こんにちはユレオです。
私は20代の頃はアウトドアの趣味である「登山」「ソロキャンプ」「海釣り」を楽しんでいましたが、子供が生まれてからはそれらの趣味から遠ざかっていました。
しかし、最近になって子育てが一段落したことで趣味を再開するために、荷物を運べる移動手段としてスズキ(SUZUKI)のVストローム250を新車で購入しました。
バイクを新車で購入したということもあり丁寧に扱っているのですが、バイクはどんなに丁寧に扱っていても細かな傷が付いてしまう乗り物です。
立ちごけや事故の傷はもちろんのこと、鍵が擦れた等の細かな傷を付けずに済む方法は無いかと考えた結果、バイクに関連する全ての鍵をキーオーガナイザーにまとめることにしました。
本日は私がVストローム250に関連する鍵をキーオーガナイザーにまとめるために合鍵を作ったお話をしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- バイクは普通に使っていても傷が付く乗り物。
- Vストローム250の合鍵は作りにくい。
- 合鍵を作ってキーオーガナイザーにまとめてみた。
本記事ではVストローム250の鍵をキーオーガナイザーにまとめる為に必要な合鍵を作る方法を記事にしています。
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バイクは鍵が原因でどうしても傷が付いてしまう
今ではほとんどの車が「キーレス(スマートキー)」を採用しているので見かけなくなりましたが、昔は運転席のドアノブ付近は細かな金属擦れによる傷だらけになっていました。
なぜ運転席のドアノブ付近は傷だらけになるかというと、鍵を手にしたままドアを開けようとして鍵がボディに接触して傷が付くからです。
最近の車は「キーレス(スマートキー)」になった為、鍵が原因で傷が付くことは減りましたが、バイクの多くは「キーレス(スマートキー)」になっていないことから、バイクはいたるところで鍵やキーホルダーがボディに触れて細かな傷が付きます。
スズキ(SUZUKI)のVストローム250ももれなく昔ながらの鍵穴に鍵を差し込むタイプのバイクですから、私は傷防止のために鍵穴周辺に保護シートを貼っています。
この保護シートを貼ったことで鍵穴周辺とハンドル付近(トップブリッジ)には細かな傷が付かないようになっています。
しかし、キーホルダーを手に持った状態でバイクを扱っていると、どれだけ注意していても鍵がバイクに接触して傷が付いてしまいます。
(´・ω・) 本当に昔からこの問題は変わらないね…。
不用意にバイクに鍵が接触しないようにするにはキーケースやキーオーガナイザーを使うのが有効ですが、そのためには一つ大きな問題があります。
それは「SUZUKI純正の鍵は持ち手部分が大きすぎる」という問題です。
(;゚Д゚) なんで純正の鍵は持ち手がこんなにでかいのだろ?
鍵を落としにくくするための工夫か、高級感を出すためなのかわかりませんが、SUZUKI純正の鍵の持ち手はプラスチックカバーが大きく邪魔な為、キーケースやキーオーガナイザーに収納することが出来ません。
その為、私はキーケースやキーオーガナイザーにVストローム250関連の鍵を収納できるように合鍵を作ることにしました。
Vストローム250の鍵をキーオーガナイザーを使ってまとめる
複数の鍵をまとめるグッズとしてキーホルダーが存在しますが、キーホルダーの中にも細かくデザインを分けると「キーケース」や「キーオーガナイザー」といったものがあります。
(・∀・) キーケースやキーオーガナイザーがあれば安心だね。
キーケースやキーオーガナイザーを使えば解錠しようとする鍵以外はしまうことができるので、不用意にバイクに接触することはありません。
ただキーケースやキーオーガナイザーを使うためにはSUZUKI純正の鍵の持ち手に問題があり、この持ち手部分を取り除くか、持ち手がシンプルな合鍵を作る必要があります。
私が使っているVストローム250関連の鍵は以下の3つになります。
- Vストローム250の鍵
- 「トップケース」「サイドケース」(フルパニアケース)の鍵
- KIJIMAヘルメットホルダーの鍵
この3つの鍵の合鍵を作ろうとしたところ、簡単には進まず苦労することになります。
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SUZUKI(スズキ)の鍵は複製が合鍵が作りにくい
キーケースやキーオーガナイザーに鍵を取り付けるためにはシンプルで薄い持ち手が付いた鍵が必要になります。
具体的には以下の画像のようなものになります。
引用元:鍵の110番
持ち手がシンプルなデザインで合鍵を作ればすぐに終わるお話かと思ったのですが、合鍵を作るのにかなり苦労することになりました。
ホームセンター「コーナン」ではSUZUKI純正キーの合鍵は作れない
まずは私はホームセンター「コーナン」に足を運び、合鍵を作ってもらおうと注文をしたところ、KIJIMAヘルメットホルダーの鍵は複製できるが、SUZUKI純正の鍵であるパニアケースの鍵とVストローム250の鍵は複製できないと言われました。
