皆さんは通勤通学時や自宅でじっくり音楽鑑賞をされるときはどのような音響機器を使われていますか?
音楽を聴くための機器は据え置きのスピーカーを始め、イヤホンやヘッドホンといった様々な種類があり、また有線で接続するものからBluetoothを使った無線接続まで様々です。
最近はスマートフォンを音楽再生機器とする方が増えていることから、売れ筋のヘッドホンやイヤホンはBluetoothに対応しているかと思いますが、中には音質にこだわった有線接続の商品もあります。
私は電車での移動時に使用するヘッドホンとして、周囲に音漏れを防ぐと同時に周囲の音を遮断して原音をしっかり表現してくれる「モニターヘッドホン」を探していたところ、安価でありながら音質も良いモニターヘッドホンを見つけました。
本日は私が購入したOneOdio(ワンオーディオ)の有線でも無線でも接続できるモニターヘッドホン「FuSion A7」の特徴や、1か月間使用した感想や使用感をお話したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- OneOdioのモニターヘッドホン「FuSion A7」の特徴。
- 「FuSion A7」を購入して使用した個人的な感想。
- 「FuSion A7」を1ヶ月使って感じたメリットとデメリット。
本記事ではOneOdio(ワンオーディオ)の有線でも無線でも接続できるモニターヘッドホンを1ヶ月間使用して感じたメリットとデメリットについて、個人的な感想をまとめています。
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「モニターヘッドホン」とは何か?
皆さんは音楽鑑賞するための機器として「イヤホン」や「ヘッドホン」をご存知だと思いますが、「モニターヘッドホン」はご存知でしょうか?
モニターヘッドホン?ヘッドホンに液晶モニターでも付いてるの?
いいえ、モニターヘッドホンとは音質を監視するために作られたヘッドホンで、音の低域から高域に至るまでのフラットに出力される特徴を持っています。
一般的なヘッドホンは音楽を聴きやすいように人が聴き取りづらい周波数の音を抑えたり、カットする調整が加えられています。
それに対してモニターヘッドホンは、原音を忠実に鳴すことを目的とされ、音楽の鑑賞が目的ではなく音の聞き分けが目的として作られています。
モニターヘッドホンは周波数特性や高い解像度を持ち、原音を余すことなく再現するので実際に生の音源を聴いているような音の広がりを感じることが出来ます。
低音から高音といった音域が原音のまま再現されることから、モニターヘッドホンは音楽関係の仕事をされている方にはなじみがありますが、一般的な音楽を楽しむ方にとってはあまり知られていません。
しかし、最近では機器の高性能化と低価格化が進み、ユーザー層の広がりからモニターヘッドホンは一般の方にも知られるようになりました。
新鋭オーディオメーカー「OneOdio(ワンオーディオ)」について
引用元:OneOdio(ワンオーディオ)
皆さんは音響メーカー「OneOdio(ワンオーディオ)」をご存知でしょうか?
中国オーディオ機器メーカー「OneOdio(ワンオーディオ)」は、10年以上オーディオ製品を販売しており、最近になって日本に正式参入したオーディオ機器に特化したメーカーです。
「OneOdio(ワンオーディオ)」はアジア、北米、ヨーロッパなど30カ国で商品を販売しており、Amazonの販売サイトにOneAudioの直営店舗サイトがあり、またWIWU TECHNOLOGY CO.,LIMITED が正規代理店サイトを設置しているなど、販売に力を入れています。
高品質なヘッドホンを若い世代にも手頃な価格で提供することをコンセプトに、コストパフォーマンスの高いヘッドホンを販売していることから注目されており、Twitter(@OneodioJ)でも情報を発信する等、若い世代を中心に急速に知名度が高まっているオーディオメーカーです。
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「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」の特徴
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」の最大の特徴は有線接続とBluetoothを使った無線接続ができることで、有線接続の場合はモニターヘッドホンの両側に6.35mmと3.5mmジャックが付いており、商品にもケーブルが2本付属しています。
その為、通勤通学時はBluetoothで無線接続したiPhoneで音楽鑑賞して、自宅ではエレキギターといった楽器を有線接続して演奏する… といった使い方が出来ます。
また、「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」の特徴として、モニターヘッドホンでありながら安価であり、Amazonでは5,083円(2020年7月)と非常にお手頃な価格となっています。
「OneOdio FuSion A7」はバッテリーの持ちが良く急速充電に対応
OneOdio FuSion A7は「Qualcomm社製高性能QCC3003チップ」を搭載しており、高音質で低電力消費であり、遅延が感じなくて快適に鑑賞できるBluetoothヘッドホンとなっています。
またバッテリー駆動時間が非常に長く、フル充電で50時間の連続再生が可能で、急速充電にも対応しており、10分間充電すれば2時間再生可能と非常に使い勝手が良いのも特徴です。
家を出る前にちょっと充電するだけで1日持ちそう(・∀・)
ワイヤレスのヘッドホンやイヤホンは充電が必要でついつい忘れがちですが、「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」は万が一出先でバッテリーが切れたとしても有線接続に切り替えればその場ですぐ音楽を聴くことが出来ます。
「OneOdio FuSion A7」はモニターにも音楽鑑賞にもハイレベルに対応したヘッドホン
引用元:OneOdio(ワンオーディオ)
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」は低音から高音まで全音域をバランスよくフラットに再生できることや、ギターやドラムなどのサウンドパートの位置関係も忠実に再現するなど、モニターヘッドホンとして細かな音の変化にも気づくことができます。
また音楽演奏を趣味としている方は原音を忠実に再現してくれるので、自身が演奏している楽器が手に取るようにはっきりと伝わる高度な音の聞き分けが出来ます。
また見た目も高級感があり、イヤーカップはレコードの盤面のようなフレネル模様で手触りはサラサラしていて光沢感があります。
一見重量感もあるように見えますが、本体重量は253g(ケーブル除く)と想像以上に軽くて、扱いやすいのも特徴です。
上質なデザインと前後90°上下50°の反転モニターデザインにより高い携帯性を持ち、「黒、シルバー、赤黒」の3色のカラーバリエーションから選べます。
