こんにちはユレオです。
私はいくつか趣味がありますが、その中の一つに登山があります。
結構ガチな山を登ることもありますが、最近はもっぱら低山を気軽に日帰りで登ることが多く、お手軽ハイキングという感じで登山を楽しんでいます。
先日関西の有名な山である「六甲山」を登ったのですが、スタートからゴールまで非常に良いコースだったのでお勧めしたいと思い、ブログ記事にまとめることにしました。
本日はお勧めの六甲山登山コース「宝塚駅~大平山~六甲山最高頂~有馬温泉」の全長17キロのコースをご紹介したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 六甲山とはどんな山?
- おすすめの「宝塚駅~六甲山最高頂~有馬温泉」コース。
- 登山ルートの全工程を写真と地図で解説。
本記事では私が阪急宝塚駅をスタートして六甲山最高峰まで登り有馬温泉をゴールとする登山の感想とルートを写真付きで解説しています。
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六甲山はどんな山なの?
六甲山(ろっこうさん)は関西に住んでいる方であれば一度は耳にする有名な山で、阪神タイガースの応援歌『六甲おろし-阪神タイガースの歌-』に出てくる「六甲」とはこの六甲山の事です。
神戸市の市街地の西から北にかけて位置する山塊で、東西に長く全長70km近く山々が連なり「新日本百名山」「日本三百名山」「ふるさと兵庫50山」に含まれ、山域は神戸市のほか、芦屋市、西宮市、宝塚市まで続いています。
最高峰である六甲山は標高931mとそれほど高くはないですが、海から近いことから標高差があるコースが多数あり、お手軽なコースからハードなコースまで様々な登山ルートがあるところが人気となっています。
山頂からは神戸市の繁華街が一望できるので夜景が非常にきれいで、舗装道路も整備されていることから観光地としても有名です。
「宝塚駅~六甲山最高頂~有馬温泉」コースの概要
それでは先日私が歩いた登山ルート「宝塚駅~大平山~六甲山最高頂~有馬温泉」の全長17キロのコースをご紹介したいと思います。
全ルートを地図で見ると以下のような感じになります。(緑のピンがスタート、赤のピンがゴール)
阪急宝塚駅から市街地を通り、そのまま六甲山全縦走コースをひたすら西に向かい、六甲最高頂に到達したところで、進路を北に向けて裏六甲にある有馬温泉を目指すルートになります。
下山後は有馬温泉でゆっくりと温泉に浸かることが出来て、阪急宝塚駅、阪急梅田駅、阪急西宮駅へバスが出ているので交通アクセスが非常に良いです。
おおよそ4時間半~5時間半くらいの登山コース
登山のペースは人それぞれ異なりますが、健康な成人男性であればおおよそ4時間半から5時間半くらいのコースです。
スタートの阪急宝塚駅から六甲山最高峰までが大体3時間~4時間といったところで、標高差は1000mとそれなりに歯ごたえがあるコースと言えます。
下りである六甲山最高峰から有馬温泉までは緩やかな整備された登山道が続くので、後半は非常に楽なのが特徴です。
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阪急宝塚駅から市街地を抜けて登山口の塩尾寺まで
最寄駅は「阪急宝塚駅」もしくは「JR宝塚駅」になり、駅前から市街地を抜けて登山口の塩尾寺を目指します。
市街地は以下のようなルートになります。
市街地はそれほど距離はなく、抜けるのにおおよそ15分~20分ほどですが、坂道が続きます。
まずは阪急宝塚駅から西側に出て川を目指し、そのまま橋を渡ります。
そこから山の方向を目指して細い横道に入って行きます。
傾斜がある住宅街はを登り続けると十字路に出るので、右折して甲子園大学方向へ進みます。
甲子園大学を目指して進むと「塩尾寺」方面の看板などがちらほらと見えてきます。
この辺りまで進むと市街地から山間の道に変わり、地面は舗装されていますが立派な登山道の様相を見せ始めます。
そのまま道なりに舗装された道を進むことで登山口である塩尾寺に到着します。
塩尾寺の境内を抜けて進むと六甲山全縦走コースに入ります。
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塩尾寺から大平山を経て六甲山最高峰まで
