キャンプの楽しみ方は人それぞれあるかと思いますが、皆さんは何を楽しみにキャンプに行きますか?
私は日常を離れて自然の中で過ごすという「非現実感」を楽しみにキャンプに行っていますが、そうした非現実感に「焚火」があります。
焚火は炎を扱うため、自宅では楽しめませんし、私はマンションに住んでいることから、ベランダや庭は火気厳禁となっています。
焚火は不思議な魅力があり、炎を眺めているだけでものすごく落ち着くし、いろんな考えがまとまるので、私としては焚火は「瞑想」的な役割を果たすものだと考えています。
本日はキャンプで焚火をする為に必要となる「焚火台」のお話しで、私が購入した激安の「Gear(ギアトル)焚き火台セット」をご紹介したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 焚火台は焚火をするうえで必須となっている。
- コンパクトでスタイリッシュな「ギアトル 焚き火台セット」の特徴。
- 「ギアトル 焚き火台セット」の使用感と感想について。
本記事ではコンパクトで見た目もカッコよくて使いやすい「Gear(ギアトル)焚き火台セット」の特徴や使用感など、メリットとデメリットも含めて感想をまとめています。
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焚火をする為のハードルは年々上がっている
ここ数年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響や、キャンプを題材としたアニメがヒットしたという事もあり、空前のキャンプブームとなっています。
キャンプで使用する道具は様々ありますが、キャンプブームの影響でマナーが悪い利用者が増えたことから、近年は「焚火」に関する規約を設けるキャンプ場が増えました。
焚火は炎が出ることから、延焼の危険性があり、また炭や灰といった物が出る為、後片付けをしっかりとしないといけないことから、焚火を楽しむにはそれなりの準備が必要です。
最近ではほとんどのキャンプ場で「直火」が禁止になっており、キャンプ場によっては焚火自体を禁止にしているところも珍しくはありません。
今では直火が禁止のキャンプ場がほとんどで、キャンプで焚火を楽しむためには「焚火台」は必須のキャンプギアとなっています。
焚火台は火を扱うことから消耗品である
キャンプギアといったアウトドア用品は基本的に耐久性が優れており、見た目よりも機能性を重視したり、質実剛健を謳った商品が多いです。
その為、頑丈に作られているものがほとんどですが、こと焚火台については「消耗品」として扱う必要があります。
素材がしっかりとした焚火台であっても、他のキャンプ道具とは異なり、高熱にさらされることから傷みやすく、メンテナンス方法も気を遣う必要があります。
Amazonで「焚火台」で検索したところ、様々なメーカーから商品が販売されています。
最近では焚火台は耐久を高める為に、重量を犠牲にして頑丈な商品も存在し、そうしたものは長持ちしますが、軽量でコンパクトを謳った商品では、炎に接する部分が交換可能になっていたりします。
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コンパクトでスタイリッシュな焚火台「Gear(ギアトル)焚き火台セット」
私はソロキャンプで使用する目的で、またバイクで荷物を持ち運ぶことから「小型で軽量な焚火台」を探しました。
数多くの焚火台がある中、私は格安でありながらスタイリッシュな焚火台「ギアトル 焚き火台セット」を見つけて購入することにしました。
こちらの商品は「Gear(ギアトル)」というメーカーの折り畳み式の焚火台で以下のような特徴を持っています。
- メッシュ構造のため、空気の通りが良く、薪や炭が良く燃える。
- キメ細かいメッシュで灰を下に落としにくい。
- 足が3分割になるためコンパクトに畳める。
- 防火シートが付いたセット商品。
- 付属の専用バッグが付いている。
- 展開サイズ:約41.5×41.5×34cm。
- 収納サイズ:約10×10×24cm。
- 重量:720g
- 価格が1,990円(2022年3月)と。非常に安価。
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」は焚火台本体や交換用メッシュシートが別で販売されているのですが、防火シートが付いたセット販売だけ格段に安くて、セットで購入する1,700円近く安く買える謎の価格設定となっています。
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「Gear(ギアトル)焚き火台セット」の開封の儀
早速Amazonで「Gear(ギアトル)焚き火台セット」を注文したところ、翌日には届くというスピード配送でした。
翌日のキャンプで使用する為、急ぎで購入したので、早速開封の儀を行いたいと思います。
