こんにちはユレオです。
皆さんは仕事を短時間で終わらせるために、集中できるように工夫していることはありますか?
物事に集中する方法は人それぞれで、いくつもあるかと思いますが、私は昨年末にトレッドミルデスクを導入し「歩きながら仕事をする」ことで、集中力を高める方法を見つけました。
そもそも「トレッドミルデスクとは何か?」と疑問を持たれる方もおられるかと思いますが、一言で説明すると「歩きながら仕事ができると机」になります。
元々運動不足を解消するために購入したトレッドミルデスクですが、集中力を高められるという思わぬ恩恵を受けることとなりました。
本日は歩きながら仕事をすることで集中力が高められるという内容や、トレッドミル・デスクの導入方法と使用感などをレポートしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 歩きながら考えると良いアイデアが生まれやすい。
- 「トレッドミル・デスク」とはどういったものなのか?
- 「トレッドミル・デスク」を使った感想について。
本記事では歩きながら仕事をすることで集中力が高められるという内容や、「トレッドミル・デスク」がどういったものなのかなど、「トレッドミル・デスク」のメリットとデメリットも含めて感想をまとめています。
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歩きながら考える人は座って考える人より成果が出る
一般的に仕事をする場合は机に座っていることが多く、普通は歩きながら仕事をすることはありません。
歩きながら仕事をしている有名人としては、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズで、彼は部下とウォーキング・ミーティングしていたことが有名です。
また、物理学者であるアルベルト・アインシュタインは、自転車を漕いでいるときに相対性理論を思いついており、運動によって創造性が増すことは、多くのイノベーターが身をもって証明しています。
この事実を裏付ける実験として、スタンフォード大学では176名の被験者が参加して、創造性を測る数種類のテストを行いました。
被験者たちは、屋内や屋外で歩いたり、座って体を休めたりといった様々な条件下でテストを受け、歩きながらテストを受けた場合、5人に4人の割合で好成績を挙げ、特にブレインストーミングと新しいアイデアを出す能力では、歩きながらテストを受けた被験者のスコアが、歩かずに受けた被験者を約60%も引き離す結果となりました。
疲労を感じない程度の運動は脳に流れる血液が増えることにより、脳の働きが促進されることや、認知能力が向上して創造性が増すことも確認されており、物事により深く集中できるなど、歩きながら考える人は座って考える人より成果出ることがわかっています。
詳しくはこちらの書籍をご覧ください。
トレッドミル・デスクとはどのようなものなのか
では歩きながら仕事ができる「トレッドミル・デスク」とはどういったものなのでしょうか?
トレッドミル・デスクとは、デスクワークといった仕事をしながらも一定の運動が行える装置や環境を指し、パソコンなどを使ったデスクワーク中心で仕事をしている方に対して設計された机です。
トレッドミル・デスクはどのような構造になっているかというと、トレッドミル(ランニングマシン)とデスクを組み合わせた構造となっています。
構造としては至極単純で、立って仕事ができる机(スタンディングデスク)と、屋内で歩き続けることができるトレッドミル(ランニングマシン)を組み合わせたものになります。
トレッドミル(ランニングマシン)の上にスタンディングデスクを設置することで、トレッドミル・デスクになることから、専用品の「トレッドミル・デスク」を購入するよりも、トレッドミル(ランニングマシン)とスタンディングデスクをバラバラに購入して組み合わせる方が自分の環境にあったトレッドミル・デスクを作ることができます。
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トレッドミル・デスク環境を作る
そんなわけで、トレッドミル・デスクの環境を構築しようと考え、私はスタンディングデスクとして以下の「Maidesite live スタンディングデスク」を購入しました。
「Maidesite live スタンディングデスク」は電動で昇降する構造を持った机で、高さ72cmから最大118cmまで幅広く高さ調整ができるスタンディングデスクです。
天板の底部分に配線を収納する棚が付いているなど、細かなところまでしっかりとした作りなのに、価格がAmazonで30,500円(2022年12月)と大変お買い得です。
- 天板サイズは120cm×60cm1.8cm。
- 昇降範囲は72cm~118cm。
- 昇降は電動で、よく使用する4つの高さを記憶して、ボタン一つで高さを変更できる。
- 衝突検知機能搭載で、昇降時に異物を検知した場合は昇降を止めて自動的に反対側に3~4cm戻す。
- ロック機能が付いており、誤って触ってしまった場合でも動作しない安心設計。
早速段ボールを開けて中身を取り出したところ、結構な数の部品が入っていました。
マニュアルを見ながら組み立てるのですが、マニュアルはしっかっりとした日本語で書かれており、図解もしっかりとしていることから組み立てで迷うことはなさそうです。
電動による自動昇降機能が付いているので、ボタン一つで高さが変更できます。
また、「Maidesite live スタンディングデスク」はメモリ機能があり、よく使用する4つの高さを記憶してすることができるので、一度設定してしまえば、楽に高さ変更が行えます。
スタンディングデスクにパソコン2台とやモニタ2枚をセッティングして早速仕事ができる環境にセッティングしました。
続いてトレッドミル(ランニングマシン)を設置します。
トレッドミル(ランニングマシン)は当然場所をとることから、小型のものが良いなーと思って探していたところ、なんと「折り畳める」トレッドミル(ランニングマシン)があることを知りました。
折り畳めるトレッドミル(ランニングマシン)は値段が高価なものの、使わない時にしまうことができるということで「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」を選びました。
