謎を解き明かします。
奉太郎の思考やひらめきに感服した千反田は、奉太郎に「一身上の都合」で古典部に入部した理由と、古典部の文集「氷菓」に秘められた33年前の真実を伝え、「氷菓」の謎を解くために奔走することになります。

この漫画はKADOKAWAの学園小説で賞を受賞した「〈古典部〉シリーズ」を原作としたミステリー漫画で、2012年にテレビアニメ化して、2017年には実写映画化されるなど、話題のコミカライズ作品です。
小説が原作のコミカライズ作品ではありますが、アニメ化のタイミングで連載が開始された漫画作品なので、多くの点でアニメーション準拠のデザインとなっています。
ただ、内容を読むと「アニメを漫画にした」作品ではなく、「原作小説を漫画にした」作品であるため、アニメを見た方が漫画を読んだとしても楽しめる内容となっており、文字に起こされていることで、より物語がわかりやすくなっています。
学園の中での日常の出来事の謎を解くミステリー漫画であるため、殺人事件や壮大な陰謀を解くようなストーリーの派手さはありませんが、しっかりと練られたストーリーと、謎解きの講釈が面白く、時間を忘れて夢中で読めるおすすめのミステリー漫画と言えます。

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薬屋のひとりごと /原作.日向夏 漫画.ねこクラゲ

タイトル:薬屋のひとりごと
作者  :原作.日向夏 漫画.ねこクラゲ
連載期間:2017年~
巻数  :既刊5巻(2019年9月現在)

春秋戦国時代の中国を彷彿させる世界を舞台とした、後宮に勤める女官が王宮内で起きる事件を解き明かす歴史ファンタジー・ミステリー漫画です。
主人公で薬屋として働く少女 猫猫(マオマオ)は医師である養父と花街で働いていましたが、薬草採取で外出した際に人さらいに遭い、後宮務めの下級女官として売り飛ばされてしまいます。
後宮務めは年季が開ければ開放される為、猫猫は年季が明けるまで後宮に勤めるつもりでしたが、王宮で起きた皇子の衰弱死の事件で死因が毒であることに気が付き、それを匿名で訴えたところ後宮の管理を担当する宦官の目に留まることになります。
猫猫は下級女官の中で読み書きが出来ることや、薬師としての知識や鋭い観察眼を持っており、玉妃付きの侍女に抜擢されて後宮で起こる様々な出来事や事件に巻き込まれることになります。

この漫画は古代中国の春秋戦国時代を彷彿させる世界観ですが、しっかりとした時代には触れておらず、また国や地域も明言していないので、「歴史漫画」として見るとかなり不自然な設定が散見されます。
私は当初「歴史漫画」として読んでいたのですが、所々で不自然な描写があったため、途中から「ファンタジー漫画」として読むようにしたところ、スッと腹落ちする内容で理解が高まりました。
ファンタジー漫画といえば「西洋」をテーマにした作品が多いですが、この漫画は「東洋」をテーマにしており、舞台が王宮という新しいタイプのファンタジー作品と言えます。
物語のメインのテーマは「事件や謎を解き明かすミステリー作品」と言え、後宮で起こる様々な出来事や事件の謎を明かしていくのですが、奥深い謎解きではなく、ミステリー好きの方には少し物足りない内容かもしれません。
ですが、テンポよく展開するストーリーや個性あるキャラクターが大変魅力的で満足度が高く、「次にくるマンガ大賞 2019」の1位に選ばれています。

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小説版はこちらです。

北北西に曇と往け /入江 亜季

タイトル:北北西に曇と往け
作者  :入江 亜季
連載期間:2017年~
巻数  :既刊3巻(2019年10月現在)

アイスランドを舞台とした機械と会話が出来る不思議な力を持つ青年が探偵業を営むミステリー青春漫画です。
主人公の御山慧(みやま・けい)は白人の血が混じる日本人離れしたルックスを持つ17歳の青年で、フランス人で祖父のジャックとアイスランドで生活しながら探偵業を営んでいます。
慧は家族にも秘密にしている「自動車や電化製品などと会話が出来る」能力を持っており、愛車であるジムニーを走らせながら探偵の依頼を受けて生活費を稼いでいます。
探偵業の依頼内容は様々で、人探しや飼い犬を連れ戻すというものなど派手なものはありませんが、しっかりとした観察眼と地道な調査で事の真相を追っていきます。
慧は若く不安定で危なっかしいところもありますが、祖父のジャックと生活をしながら、北緯64度のアイスランドという自然があふれた土地で、気ままに暮らしながら大人へと成長をしていきます。

この漫画は小説のように楽しむことが出来る漫画家「入江亜季」の作品で、まるで海外ドラマを見ているような感覚になる珍しい作品です。
舞台が北極圏に近い北欧の小さな島国であるアイスランドで、日本人には馴染みのない遠い国ですが、日本と同じように火山立国で、火山や温泉といった共通点もあります。
アイスランドの特徴や風土といったものがかなり詳細に描かれており、読んでいるとアイスランドに興味が湧いてくる不思議な魅力がある漫画です。
ミステリー漫画としても面白く、探偵業を中心とした大筋の物語がある中で、消息を断った弟や叔父叔母の死など真相を明かす展開があり、慧を取り巻く人間関係や少年から大人になろうとしている17歳という微妙な年齢での成長が描かれています。
先ほども触れましたが小説や海外ドラマを見ている感覚になる作品で、評価が分かれるところですが、何度も読み返すことで気が付く点が見つかるなど新しい感覚を持つ漫画なので、興味がある方は是非読んでみてください。

