禁煙

煙草が高くて買えない… たばこ増税でいずれは一箱1000円どころか買えなくなる?!

こんにちはユレオです。

皆さんは煙草を吸われますか?私は以前は喫煙習慣があり煙草吸っていましたが、数年前に禁煙を始めて以来、煙草とは無縁の生活を送っています。

ここ十数年は煙草(タバコ)に対する世間の風当たりは非常に強くて、喫煙者は肩身の狭い思いをしており、この傾向は今後も続くことが予想されます。

また、2021年10月よりたばこ税の増税が予定され、日本たばこ産業(JT)は7月30日にたばこ税の増税に合わせて173銘柄の値上げを政府に申請しました。

その結果「メビウス」が540円から580円になり、「セブンスター」は560円から600円になることが決まっています。

さらには世界最大のタバコメーカーである「フィリップモリス」が、イギリス政府に対して煙草の販売を今後10年以内に禁止するよう求めたことを話題になりました。

本日は世界における煙草の扱いや今後日本において煙草がどのようになるのか、個人的な考えを記事にまとめてみました。

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煙草は今後も値上がりしていくことになる

さてタバコを吸われている方は毎年タバコ代にいくらかかっているか把握されていますか?毎日おおよそ何本吸っているかが分かれば単純計算でおおよその金額が分かるかと思います。

しかしながら、今年の10月以降はたばこ税が増税されることもあり、煙草代がいくらかかっているのかという計算式が変わることになります。

煙草の主要銘柄の販売価格は2021年10月以降は以下の価格に値上がりすることが決まっています。

タバコの銘柄現在の価格増税後の価格
ナチュラル アメリカン スピリット(20 本入)570円600円
セブンスター、ピース(20 本入)560円600円
メビウス540円580円
ピアニッシモ540円570円
ウィンストン(キャスター、キャビン)500円540円
キャメル450円460円

煙草は1箱600円もするようになり、もはや1コインで買えない贅沢品となっており、毎日一箱煙草を吸っている方は、単純計算で1年間で約22万円ほどタバコに費やすことになります。

365日 × 600円 = 219,000円/年

今から30年ほど前は250円ほどで買えた煙草が2倍以上に値上がりしているわけですが、実は世界的に見て日本の煙草は非常に安く、世界一煙草が高いオーストラリアではマルボロ1箱が2,962円となっています。(日本ではマルボロ1箱は570円)

日本での煙草の値段は今後も上昇することが予想され、近い将来はより加速度的に値上がりして、「煙草1箱1000円」の時代はそう遠くない未来に訪れると予想しています。

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イギリスでは10年以内に煙草の販売が無くなる?

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煙草の世界的な縮小傾向は、世界保健機関(WHO)は2003年5月に全会一致で採択され「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づくもので、それ以降たばこ消費の削減に向けた広告や販売への規制や、たばこ価格の値上げが行われています。

そして2021年7月26日にはイギリスの煙草メーカーであるフィリップモリスが、2030年までにイギリスにおけるタバコの販売を禁止すべきと政府に提言したというニュースが話題になりました。

タバコメーカーが政府に販売禁止を求めるというのは俄かに信じられないことですが、地球環境の為にガソリン車の生産を縮小していく動きと同様に、いずれ煙草の販売が世界的に禁止されることが予想されています。

これはもちろん日本でも例外ではなく、いずれは日本でもタバコの販売自体が規制されるのではないかと予想しています。

煙草を簡単に止められない理由はニコチンを「脳」が求めているから

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煙草の値上げによりサラリーマンの懐がこれまで以上に痛むわけですが、煙草代を減らすにはどうすれば良いのでしょうか?

身も蓋も無い話ですが、一番単純にタバコ代を減らす方法は「タバコを吸わない」ことです。

しかし、喫煙者にとってそれは単純なものではありません。なぜならタバコが吸いたくて仕方がないからです。

ところで、なぜ人は煙草を吸いたくなるのでしょうか?

煙草を吸う理由は様々ありますが、共通して言えるのはタバコを吸う事でニコチンを摂取することが出来ます。

多くの人はニコチンを摂取するためにタバコを吸い、健康に悪影響を及ぼすことがはっきりと分かっているにもかかわらず、タバコを吸い続けています。

何故身体に悪影響があることが分かっているのにタバコを吸うのかという問いについては、答えははっきりしており、単純にタバコに対して依存しているからです。

タバコに含まれるニコチンには、神経伝達物質であるアセチルコリンに分子構造が類似しているため、レセプターに作用することで、神経伝達物質であるドーパミンの生成が促進されます。

ドーパミンは脳に作用すると心地良い気分になる「楽しい」「幸せ」といった感情を生む神経伝達物質です。

煙草を吸うことでドーパミンなどの神経伝達物質の生成が促進される感覚を脳が記憶してしまい、神経伝達物質を出し続けてようと脳がタバコを求めて、結果「依存」してしまいます。

タバコは大変高くて強い精神依存性を持ち、ヘロインやコカインよりも強い依存性を持つと言われています。

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メリットが大きいストレスなくタバコを減らせる禁煙補助薬

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煙草の本数を減らすには「脳がニコチンに対して依存している状況から脱すること」となります。

