日本は世界的に見て治安が比較的良い国ですが、ニュースやSNSで物騒な事件を目にすることがあります。
しかし、最近は街中に監視カメラが増えたことや、車に取り付ける車載カメラが普及したこともあり、現場映像が何らかの形で残ったことで、事件・事故が解決するケースも珍しくはありません。
こうした風潮を「監視社会」としてネガティブにとらえる方がいる一方で、監視カメラがあるだけで犯罪の抑止力につながることから、防犯の観点から見れば非常に有効と言えます。
私は自宅で猫を飼っており、防犯はおまけですが昼間に猫の行動を確認するのが目的で、ネットワークWi-Fiカメラを探していたところ、ちょうど良い商品を見つけました。
本日はお手頃な価格で手軽にスマートセキュリティを構築できるネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」のレビューについて記事にまとめています。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 「TP-Link Tapo C110」の特徴について。
- 「TP-Link Tapo C110」のスペックについて。
- 「TP-Link Tapo C110」を使ってみた感想。
本記事ではお手頃価格で簡単にセットアップできるネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」の特徴や使用感などの感想をまとめています。
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TP-Link Tapo C110の特徴について
「TP-Link Tapo C110」はティーピーリンクジャパン株式会社が2022年6月9日に発売した商品で、以下のような特徴を持っています。
- 3MPの超高画質で映像を録画できる。
- 夜間・暗所でも数メートル先まで撮影可能。
- 動きを検知して通知してくれる。
- 不審な人物が映ったら、アラーム音とライトで警告できる。
- マイクとスピーカーを内蔵しており、アプリで画面越しに会話が可能。
- 内部で映像を保存して、MicroSDカードに最大512時間の録画が可能。
- 専用アプリ”Tapo”でかんたんに設定や操作ができる。
動体検知やナイトビジョンが付いており、夜間も使える見守りカメラのとしての必要スペックを満たしつつも、Amazonでは4,080円(2022年7月)と大変お手頃価格で販売されています。
この手の分野は進歩が激しく、数年前では高価だった商品があっという間にお手頃な価格で販売されるようになり、ユーザーとしては大変うれしい限りです。
とはいえ、私が使いたい機能は主に昼間の自宅で猫がどうしているのかを見たいということなので、ナイトビジョンの機能は不要なのですが、あるに越したことはありません。
また、セットアップ作業などがスマートフォンアプリで簡単に登録・設定ができるもの大変うれしいです。
ネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」のスペック
そんな手軽にスマートセキュリティを構築できるネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」ですが、スペックについて特筆すべき点を書き出してみました。
ネットワーク | |
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セキュリティ | SSL/TLS 128 ビットAES 暗号化 |
ワイヤレス レート | 11 Mbps (802.11 b) 54 Mbps (802.11 g) 72.2Mbps (802.11n) |
周波数 | 2.4 GHz |
ワイヤレスセキュリティ | WPA, WPA2-PSK |
アクティビティ通知 | |
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トリガーの条件 | 動体検知 |
通知 | プッシュ通知 |
ビデオ | |
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動画圧縮 | H.264 |
ビデオ ストリーミング | 3MP |
システム | |
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認証 | CE, NCC, TELEC |
システム要求 | iOS 10+, Android 5.0+ |
環境 | |
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動作環境温度 | 0-40 °C |
保存環境温度 | -40-70 °C |
動作環境湿度 | 10-90% RH 結露を避けてください |
保存環境湿度 | 5-90% RH 結露を避けてください |
電源 | |
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カメラ入力 | 電源アダプター ケーブル長:約3m |
製品構成 | |
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製品構成 | Tapo C110本体 電源アダプター 設定ガイド マウント用ネジ マウント用テンプレート |
ハードウェア | |
