断酒

医者が止めるストロングゼロの危険性|松本俊彦氏「ストロングZEROは”危険ドラッグ”として規制した方が良い…」

スポンサーリンク


こんにちはユレオです。

私は現在断酒を継続しており、2015年1月10日に断酒を始めてもうすぐ5年目に突入しようとしています。

年末年始はお酒の誘惑が多い時期ですが、当時の私はアルコールに依存した生活を送り、いろいろと思うことがあってお酒をやめようと決意してアルコール外来の医療機関にお世話になりました。

当時の私はお酒に関する悩みを医者に相談をして断酒を始めたわけですが、うまく事が進み、現在に至るまで一滴もお酒を口にせず無事に過ごしています。

当時私はビールでは飲み足らず、アルコール度数の強い「ストロング系缶酎ハイ」を好んで飲んでいたのですが、このストロング系缶酎ハイが最近話題になっています。

本日は医者の松本俊彦氏が警笛を鳴らすストロングゼロの危険性についてと、ストロングゼロ系缶酎ハイに対する私の考えや、私がお酒をやめるに至った経緯をお話ししたいと思います。

本記事の内容

  • 医師が警笛を鳴らすストロングZEROの危険性。
  • ストロングゼロ系缶酎ハイの問題点とは何か?
  • 私が断酒に至ったアルコール外来への通院について。

本記事では医師が警笛を鳴らすストロングゼロの問題がどういったものなのかを解説しています。

また、アルコール依存症だった私がお酒をやめた経緯や、やめるために行った経験談を記事にまとめています。

スポンサーリンク

精神科医である松本俊彦医師が警笛を鳴らすストロングZEROの危険性

年末年始はおめでたい雰囲気や大勢の人が集まる為、何かとお酒を飲む機会が多いかと思います。

忘年会から始まり、クリスマスやお正月、そして新年会といった形で立て続けにお酒を飲まれる方は多いのではないでしょうか。

そうしたお酒を飲む機会が多い年の瀬の2019年12月31日に、精神科医である松本俊彦医師が投稿したfacebookが話題になりました。

ストロングZEROは「危険ドラッグ」として規制した方がよいのではないか。半ば本気でそう思うことがよくあります。私の臨床経験では、500mlを3本飲むと自分を失って暴れる人が少なくありません。大抵の違法薬物でさえも、使用者はここまで乱れません。

結局あれは「お酒」というよりも、単に人工甘味料を加えたエチルアルコール=薬物なのです。そして、ジュースのような飲みやすさのせいで、ふだんお酒を飲まない人や、「自分は飲めない」と思い込んでいる人でもグイグイいけます。

そうした人たちが、ビールの倍近い濃度のアルコールをビール並みかそれ以上の早いペースで摂取すればどうなるのか。ただでさえ人類最古にして最悪の薬物といわれているアルコールですが、その害を最大限に引き出す危険な摂取法です。

お酒はお酒らしい味をしているべきであり、公衆衛生的アプローチを考えれば、本来、酒税は含有されるアルコール度数の上昇に伴って傾斜すべきです。それなのに、「税収ありき」の国の二転三転する方針にメーカーが追い詰められて、確実におかしな事態を引き起こしています。
引用元:松本俊彦(facebook)

松本俊彦医師の投稿した文章は非常に短いながらも、ストロングZEROの問題性についてまとめられており、私もアルコールに依存していた身ですから松本医師が警笛を鳴らすストロングZEROの問題が非常に納得できました。

ストロングZEROの売り上げは年々伸びている

f:id:soul-vibration:20181229083133j:plain

近年は「若者のビール離れ」という言葉が生まれており、若者のビールの消費が落ちていますが、代わりにRTD(レディ・トゥ・ドリンク)と呼ばれるアルコール飲料が好まれるようになっています。

RTD?「レディ・トゥ・ドリンク」は初めて聞いた言葉かも。

「RTD(レディ・トゥ・ドリンク)」と言われても一般の方には何のことやらと思うので簡単に説明すると、RTDとは「レディ・トゥ・ドリンク(Ready To Drink、RTD)」の略で、購入後そのまま飲める缶やペットボトル入り飲料を差します。

具体的には「お茶」「コーヒー」「カクテル」「粉末状ドリンク」「ヨーグルト飲料」「スムージー」など飲むためには本来何かしらの手間が必要だった飲み物が、すぐに飲める商品になります。

ただ、狭く限定した意味として「缶酎ハイ」「缶カクテル」をはじめとした市販のアルコール飲料のことをRTD(レディ・トゥ・ドリンク)と言います。

RTD(レディ・トゥ・ドリンク)市場は毎年前年度を上回る勢いで伸びており、サントリーがおこなったRTD(レディ・トゥ・ドリンク)に関する消費者飲用実態調査では右肩上がりに伸びているのが分かります。


引用元:サントリーグループ企業情報

ビールの売り上げが低迷している中でRTD(レディ・トゥ・ドリンク)市場は着実に右肩上がりに市場が拡大しており、2018年に至っては2012年の1.6倍まで伸びており、この流れは続いています。

