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HBOによってドラマ化され、世界中に「GOT」旋風を巻き起こした「ゲーム・オブ・スローンズ」。新たにスピンオフドラマである「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が公開され、再び注目を集めています。
しかし、原作について知っている人は意外と少ないかもしれません。本記事では、原作小説とドラマの違いについて解説します。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」とは?
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架空の世界でありながら、中世を模した時代設定で展開されたゲーム・オブ・スローンズ。その約200年前を舞台にしたドラマがハウス・オブ・ザ・ドラゴンです。
ゲーム・オブ・スローンズにも登場したドラゴンを操る家系である「ターガリエン家」が今回の主人公です。〈鉄の玉座〉を巡り、異母兄弟が戦うことになってしまった、家系内の内乱が主軸のストーリーです。
すでにドラマはシーズン2までの制作が決まっており、アメリカではHBO、HBO MAX、日本ではU-NEXTにて視聴することができます。
「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説
ゲーム・オブ・スローンズの原作になっているのは、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』で、ドラマは完結していますが、小説はまだ完結していません。
すでに、累計7000万部突破の大ベストセラー・シリーズとなっており、7部完結(と言
われている)のうち、5部まで発売されています。
ゲーム・オブ・スローンズのドラマを見てから小説にどハマりする人も続出しており、日本ではハリー・ポッターほど話題になっていませんが、要注目のファンタジー小説です。
著者であるジョージ・R・R・マーティンは大の歴史好き、特に中世がお気に入りであることから、小説の世界でもイギリスの中世がモチーフになっています。ハウス・オブ・ザ・ドラゴンは、小説シリーズの中の「Fire & Blood: 300 Years Before A Game of Thrones(邦題:炎と血)」が元となっており、ターガリエン家を綴った年代記となっています。
原作小説とドラマの違いは?
原作小説とドラマにはたくさんの違いがあります。例えば、ゲーム・オブ・スローンズの主役家族である「スターク家」の長男、ロブ・スタークの結婚相手はドラマと小説では異なります。
また、スターク家と対立するボルトン家の私生児であり、シーズン3から凄まじいヒール役として登場するラムジー・ボルトンの結婚相手も異なっています。他にも、「壁の向こうの王」として登場するマンス・レイダーの物語内での立ち回り(役所)がドラマの方が重要なポジションを担っていたり、スターク家の母であるカトリン・スタークの性格も大きく異なります。
細かな違いから大きな違いまで数えきれないほどの差異がありますが、だからこそ小説をドラマと同一視せず、新たなも物語として楽しむことができます。
まとめ
ハウス・オブ・ザ・ドラゴンの公開で再注目されるゲーム・オブ・スローンズ。今後、さらに3つ〜5つのスピンオフが企画されていたり、アニメも政策の噂があるなど、目が離せません。
ぜひこれからも最新情報を追ってみてください。