開封して専用袋から取り出したところ、「焚火台専用ケース(焚火台入り)」と「防火シート」が入っていました。
防火シートをビニールから取り出して広げてみた感じは以下のようになります。
「焚火台専用ケース(焚火台入り)」から焚火台を取り出したところ、「折りたたまれたポール」と「ステンレス製メッシュ」「メッシュの留め具」が入っていました。
焚火台は専用ケースにピッタリと収まるサイズで、防火シートと合わせて専用袋に入れて持ち運びます。
専用袋をしっかりとした作りで、口も紐で絞ることが出来るので、灰などがこぼれにくくなっています。
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」を実際に使ってみた
早速キャンプ場に持ち込み焚火を行いたいと思います。
専用袋から取り出して、防火シートを展開して焚火台を組み立てます。
焚火台を組み立てる為に焚火台を構成するパーツを並べてみました。
一瞬本当に新品なのか疑いましたが、ポール自体にゆがみや傷があるわけではなく、製品として出来た時点でこのように汚れている(そのように見える)状態のようです。
まあ、これは個体差があると思うので、全ての商品が私のように汚れているわけではないでしょうが、ちょっと残念です。
早速ポールを組み立てて焚火台を作りますが、説明書などが無くても簡単に組み立てられます。
最後にステンレス製のメッシュを留め具で固定すれば焚火台の完成です。
早速薪をくべて焚火を始めたいと思います。メッシュシートは空気の流れが良いので、火が付きやすくて大きめの薪をくべることが出来ることから、薪割り用の斧といった物が無くても焚火が出来るので、私はこの手の形状の焚火台を愛用しています。
焚火台として使いやすく、防火シートもセットで付いていることから、「焚火を始める入門セット」としてはお買い得でおすすめと言えます。
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」は焚火台のみだと2,090円で販売されているのに、1,600円する防火シートとセット販売の「焚火台セット」は1,990円と、値段設定がおかしいと感じる商品です。
この価格設定は一時的なものかもしれませんが、在庫が無くなる前に購入出来て良かったです。
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Gear(ギアトル)焚き火台セットを使って感じたメリット・デメリット
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」はステンレス製メッシュシートを使った焚火台としては非常に安価ですが、さらに防火シートも付いたものがかなりお買い得となっています。
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」を使用して感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」のメリット
商品の特徴で良いポイントをお伝えしてきましたが、実際に使って感じたメリットを列挙してみました。
- ポールが折りたためるので非常にコンパクトになる。
- 専用ケースや袋が付いており、作りもしっかりしている。
- セット価格が1,990円(2022年3月)と非常に安価。
「Gear(ギアトル)焚き火台セット」のデメリット
使用してデメリットはほとんど感じられませんでしたが、あえて列挙すると以下のようになります。
- 新品なのにポールの汚れが目立った。(たまたま?)
- ステンレス製メッシュシートを2つ折りで収納する必要がある。
- メッシュシートの留め具は毎回外さないと収納できない。
最後に
ここまで私が購入した激安の焚火台「Gear(ギアトル)焚き火台セット」をご紹介しました。
なぜかセット販売だと1,700円近く安く買える謎の価格設定となっていますが、人柱として購入して実際に試したところ、焚火台も防火シートも問題なく使う事が出来ました。
焚火台は高温の炎を扱う事から、他のキャンプギアよりも傷みやすいこともあり、メッシュシートなどは消耗品として扱うことになるので、「安い」ことはそれなりに重要です。
無事にキャンプ地に着きました。
昼間はあったかかったけど日が落ちてからは寒い…明日の朝は氷点下になるみたいだし、油断しないように防寒しよう。_(:3 」∠)_#vストローム250 pic.twitter.com/9ucsXk2wxh
— タマシイ ユレオ@モトブログ「バイクの旅人」 (@tamashii_yusa) February 27, 2022
また、バイクでソロキャンプに行くには軽量かつコンパクトである必要があることから、「ギアトル 焚き火台セット」は丁度良いキャンプギアと言えます。
安くて雑に扱っても気にならず、コンパクトな焚火台を探している方は、是非この記事を参考にしていただければと思います。