こちらの商品は「KingSmith」というメーカーが「WalkingPad」のブランドで販売しているトレッドミル(ランニングマシン)で、以下のような特徴を持っています。
- 内臓されたセンサーにより歩く位置でスピード調整できる。
- 最大120分連続使用が可能。
- ウォーキングから軽いランニングまで対応。(最大6km/h)
- 180度折りたたみデザインでサイズが半分になる。
- 専用アプリを利用することで、日々の運動実施状況をアプリにより記録できる。
- 静音性が高くてマンションでも手軽にウォーキングが可能。
- 展開サイズ:143×54.7×12.9cm
- 折りたたみサイズ:82×54.7×12.9cm
- 重量:28kg
- 価格が39,800円(2022年12月)とお買い得。
早速箱から取り出したところ、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」が折り畳まれた状態で入っており、付属品として「簡易説明書」「専用コントローラー」「電池(単4)」「電源ケーブル」が入っていました。
説明書は「簡易ガイドカード」となっており、しっかりとした説明や使い方の解説といった内容は、スマホアプリをダウンロードすることで読めるようになります。
「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」を展開したときのサイズは143cm×54.7cm×12.9cmで、それなりの大きさになります。
「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」本体にはコントロールパネルが無く、基本的にはスマートフォンアプリを使って操作するのですが、専用のコントローラーが付いているので、スマートフォンを持っていない方でも安心です。
そんなわけで、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」をスマホアプリで操作するために早速アプリをダウンロードして、初期設定などを行いました。
スタンディングデスクとルームランナーを組み合わせてトレッドミル・デスクを作る
「Maidesite live スタンディングデスク」と「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」を組み合わせてトレッドミル・デスク環境を構築したいと思います。
とは言っても特別なことはなく、スタンディングデスクの下にトレッドミル(ランニングマシン)を置くだけです。
トレッドミル・デスクを導入すると、常に「歩いて/立って」仕事をすることになりますが、「KingSmith WalkingPad P1 ルームランナー」は折り畳めるので、簡単に普通のデスクとして使うことができます。
このような感じで、1日3時間程度トレッドミル(ランニングマシン)を使って歩くようにして、それ以外は立ったまま仕事をするようにしました。
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歩きながら仕事ができる?トレッドミル・デスクを使った感想
トレッドミル・デスクの環境を構築したことから、歩きながら仕事ができるようになり、私は以下のようなルールで運用しています。
- 毎日時速2.5km/hで大体3時間ちょっと(8km)は歩く。
- よほど疲れていない限り立ったままで仕事をする。
- 仕事に集中するときは歩くのをやめて立って仕事をする。
仕事でメールのやり取りやプレゼン資料を作成したりする程度であれば、トレッドミル(ランニングマシン)を時速2.5km/hの設定で歩きながら仕事をしても、大きな問題はありません。
むしろ、文章を考えたり資料作成の仕事は、歩きながらの方が良いアウトプットができています。
ただ、絵を描いたりマウスで微妙な操作をすることが求められる仕事は、手元が狂うことがあるので、歩きながらでの仕事はせず、立って/座って仕事をするようにしています。
トレッドミル・デスクを使って感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
「トレッドミル・デスク」のメリット
トレッドミル・デスクを使ってみて「良い」と思った点を列挙します。
- 歩きながら仕事ができるので、運動不足が無理なく解消できる。
- 歩く程度(2.5km/h)であれば、タイピングなどは問題ない。
- 運動負荷が「歩く程度」なので息切れもしないし汗もかかない。
- 血流が良くなることから眠気に襲われることがない。
- 集中力が高まり、仕事が短時間で終わることは珍しくない。
- ルーチンワーク的な仕事は、歩きながら行うのに向いている。
- タイピングをしない「文章を読む」ことがメインの仕事の場合は、少し早く歩く(3.0km/h~)感じで仕事ができる。
- 3か月ほどで体重が2kg落ちた。
「トレッドミル・デスク」のデメリット
トレッドミル・デスクを使ってみて「悪い」と思った点を列挙します。
- 歩きながら仕事をすると、タイピングミスが若干増える。
- 細かな操作を必要とする作業では歩きながらでは難しい。
- 当然だが座って仕事をするよりも疲れるので、仕事での疲労感が大きい。
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最後に
ここまで歩きながら仕事をすることで集中力が高められるという内容や、トレッドミル・デスクの導入方法と使用感などをレポートしてきました。
私はもともと運動不足を解消するためにトレッドミル・デスクの導入しましたが、高い集中力で効率的に仕事ができる環境を副次的に得ることができました。
スタンフォード大学の研究チームの実験結果では、「歩いているときは、座っているときより創造性が60%向上する」ということですが、確かに文章を考えたり、資料をまとめる作業では、歩いて仕事をする方が効率が良いと言えます。
とは言え、歩き続けて疲れが感じるようになると逆に効率が落ちるので、歩いて仕事するのは1日あたり3時間くらいに抑える必要があります。
集中力を高めたり、運動不足を解消したいと考えている方は、是非この記事を参考にしていただければと思います。
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