こんにちはユレオです。
年末年始はお酒を飲む機会が多いですが、車を運転したり医者からお酒を控えるように言われている方もおられるのではないでしょうか。
昔と違って飲酒運転の罰則が非常に厳しくなったこともあり、「お酒を飲みたいが飲めない状況で飲み会に参加する」というニーズに合わせて、居酒屋のドリンクメニューは必ずと言っていいほどノンアルコールビールが置かれるようになっています。
ノンアルコールビールはひと昔前はあまりおいしいものではありませんでしたが、最近は技術が進み、かなり「ビールの味」に近くなっていると言えます。
だだ、ビールと違ってアルコールが含まれないので、「ただの苦い炭酸の飲み物」とも言えるわけですが、ビールが好きな人にとってやむを得ずお酒が飲めないときに大変重宝する飲み物になります。
飲酒運転が社会問題化したことで、飲み会の場でもノンアルコールビールを選択しても顰蹙を買うことも無くなり、市民権を得つつあるノンアルコールビールについてお話をしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- ノンアルコールビールには製法の違いがある。
- 日本産ノンアルコールビールの製法について。
- おすすめのノンアルコールビールを紹介。
本記事では普段何気なく飲んでいるノンアルコールビールの雑学や、おすすめのノンアルコールビールについてまとめています。
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ドイツ産(海外産)と日本産のノンアルコールビールの製法の違い
皆さんは「ノンアルコールビール」がどのように作られているかご存知でしょうか?
ノンアルコールビールにはいくつか製法があり、製法によって味や泡立ちが変わりますが、大きく分けると製法は二つあります。
簡単に分けると「ドイツ産(海外産)のノンアルコールビール製法」と「日本産のノンアルコールビール製法」になります。
この差はノンアルコールビールの製法にドイツ産(海外産)と日本産で大きく違うことが要因で、ドイツ産(海外産)のノンアルコールビールは、一度ビールを製造したあとにアルコール成分を除去するという製法です。
ドイツをはじめとする海外製の多くのノンアルコールビールが、ビールからアルコールを取り除く製法で作られています。
それに対して日本産ノンアルコールビールの製法は、製造過程の中で”ビール風味の飲み物にするという製法”で作られています。
このビール風味の飲み物にするにもいくつか製法があります。
日本産ノンアルコールビールの製法
日本産ノンアルコールビールはアルコールを発生させない方法で作成されています。
日本産ノンアルコールビールは酒造メーカーの企業努力により、急速にビール風味を再現するようになり、最近では「ノンアルコールビールはまずい」というイメージを払拭されつつあります。
なぜドイツ産(海外産)ノンアルコールビールとは異なる製法を採用しているかというと、日本でドイツ産(海外産)のように一度ビールを作ってからアルコールを抜く製法は法的に問題があり、このような複雑な製法を採用しているそうです。
では具体的にどういった製法を採用しているのでしょうか?
麦芽エキスに味付けをする
原材料表示に「麦芽エキス」と書かれていないノンアルコールビールがあります。
この製法は麦汁を使用しない製法で、大麦や小麦を発芽させたものから抽出して麦芽エキスに炭酸やその他成分や添加物を足して生成します。
麦汁に味付けをする
ビール製造と同じように麦芽を糖化させてホップを加えて煮込んだ麦汁に味付けをする製法です
麦汁に炭酸や人工甘味料や着色料などの添加物を加えて、不純物を取り除く方法で生成されます。
発酵時にアルコール度数を抑える
この製法は無添加のノンアルコールビールとしての売りがあります。
ビールの製法と途中まで同じように作り、発酵時にアルコール濃度を抑えたり、アルコールを発生させないようにしています。
アルコールを発生させない為にアルコールをあまり作り出さない酵母や、麦汁濃度を調整して生成します。
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厳選!おすすめの美味しいノンアルコールビール
冒頭でも少し触れましたが「お酒を飲みたいが飲めない状況で飲み会に参加する」などの、お酒を飲みたくても飲めないという方もおられます。
そういった方のために私がお酒の代わりに飲んでいるお薦めのノンアルコールビールをご紹介したいと思います。
どれも喉越しが美味しくて断酒をしている私としては酒の場に持っていくことで、気兼ねなく酒盛りの場に混ざることが出来ます。
また、最近では飲酒運転が社会問題になり居酒屋にも必ずと言っていいほどノンアルコール飲料が置かれるようになったので、そうした品を注文されてはいかがでしょうか。
ヴェリタスブロイ ピュアアンドフリー
プレミアムモルトとファインホップと天然水のみを原料にするという、本場ドイツの「ビール純粋令」を厳格に守り創業385年の老舗ブルワリーと共同開発した商品です。
贅沢な原料と贅沢な本格醸造製法を採用して、最先端の脱アルコール技術で本場ドイツビールの自然なままの味わいを実現しています。
味わい深くてなめらかな喉ごしで、人工甘味料や添加物が入っておらず風味があります。
龍馬1865
麦芽100%にこだわったノンアルコールビールで、ドイツビール並みの麦の香りと苦みが味わえます。
プリン体がゼロでカロリーも11kcal(100ml あたり)と低めで、健康に考慮した方におすすめです。
くせがなくてすっきりした味わいで、香料や保存料・着色料は無添加です。
アサヒ ドライゼロ ノンアルコール
日本産ノンアルコールビールの製法で最もビールに近い味しているノンアルコールビールだと思います。
スーパードライの風味の”ドライな喉ごし”と“クリーミーな泡”を再現しており、ビールとしての飲みごたえを感じます。
また、糖質・カロリーゼロで健康を意識している方にもお勧めで、日本産ノンアルコールビールもここまで来たかと感じさせる一品です。
キリン 零ICHI
キリン 零ICHIは「一番搾り製法」で麦のうま味をていねいに引き出しており、おいしさをゆっくり味わえるノンアルコールビールです。
「一番搾り製法」でビールのうま味が再現され、キリンビールが好きな方にはお勧めです。
人工甘味料がゼロでビールの苦みと喉ごしが特徴的です。
サントリー オールフリー
サントリー「オールフリー」は世界初のノンアルコールビールで「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」の実現しています。
健康志向の方にはお勧めで、カロリーゼロ、糖質ゼロでも味わいはビールを再現しており人気があります。
気になる成分が全て”ゼロ”といろいろと欲張りなノンアルコールビールです。
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最後に
ノンアルコールビールには様々な製法がありますが、大きく分けて「一度ビールを製造したあとにアルコール成分を除去する」製法と「製造過程の中でビール風味の飲み物にする」製法があります。
どちらが美味しかというと味の好みもあるので一概には言えませんが、「どちらがビールに近いか」という観点から見れば「一度ビールを製造したあとにアルコール成分を除去する」製法の方がビールにより近いと思います。
ただ、昨今の日本の酒造メーカーの技術の進歩により、「製造過程の中でビール風味の飲み物にする」製法でもかなりビールの味を再現するようになっており、口当たりやのど越しはもはやビールと差が無いレベルになっていると思います。
何かの機会でやむを得なくお酒が飲めない状況でしたら、こうしたノンアルコールビールを飲み比べてみてはいかがでしょうか。
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