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ASUS RT-AX1800Uのレビュー|お手頃なIEEE 802.11ax WiFi6対応ルーターの評判・口コミ

こんにちはユレオです。

皆さんは「生活インフラ」と聞いて、どのようなものをイメージしますか?

インフラ(インフラストラクチャー)と言えば、「電気」「水道」「ガス」というようなものを想像されるかと思いますが、近年はさらに「インターネット環境」がインフラの一つとして定着しつつあります。

スマートフォンの普及により、インターネット環境が無ければ受けれられないサービスが広がり、インターネット接続が前提の家電製品の登場など、もはや生活を送るうえでインターネット環境は不可欠と言えます。

インターネット環境を利用する為に必要な機器はいくつかありますが、その一つにWi-Fiルーターが存在します。

Wi-Fiルーターの性能はインターネット回線を利用する際の通信速度に直結するため、私はこの度「ASUS RT-AX1800U」を導入することにしました。

本日はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したルーターのエントリーモデルである「ASUS RT-AX1800U」の特徴や使用感について記事にまとめています。

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本記事の内容

  • 「ASUS RT-AX1800U」の特徴について
  • 「ASUS RT-AX1800U」のスペックについて。
  • 「ASUS RT-AX1800U」を使ってみた感想。

本記事ではWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したルーター「ASUS RT-AX1800U」の特徴や使用感などの感想をまとめています。

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Wi-Fi 6対応ルーター「ASUS RT-AX1800U」の特徴

私は現在マンションに住んでいることから、一軒家に比べるとコンクリートの壁があることから、Wi-Fiの電波の通りが悪く、Wi-Fi機器の性能により、利便性が大きく変わります。

通りすがりの猫
通りすがりの猫
マンションより一軒家の方がWi-Fi電波が届きやすいの? 
ユレオ
ユレオ
(;´・ω・) 一概に言えないけど、一軒家はマンションほど壁を丈夫に作る必要が無いからね。

そのため、インターネットインフラを快適に使うためには、Wi-Fi機器は電波が届きやすく高速で通信できるものが良く、家庭内での接続機器の台数が増えたことやYouTubeなどの動画サイトを閲覧する機会が増えたこともあり、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したルーター「ASUS RT-AX1800U」を導入することにしました。

Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)って何?

Wi-Fiとは、無線LANに関する登録商標で、米国に本拠を置く業界団体が規格を制定しており、国際標準規格であるIEEE 802.11規格を使用したデバイス間の相互接続が認められたことを示す名称となっています。

「Wi-Fi 6」は2019年に発表された規格で、現在一般的に販売されているWi-FiルーターはIEEE 802.11ax WiFi6対応のものになっています。

そのため、スマートフォンをはじめとするインターネット接続機器も「Wi-Fi 6」に対応するようになっており、こうした機器を快適に利用するためには、Wi-Fi 6対応のルーターも必要になってきます。

「ASUS RT-AX1800U」は、以下のような特徴を持ち、機能面では申し分ありません。

  • 次世代 IEEE 802.11ax WiFi6対応ルーターのエントリーモデル。
  • 3G/4G ドングル対応で、テザリングの使用も可能。
  • 2.4GHzで最大574Mbps、5GHzで最大1201Mbps、合計で最大1800Mbps のネットワークスピードを実現。
  • MU-MIMOとOFDMA 技術によりチャンネルをより高効率で広範囲を実現。
  • 1×1G WANポートと 3×1G LAN ポートで柔軟な接続に対応。
  • AiProtectionとペアレンタルコントロール機能による安全性。
  • IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応。
  • ASUS APPによるフレキシブルなメッシュ化設定が簡単に行える。

Wi-Fi 6対応ルーター「ASUS RT-AX1800U」のスペック


そんなWi-Fi 6に対応したルーターである「ASUS RT-AX1800U」ですが、スペックについて特筆すべき点を書き出してみました。

CPUMediaTek MTK7621A Dual Core 880MHz
Wi-Fi ChipsetMTK7975D(5GHz) MTK7905DA(2.4GHz)
メモリFLASH: 128MB, DDR3: 256MB
対応周波数2.4GHz & 5GHz
WANポートRJ-45 for 10/100/1000 Base T x 1
LANポートRJ-45 for 10/100/1000 Base T x 3
USBポートUSB 2.0 x 1
ボタンPower on/off, Reset, WPS
LEDPower, WAN, LAN x 3, 2.4GHz, 5GHz,USB
対応無線規格
&
データレート
802.11b Up to 11Mbps
802.11a/g Up to 54Mbps
802.11n Up to 300Mbps
802.11ac 5GHz 867Mbps
802.11ax 2.4GHz 574Mbps, 5GHz 1201Mbps
アンテナ4 x External Fixed Antenna
接続台数32台
電源アダプターAC Input : 100V~240V(50~60Hz), DC Output : 12V
1.5A

