SF漫画

漫画「五佰年BOX(いほとせボックス)」の感想!時間とパラレルワールドが面白いSFマンガ【五百年BOX】

こんにちはユレオです。

世の中には多くのSFをテーマにした小説や漫画や映画といったコンテンツが存在しており、ありとあらゆるテーマの作品があります。

SFは歴史があり、19世紀には「サイエンス・フィクション」の略名で科学的な空想にもとづいたフィクションの総称として定義され、小説が刊行されるようになりました。

やがて時代が進むに連れて「SFは科学小説ばかりではない」という見解も登場するようになり、「SFはサイエンス・フィクションの略ではなく、スペキュレーティブ・フィクション(思索的小説)の略だ」と主張する人々も登場するようになりました。

特に現在の日本の漫画界におけるSFの定義は、本当に広く扱われるようになっています。

本日ご紹介する漫画は「時間」と「パラレルワールド」をメインテーマにした漫画で、派手な演出は無いものの「歴史」や「ミステリー」も含まれる「SF歴史ミステリー」漫画です。

タイトル:五佰年BOX(いほとせボックス)
作者  :宮尾行巳
連載期間:2017年~2018年
巻数  :既刊4巻

物語の始まりは主人公が蔵の整理をしたところで奇妙な木箱を見つけるのですが、木箱の中には小さな人々が動き生活をしており、ミニチュアの昔の日本の姿が箱庭のようになっていました。

この木箱の中に手を入れ世界に干渉すると、歴史が改変されて現世の時代影響を与えることになり、箱の中に干渉したことで現世にいた人の存在が消えてなくなってしまい、文字通り「元からそんな人はいなかった」世界に変わってしまいます。

ドラえもんのひみつ道具で登場するような謎の木箱を巡るお話で、ドラえもんのひみつ道具をシリアスなテイストで捉えるとこんな感じになるんだなーと想像させる漫画です。

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SF歴史ミステリー漫画「五佰年BOX(いほとせボックス)」のあらすじ

主人公で大学生の遠野叶多は幼馴染の和泉真奈の家の蔵の掃除を手伝っていたところ、蔵の底に地面に埋められる形で保管された奇妙な木箱を見つけます。

その木箱からは人の声がかすかに聞こえた為、ラジオでも入っているのかと開けてみると、中は古い日本の姿が「箱庭」のようにミニチュアになっていて、その木箱の中には人もいて動いており、「昔の日本の世界」が完全に再現されていました。

箱に驚いた叶多は真奈の父親に箱のことを訪ねようとしたところ、真奈の父親は叶多が古い木箱を欲しがっていると勘違いして「それほしいのか?やるやる、何でも持ってけ!」と言われた為、叶多は自宅に木箱を持ち帰ります。

ある日、叶多は木箱の中で野盗が村人を襲う場面を目撃して、とっさに木箱の中に手を入れて野党に襲われていた村人を救いますが、同時に野党の一人を殺してしまうことになります。

叶多はこの奇妙な木箱の存在を詳しく聞くため、真奈の家を訪れるたところ、真奈の父親から「うちには真奈なんて娘はいない」と言われます。


引用元:五佰年BOX(いほとせボックス)

叶多は箱の中に手を入れて干渉したことで歴史を改変してしまい、「真奈という人間が生まれてこなかった世界」を生み出してしまうことになります。

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「五百年BOX(いほとせボックス)」の感想!時間とパラレルワールドが絡む先の読めないマンガ!

この漫画は蔵の中から出てきた奇妙な木箱を巡る時間とパラレルワールドをテーマにした非常に面白い展開のSF漫画です。

木箱の中の昔の日本の世界に干渉すると、叶多が住む現実の世界に影響を与えるのですが、干渉の仕方次第では歴史を改変して、場合によれば存在していた人が突然「そもそもいなかった」事になります。

そして改変を行った叶多自身も「歴史を改変したことで今まで得ているはずの記憶」を持つようになり、木箱の中の「昔の日本の世界」に干渉をすると現世の世界が変わる事に叶多は気が付きます。


引用元:五佰年BOX(いほとせボックス)

この木箱の正体は何なのか、元の世界に戻すにはどうするのか?そうしたことを調べるために叶多は幼馴染である真奈がいなくなった世界で「真奈の婚約者になるはずだった人物」と協力することとなります。

叶多は元の真奈が居た世界に戻すために奮闘するのですが、時間やパラレルワールドをテーマとする読者をぐいぐいと引っ張る内容でSF好きの方に大変お勧めの漫画です。

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