こんにちは、ユレオです。
私は2020年12月にスズキ(SUZUKI)のVストローム250を購入し、そろそろ4年目を迎えようとしています。
総走行距離数は45,000kmなので、年間平均15,000kmほど走っていることになり、リターンライダーとしてはそれなりに走っているかと思います。
また、購入後に様々なカスタムを施しており、フォグランプを取付けたり、USB電源を取付けるなど、電気系統も少なからずいじっています。
そして、これまで取り付けようと考えて躊躇していた「ドライブレコーダー」を取付けることにしたのですが、現状として電源が取れる場所が無いことから、配線整理を兼ねてデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けることにしました。
本日はスズキ(SUZUKI)のVストローム250にデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付ける方法を写真付きで解説したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- バイクの電気系カスタムについて。
- 「D-UNITプラス」を購入するに至った経緯。
- 「D-UNITプラス」の取り付け方を解説。
本記事ではVストローム250にデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付ける方法を、写真を交えながら詳しく解説しています。
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バイクの電気系カスタムは難易度が高い
バイクは乗るだけでなくカスタムも楽しめる趣味で、多くの方が自分の愛車を好みに合わせてカスタムしているかと思います。
カスタムは目的やいじる箇所により難易度が様々ですが、電気系統のカスタムはもれなく難易度の高いカスタムに部類します。
私はバイクを購入後1年程は自分で電気系統のカスタムは行わず、バイク屋などに依頼していましたが、フォグランプを取付ける際に、バイク屋に依頼するとパーツ代よりも工賃の方が高くなることから、良い機会と考え電気系統を勉強し、フォグランプを自分で取り付けました。
フォグランプの取付がきっかけでバイクの電気系の仕組みをある程度理解できたこともあり、それ以降は簡単な電気系統のバイクカスタムは自身でできるようになりました。
電源を確保するには限りがある
バイクにはバッテリーが搭載されており、その出力を超えないのであれば、電気系アクセサリーをいくつも取り付けることができます。
バイクカスタムで取り付けるメジャーな電気系アクセサリーは以下のようなものがあります。
- USB電源
- グリップヒーター
- フォグランプ(補助ライト)
- ドライブレコーダー
- カーナビゲーションシステム
- ETC
私のバイクには「USB電源」「グリップヒーター」「フォグランプ」「ETC」がすでに取り付けてあり、今後「ドライブレコーダー&カーナビゲーションシステム」を増設することから、電源の取口が足りていない状態でした。
電源の取口が無いことからこれまで「ドライブレコーダー」を取付けしてこなかったのですが、「TANAX SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite 」を購入したことから、急遽電源の確保が必要になりました。
「TANAX SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite 」はドライブレコーダーとカーナビゲーションシステムが合わさったバイクアクセサリーであることから、確保に必要な電源の取口は1つで済むのですが、現状としては1口も空きが無いことから、何らかの対応が必要となりました。
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デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」について
「TANAX SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite 」を取付ける為に電源口を1つ増やす必要があり、分岐線を作ることも考えましたが、現状の配線整理もかねてデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けることにしました。
デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」は以下のような特徴を持つカスタムパーツになります。
- 3系統のACCと1系統の常時電源を出力。
- 高出力17.5A(ACC 3系統合計)。
- 3系統のACCはアンペア数の設定可能。
- 複数の12V電源をカンタン取り出し。
デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」は、USBソケットやフォグランプ(補助ライト)の電源取り出し、グリップヒーター取り付けなど電源の取り出しを集中管理できるカスタムパーツで、バイクの電気系カスタムでは定番と言える商品です。
3系統のアクセサリー(ACC)電源と、1系統の常時電源をスマートに取り出せる電源ユニットになり、簡単にキー連動で電源をON/OFFすることができます。
私はUSB電源を増設する際にデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けるか悩みましたが、なくてもUSB電源を取りつけることができたので、当時は見送りました。
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デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付ける方法