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SPY×FAMILY(スパイファミリー)  /遠藤達哉

タイトル:SPY×FAMILY(スパイファミリー)
作者  :遠藤達哉
連載期間:2019年~
巻数  :既刊2巻(2019年11月)

の国を舞台としたスパイを生業とする男が、殺し屋の女性と超能力者の少女の3人で家族を装い、諜報活動を行うコメディ×サスペンス×アクション漫画です。
主人公のロイド・フォージャーは、任務ごとに様々な顔と名前を使い分けるコードネーム”黄昏(たそがれ)”の名を持つ凄腕のスパイで、オスタニアで諜報活動を行っています。
ロイドは、ターゲットであるオスタニアの政治家ドノバン・デズモンドと接触するために、偽装家族を作り、子供をデズモンドの息子が通う学校に入学させる任務を受けます。
ロイドは学校に入学させるための子供を孤児院で探すために訪れたところ、少女アーニャと出会い、また、母親役として公務員のヨル・ブライアと出会うことになります。
しかし、3人はそれぞれ裏の顔を持ち、子役のアーニャには人の心を読める超能力を持ち、母親役であるヨルは「いばら姫」のコードネーム持つ殺し屋でした。
ロイド、アーニャ、ヨルはそれぞれの利害が一致し、互いに素性や秘密を隠して、良き家族を演じながら偽りの生活を送ることになります。

この漫画は偽りの家族を描いた作品で、お互いがそれぞれ人には言えない秘密を持っており、自身の秘密を隠しながら家族を演じる物語となっています。
スパイとしての諜報活動の為とは言え、ターゲットに近づくために家族を作るという強引なストーリー設定が根幹にありますが、コメディ色の強い作品である為、それほど違和感なく読むことが出来ます。
互いの素性を隠しつつ、幸せな家族を演じますが、子役であるアーニャは人の心を読める超能力を持っているため、父役のロイドが”スパイ”で、母役のヨルは”殺し屋”であることを知っています。
しかし、このことをロイドやヨルに話すとアーニャ自身が”心が読める超能力者”であることがバレる為、アーニャはそれぞれの秘密を話さず、ロイドのスパイ活動を手伝います。
キャラクターが個性的に描かれ、様々な描き分けがされている作品で、メインストーリーはシリアスな展開ですが、物語も分かりやすくてコメディの要素が強く、またテンポよく楽しめる作品で、今後の展開が楽しみです。

 

冷たい校舎の時は止まる /原作.辻村深月 漫画.新川直司

タイトル:冷たい校舎の時は止まる
作者  :原作.辻村深月 漫画.新川直司
連載期間:2008年~2009年
巻数  :全4巻

大学受験を控えた高校3年生の男女8人がある日学校に登校したところ、無人の校舎に閉じ込められるミステリー・サスペンス青春漫画です。
主人公の鷹野博嗣(たかの ひろし)は進学校である青南学院高校に通い、かつて陸上部に所属して運動もできて成績が優秀な特待生で、志望大学に向けて勉学に励んでいました。
ある日、冬の雪が降りしきる登校日で学校に向かったところ、普段仲の良い8人の生徒しか登校しておらず、帰宅しようとするも不思議な力で学校に閉じ込めらることになります。
この高校では秋の学園祭で生徒が校舎から飛び降りて自殺をしたことで生徒たちは心に傷を負うことになったのですが、閉じ込められた8人は学校中の時計が学園祭で生徒が飛び降り自殺をした17時53分を差していることに気が付き、同時に自殺したクラスメイトの名前を8人とも思い出せないことに気付きます。
8人は何故学校に閉じ込められるのか?自殺した生徒の正体は誰で何の目的で閉じ込めるのか?閉鎖空間に閉じ込められた8人が不可解な現象の正体を突き止めるために自殺した生徒の真相を追います。

この漫画は小説家の辻村深月が原作を担当して、新川直司が作画を担当しているミステリー・サスペンス小説のコミカライズ作品です。
小説作品は上中下の全3巻構成なのですが、コミカライズ作品は全4巻と小説が原作のミステリー作品としてはかなりコンパクトにまとまっています。
そのせいかミステリー・サスペンス作品であるにも関わらず物語展開が早く、また8人の生徒それぞれの過去のエピソードやそれぞれの人間関係も複雑に絡むため、ゆっくり読まないと理解が追いつかないところが所々あるため、漫画を読んでいるに小説を読んでいるような感じを受けるところがあります。
登場人物は8人の生徒と関係する数人しか登場しないのですが、「名字」「名前」「あだ名」が飛び交うため、「誰と誰がどのような関係なのか」という相関図を書いて読み進めると読みやすくて面白味が増します。
1度読み終えた後に結末を知ってから読み返すと、そこら中に謎のヒントが隠されていたことが分かるため、複数回読むことで作品の本質が伝わる漫画作品と言えます。

