こんにちはユレオです。
皆さんは普段から健康の為に運動や食事の管理をしていますか?
現在のような飽食の時代では、普通に食事をするだけでも摂取カロリーがオーバー気味になりますし、デスクワーク中心のサラリーマンであれば運動不足になることもあります。
その為、多くの方が食事を制限するダイエットに取り組み、意識して炭水化物を減らす食事を制限しているかと思いますが、こうしたダイエット時にはどうしても「空腹感」による苦痛やストレスが生まれます。
しかし私は夏よりシリコンバレー式「完全無欠ダイエット」を始めたのですが、こちらでは素直に言って「空腹による苦痛がほとんどない」ため、空腹時の苦痛やストレスを感じることがほとんどなく、現在も無理なく続けられています。
本日はシリコンバレー式「完全無欠ダイエット」がどういったものなのかというお話と、インスタントコーヒー感覚でバターコーヒーが作れる「チャコールバターコーヒー」についてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
シリコンバレー式「完全無欠ダイエット」とはどういったものなの?
全米でベストセラーになった「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という書籍をご存知でしょうか?
この著書は日本でも翻訳されて出版されており、脳科学から栄養学や生化学まで幅広い視点で著者自身が「低炭水化物」「低カロリー」「菜食主義」などの様々な食事法の効果や、健康的で脳の働きを良くするといった効果も含めて検証を行った内容が詰まった著書で、ダイエットについて新しい視点と取り組むことで話題を集めました。
著者であり起業家でもあるデイヴ・アスプリーは15年間で30万ドルもの私財を投じて、世界中のダイエット方法を試されたそうで、そうした中から考え出されたダイエット方法がシリコンバレー式の「完全無欠ダイエット」となっています。
このシリコンバレー式「完全無欠ダイエット」の基本となるのが、バターコーヒーを朝に飲むことから始まり、炭水化物を抑えながら短期間の断食を行う方法によって集中力を高めて代謝を上げるといった方法が書かれています。
バターやオイルをコーヒーに入れて飲むという習慣は日本人にはなじみが無いことや、少なくとも私は「バター&オイル=太る食品」という考えがあったため、この本に書かれている「完全無欠ダイエット」の基本がバターコーヒーにあるという説明について、第一印象はあまり良いものではありませんでした。
ただ、冷静に考えると、クリープやコーヒーフレッシュも油であり、そういったものをコーヒーに入れて飲むことは不自然ではないことを知ったため、百聞は一見に如かずということで試してみることにしました。
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完全無欠コーヒー(バターコーヒー)とはどんな飲み物なのか?
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」の書籍の著者であるデイヴ・アスプリーは2004年にチベット高地でクリーミーなバター茶をふるまわれ、飲んだところ生き返った心地になり、バターに対して着目するようになります。
それから世界中のバターを買い求めて、最適なバターを探すために様々な試飲を続けて、その結果グラスフェッド(牧草飼育)牛の無塩バターを使うことがダイエットに効果的であるという結論を導き出します。
グラスフェッド牛とは自然環境のもとで放牧されて牧草で育てられた牛で、牧草だけを食べて育つ為、トウモロコシや麦などが中心の飼育用の穀物の餌で育てられた乳牛とは異なり健康そのものの乳牛です。
グラスフェッド牛からは摂れる牛乳にはオメガ3脂肪酸が豊富な良質の油が含まれ、カロテノイドなどの脂溶性成分も豊富で、良質なバターを作ることが出来ます。
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)とはコーヒーにグラスフェッド(牧草飼育)牛の無塩バターを加えたものに、ココナッツから抽出したMCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)を加えて混ぜ合わせたもので、シリコンバレー式「完全無欠ダイエット」の基本となっています。
ここで重要な成分である「グラスフェッドバター(オメガ3脂肪酸)」と「MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)」が登場したわけですが、これらについて詳しく説明したいと思います。
オメガ3脂肪酸とはどういったものなのか?
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)で重要な要素となるオメガ3脂肪酸とはいったどういったものなのでしょうか?
オメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸の分類の一つで、人の体内で合成できない必須脂肪酸のひとつであり、オメガ3脂肪酸から合成されるドコサヘキサエン酸(DHA)は神経系の機能に関わる重要なものです。
人の栄養学でオメガ3脂肪酸の必要性について注目されてきたのはごく最近で、2000年以降に摂取基準が示されるなど、栄養素の研究の中でも比較的新しいものとなっています。
オメガ3脂肪酸は魚由来のものが多いですし近年有名になりましたが、面白いのは神経系に働く効果があり、自殺リスクや攻撃性の低下といった効果があるとされています。
また、オメガ3脂肪酸の摂取はうつ病の治療に効果があるという点については明確な研究結果が出ていないものの、オメガ3脂肪酸を摂取することで注意欠陥・多動性障害の症状を緩和したという報告があり、アルツハイマー型痴呆の予防につながるなど研究が進められている注目の食品です。
中鎖脂肪酸(MCT)とはどういったものなのか?
