こんにちはユレオです。
皆さんはインターネット上での発言や情報の発信にはどのようなサービスを利用していますか?
TwitterやFacebookなどのSNSや、私のように匿名でブログ運営を行い様々な発言や情報や発信されている方もおられるでしょう。
インターネット上で発言や情報を発信する方法として「SNS」「ブログ」「掲示板サイト」などが挙げられますが、そうした様々なWebサービスは匿名性が保証されているわけではありません。
本日はTwitterでの発言が炎上したことで会社を辞めていった元同僚のお話をしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- インターネット上には「匿名性」など無い。
- 「匿名」と「記名」の使い分けについて。
- Twitterの発言がきっかけで会社を辞めた同僚の末路。
本記事ではインターネットは仕組み上、匿名が保証されるわけではないという「ネットの匿名性」について説明しています。
また、匿名と記名を使い分ける人の心理や、Twitterでの発言が元で会社を辞めた同僚の末路についてお話ししています。
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インターネットには「匿名性」など無いという事実
元同僚の話をする前にインターネットの匿名性についてお話ししたいと思います。
多くの方が勘違いしがちですが、ネット上で名前を名乗らず発言が出来る様々なサービスは、決して匿名性が保証されているわけではなく、調べれば個人が特定できるようになっています。
ブログ運営を行う場合は個人情報をブログサービスに登録しますし、サーバーをレンタルするにしても、個人情報が必要です。
SNSやブログは表面上個人名を出さずに運用できますが、そうしたサービスを管理している運営会社はサービスを利用している方の個人情報を把握しています。
また、5ch等の特定掲示板においてもプロバイダと契約した際のIPアドレス等の情報から個人を特定できますし、サーバーを経由する限りIPアドレスがどのようなパケット転送を行ったのか全てログで残るため、簡単に個人が特定できるようになっています。
たとえカフェのFree Wi-fiを利用したとしても、端末ごとに割り振られたMACアドレスから、どの端末がいつ接続されたのかという事が分かりますし、当然ですが防犯カメラの情報と照会することで、個人が特定できます。
インターネットで爆破予告をしてもすぐばれる
定期的に「インターネットの特定掲示板に犯罪予告を書き込んだ」という事で逮捕されるニュースを目にすることがあります。
この手の話題は表ざたになっていないだけで、実態としてはかなり頻繁に起きており、中には「事件性があるが被害者が訴えない」という理由で警察が動かないケースもあります。
またTwitterで問題発言をした後、「Twitterが乗っ取られた!」と言い訳をする著名人が意外と多く、有名な事件でいえば「香山リカTwitter乗っ取られ事件」が挙げられます。
【香山リカTwitter乗っ取られ事件】
平成27年4月30日、精神科医の香山リカ氏(54)のTwitterアカウントより、自身の出演するCS放送番組とそのスポンサー、他の著名人らを批判する内容がツイートされ、同日中に削除された。しかし、当該ツイートは他のTwitterユーザーによって記録が残された。
翌5月1日の当該番組冒頭で当該ツイートについて番組プロデューサーから言及があった際、香山リカ氏は「当該ツイートは私によるものではない。読者の指摘で慌てて削除した。乗っ取りを含めて調査したい」と明言。それに対して番組プロデューサーは、「ツイートの内容は、打ち合わせに居合わせたごく一部の限られた者しか知りえない内容。香山リカ氏によるツイートでないとしたら、内部の人間の犯行である可能性がある。今後厳しく調査を進め、結果を番組内で報告する」と発言した。
5月8日の放送冒頭で番組プロデューサーから報告あり。1日放送後の聞き取り調査で香山氏は「当該ツイートは私が書いた下書きが知らない間に送信されていた。アプリケーションの誤作動である可能性が高い」と、自らが書いた文章であることを認めた。
引用元:香山リカTwitter乗っ取られ疑惑まとめ
Twitterで問題がある発言をした後に、「あの発言は私ではなく、乗っ取られたからだ!私は被害者だ!」と言い訳をしたところで、調べたらすぐにバレます。
しかしながら特定掲示板への犯罪予告やらTwitterでの問題発言を行って炎上するケースが後を絶たず、多くの方が「インターネットには匿名性があり、問題発言をしてもバレない」と考えている節があります。
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インターネットで匿名と記名の使い分けについて
インターネットを利用する際、名前を名乗らず発言するのは「匿名」で、その逆に名前を名乗るのは「記名」です。
- 「匿名」➡別の名前を使ったり本名を隠すこと
- 「記名」➡個人が特定できる本名を名乗ること
インターネットで匿名で情報を発信する際のメリットとしては「普段言いにくいことを発言/発信できる」ことが挙げられます。
例えば、個人が持つ宗教的思想や政治的思想といったもので、「私は〇〇と考えている」という主張を堂々と行えます。
発言内容によりますが、匿名で普段は言いにくい物事を歯に衣着せぬ形で発言することはストレスの解消にもなりますし、発言に賛同する方がいる場合は承認欲求を満たせてくれます。
逆にインターネットで記名で情報を発信する際のメリットとして、自己顕示欲を満たすことが出来ます。
例えば、有名店に行って高級ディナーを楽しんだとか、高額な最新ガジェットを真っ先に手に入れたとか、「私はリア充ですよ」というという事をアピールして自己顕示欲を満たすことが出来ます。