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小説版はこちらです。

テセウスの船 /東元俊哉

タイトル:テセウスの船
作者  :東元俊哉
連載期間:2017年~
巻数  :既刊8巻(2019年7月現在)

28年前にタイムスリップした主人公が、自分の父親が1989年に起こした大量殺人事件の真相を追うSFミステリー漫画です。
主人公の田村心は児童含む21人が毒殺された「史上最悪の殺人事件」の犯人である佐野文の息子で、「史上最悪の殺人事件の犯人の息子」として幼少の頃より世間から叩かれて生活を送ってきました。
父の佐野文は当時警察官として北海道の音臼村に駐在していましたが、事件の犯人として逮捕され、その時から佐野の妻と子供たちは世間から逃げるように生活を送ります。
その息子である田村心は28歳になり、妻の死をきっかけに佐野文の冤罪の可能性を感じて独自に調査を始める為に音臼村に訪れますが、突如濃霧が発生して気が付くと1989年にタイムスリップしていました。

このマンガは父親が大量殺人犯として世間で大きく報道され、そのことで引っ越しを繰り返してきた妻とその子供たちの生活に触れられており、殺人犯「佐野文」との関りを限りなく消しながら生活を送る描写が非常にリアリティがあります。
心が生まれた時には父である佐野文は逮捕されており心は父に会ったことは無く、タイムスリップした1989年の音臼村で初めて父と会うことになります。
父との会話の中で犯人が父ではないと感じた心は、冤罪の可能性を信じて事件の真相と真犯人を追うため音臼村にとどまることを決意します。

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不死の猟犬(しなずのりょうけん) /八十八良

タイトル:不死の猟犬(しなずのりょうけん)
作者  :八十八良
連載期間:2014年~
巻数  :既刊6巻 スピンオフ2巻(2019年3月現在)

人が致命傷を負っても死亡せず「復活」することが当たり前の世界で、「復活」ができなくなる伝染病を巡る異世界召喚SFミステリー漫画です。
この世界では人は銃で撃たれて頭が吹き飛ぶような致命傷を受けたとしても、死亡すると何事もなかったように復活し、「復活」が人間の証しとされています。
しかし「復活不全症(RDS)」という病気に感染した者は、致命傷を受けても復活せず、生き返る事ができなくなってしまします。
RDSは感染する病気とされ、感染元は「ベクター」と呼ばれる経歴や過去の記録が一切存在しない「復活しない人間」で、警察はベクターとベクターを支援する犯罪者集団を追っています。
主人公の風間リンは警察で事務方として仕事している女性ですが、ベクターを支援する「逃がし屋」と呼ばれる存在で、RDSに感染して妹を失った刑事 剣崎真一と対峙することになります。

この漫画は「異世界召喚」「SF」「ミステリー」など複数のジャンルが含まれる作品です。
舞台は地球とそっくりですがパラレルワールド(平行世界)で、この世界の人類は「復活」があり決して寿命以外で死ぬことはありません。
この世界には「全人類の未来を管理するシステム」があり、もれなくこのシステムによって管理され、システムによる「未来を固定する」力が強い為、未来に矛盾する事象が起きると「事象がなかったこと」になります。
その典型的なものが致命傷を受けても死んだ直後に蘇る「復活」で、本来寿命で死ぬはずの人間が事故死したとしてもその事実が「なかった」ことになり、物理法則すら捻じ曲げた強い力となっています。
この世界で唯一人が死に至る病気「復活不全症(RDS)」は、感染源とされる「ベクター」により伝染しますが、このベクターは現世の地球から召喚された普通の人間であり、その人間と関係を持ち、「未来を固定する力」に影響を与えた結果、「なかったことにするシステム」が働かなくなったことで、人は致命傷を受けても復活しなくなります。
全人類を管理するシステムとは何なのか?なぜ普通に死ぬ人間であるベクターが送り込まれるのか?様々な謎がある物語で「異世界召喚×SF×ミステリー」の要素を含む大変面白い漫画です。

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不死の稜線(しなずのりょうせん) /八十八良

タイトル:不死の稜線(しなずのりょうせん)
作者  :八十八良
連載期間:2018年~
巻数  :既刊3巻 本編6巻(2019年11月現在)

人が致命傷を負っても死ぬことが無い世界で、人の「復活」ができなくなる病気を巡る異世界召喚SFミステリー漫画「不死の猟犬」のスピンオフタイトルです。
この世界では人は「復活」により死なないことが当たり前で、致命傷を受けて銃で撃たれて頭が吹き飛んだとしても、死亡すると何事もなかったように元に戻ります。
ある時から「復活不全症(RDS)」という病気に感染した者は、致命傷を受けても復活せず、生き返る事ができなくなるということが分かり、RDSの感染を断つために警察などの組織がRDSに感染した人間見つけては隔離するようになります。
主人公で高校生の若林雄貴は図書館で出会った年上の女性の久我カオリに一目惚れして遠巻きに見ていたのですが、ひょんなことから雄貴はカオリと交友をもつようになります。
しかし、カオリは”この世界の住人”ではなく、「ベクター」と呼ばれる経歴や過去の記録が一切存在しない「復活しない人間」で、雄貴はカオリの秘密を知りながらも逃走の手助けをすることになります。