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)のもう一つの重要な要素となる中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)とはいったどういったものなのでしょうか?
中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)はココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子の核の部分に含まれる天然成分で、主にココナッツオイルなどから抽出されます。
中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)は分子構造が長鎖脂肪酸に比べて長さが短いため、水になじみやすい特徴を持っており、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解されます。
その為一般的な油に比べて、4~5倍も分解されるスピードが速くて短時間でエネルギーになる特徴を持っています。
中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)は普通のオイルや油よりも消化・吸収が速いため、すぐにエネルギーに変換してくれるといった特徴からスポーツ分野における栄養補給や医療分野における生活習慣病予防などに利用されています。
コーヒーに含まれるカフェインの健康効能について
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)はオメガ3脂肪酸や中鎖脂肪酸オイルなどが豊富に含まれる飲み物なわけですが、主体となるコーヒーそのものが様々な健康効果があり、コーヒーに含まれるカフェインが抗酸化性や抗炎症性持ち、セロトニンやドーパミンといった脳内神経伝達物質の活性化させる効果があり、脳の機能を保ちストレスを軽減する効果があります。
カフェインの健康効果については有名ですが簡単にまとめると以下のような効能があります。
カフェインの効能①:ドーパミンの増加させて集中力が高まる
集中したり夢中になったりするときに分泌される脳内物質にドーパミンがありますが、カフェインを含む飲み物を口にすることでこのドーパミンの分泌が促進されます。
その結果、集中力が高まり短時間での仕事の効率化を図ることが出来ます。
カフェインの効能②:興奮作用があり眠気を抑える
カフェインには交感神経を活発にさせる成分が含まれており、摂取することで興奮作用があります。
また、交感神経を刺激するわけですが眠気を抑えることにつながり、深夜の車の運転といった時に眠気が襲う時に効果を発揮します。
カフェインの効能③:疲れを感じにくくさせて一時的に元気にする
人が疲れを感じるのは脳内にある「アデノシン」と「アデノシン受容体」が作用することで疲労を感じます。
しかしカフェインを摂取することで脳内に入ったカフェインがアデノシン受容体と先に結びつくので、アデノシンが受容体と結合できなくなることにより人は疲れを感じにくくなります。
疲れたときにカフェインを口にすることで、体がスッキリとしたような気がするのはこのためです。
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驚きの効果と効能!完全無欠コーヒー(バターコーヒー)の凄さ!
「オメガ3脂肪酸」や「中鎖脂肪酸」や「カフェイン」などの恩恵の内容を見ると、完全無欠コーヒー(バターコーヒー)は本当にプラスに働く内容ばかりで素晴らしい食品に思えます。
また、グラスフェッド(牧草飼育)牛の無塩バターは腸内環境を整え、腸内の炎症を抑える酪酸が含まれており「カロテン」や「ビタミンA」などの豊富な脂溶性のビタミンが含まれています。
そのほか中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)に含まれる脂肪酸は、痩せている方の腸内細菌として多い「バクテロイデス」という腸内細菌の餌になる為、中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)を空腹時に摂取すると、腸内で身体に脂肪を貯えようとする腸内細菌の働きを抑える効果があり、副次的な効能が様々あります。
しかしながらこれらの食品をただ口にすればよいというわけではなく、完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を作る際の注意する点ですが、「ホットコーヒー」として作る必要があります。
なぜならグラスフェッド(牧草飼育)牛の無塩バターや中鎖脂肪酸オイル(MCTオイル)を温かいコーヒーに加えて溶かすことで“ミセル”という腸から吸収しやすい状態になるからです。
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)は様々な効能を一度に得られる飲み物で、朝の体が空腹状態の時に飲むことで非常に効果を発揮します。
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ダイエットのための完全無欠コーヒー(バターコーヒー)の飲み方
大事なことなのでしっかりとお伝えしますが、完全無欠コーヒー(バターコーヒー)はただ飲めば痩せるかというと、そんなことはありません。
どのように飲めば効果的なダイエットが得られるのかという点について、著書「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」で紹介されています。