「ASUS RT-AX1800U」は家庭用のエントリーモデルということもあり、接続台数も32台となっています。

USBポートが付いていることから、3G/4Gドングルによるテザリングでの通信も構築できるなど、拡張性もあるWi-Fi機器になります。

通りすがりの猫
通りすがりの猫
あれ?LANポートが3つなんだね 
ユレオ
ユレオ
(/・ω・)/ そうなんだよね。LANポートが4つのやつを見かけるから少なく感じるね。

LANポートが3つは少なく感じましたが、実際のところ、有線で接続する機器が数えるほどしかなく、またマンションなので各部屋へ分配する仕組みが住居に備わっていることから、私の場合は特に問題はありません。

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Wi-Fi 6対応ルーター「ASUS RT-AX1800U」の開封の儀

早速「ASUS RT-AX1800U」の開封の儀を始めます。

箱から取り出したところ「ルーター本体」「LANケーブル」「取扱説明書類」「ACアダプター」が入っていました。

アンテナは折り畳まれている状態で梱包されていることから、立てるとその存在感をあらわします。

ユレオ
ユレオ
(`・ω・´) ふむふむ。思ったよりアンテナが主張するデザインだね。

ルーター本体は厚みはありませんが、横幅は約20cmで、アンテナの高さは約19cmであることから、意外と大きく見えます。

6方向それぞれの見た目はこのような感じです。

【上面】

【底面】

【正面/背面】

背面には左から順に「Reset」「電源スイッチ」「電源接続ポート」「WPSボタン」「USBポート」「WAN」「LANポート(No.01~03)」が付いています。

【左側面/右側面】

側面は排熱用のメッシュ構造となっており、斜め掛けの切込みが入ったデザインになっています。

ACアダプタについては、思ったより小さいサイズで、差込口もスリムですが、横並びのタップのを使う場合は隣のポートを塞いでしまいます。

ユレオ
ユレオ
(;´・ω・) 部屋に備え付けの電源差込口ならこのデザインで良いけど、横並びの電源タップを使っている場合は一番端を使うことになるね。

ACアダプタのケーブルの長さは150cmで少々長く感じますが、ルーター本体の設置場所で迷うことはなく、好きな場所に設置できます。

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「ASUS RT-AX1800U」の回線スピードを計測した

それでは早速「ASUS RT-AX1800U」の通信速度を確かめてみたいと思います。

比較するのは古い規格でIEEE 802.11nでの接続ができるWi-Fi 4 ルーター「BUFFALO WSR-300HP/N」になります。

それでは「BUFFALO WSR-300HP/N」と「ASUS RT-AX1800U」の5GHzの周波数帯の速度を比較したいと思います。

速度の計測はiPhone12(Wi-Fi 6対応)を使ってgoogleの「インターネット速度テスト」で計測します。

ユレオ
ユレオ
(*´ω`*) Wi-Fiの電波が干渉しないように測定時にそれぞれのルーターの電源は落としたよ。

結果としては以下のようになりました。

【ルーターとの距離が約1mの時】

BUFFALO(WSR-300HP/N)ダウンロード:163.6Mbps アップロード:132.2Mbps
ASUS (RT-AX1800U)ダウンロード:168.3Mbps アップロード:133.4Mbps

【ルーターとの距離が約15mの時】

BUFFALO(WSR-300HP/N)ダウンロード:58.6Mbps アップロード:66.1Mbps
ASUS (RT-AX1800U)ダウンロード:83.9Mbps アップロード:85.2Mbps

ルーター本体との距離が約1mでの測定だとほとんど差はありませんが、ルーター本体から一番離れている部屋で測定したところ、数値で違いがはっきりと現れました。

マンションの壁はコンクリート製であることから、木造建築の一軒家などに比べると、Wi-Fi電波の通りが悪いことから、「ASUS RT-AX1800U」であれば電波が届きやすくなることが結果として確認できました。

通りすがりの猫
通りすがりの猫
近くだとWi-Fi 4もfWi-Fi6も変わらないね。 
ユレオ
ユレオ
(;´Д`) そもそもの話だけど、うちの光回線が遅すぎるんだよね…。

私の自宅はマンションということで、ネット回線が各家庭に分配されている為、「ASUS RT-AX1800U」の性能が生かせるほどの速度がそもそも出ないことから、少々残念な結果になりました。

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最後に

ここまでWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したルーターのエントリーモデルである「ASUS RT-AX1800U」の特徴や使用感について記事にまとめました。

私は現在自宅でリモートワークをしているのですが、Zoomといったインターネットを使った会議を行う際に、映像が固まる症状が起きていたのですが、「ASUS RT-AX1800U」を使うようになり、接続が安定するようになったことから映像が固まる頻度が減りました。

パソコンやスマートフォンを始め、インターネット接続を行い利用する家電が増えていることから、Wi-Fi環境は定期的に見直すことで、QOL(生活の質)が向上することは間違いが無く、「ASUS RT-AX1800U」は生活を支えるインフラ機器とも言えます。

快適な通信環境の導入を検討されている方がおられましたら「ASUS RT-AX1800U」をご検討してみてはいかがでしょうか。

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