この漫画は「異世界召喚」「SF」「ミステリー」など、様々なジャンルが含まれる作品で、舞台は地球とそっくりですがパラレルワールド(平行世界)で、この世界の人類は「復活」があり決して寿命以外で死ぬことはありません。
本編である「不死の猟犬(しなずのりょうけん)」のスピンオフタイトルである為、本編で登場する人物が多数登場しますが、本編を知らなくても物語が楽しめる構成になっています。
少しだけネタバレになりますが、この世界には「全人類の未来を管理するシステム」があり、もれなくこのシステムによって管理され、システムによる「未来を固定する」力が強い為、未来に矛盾する事象が起きると「事象がなかったこと」になり、その典型的なものが致命傷を受けても死んだ直後に蘇る「復活」となっています。
この世界で唯一人が死に至る病気「復活不全症(RDS)」は、感染源とされる「ベクター」により伝染しますが、このベクターは現世の地球から召喚された普通の人間で、ベクターと関係を持ち、「未来を固定する力」に影響を与えた結果、「なかったことにするシステム」が働かなくなったことで、人は致命傷を受けても復活しなくなり、これを伝染する病気「復活不全症(RDS)」と解釈しています。
そしてこの世界は「人が死なず復活をする世界」として何者かに500年ほど前に作られたもので、様々な展開をみせるストーリーで「異世界召喚×SF×ミステリー」の要素を含む大変面白い漫画です。

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掟上今日子の備忘録 /原作.西尾維新 漫画.浅見よう

タイトル:掟上今日子の備忘録
作者  :原作.西尾維新 漫画.浅見よう
連載期間:2015年~
巻数  :既刊5巻(2017年4月現在)

主人公の掟上今日子は探偵を営む25歳の女性で、「最速の名探偵」「忘却探偵」と呼ばれ、数々の難事件をこれまで解決しています。
彼女には”前向性健忘症の一種”の障害があり、短期記憶が目を覚めている間だけしかとどめることが出来ない為、彼女が眠った瞬間にその日にあった出来事を全て忘れてしまいます。
そのため機密性の高い事件を引き受け、基本的には1日以内で解決できない事件は引き受けません。
眠りにつき目が覚めると寝る前の記憶を失うだけでなく、自分の名前や職業も忘れてしまっているため、自身の身体にマジックペンで彼女自身の情報や、事件の情報を書き残すことで短期記憶の障害を補っています。
彼女はこうした記憶を継続できない障害を持つのになぜ探偵業を続けているか・・・物語が進むにつれて少しずつ明らかになっていきます。

このマンガは西尾維新の小説が原作で浅見ようがマンガを担当しています。
私は原作を読んでからマンガを読んだ口なので、西尾維新の作品で有名な「物語シリーズ」がありますが、この「忘却探偵シリーズ」も非常に面白く台詞遊びがあり、特徴的な文体が好きです。
物語は基本的には「事件が発生」→「探偵 掟上今日子が登場」→「謎を解き明かし解決」という流れで進んでいきます。
しかし大きな物語の流れとして、掟上今日子がなぜ短期記憶が出来なくなったのか、なぜ探偵業をしているのかということが次第に明らかになっていきます。
台詞が多い漫画ですが絵も見やすく、テンポよく読めてミステリー好きにお勧めの作品です。

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2016年に主演が新垣結衣でテレビドラマ化しています。

じけんじゃけん! /安田剛助

タイトル:じけんじゃけん!
作者  :安田剛助
連載期間:2016年~
巻数  :既刊6巻(2019年10月現在)

高校の同好会である「ミステリ研究同好会」で起こる、ミステリー小説を愛してやまない女子高生を中心とした日常を描く日常系青春ミステリー漫画です。
主人公で女子高校生の白銀百合子は広島弁が特徴の校内一の美女で、ミステリを愛してやまない性格であり、ミステリーのトリックを自ら考えたり、時には自身が死体役となってトリックを披露するなど、同好会の後輩にミステリーの面白さを伝えることを楽しみとしています。
同好会では活動の一環で密室トリックを披露したり、離島の洋館で夏合宿をするなど、全ての活動に「ミステリ」を絡める力の入れようで、百合子はミステリの為なら努力を惜しまないちょっと変わった性格の持ち主です。
そんな百合子に惚れてミステリ研究同好会に入った戸入蕗太郎や、戸入の同級生や後輩などが集まり、ミステリを絡めつつも人間関係を育み青春を謳歌します。

この漫画はミステリ好きの少し変わった性格の白銀百合子を中心とした高校生活を、「ミステリ」の題材に絡めて面白おかしく描いた作品で、事件が頻発して謎解きがメインの物語ではありません。
その為、「事件」「謎」「トリック」を解くことを楽しみとして読むと肩透かしを喰らうマンガで、どちらかというと「ミステリに興味がない方に向けたコメディ漫画」と言えます。
ミステリに知識がない方でも分かりやすくミステリ特有のトリックを解説したり、有名ミステリ小説の解説や、どういった点に意識して読み進めるとミステリ作品が楽しめるのかといった解説が丁重にされており、ミステリ作品をあまり知らない方に「ミステリ」の面白さについて興味を持たせる内容となっています。
物語は主人公の百合子を中心とした高校生活の日常を描く「日常系コメディ漫画」と言え、日常の中にミステリの解釈や有名どころからマイナーまでの様々な作品を取り入れて読者に語る、非常に目新しい新感覚の漫画作品と言えます。