店員になぜ複製できないかを尋ねたところ、パニアケースの鍵とVストローム250の鍵の「元となる削りだす前の鍵」が無いからということでした。
この「元となる削りだす前の鍵」は鍵の溝を掘る前の素材で、長さや厚さ、溝といったものが合致していなければなりません。
どうやらSUZUKI純正の鍵はこれが非常に珍しいことから、合鍵が作れないと言われました。
- Vストローム250の鍵 → ✕
- パニアケースの鍵 → ✕
- KIJIMAヘルメットホルダーの鍵 → 〇
「鍵の110番」ではVストローム250の合鍵が作れない
コーナンでは合鍵が作れないとの返答に驚きましたが、ホームセンターは鍵の専門業者ではないことから、鍵の専門業者である「鍵の110番」に合鍵を作ってもらうことにしました。
「鍵の110番」を訪れて店員に鍵を3本見せた際に、パニアケースとヘルメットホルダーの鍵までは「問題なく作れる」と話が進んだのですが、Vストローム250の鍵を見せたところ、「これは難しいかも…」と難色を示されました。
一応形状の近い「元となる削りだす前の鍵」で作ってもらったのですが、燃料タンクやシートの鍵は解錠できるのに、なぜかエンジンだけはかかりません。
最初は電子的なキー(イモビライザー)が付いてるのかと調べたのですが、どうもそうではなく、エンジンキーは少し押し込まないと鍵が回らない仕組みになっていたため、「元となる削りだす前の鍵」の長さが足らないことから合鍵を作ることが出来ませんでした。
- Vストローム250の鍵 → ✕(燃料タンクとシートの鍵は解錠できた)
- パニアケースの鍵 → 〇
- KIJIMAヘルメットホルダーの鍵 → 〇
「鍵の救急車」ではVストローム250の合鍵が全て作れた
鍵の専門業者でも作れないことに驚いたのですが、諦めが付かず「鍵の救急車」に訪れて同じように3本の鍵を見せて依頼をしたところ、やはりVストローム250の鍵を見せたところ、「これは難しいかも…」と難色を示されました。
店員からは「元となる削りだす前の鍵」の長さが足りていないことが原因なのでどうしようも無い返答されたのですが、店長らしき人物から「鍵の持ち手を削って長くする方法で何とかなるかもしれない。」と言われました。
グラインダーで鍵の持ち手を削り落として鍵の長さを確保してから鍵を複製したところ、見事にVストローム250の合鍵でエンジンをかけることが出来ました。
- Vストローム250の鍵 → 〇
- パニアケースの鍵 → 〇
- KIJIMAヘルメットホルダーの鍵 → 〇
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Vストローム250の合鍵が無事完成!
左から「Vストローム250の鍵」「パニアケースの鍵」「ヘルメットホルダーの鍵」になり、無事に合鍵が作れました。
あとはこれをキーケースやキーオーガナイザーに取り付ければバイクを傷つけないキーホルダーの完成です。
そんなわけでキーオーガナイザーを買ってきました。
このキーオーガナイザーはデザインがいまいちですが、鍵を取り付けた感じは良くて高級感が出ました。
(*’▽’) おお、思ったりいい感じやん。
このままでよかったのですが、私はバイクのグローブをまとめる手袋ホルダーを使っている為、キーオーガナイザーと手袋ホルダーをカラビナ付きのキーホルダーでまとめました。
これで鍵がむき出しにならず他の鍵が邪魔をすることが無くなったので、鍵を回す時やキーホルダーを握ったままバイクに触れる時も不用意に鍵が接触してバイクに傷がいくことは無くなりました。
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Vストローム250の合鍵を作ったことで鍵がきれいにまとまった
ここまでVストローム250関連の合鍵を作りキーオーガナイザーにまとめてみたわけですが、キーホルダーはどのように変わったのでしょうか?ビフォーアフターで見比べてみましょう。
【Before】
【After】
(・ω・) 鍵の金属部分がむき出しにならなくなったわ。
キーオーガナイザーを使うことで、使っていない鍵は金属部分がむき出しにならないので、鍵がバイクに接触して傷が付くことがほとんどなくなりました。
これでバイクに付く細かな傷を防止できるので精神衛生的にも良く、気持ちいいバイクライフが送れます。
最後に
ここまで私がVストローム250に関連する鍵をキーオーガナイザーにまとめるために合鍵を作ったお話ししました。
バイクが全てキーレス(スマートキー)になると良いのですが、製造コストなどを考えると実現はかなり先になりそうなので、バイクを傷つけない為にもキーケースやキーオーガナイザーを使うのが現実的な手段になります。
ただ、そのためには合鍵を作る必要があり、SUZUKI純正の鍵は合鍵が作りにくいということが後から分かった為、合鍵を作るのに3週間近くかかりました。
もしVストローム250の合鍵を作りたいと考えている方がおられましたら、ぜひ当記事をご参照ください。