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ボタン | Reset(初期化)ボタン |
LEDインジケーター | システムLED |
アダプター入力 | 100-240V, AC, 50/60 Hz, 0.3 A |
アダプター出力 | 9.0 V / 0.6 A |
寸法 (W×D×H) | 67.6 x 54.8 x 98.9 mm |
カメラ | |
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イメージセンサー | 1/2.8’’ |
解像度 | 3MP(2304 x 1296) |
レンズ | F/NO: 2.0, 焦点距離: 3.3 mm |
ナイトビジョン | 850 nm IR LED (up to 30 ft) |
音声 | |
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音声通話 | 双方向通話 |
音声 入/出力: | マイクおよびスピーカー内蔵 |
「TP-Link Tapo C110」はネットワークWi-Fiカメラであるので、電源さえ確保できれば、本体とパソコンなどを接続する必要はなく、スマートフォンを使って離れた場所からいつでも部屋の様子を確認することができます。
「TP-Link Tapo C110」のスペックは申し分なく、万が一泥棒が入ったとしても、アラートで通知したり音声で警告できるなど、見守りカメラとしての機能が詰まった一品と言えます。
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ネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」の開封の儀
それでは早速「TP-Link Tapo C110」のレビューをはじめます。
届いた商品パッケージはすべて英語表記となっていますが、難しい英語は使われていないので、大体なんとなくわかります。
箱から取り出したところ「Tapo C110本体」「電源アダプター」「設定ガイド」「マウント用ネジ/テンプレート」が入っていました。
セットアップ方法については「アプリをダウンロード」→「本体に電源を入れる」「設定する」と非常にシンプルな表記です。
「TP-Link Tapo C110」本体も非常にシンプルな作りとなっており、本体についているのは「リセットボタン」と「マイクロSDカードの差込口」ぐらいで、基本的にはスマートフォンを使った操作が主体となっています。
そして電源ケーブルの差込口はどこだろうと探したところ、本体下部にありました。
早速「Tapo C110本体」の準備が整ったので、TP-Link Tapoアプリをスマートフォンにダウンロードしてセットアップしたいと思います。
まずは、「TP-Link Tapo C110」に電源を入れて、LEDが赤と緑に点滅するまで待ちます。
TP-Link Tapoアプリを起動したら、ネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」を選択して、画面に表示されるセットアップ方法に従いセットアップ作業を進めます。
ユーザー登録をしてマニュアル通り進めれば、5分もかからずにセットアップが完了したので、早速部屋に取り付けてみたいと思います。
カメラを部屋の隅に取り付けて起動したところ、スマートフォンでしっかりと部屋の様子を確認することができました。
カメラの映り具合も非常によく、猫がくつろいでいるのが分かります。
また、面白いのは動作検知の精度が非常に高くて、猫がカメラ内に入ったり、寝転がっている状態から動いただけで検知してくれることや、動いている対象物が「人」であった場合は「人物検知」で通知し、画面に表示される内容が変わります。
動作検知した内容はスマートフォンにアラートとして知らせてくるので、スマートウォッチなどにアラート通知をしている場合は、スマートウォッチにも知らせてくれます。
スマートフォンを手元で見られない状態であってもスマートウオッチがあれば知らせてくれるのは、見守りカメラとしては大変良くできています。
また、「TP-Link Tapo C110」にはマイクとスピーカーがあるので、映像を見ながら通話したり、話しかけたりすることができます。
ペットを見守る場合、犬などの呼びかけたら答えてくれるペットであれば反応が楽しめそうですが、うちの猫は呼びかけても反応しないため、この機能は使うことはなさそうです。
その他にも”複数のカメラを設置してまとめて管理する”などの使い方もできるのですが、詳細については以下の公式リンクでご確認ください。
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最後に
ここまでお手頃な価格で手軽にスマートセキュリティを構築できるネットワークWi-Fiカメラ「TP-Link Tapo C110」のレビューについて記事にまとめました。
ホームセキュリティの一環としてネットワークWi-Fiカメラの需要が高まっている中で様々な商品が販売されていますが、「TP-Link Tapo C110」は非常に安価でありながら必要とする機能を満たしており、入門機としてはお勧めと言えます。
また、見守り目的として、ペットの様子を見たり、自宅での子供の様子を確認するといった使いかたをするのには安価に導入できるので、お勧めと言えます。