それでは早速デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けたいと思います。
今回はバイク屋にデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を探しに行ったのですが、あいにく在庫切れだったので、いつものAmazonで購入することにしました。
注文から2日とAmazonにしては時間がかかりましたが、バイク屋の店舗価格よりも安く購入できました。
早速箱から取り出してみると「ユニット本体」「両面テープ」「結線コネクタ」「結束バンド」「取扱説明書」が入っていました。
この取扱説明書は最低限の情報しか書いておらず、電気系カスタム初心者には説明不足の内容だと言えます。
デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けするには説明書を頼りにするのは少し心伴いと言えます。
「ユニット本体」は以下のような配線になっています。
構造としては非常に単純で、「プラス線」と「マイナス線」はバッテリーの「プラス+」と「マイナス-」につなぎ、キー連動させるために「ACC配線」をつなげればOKです。
今回はACC配線をつなぐ為、Vストローム250の「HEAD 15A」を使います。
まずはHEAD 15Aのヒューズを抜いて分岐用ミニ平型ヒューズ電源を取り付けたいと思います。
分岐用ミニ平型ヒューズ電源には5Aのヒューズが付いてますが、キー連動させるためだけなので、ヒューズ部分は無くても問題ありません。
15Aのヒューズを抜き分岐用ミニ平型ヒューズ電源を差し込む前にプラス側がどちらかを確認します。
どうやらVストローム250の「HEAD 15A」はバイクに跨って左側がプラスのようです。
ケーブルが伸びている方をプラスに合わせて分岐用ミニ平型ヒューズ電源を差し込めば完了です。
これでデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」のACC配線の準備が出来たので、デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けたいと思います。
まずは配線を整理するためにバッテリーに直接繋いでいる配線を外し、デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けるのですが、この時外す順番と、取り付ける順番があります。
バッテリーから端子を外す際は、必ず「-(黒)」から外し、続いて「+(赤)」を外してください。
そして、取り付ける際は「+(赤)」から取り付け、続いて「-(黒)」を取付けてください。
そして先ほど「HEAD 15A」から取った分岐用ミニ平型ヒューズ電源とデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」のACC配線をつなぎます。
これでDユニットの配線が完了したので、あとは既存のバイクアクセサリーの配線整理すれば完了です。
私はデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」のアクセサリー出力のうち2つ、フォグランプとUSB電源をつなぎました。
残りの1つは今後届く「TANAX SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite 」を取付ける電源として使う予定です。
配線整理という意味では確かに目的を達成できたのですが、デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」の配線自体が60cmと長いことから、元の配線よりもごちゃついて見えます。
ただ、デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付けたことで電気系アクセサリーをもう一つ追加できるようになりました。
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YouTubeでバイクに関連する動画を公開中
バイクのツーリングやカスタムの記録を残すために、YouTubeチャンネル「バイクの旅人」を立ち上げました。
ツーリングの楽しさが少しでも伝わるように、また、バイクカスタムの方法が分かりやすいように、1本1本心を込めて動画編集しています。
また、バイクに関連する役立つ情報を発信しています。
Vストローム250に役立つ情報やおすすめのツーリングコースなどをYouTube動画にまとめてますので、ぜひご覧ください。
最後に
ここまでスズキ(SUZUKI)のVストローム250にデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を取付ける方法を写真付きで解説してきました。
元々電源は足りており、配線の整理も特に必要なかったのですが、「TANAX SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite 」を購入したことから、急遽電源の確保が必要になり、デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」は取り付けることになりました。
電気系アクセサリーを取付けるにはキー連動するACC配線が必要になり、配線がごちゃごちゃしますが、デイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」があればそのあたりを綺麗にまとめることができます。
もし電気系カスタムをする予定があるのであれば、初めからデイトナ電源ユニット「D-UNITプラス」を付けることをお勧めいたします。