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ゴールデンゴールド /堀尾省太

タイトル:ゴールデンゴールド
作者  :堀尾省太
連載期間:2015年~
巻数  :既刊6巻(2019年9月現在)

瀬戸内海のとある島に住む少女が謎の置物を見つけることで始まる、SFミステリーサスペンスホラー漫画です。
主人公で中学3年生の早坂琉花は人の心の動きに敏感で、広島の中学校に通っていましたが不登校になり、父方の祖母が住む寧島に移り住みます。
琉花は寧島で出会った同級生の少年・及川に恋をしますが、及川は琉花を友人としか見ておらず、関係が進展することはありませんでした。
ある日、琉花は海辺で謎の置物を拾い、山中の祠に祀って及川との関係が進展するように祈りを捧げたところ、置物は命を宿して動き出して琉花の家に住み着く事態になります。
しかし島民には「50代ぐらいの小柄な男性」として見えるようで大きな問題にはならず、同時にどういったわけか、琉花の祖母が営む民宿や雑貨店が繁盛し始めます。
置物はやがて「フクノカミ(福の神)」と名付けられ、どこか禍々しく怪しい動きで島民たちを操り始めます。

このマンガはジャンルの幅が非常に広く、SFやホラー要素のあるミステリー漫画で、ジャンルを絞り切れない内容となっています。
フクノカミは島民からは「50代ぐらいの小柄な男性」と映りますが、島民以外の人々には「動く謎の人形」として映っています。
この「フクノカミ」には富をもたらす力があり、フクノカミが住み始めたことで祖母が営む民宿や雑貨店が繁盛し、やがて島全体を巻き込んだ事業へと発展しようとします。
謎のフクノカミがどのような存在で結末がどうなるのかが大変気になるマンガで、ホラー要素は若干ありますがそれほど抵抗なく読める内容となっています。

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僕だけがいない街 /三部けい

タイトル:僕だけがいない街
作者  :三部けい
連載期間:2012年~2016年
巻数  :全9巻

タイムリープ能力を持つ主人公が、過去に戻り自分と周囲の人々を襲う悲劇を回避する為に奮闘するミステリー・サスペンス漫画です。
主人公で漫画家の藤沼悟は”再上映(リバイバル)”と自身が呼んでいる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムリープするという特殊能力を持っています。
ある日、アルバイト中に交通事故を起こし、事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになるのですが、買い物中にリバイバルが発生します。
しかしリバイバルのおかげで誘拐事件を未然に防ぐのですが、この時佐知子は1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人と同一犯であることに気が付きます。
その後、佐知子は犯人に口封じの為に殺害され、悟は犯人に仕立て上げられることになり警察に追われますが、それまで経験したことがない長期間のリバイバルが発生し、気が付くと1988年に戻っていました。

このマンガは基本はミステリー・サスペンス漫画ですが、タイムリープという要素が加わる内容となっています。
リバイバルで1988年に戻った悟は、小学生の頃に起きた連続小学生誘拐殺害事件を阻止しようと奮闘し、真犯人を見つけようとします。
母親の死をきっかけに2006年と1988年を往復するリバイバルが発動して、小学校で起きた事件と2006年の事件が絡んでいることを知り、犯行を未然に防ごうと奮闘します。
犯人を追いつめていく過程が面白くてミステリー・サスペンスものが好きな方には大変おすすめの漫画です。

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2016年にアニメ化しています。

2016年に映画化しています。

白暮のクロニクル /ゆうきまさみ

タイトル:白暮のクロニクル
作者  :ゆうきまさみ
連載期間:2013年~2017年
巻数  :全11巻

2015年の東京が舞台のミステリー漫画で、この世界では「オキナガ」と呼ばれる不老不死の種属が世間からの言われのない差別や様々な問題を抱えながらも社会に溶け込んで共に生活する、不死の種属「オキナガ」とそれに関わる人たちの人間ドラマです。
主人公の一人で厚生労働省に務める伏木あかりは、保健所での研修中に殺人事件に遭遇します。
この事件がきっかけで、あかりはオキナガの監督を行う部署「夜間衛生管理課」に配属されることになり、上司に連れられ訪れた私設図書館でもう一人の主人公である雪村魁に出合います。
魁はオキナガで見た目は18歳と若いですが80年以上生きており、魁とあかりは共に「オキナガ案件」と呼ばれるオキナガに関連する事件に関わることになります。

このマンガでは細かな設定がしっかりと構築されており、「オキナガ」と呼ばれる不老不死の種属がどうやって日本の社会に根付いているのか、そのことで起きる問題をどういう方法で対応しているのかと言った物語の根幹となる設定をしっかりと補強しており、「オキナガ」と呼ばれる不老不死の種属が社会に溶けこんだ世界観を違和感なく構成しています。
例えば”オキナガ”が生まれる説明に「なりあがる」という言葉があるのですが、外傷を受けた人にオキナガの血を与え、適応すると「オキナガという存在に”成って”人から“上がる(終る)”」という意味で、言葉一つとっても設定が魅力的です。
「オキナガ案件」の事件の追って行くうちに様々な謎が一つずつ明らかになり、「オキナガ」独自の数十年・数百年にわたる人間関係や人間ドラマが面白く、テンポよく読むことが出来る漫画です。