発言内容によりますが、記名で発言することで「私は満たされた生活を送っている」という自慢をして「自分を大きく見せたい」という自己顕示欲を満たすことが出来ます。
インターネットでは匿名と記名を使い分けて個人の様々な欲求を満たしている方は多く、Twitterなどでは複数のアカウント(副垢)を使い分けて発言している方が大勢おられます。
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Twitterの問題発言がきっかけで会社を辞めた同僚の話
長々とインターネットの匿名性についてお話ししてきましたが、ここからが本題です。
先ほどインターネットでは「匿名」と「記名」を使い分ける方のお話しをしましたが、私のは元同僚はTwitterで「匿名」と「記名」の発言が元で会社を辞めました。
彼は「匿名用Twitterアカウント」と「記名用Twitterアカウント」を使い分けて、様々な発言や情報を発信しており、匿名用Twitterアカウントでは歯に衣着せぬ発言をしていました。
匿名用Twitterアカウントでどのような発言をしたのか内容は割愛しますが、個人の思想を語ったり、社会で起きた問題に対する個人の考えを発信し、事件性はありませんが過激な内容を発言/発信していました。
もう一つの記名用Twitterアカウントでは自分がどれだけすごい人物か、どれだけ成功してきたかというような発言や、充実した毎日を過ごしていることをアピールする写真を投稿していました。
彼のTwitterの使い方は匿名と記名とうまく使い分け、それぞれで「承認欲求」や「自己顕示欲」を満たしていたことになります。
しかし、ある日匿名用Twitterアカウントと記名用Twitterアカウントの管理を誤って、匿名用Twitterアカウントの身バレをすることになります。
些細な理由で匿名のTwitterアカウントが身バレした
何故匿名用Twitterアカウントで身バレしたかというと、記名用Twitterアカウントで発言する予定の内容を匿名用Twitterアカウントで発言したという些細なことで、本来問題になるようなものではありません。
ただ、彼は普段から自慢を記名用Twitterで発信していたせいか、ネットでは妬まれていたようで、ネット上で炎上して様々な形で匿名用Twitterアカウントで発信された発言を調べられることになりました。
記名のアカウントでは氏名だけではなく、勤めている会社も明らかにしていた為、会社に電話がかかってきて、「そんなやつを雇っているのか!?それは会社としてどうなんだ!」問い合わせである、いわゆる「電凸」があり、会社としても対応せざる得なくなりました。
個人の発言に対する炎上に会社が出来ることは少ない
「電凸」に対して会社が出来る対応は少なく、ネット上で炎上していることが事実であるかどうかを本人に確認するところから始まります。
また、彼に対して「会社に電話での問い合わせが(電凸)が来て、業務に支障が出ている」ことを伝えます。
彼のTwitterでの発言は匿名にしろ記名にしろ、事件性があるものではなく個人の思想なので会社としても罰則を与えることが出来ません。
ただ、世間では炎上したことで匿名用Twitterアカウントで発言した内容の人物が勤めている会社に対しても問題視し始めると会社としては看過できない為、会社は彼にTwitterの利用を自粛するよう求めたようです。
ネットで炎上したことをきっかけに、会社は彼と話し合いを行ったのですが、彼は責任を感じたのか会社を自己都合退社で去ることになりました。
懲戒処分のような形ではなく、あくまで自己都合による退職という形になりましたが、会社からも一定の圧力があったのは容易に想像が出来て、彼はTwitterの発言が元で会社を去ることになります。
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彼のTwitterでの発言に問題があったのか?
結果的に彼はTwitterの発言が元で会社を辞めたのですが、彼のTwitterの発言を見る限り炎上するほどの内容とは思えず、同じような思想を持った方というのはそこら中にいます。
ただ、記名用Twitterアカウントを見ると妬みを買っていることをは容易に想像が出来たため、匿名用Twitterアカウントが身バレしたことをきっかけに炎上して、そうした炎上をエンターテインメントとして楽しむ方の目に留まってしまったことが事を大きくしました。
会社によっては社則でブログを禁止にしたり、SNSを禁止にしていますが、社員一人の言動が元で不買運動が起きたりしては大問題なので、そうした社則は十分理解できます。
私個人としては彼の発言に問題があったと思っていませんが、ネットで匿名を盾に発言する場合は、それなりの責任が生まれることを改めて目の当たりにする出来事でした。
最後に
ここまでTwitterでの発言が炎上したことで会社を辞めていった元同僚のお話をしてきました。
彼はそこそこ能力がある人物なので、再就職先は見つかると思いますが、今まで積み上げてきた会社での地位がTwitterの発言で脆くも崩れ去ることになりました。
彼と会社の間でどういった話し合いがあったかは分かりませんが、彼の性格も関係していますが、社内に友人が少なかったこともあり、元々会社での居心地は悪かったのかもしれません。
たまたまTwitterでの炎上と退職予定の時期が重なっていたという可能性もありますが、Twitterで炎上した1週間後には彼の座席は無くなっていました。
こうしたことを目の当たりにするブログをはじめ、SNSの利用やインターネットでの匿名性について改めて考えさせられます。
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