塩尾寺からは登山道に入り、まずは大平山を目指すのですが、基本的に六甲山全縦走コースを東から西に向かって進むことになります。
六甲山全縦走コースは道が整備されており、分かれ道にはしっかりと看板があることから迷わず進むことが出来ます。
分岐路ごとに看板や立て札があるので、今自分がどのあたりを歩いているのかがわかることや、携帯電話の電波の通りが良いのでスマートフォンを持っていれば道に迷うことはありません。
しばらくは歩きやすく穏やかな山道が続くので、「六甲山最高峰」と書かれたルートを目指してひたすら西へ進みます。
所々に「近畿自然歩道」という大きな道看板があり、上部に示した数値で現在の位置が分かるようになっています。
しばらく進むと舗装された車道に出ますが、そのまま道を渡って山道を進みます。この車道は車はめったに走っていませんが、気をつけて渡ってください。
このあたりからしばらく勾配がある山道が続きます。
山道はしばらく一本道で迷うことはありません。しばらく進むと突然階段が現れ舗装道に当たるので、この舗装道路を登り方向に進み西へ進みます。
この舗装道路は歩きやすいのでちょうど良い休憩になります。
しばらく進むと立て札があるので脇道にそれて再び山道に入り六甲山最高峰を目指します。
この辺りまで登ると道中から西宮市を一望できる休憩箇所がちらほらとあります。
これまでずっと上りが続いていましたが、このあたりから下りも混ざるようになり、しばらく上り下りを細かく繰り返す山道が続きます。
細かな上り下りが続く山道を抜けると再び舗装された道路にぶち当たります。この道を山頂方向に登る形でしばらく進みます。
しばらく進むとトンネルがあります。結構交通量があるので車やバイクに気を付けてください。
そのまましばらく進むと左手に峠の一軒茶屋が見えてきますが、そのまま右側の山道を進み六甲山最高峰を目指します。ここまで来たらあと少しです。
無事に六甲山最高峰に到着しました。神戸市の南北が見渡せる最高に素晴らしい景観が広がっています。
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六甲山最高峰から有馬温泉まで
六甲山最高峰に着いたので休憩後に下山するのですが、下山ルートは大きく3つあります。
- 六甲山最高峰→有馬温泉
- 六甲山最高峰→風吹岩→芦屋川駅
- 六甲山最高峰→大平山→宝塚駅(来た道を戻る)
今回は温泉に浸かって帰りたいので「①」のルートである有馬温泉を目指します。
有馬温泉は六甲山最高峰のへの登り口まで戻り、そのまま駐車場脇の山道を下ります。
ここから先は分岐路がほとんどなく、歩きやすい緩やかな下りが続きます。
一部台風の影響で道が分断されている箇所があり、う回路が設置されていました。
登山道はしっかりと整備されており、所々にベンチや屋根がある休憩所があります。
有馬温泉からの観光客が多いこともあり、至れり尽くせりの登山道となっています。
ひたすらくねくねとした下り山道を進むと舗装された道路に当たります。ここが有馬温泉側からの登山口になります。
後は道なりに進み、有馬温泉街を目指します。
温泉宿がひしめいていますが、山を下る形で進むとメインストリートが見えてきます。
有馬温泉街は細い道が続きますがメインストリートをそのまま下れば阪急バス有馬案内所に着きます。
阪急バス有馬案内所からは阪急宝塚駅や阪急梅田駅、阪急西宮駅までバスが出ているので、バスの時刻表を確認した後に、温泉でゆっくりと過ごしましょう。
最後に
ここまでお勧めの六甲山登山コース「宝塚駅~六甲山最高頂~有馬温泉」の全長17キロのコースをご紹介ししてきました。
全長17kmというと登山ではそこそこ距離ですが、前半に一気に登れば峰を東西に歩く緩やかな登山道が続くので、ハードでありながらも登りやすいコースと言えます。
神戸市、西宮市、芦屋市の街中から近くて六甲山最高峰から見下ろす夜景が魅力なので、夕方に登って夜景を楽しみバスで下山するという楽しみ方もできます。
登山道がしっかりと整備されていることから関西では人気の登山コースとなっているので、ぜひ関西在住の方は一度は「宝塚駅~大平山~六甲山最高頂~有馬温泉」のコースを楽しんでみてください。
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