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クロコーチ  /原作.リチャード・ウー 漫画.コウノコウジ

タイトル:クロコーチ
作者  :原作.リチャード・ウー 漫画.コウノコウジ
連載期間:2012年~
巻数  :既刊23巻(2018年8月現在)

主人公で神奈川県警捜査第二課に所属する黒河内圭太は警部補の肩書を持ち、政治家や実業家の弱みを握ることでゆすりをかけ、大金をせびり取っています。
警察の上層部は彼を「県警最悪の警察官」と呼び、彼の恐喝行為に気が付いていますが、証拠を掴めずにいました。
もう一人の主人公である若き管理官の清家真吾は黒河内の悪行の証拠をつかむ為、黒河内と行動を共にしますが、彼のいやしき警察官としてあるまじき行為を嫌悪しつつも事件を追う姿勢を見て黒河内に協力することになります。
黒河内は三億円強奪事件や警察庁長官狙撃事件など、迷宮入りした未解決事件に挑み、清家と共に事件を追います。

このマンガは実在した未解決事件である三億円強奪事件や警察庁長官狙撃事件などをテーマとしています。
実在する未解決事件を解き明かしていくので、物語の展開が大変面白く読者をぐいぐいと引き込みます。
フィクションで独自の仮説ではありますが、未解決事件の全貌をしっかりと押さえているので違和感を感じることなく読むことが出来ます。
刑事ドラマが好きな方やミステリーサスペンス物が好きな方には、大変読み応えのある漫画作品です。

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2013年に主演が長瀬智也でテレビドラマ化しています。

時間島 /原作.椙本孝思 漫画.松枝尚嗣

タイトル:時間島
作者  :原作.椙本孝思 漫画.松枝尚嗣
連載期間:2014年
巻数  :全1巻

かつて炭鉱として栄えた孤島を舞台に、閉鎖空間での連続殺人事件とタイムワープが絡むSFミステリー・サスペンス漫画です。
主人公のADの仕事をしている佐倉準は廃墟の島「矢郷島」でのテレビ番組の撮影の為に撮影スタッフや役者の9名と共にロケの為訪れています。
佐倉は地底湖で会社から支給されていた携帯電話を落としてしまうのですが、地底湖に落としたはずの携帯から突如動画メールが送られ、5年後の未来にいるというミイラ姿の人物から、ロケ参加者の9名が皆殺しにされると予言されます。
この廃墟の島は以前から神隠しなど不思議な現象が起きていた島で、島民からは「時間島」と呼ばれている島でした。
ロケ参加の9名は嵐の為に足止めされて、島から出れずに次々と災難に見舞われ命を落としていきます。

この漫画は基本は孤島という閉鎖空間を舞台にしたミステリー・サスペンスものなのですが、そこにタイムワープという時間の概念が加わったSFミステリー・サスペンス漫画です。
2010年に出版された小説が原作で、全1巻にまとめられた内容になっています。
地底湖に落とした携帯電話は5年後にタイムワープし、その携帯電話を通してミイラ姿の謎の人物から動画メールが送られ、その人物はロケ参加者9人の中の唯一の生き残った人物で、その人物から未来を変えるために9人の中から犯人を見つけるよう言われます。
物語の大筋である殺人犯を見つけるミステリー・サスペンスのストーリーに、SF要素である時間の概念をストレートに加えた内容で、全1巻とコンパクトにまとまっている面白い作品です。

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三億円事件奇譚 モンタージュ /渡辺潤

タイトル:三億円事件奇譚 モンタージュ
作者  :渡辺潤
連載期間:2010年~2015年
巻数  :全19巻

昭和史最大の未解決事件である「三億円強奪事件」を題材としたミステリー漫画です。
主人公の鳴海大和は小学生の頃、幼馴染の小田切未来と共に路地裏で血まみれの老刑事を発見し、その刑事は大和に「お前は三億円事件の犯人の息子」「誰も信じるな」と言い残して事切れます。
その後、大和の父親は不審な事故死を遂げ、身寄りのない大和は小田切家に身を寄せる事になりました。
そして時は過ぎ高校生となった大和はある日、父の剣道着に隠されていた血痕が付いた500円札を見つけます。その500円札は「三億円強奪事件」の通しナンバーのものと一致します。
同時に未来の父も剣道着の秘密に気づき、何かを調べてるうちに夫婦共に失踪することになります。
大和と未来は未来の父が残したメモの手がかりを基に長崎県の軍艦島を訪れ、そこで旧紙幣の大量のお金を見つけることになります。

この漫画は昭和最大の未解決事件ともいわれる「三億円強奪事件」をテーマにしたミステリー漫画で、史実の事件内容を独自に解釈した物語となっています。
今まで多くの三億円強奪事件をテーマにしたドラマや映画などがありましたが、このマンガはかなりスケールが大きく非常に面白い展開が続きます。
「三億円強奪事件」の真相はどんな内容なのか、そういった大きな謎を追う中で出てくる様々な伏線が張られ、それを拾っていく物語展開は時間を忘れて冒頭できます。