- 朝食は完全無欠コーヒー(バターコーヒー)のみにする。
- 糖質は一日30g程度にして、脂質を抑え高タンパク質な食事にする。
- 昼食では炭水化物を減らし野菜と高タンパク質なものにする。
- 間食は炭水化物ではなくて良質な高脂肪なものにする。
- 昼食と夕食の間は6時間以内にする。
ご覧になってお分かりだと思いますが、基本的には糖質制限ダイエットの考え方に近いもので、良質な高脂肪や高タンパク質を摂ることが重要で、それを実行するための手順が書かれています。
私は自分自身で試した結果、重要だと思ったのは「昼食と夕食の間は6時間以内にする。」という点で、一日のうち食事を18時間ほど摂らない状況を作ることで短期間の断食を行うところがポイントだと考えています。
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完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を作って飲んでみた感想
苦労しつつも材料がそろったので完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を作って飲んでみたわけですが、個人的な感想としては以下になります。
- ダイエット時特有の「空腹感の苦しみ」が嘘のように感じない。ただ感覚として胃が空っぽなのはわかる。
- かなりおいしい!バターやオイルが入っているが油でギトギトした感じはしない。
- 味は凄く濃厚なクリープを加えた感じで、一言でいえば「クリーミーでまろやかなブラックコーヒー」
- バターやオイルを入れてもコーヒーの味もしっかりする。
- 朝の空腹時に飲むと、頭がさえて昼過ぎまで空腹感がかなり軽減できる。
- 頭がすっきりするのでエネルギー不足の「だるい」「腹減った」「集中できない」という感覚が無い。内臓に行く血液が頭に回ってきているような感覚。
何より一番すごいと思うのは効果は、ダイエット時特有の「空腹感の苦しみ」が嘘のように感じないことで、朝食を抜いたり、昼ご飯の炭水化物を減らしてもパフォーマンスが落ちないことです。
また、完全無欠コーヒー(バターコーヒー)を飲む前は昼食を食べた後眠くなっていましたが、それがなくなり、一日を通して良いパフォーマンスを発揮できます。
手軽にバターコーヒーが飲みたいという方の為の「チャコールバターコーヒー」
ここまでバターコーヒーを本格的に作る方法についてお話ししてきましたが、これは自宅であれば作ることが出来ますが、職場などでバターコーヒーを入れようとするとバターの保管などが大変で現実的ではありません。
基本的に完全無欠コーヒー(バターコーヒー)は朝飲むだけで良いのですが、バターコーヒーを飲むことで得られる「空腹感がまぎれる」感覚を知ると、昼前や夕方等の時間帯での空腹時を紛らわせるために飲みたいと思うようになります。
そうした状況でも飲める「チャコール バターコーヒー 」というものがあり、インスタントコーヒー感覚で手軽にバターコーヒーが作れます。
「チャコール バターコーヒー 」は、これはインスタントコーヒーに脂質を抑えたバターパウダーやMCTオイルが配合された品で、常温で保存が出来て、お湯さえあれば10秒で作れるという優れたインスタントバターコーヒーです。
お値段は30袋で2138円(2019年2月)なので、1杯が70円前後になりますが自前でバターコーヒーを淹れるより遥かにお手軽に淹れることができます。
作り方は120~150ccのお湯または水を注ぎかきまぜるだけで、普通のインスタントコーヒーを淹れるのと変わりません。
私は基本的にお湯で入れていますが、水でも十分溶けるぐらいコーヒーパウダーが細かいので、夏場でアイスコーヒーを淹れたいという時にでも手軽に飲めます。
最初に淹れたときに驚くと思うのですが、チャコールバターコーヒーは香りが特徴的で、コーヒーなのにバターの香りがします。
その為、バターコーヒーになじみがない方には「えっ?」というような反応をされますが、味としてはまろやかなコーヒーで、ブラックのままでも美味しくいただけます。
私はこれを会社に常備して、夕方に空腹感を感じてきたときに間食代わりに一杯飲むようにしています。
気分的なものかもしれませんが、朝に飲むバターコーヒーほど、頭が冴えるというような感覚は得られませんが、「腹が減って頭が回らない…」という空腹感は抑えられるので助かっています。
朝が忙しいという方は家でバターコーヒーを本格的に作るのではなく「チャコールバターコーヒー」で済ませるというのも十分ありですが、私は朝の完全無欠コーヒー(バターコーヒー)をチャコールバターコーヒーで済ませる場合は、1杯だと少々物足りなく感じるので2杯飲んでいます。
それでも本格的にバターコーヒーを作るよりお安く済みます。
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最後に
ここまでシリコンバレー式「完全無欠ダイエット」がどういったものなのかというお話と、インスタントコーヒー感覚でバターコーヒーが作れる「チャコールバターコーヒー」についてお話ししてきました。
ダイエットが長続きしない理由の多くが「空腹時の苦しみやストレス」が挙げられますが、完全無欠コーヒー(バターコーヒー)はこうした苦しみを軽減してくれることや、頭がしっかり冴えるので、ダイエット時でも仕事に支障をきたしません。
「チャコールバターコーヒー」はバターコーヒーをインスタントコーヒー感覚で淹れることが出来る点や本格的バターコーヒーを入れるよりもお安く作れるので、試しにバターコーヒーを飲んでみたいという方にはおすすめです。
また、ダイエット時の空腹感やストレスを軽減したいが間食はしたくないという方には、是非お勧めします。