しかしながら、一度脳が煙草に依存してしまうと簡単には止めることはできませんし、突然止めるといった方法をとると、脳にニコチンが供給されなくなったことによる禁断症状がストレスを感じて苦しむことになります。

煙草に限ったお話ではないですが、依存しているものを止めるといった場合は、いきなり完全に断つのではなくて、徐々に量を減らしていくという方法が精神的にも良く、結果的に身体的な影響が少なくて済みます。

その為に最も効率が良いのは「煙草以外でニコチンを摂取して、その量を徐々に減らしていく」ことになります。

禁煙を無理なく成功させる「禁煙補助薬」のメリット

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最終的に煙草を止めることを目的とする場合は、徐々に減らすというのは難しく感じる方もおられます。

私がタバコを減らすために使った禁煙補助薬は「ニコレットクイックミストデュオ」というものなのですが、こちらは小型のスプレータイプの禁煙補助薬で、一見薬のようには見えません。

この商品は1セット2本入りの8,800円で、スプレー1本で150回分となるので計300回分使用できます。

私は多いときで1日10回ほど使用したので、1ヶ月で1セット2本を消費する計算になり、一ヶ月で換算するとおおよそ9千円ということになります。

9,000円 ÷ 30日 = 300円/日

(*’▽’) 煙草代を1日600円と考えるとだいぶ安くなるね。

「ニコレットクイックミストデュオ」はニコチンをミスト状にしてスプレーを使って口から体内に摂取する方法になり、「煙草を吸いたい!」と思ったときにポケットから取り出し、口に1プッシュするだけでニコチンを摂取できるので、場所を問わず離脱症状を緩和させることが出来ます。

何より素晴らしいのは、一見禁煙補助薬に見えないという点で、仕事中パソコンに向かいながらニコチンを摂取することもできるので、わざわざ喫煙所まで移動するという必要はありません。

また、煙草でニコチンを摂取するのとは異なり、ミストを口からスプレーすることで摂取するため、肺からの摂取ではないので肺への影響はなく、煙草を止めたことによるニコチンの離脱症状を和らげる為に必要になる血中濃度を簡単に保てます。

使い方としては1回プッシュして、喫煙衝動が収まるかしばらく様子を見て、それでも吸いたいと思うならもう2回目をプッシュするといった感じで使いました。

私の場合は会社では2時間に1.2回使うペースでしたが、会社ではほとんどタバコを吸わなくなりました。

使用上の注意を読むと1時間以内に4回以上の使用は避けて、1日のスプレー回数が64回を超えないようにする必要があるそうです。

「ニコレットクイックミストデュオ」を使った感想は、即効性があってすぐにニコチンを摂取した感覚が得られ、更に1ヶ月で1セット2本程度の消費で済むため、タバコ代が約半額程度に減らす事が出来ました。

「ニコレットクイックミストデュオ」は手軽すぎるので意識して使用回数をコントロールする必要がある

「ニコレットクイックミストデュオ」の問題としては、あまりにも手軽にニコチンが摂取できてしまうため、ついつい使い過ぎることで、片手で取り出して親指でギミックを動かせばそれだけで1プッシュ出来てしまいます。

結局のところニコチンの摂取を徐々に減らしていくことが目的なはずなのに、「ニコレットクイックミストデュオ」を、煙草を吸う回数と同じように使っていては、「脳」がニコチンに対して依存しているのと何ら変わりがありません。

回数を減らしたりコントロールせずに使い続けることは「煙草」から「ニコレットクイックミストデュオ」に依存先を変えただけなので、脳のニコチン依存症には解決にはなりません。

私はそういった脳のニコチン依存症の仕組みを理解したうえで禁煙に取り組み、徐々に「ニコレットクイックミストデュオ」の使用回数を減らしながら、現在では完全に禁煙をしており「ニコレットクイックミストデュオ」を使わずに過ごせるようになりました。

禁煙補助薬をこれまで何種類か試しましたが、スプレータイプは人目を気にせず使えることや、禁煙ガムのように口に残らないところも良く、場所を選ばすに喫煙衝動が出たときに即座に対応できるのが大変すばらしいです。

私はこの「ニコレットクイックミストデュオ」を安く購入するためにまとめ買いをしたのですが、こちらの代理店ではまとめ買いすると割引が適用されます。

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最後に

ここまで世界における煙草の扱いや今後日本において煙草がどのようになるのか、個人的な考えと、私が煙草をやめるために禁煙補助薬を使ったお話しをしました。

私は煙草をやめる際に禁煙補助薬を使い徐々にニコチン接種を徐々に減らしていき、禁煙に成功して今ではタバコを吸わずに過ごせるようになりました。

今後は日本でも煙草の値段が上がるだけではなく、タバコの販売が禁止になる可能性もあり、煙草というものが過去の文化になることも考えられます。

直ちに煙草が禁止になることは無いと思いますが、日本での喫煙を制限する動きは加速的に進むことが予想され、値上げだけではなく販売自体が制限される日も近いと予想しています。

健康や家計のためには煙草はやめるに越したことはないので、喫煙されている方は一度煙草に対してどう向き合うか考えてみてはいかがでしょうか。

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