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万能鑑定士Qの事件簿 /原作.松岡圭祐 漫画.神江ちず

タイトル:万能鑑定士Qの事件簿
作者  :原作.松岡圭祐 漫画.神江ちず
連載期間:2013年~2017年
巻数  :全10巻

若い女性の鑑定家が主人公のミステリー漫画です。
主人公の凜田莉子は高校までは成績は優秀とは言えませんでしたが、上京後に感受性を生かした勉強法を使い、幅広い知識を身に付けることでディスカウントショップの買い取りコーナーの立派な鑑定員として成長します。
その後20歳で独立し、飯田橋の神田川沿いにある雑居ビルに「万能鑑定士Q」なる店を持ちます。
莉子は鑑定士としての腕を振るい、「ロジカル・シンキング(論理的思考)」を駆使し、「絵画・骨董・宝石」から漫画や映画など幅広い様々なものに即座に鑑定するだけの知識と能力を持つようになりました。
鑑定の為に店に持ち込まれる様々な依頼品の鑑定する中で依頼品を発端として事件の解決に乗りだします。

この漫画は松岡圭祐の小説が原作で神江ちずが漫画を担当しています。
原作である小説は「面白くて知恵がつく人が死なないミステリー」がテーマとなっており、作中で殺人事件が描かれない特徴を持つミステリー作品の先駆けです。
事件として取り上げる内容はネットで話題になった事や、現実の世界で話題となっている事を発端とする構成になっており、現実の世界とのリンクする内容が多いのが特徴です。
このマンガでは様々な雑学が語られるのですが、いつ使うのかというような面白い雑学がたくさん登場します。
絵も見やすくテンポよく読めてそして知識や雑学が身に付くという非常に面白いマンガです。

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2014年に映画化しています

ビブリア古書堂の事件手帖 /原作.三上延 漫画.ナカノ

タイトル:ビブリア古書堂の事件手帖
作者  :原作.三上延 漫画.ナカノ
連載期間:2012年~ 2014年
巻数  :全6巻

神奈川県鎌倉市北鎌倉を舞台とする古本屋を営む女性と活字に対して苦手意識を持つ男性の二人が主人公のお話です。
鎌倉で何十年も前から営業している老舗古本屋 「ビブリア古書堂」の店主、篠川栞子は接客業でありながら初対面の人とは口もきけないほどの人見知りですが、古書に関係する知識は並大抵ではなく、本に関することになれば滑舌が良くて生き生きと語ります。
もう一人の主人公である五浦大輔は幼少の頃より活字を見ると体調が悪くなる「活字恐怖症」であり、読書とは縁遠い人生を送ってきました。
大輔は祖母が遺した「漱石全集」を査定してもらうために「ビブリア古書堂」を訪れたとこがきっかけで栞子とかかわることになります。
「漱石全集」には祖母に関わる重大な秘密が隠されており、その謎を解き明かすことになります。

このマンガは三上延の小説が原作でナカノがマンガを担当しています。
ミステリーのテーマが古書にまつわるもので、一見すると地味なお話に感じるかもしれませんが、身近な古書という存在は多くの方になじみがあります。
古書には本の持ち主の物語も記録さており、小さな手がかりから様々な謎を解き明かす件は読んでいてとても気持ちが良いです。
また、一冊の古書からの謎を解くという点が非常に面白く、取り上げる古書も実在するもので思わず読んでみたくなります。
実際にテレビドラマが放送された後は題材として取り上げた古書の売り上げが伸びたそうです。

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2013年に主演が剛力彩芽でテレビドラマ化しています。

虚構推理 /原作.城平京 漫画.片瀬茶柴

タイトル:虚構推理
作者  :原作.城平京 漫画.片瀬茶柴
連載期間:2015年~2017年
巻数  :既刊11巻(2019年11月現在)

都市伝説や怪異をテーマにしたミステリー漫画です。
主人公で大学生の岩永琴子は11歳の頃に神隠しに遭い、右眼と左足の膝から下を失うことで、怪異たちの知恵の神になります。
琴子はこの神隠しがきっかけで、怪異たちのトラブルの仲裁・解決する役割を果たすようになり、人間と怪異の中間に位置する存在になります。
もう一人の主人公である桜川九郎は幼少の頃に「くだん」と「人魚」の肉を食べさせられたため、未来をつかむ力と不死身の体を持つことになりました。
二人は世間を騒がせ都市伝説として語られるアイドルの亡霊・鋼人七瀬を消滅させるために、鋼人七瀬が消滅する未来をつかむための欺瞞に満ちた虚構の推理を展開します。

このマンガは城平京の小説が原作で片瀬茶柴がマンガを担当しています。
「人魚」「河童」「くだん」など、様々な怪異が登場し、ファンタジー色が強いですが、しっかりとした推理と考察が行われ、鋼人七瀬と呼ばれる都市伝説が生み出した亡霊を退治する物語です。
小説のペースで漫画を描いているのか、物語の展開がかなりゆっくりで、小説1冊を漫画6巻で描いているため、漫画を読んでいるのに小説を読んでいるようなペース配分で不思議な感覚になります。
キャラクター設定が魅力的で台詞では語らない描写がところどころにあり、何度も読み返して楽しめる漫画です。

