こんにちはユレオです。
先日より、当ブログ「魂を揺さぶるヨ!」はブログ記事が丸ごとコピーされる被害に遭っており、現在も被害は継続しています。
この被害については私だけではなく、他の多くの方が同様に被害を受けていることをブックマークのコメント等で知ることになりました。
今回私が被害を受けている記事を丸ごとコピーして広告収入を得ているwebサイトはかなり大掛かりで、ざっと見ただけで、被害者は数百人規模なので気が付いていないだけでかなり多くの方が被害に遭っていると思います。
被害の詳細な内容については以下の記事で詳しく触れています。
このコピーサイトは、日々様々な方のブログ記事を丸ごとコピーしてGoogleアドセンスの広告だけはしっかり張り替えているという形で運営しています。
不思議なのはGoogleはそのようなサイトにも広告料を支払っているのでしょうか?
まあ普通に考えるとGoogleは広告料を支払っているからこそ、このようなコピーサイトのブログが運営続けているのだと思われます。?
本日はこうしたコピーブログの被害に遭った時の対処方法の一つである、バックリンクを否認して特定のドメイン全体からのリンクを無視する方法についてお話したいと思います。
●スポンサーリンク
◆記事の目次◆
Search Consoleでバックリンクを否認するとはどういったものなのか
まず初めに「バックリンク」とは何のことかを簡単に説明したいと思います。
「バックリンク」とはGoogle等の検索エンジンの最適化に関わる用語で、あるWebページに向けて、他のWebサイトから設置されたハイパーリンクのことを指します。
ブログを運営している方はGoogle Search Console で運営しているブログへのリンクの数と種類をご覧になられたことがあるかと思います。
リンクの数と種類はGoogle Search Consoleの「検索トラフィック」→「サイトへのリンク」で確認することが出来ます。
私の場合は はてなブログで運営していることもあり、はてなブログ関連のバックリンクが多いわけですが、それ以外のバックリンクもいくつか存在します。
これらの中に、今回被害を受けている記事を丸ごとコピーして広告収入を得ているwebサイトからのリンクもあります。
こうした悪質なリンクがある場合は、そのような特定のリンクを否認して、Googleに私が運営するブログを評価する際に特定のリンクを考慮に入れないように依頼することができます。
Googleの検索エンジンは”ペンギンアップデート”と呼ばれる検索エンジンのアルゴリズムの変更を2012年に行い、悪質なリンクが多いサイトの検索順位を下げる仕組みになっています。
その為自然発生ではないリンク、つまり人為的に記事をコピーしてリンクをされる今回のようなバックリンクはGoogleからの評価を下げる要因になります。
その為の対応方法として”バックリンクの否認”というものがあり、この機能はコピーサイトの対応だけではなくフィッシングサイト等の不当なバックリンクを否認するのに使用されたりします。
スポンサーリンク
バックリンクを否認して特定のドメイン全体からのリンクを無視する具体的な方法
バックリンクを否認して特定のドメイン全体からのリンクを無視する方法を説明したいと思います。
①:バックリンクを否認するために下記リンクに移動してください。
②:「バックリンクを否認する」のヘルプの内容を熟読します。
よく読めば分かりますが、「バックリンクを否認する」対応は高度な機能らしく慎重に進めてくださいねということが書かれています。
③:ヘルプにあるリンクの否認ツールページへ移動します。
ヘルプをよく読んだうえでさらに進めるならばGoogle Search Console の否認ツールページへ移動します。以下のリンクでも移動できます。
④:「否認ツール」で運営しているブログのURLが出ているかを確認する。
リンクを否認するwebサイト(自分が運営するブログ等)が表示されていることを確認して「リンクの否認」をクリックします。
⑤:「リンクの否認」について再度注意事項を読む。
さらに注意を喚起するために、リンクの否認は高度な機能らしく慎重に進めてくださいねということが書かれています。進める場合は「リンクの否認」をクリックします。
⑥:リンクを否認するための「ファイルを選択」します。
「テキストファイルってなに?」と思う方は「⑦」をお読みください。既にテキストファイルがある方は「⑧」へ進んでください。
⑦:否認するリンクが書かれたテキストファイルを用意する。
ファイルとはヘルプに説明が書かれているのですが、リンクやドメインが書かれたテキストデータになります。ヘルプでは以下のように書かれています。
私の場合はコピーサイトからのバックリンクを否認してコピーサイトからのドメイン全体からのリンクを無視するのが目的でしたので、以下のようなテキストファイルを「メモ帳」で作成して保存しました。
保存する際は「link.txt」など分かりやすい名前で保存することをお勧めします。
⑧:ファイルをアップロードします。
ファイルを選択するとアップロードが完了したことを知らせるメッセージが表示されます。最後に「完了」を押して終了です。
この「リンクの否認」はコピーサイトの対応だけではなくフィッシングサイト等の不当なバックリンクを対応することもできるので、いざという時に備えて覚えておくことをお勧めします。
最後に
ここまでコピーブログの被害に遭った時の対処方法の一つである、バックリンクを否認して特定のドメイン全体からのリンクを無視する方法についてお話ししてきました。
バックリンクを否認するというのは、かなり高度な対応らしくGoogle Search Consoleから何度も注意書きを読むように促されます。
むやみやたらに怪しいバックリンクを否認するのは慎重に行う必要がありますが、今回の私のケースのように、記事を書くたびに機械的にコピーされてGoogleアドセンスだけ張り替えて運営しているコピーブログの場合については、Googleからの評価を下げるだけなので否認しても問題が無いと思います。
Google Search Consoleの説明によると「バックリンクを否認」の対応は時間がかかる場合があるそうで、処理の完了までに数週間かかることがあるそうです。
しばらくは気長に様子を見守りたいと思います。
スポンサーリンク