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ポンポン山登山ルート|神峰山口~高槻の古木~ポンポン山山頂~小塩バス停の全長12.6Kmのおすすめコース

こんにちはユレオです。

暑い夏が終わり秋が深まる中、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

最近私は関西の日帰登山を楽しんでいるのですが、日帰りと言っても3時間~6時間の早朝出発すれば昼過ぎには帰ってこれる「お手軽ハイキング」とも言える山を中心に登っています。

この手の山は市街地が近く交通の便が良いので、山頂に登ってから降りルートを選択できる自由度の高い登山が楽しめます。

本日はお勧めのポンポン山登山コース「神峰山口~高槻の古木~ポンポン山山頂~小塩バス停」の全長12.6キロのコースをご紹介したいと思います。

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本記事の内容

  • ポンポン山とはどんな山?
  • おすすめの「神峰山口~ポンポン山~小塩バス停」コース。
  • 登山ルートの全工程を写真と地図で解説。

本記事では私が神峰山口バス停をスタートしてポンポン山山頂まで登り、杉谷を経由して小塩バス停をゴールとする登山の感想とルートを写真付きで解説しています。

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ポンポン山はどんな山なの?

ポンポン山(ポンポンやま)は、大阪と京都の境界にある標高678.9mの山で、大阪平野が一望できる地元の方には親しまれている大変ポピュラーな山です。

古くは加茂勢山と呼ばれていましたが、山頂に近づくと足音がポンポンとひびくことから通称ポンポン山と呼ばれるようになったという事です。

ただ、この名前の由来には諸説あり、本山寺の転訛説や「この周辺の山ではポーンとひとつ高い山だから」という話など、名前の正式な由来は明らかにはなっていません。

とはいえ、一般的に知られているのは「足音ポンポンひびくから」であり、山頂に到着すると、多くの方が「ポンポン」という音を鳴らすためにジャンプしたり足踏みをします。

東海自然歩道に含まれていることから山道が整備されており、歩きやすくて道に迷う心配も少なく、年間を通して登山客が多くて幅広い年代の方が楽しめる山です。

「神峰山口~神峯山寺~高槻の古木~ポンポン山山頂~杉谷~小塩バス停」コースの概要

それでは先日私が歩いた登山ルート「神峰山口~神峯山寺~高槻の古木~ポンポン山山頂~杉谷~小塩バス停」の全長12.6キロのコースをご紹介したいと思います。

全ルートを地図で見ると以下のような感じになります。(緑のピンがスタート、赤のピンがゴール)

スタートの神峰山口バス停はJR高槻駅から出ている原大橋行の高槻市営バスに乗って20分ほどになります。

体力がある方はJR高槻駅から1時間ほど歩けば到着する距離なので、バスが走っていない時間帯でもなんとかなります。

ゴールは阪急バスの小塩バス停ですが、こちらは乗り損ねると駅まで遠いため、昼過ぎには到着するようにスケジュールを立てることをお勧めします。

おおよそ2時間半~3時間半くらいの登山コース

登山のペースは人それぞれ異なりますが、スタートからゴールまでの全コースは健康な成人男性であればおおよ2時間半から3時間半くらいのコースです。

スタートの神峰山口からポンポン山山頂までが大体1時間半~2時間といったところで、標高差は630mとお子さんと一緒に登るにはちょうど良い山です。

道中の道がしっかりと整備されており、山道も広く脇道がほとんどないことから、迷うことなく登れることも特徴と言えます。

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神峰山口から神峯山寺を抜けて高槻の古木まで

最寄駅は「JR高槻駅」もしくは「阪急高槻市駅」になり、JR高槻駅から高槻市営バスで神峰山口バス停を目指します。

バスに乗るのは20分ほどで、徒歩で1時間ほどで到着できるので体力に自信がある方は、のんびりと神峰山口バス停まで歩くのも良いです。

神峰山口バス停から神峯山寺を経て高槻の古木までは以下のようなルートになります。

バス停に着いた時点ですでにのどかな田舎の風景なのでテンションが上がります。

しばらくは民家の合間抜けていくのですが、所々に「神峯山・ポンポン山」と書かれて立て札が目につきます。

途中で100mほど竹藪の中の山道を抜けていきます。

舗装道路に出た後も神峯山寺・本山寺の看板が所々にあるので道に迷うことはほとんどありません。

しばらく進むと神峯山寺の立派な山門が目には入ってきますが、山門は方向ではなく舗装された坂道を進みます。

神峯山寺は駐車場も整備されていることから、登山の為に寺の駐車場を利用する方も大勢おられます。

途中に所々寺の駐車場へ続く脇道がありますが、道なりに坂道を進み本山寺を目指します。

ポンポン山方向をしっかりと示した立て看板があるので、ひたすら道なりに進みます。

しばらくすると二手に分かれる道に当たりますが、どちらのルートでも正解です。今回は本山寺を経由してポンポン山を目指すため、左の下りルートを進みます。

本山寺の境内まで進むと道が無くなります。一瞬行き止まりのように見えますが、本殿の脇道を抜けるとそのままポンポン山への山道が繋がっています。

分かりにくい境内の脇道を抜けると道が細くなり傾斜がきつくなります。

そのまましばらく道なりに進むと高槻の古木(天狗杉)に到着です。

ここまで登れば後は緩やかな坂道が続くので、一旦ここで休憩して呼吸を整えるのも良いかと思います。

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高槻の古木からポンポン山山頂を経て小塩バス停まで

高槻の古木からはしばらく進むとポンポン山山頂に到着します、その後そのまま東の方向に進み、杉谷を経由して小塩バス停を目指します。

緩やかな坂が続く杉林の山道を抜けていきます。

しばらく進むと階段が現れますが、この階段を少し上ったところがポンポン山山頂です。

一気に見晴らしが良くなり、ポンポン山山頂(678.9m)に到着しました。

この日は天気はあいにくでしたが、大阪平野を一望できるだけでなく、京都方面もしっかり見渡せる絶景のパノラマが広がっていました。

山頂に到着した親子が足踏みをして「ポンポン」ひびくか試していましたが、残念ながら私の耳には普通の足音にしか聞こえませんでした。

十分に景色を堪能したので下山を開始します。先ほどのポンポン山山頂への階段まで戻り、東方向へ進みます。

杉谷方面は緩やかな下りの歩きやすい山道が続いているので道なりに進みます。

ある程度進むと所々分岐がありますが、杉谷を目指すと集落に出ます。

舗装された道を下って行くと善峯寺という大きな寺が見えてきます。

さらに道なりに山を下ると民家が立ち並ぶ街道沿いの風景に変わり、やがて小塩バス停合着します。

このバス停のバスの本数は少ないため、昼過ぎには着くように事前に下調べをしてスケジュールを立てるのをお勧めします。

後はバスに乗ればJR日向町駅や阪急東向日駅に到着します。

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最後に

ここまでお勧めのポンポン山登山コース「神峰山口~高槻の古木~ポンポン山山頂~小塩バス停」の全長12.6キロのコースをご紹介してきました。

ポンポン山は大阪と京都の県境にある山で、私は今回大阪側から登り、そのまま京都方面に抜けるという形で登山を楽しみました。

ゴールの小塩バス停でバスに乗ればJR日向町駅や阪急東向日駅まで行けるので、大阪からでも京都からでもアクセスは良い場所にあります。

ポンポン山は登山道がしっかりと整備されており、幅広い年代の方でも楽しめる山なので、ぜひ関西在住の方は一度は「神峰山口~神峯山寺~高槻の古木~ポンポン山山頂~杉谷~小塩バス停」のコースを楽しんでみてください。

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