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ルーズ戦記 オールドボーイ /原作.土屋ガロン 漫画.嶺岸信明

タイトル:ルーズ戦記 オールドボーイ
作者  :原作.土屋ガロン 漫画.嶺岸信明
連載期間:1997年~1998年
巻数  :全8巻

10年間監禁された男が、自身の監禁事件の謎を追うミステリー漫画です。
主人公の五島慎一は飲み歩いて、酔いつぶれた後に目が覚めると見知らぬ部屋に監禁されていました。
そこはビルの7階と8階の間にある7.5階のフロア内のTVと寝具がある無機質な部屋でした。
なぜ自分がそのような場所にいるのか、どうして監禁されるようなことになったのか、理由がわからないまま10年もの歳月が経ちます。
そしてある日突然監禁が解かれて目が覚めると公園にいました。
五島はなぜ自分が監禁されたのか、監禁したのは誰なのか、監禁の目的は何だったのか、10年という歳月を経て自由を取り戻した男が真相を知るために動き出します。

この漫画は読者に情報を与えず、冒頭からとても大きな謎を突き付け、それを少しずづ解いていくというスタイルで物語が進みます。
監禁から解放後に、すぐに自分を監禁していた場所の捜索を開始して、一つ一つ謎が解き明かされ真相に近づく物語展開が非常に面白く、続きが気になりしかたがありません。
このマンガが原作で2本映画化されており、2003年の韓国映画版はカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリの賞を取っています。
また2013年にはハリウッド映画化されております。

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ミュージアム /巴亮介

タイトル:ミュージアム
作者  :巴亮介
連載期間:2013年~2014年
巻数  :全3巻

主人公の刑事である沢村久志は仕事熱心な警察官ですが、家庭を顧みず妻との問題を抱えていました。
ある日、猟奇的な殺人事件を担当することになります。
それは被害者が生きながら犬に喰い殺されるというおぞましい事件で、現場に残されたメモと思わしきものが見つかりそれには「ドックフードの刑」と書かれおり、私的な制裁である”私刑”を疑います。
その後同様の手口の殺人事件が続き、現場には刑の内容を残すメモが残されており、連続の殺人事件の被害者はある猟奇殺人事件の裁判員制度による裁判員だった共通点が見つかります。

沢村の妻はこの猟奇殺人事件の裁判員制度による裁判員を担当していた為、すぐに保護しなければなりませんが、1週間前に子供を連れて家を出て行っていたため、妻と子供の足取りを追いますが、そこで犯人の男と遭遇することになります。
この漫画は猟奇連続殺人事件を追う刑事の物語で、事件の描写については痛々しいシーンがあります。
最初は関連が無いと思われた殺人事件が一つの共通点が見つかり、その共通点を追うことで犯人の異常性が浮き彫りになりっていきます。
謎が解き明かされることで、さらに謎が現れと非常にスピーディに物語が進み、最後まで読者を釘付けにする展開が続きます。
このマンガは2016年に映画化されておりますが、映画版とマンガ版では結末が異なるのでそれぞれ楽しむことが出来ます。

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生存 Life /原作.福本伸行 漫画.かわぐちかいじ

タイトル:生存 Life
作者  :原作.福本伸行 漫画.かわぐちかいじ
連載期間:2000年
巻数  :全3巻

1999年の長野県を舞台にしたミステリー漫画です。
主人公の武田信太郎は大手建設会社の専務を務めるサラリーマンですが、妻に先立たれ、娘は14年前に失踪して行方不明になっていました。
信太郎は医師により肝臓がんで余命半年の宣告を受けたその日に、一度は自殺を試みますが、警察から電話があり失踪した娘の佐和子の遺体が発見されたことを知らされます。
遺体の状況から事件に巻き込まれたことが分かり、殺人事件として捜査されることになります。
自分に残された余命と娘に対する殺人の時効が重なるように半年であることに運命を感じた信太郎は、会社を退職して残された余命を使い、娘を殺害した犯人を捜すために14年前に残した娘の痕跡に向かい合い足取りを追います。

この漫画は福本伸行が原作で かわぐちかいじが漫画を担当しています。
福本伸行は「カイジ」で有名で物語の構成や読者の裏をかく展開には定評があり、このマンガでも犯人を捜して追い詰めていく様にも相手の裏をかいたりアリバイの為の偽装を逆に利用し返すなど、本当に物語の先が読めず、読んでいて手に汗握る展開が怒涛のように押し寄せます。
”時効”という多くの方が知っている仕組みを深く掘り下げ、時効がどのような条件で成立するのか、事件の発生日時をどのように決めるのかといった、普段知ることのない知識が身につき、これを読んでおくことで他のミステリーサスペンス物がより面白く感じるようになります。
このマンガは2002年にNHKで連続4回のドラマなりましたが、残念ながらDVD化はしていないようです。

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最後に

おすすめミステリー漫画はいかがでしたでしょうか。

小説が元であったり、原作者が漫画家と別であったりするケースが多く、やはり物語の構築するために多くの労力を割いているんだろうと想像してしまいます。

結末を知っても2回目3回目と読むことで気が付くことが多く、またマンガを読んでから小説を読むといった楽しみもできます。

どれもお勧めですので、ぜひ読んでみてください。



 

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