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「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」の開封の儀
私は早速Amazonで注文したところ、翌日には届くスピード配送でした。
届いた商品は思った以上に小さな箱に入っていたため、一瞬別の商品かと思ったのですが、「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」は折りたためる構造で高い携帯性が売りなので、商品パッケージも小さくなっています。
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」ケーブル類や専用の袋まで付いている
早速開封して箱から取り出したところ、「モニターヘッドホン本体」「取り扱い説明書」「ケーブル類」「専用ケース」が入っていました。
専用のケースが付いているのは地味にうれしいね(*´ω`*)
ケーブル類は「6.3mm標準 to 3.5mmミニカールコード (2~3m)」と「3.5mmステレオミニプラグ (1.2m)」と充電用の「Micro USB充電ケーブル」がついています。
「6.3mm標準 to 3.5mmミニカールコード」は伸縮性があるカールしたコードとなっており、ケーブルが長いのに絡まることなく使用することが出来ます。
有線接続で使用する際は付属のケーブルを差し込むだけで、ヘッドホンの左側には6.3mmジャック、右側には3.5mmジャックが付いているので音響機器に合わせて接続することが出来ます。
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」は折りたたむとかなりコンパクトになる
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」は耳を覆う構造なのでヘッドホンとして大きいデザインですが、イヤーカップ部分が前後90°と上下50°に可動域を思っている為、折りたたむことでかなりコンパクトにまとまります。
これは持ち運ぶときは大変便利で、専用のケースに有線のケーブルと一緒に入れても全然かさばりません。
通勤通学で使うには折りたためるのは必須だよね(・∀・)
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」の原音を余すことなく再現している
早速「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」で普段聞きなれた音楽を再生してみたところ、確かに音の低域から高域に至るまでのフラットに出力される特徴が感じられました。
もう少し分かりやすく例えると「普段聞いている音域の飛び出して聞こえるところが押さえられ、逆に聞き取りにくい音域が聞こえる」といった感じです。
低音から高音の音域を確認するためにボリュームを大きめにして聴いたのですが、モニターヘッドホン独特の音質の変化と、普段聞き取りにくい音域を聴き取ることが出来ました。
音質については私としては非常に満足いくもので、しっかりとしたイヤーカップにより音漏れも無くし、また周囲の雑音もしっかりと遮断するので、通勤通学時などにしっかりと音楽を楽しむことが出来ます。
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」は装着感がスタイリッシュ
これは個人的感想なので使用者にとって意見が分かれるところですが、「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」で耳をしっかりと覆うイヤーカップは圧迫感がそれほど無く、長時間使用していても耳が痛くなることはありませんでした。
頭頂部と左右のイヤーカップの3点でしっかりと固定されますが、それ以外のところは空間が開いており、頭に装着しているというより「頭に乗っている」といった装着感です。
装着したときの見た目も大変スタイリッシュでカッコよく、イヤーカップのフレネル模様は高級感がある見た目となっています。
見た目のカッコよさはすごく気に入っています(*‘∀‘)
取扱説明書も公式サイトも日本語表記で安心
「OneOdio(ワンオーディオ)」は中国オーディオ機器メーカーということで、取り扱い説明が日本語表記されていないのではないかと心配するかもしれませんが、説明書は日本語にもしっかりと対応しています。
また公式サイトも日本語に対応しており、日本市場に向けて力を入れていることが伺えます。
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「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」を1か月使ってみた感想
私は「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」を購入後は電車での移動時や自宅音楽をじっくり聴くときに使用してきました。
ノイズキャンセリング機能はありませんが、周囲の雑音を防ぎ、原音を余すことなく奏でてくれる満足度の高いモニターヘッドホンと言えます。
1か月間使ってみた感想や使用感からメリットとデメリットをまとめてみました。
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」のメリット
メリットについてはこれまでいくつか列挙してきましたが、1ヶ月使った感じとしては以下のようになります。
- モニターヘッドホンとしては非常にお手頃な価格。
- 高級感のある見た目でスタイリッシュなデザイン。
- 有線接続と無線接続(Bluetooth)と使い分けが出来る。
- バッテリー容量が多く急速充電にも対応している。
- コンパクトに折りたためて本体が253g(ケーブル無し)と軽い。
「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」のデメリット
1ヶ月継続して使ってみてもデメリットはほとんど感じられませんでしたが、あえて列挙すると以下のようになります。
- 商品コンセプトに反するがノイズキャンセリング機能がない。
- カラーバリエーションが少なく3色しかない。(2020年7月)
- イヤーカップで耳を塞ぐ構造なので夏場は暑い。
- 本体ボタンがやや固く、操作の際にしっかりと押し込む必要がある。
最後に
ここまで私が購入したOneOdio(ワンオーディオ)の有線でも無線でも接続できるモニターヘッドホン「FuSion A7」の特徴や、1か月間使用した感想や使用感をお話ししてきました。
今回私はモニターヘッドホンを探す中で「OneOdio FuSion A7 モニターヘッドホン」を購入する決め手となったのは、有線接続と無線接続を簡単に切り替えられるところです。
最近のiPhoneはイヤホンジャックが構造上無くなっていることから無線接続であるBluetoothが必須になっていますが、そうした再生機器でも使えるというのはポイントが高いと言えます。
もしお手頃価格でモニターヘッドホンをお探しの方がおられましたら、ぜひ当記事をご参考いただければと思います。