ストロングゼロ系缶酎ハイの問題点について

一般的に「ストロング系缶酎ハイ」と世間から認識されている飲み物は以下のようなものを差します。

  • アルコール度数が高く9%~12%。
  • 糖質ゼロで太りにくく、カロリー控えめで健康志向をアピールしている。
  • フルーティーで炭酸が強く、口当たりが良くて飲みやすい。

「サントリー-196℃ ストロングゼロ」がヒットした後、各酒造メーカーが同様のアルコール度数が高めの缶酎ハイの商品名に「ストロング(STRONG)」という文字を付けるようになったことでジャンルが確立され、「ストロングゼロ系缶酎ハイ」として世間に認識されるようになりました。

f:id:soul-vibration:20171230182321p:plain
引用元:NHK

この”ストロング系缶酎ハイ”は、年々アルコール度数が上がっており、以前はアルコール度数が6%ぐらいでも「ストロング(STRONG)」の名がついていましたが、今は9%~12%ぐらいのアルコール度数が当たり前になっています。

このストロング系缶酎ハイの問題は数年前にNHKで特集が組まれたこともあり、世間ではストロング系缶酎ハイは以下のような問題があると認識されています。

  • アルコール度数が高いのに香料や強炭酸のおかげで口当たりが良い。
  • 有名人を起用したCMで気軽さが浸透し「アルコール度数が高いのに身近でポピュラーなお酒」として定着している。
  • お金を持たない若者の中でコンビニやスーパーで手軽に購入できて、1本飲めば十分に酔えて、2.3本飲めば酩酊できるコストパフォーマンスの良さが支持されている。
  • 口当たりが良いことから適量を超えた飲酒につながり、やがて酒量が増えてアルコール依存症の予備群を生むことになる。

先ほど松本俊彦医師がfacebookで掲載した内容と概ね被りますが、お金を持たない若者はビールよりも缶酎ハイの方がなじみがあり、そして「安くて酔える」という事でストロング系缶酎ハイを好むようになっていることに納得してしまいます。

スポンサーリンク

私が断酒するためにアルコール外来に通った

私がアルコールに依存していた頃は、ビールのアルコール度数(5%前後)では満足することが出来ず、アルコール度数が強いストロング系缶酎ハイを安いという事もあり好んで飲んでいました。

しかし、一念発起してお酒をやめるために行動に移し、アルコール依存症にまつわる書籍を読んだり、webサイトで調べたりしたことで、お酒の飲みすぎに対する怖さやお酒で生じる問題について理解を深めました。

そうした情報からアルコール依存症は本人の意思で治療することが難しいことを知り、私は断酒を成功させるために最初からアルコール外来に通い断酒のための薬を処方してもらうことにしました。

昔から抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」は存在しますが、近年は新しい断酒の為の薬である「レグテクト」が登場したことで、私はこの「レグテクト」を使用して断酒の苦しみを軽減しました。  

f:id:soul-vibration:20180228195934j:plain

【レグテクトとは】
レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

引用元:レグテクト

このレグテクトという断酒薬の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、「お酒を飲みたい」と思う気分を抑えてくれます。

またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすく飲みやすいという点があります。

f:id:soul-vibration:20170613211442j:plain

レグテクトはシアナマイドやノックビンの抗酒剤のような身体的な影響が無い為、お酒を飲んだとしてもアルコールの分解が阻害されることは無く苦痛を味わうことはありません。

そのため身体的な抑止力が働かないので為、「お酒をやめる」と強い意志を持っていない人には全く効果が無い薬ですが、お酒を自身でやめたいと考えている方には体への負担が大変少なく、自然にお酒から距離を置くことができる薬で私にはピッタリでした。

飲酒欲求を抑える断酒の薬「レグテクト」はどこで購入できるのか

f:id:soul-vibration:20171011095202j:plain

この断酒薬であるレグテクトですが、街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール外来に行って処方してもらうか、個人輸入で購入するといった方法で手に入れることができます。

私はレグテクトを最初は、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらいました。


流れとしては病院のアルコール依存症専門外来に行き「断酒したいのでレグテクトください」と言えば処方してもらえますが、医師の診断の結果が「レグテクト」が最適でないと判断した場合はその限りではありません。

先ほどもお話しましたが、「レグテクト」は本人の断酒の意思が無いと効果が薄いからです。

私は自らアルコール依存症専門外来に行って診察を受けたこともあり、医者が「自分の意思でアルコール依存症専門外来に来られるというのは大変珍しい」とおっしゃっていました。

飲酒欲求を抑えて断酒に役立つ薬、「レグテクト」のお値段は?

f:id:soul-vibration:20171011095305j:plain
断酒薬であるレグテクトですが、2013年から日本で発売されるようになった比較的新しい薬ということもあるのか、「新薬(先発医薬品)」はお値段がそこそこします。

私が病院にて処方してもらった際には、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。

初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円

薬代だけでいうと自己負担が1日200円で、保険が効かなかったら1日600円ちょっとといったところでかなり高額です。

私は1ヶ月分処方してもらいましたが、処方された薬が「新薬(先発医薬品)」であったため、かなり高めのお値段でしたが、これを飲むことで酒をやめられると思えば安いものと考えました。

飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想

f:id:soul-vibration:20181024204238j:plain

レグテクトを飲んだ感想は、素直に飲酒欲求がなくなる感覚があり薬の効果は感じられました。

「レグテクト」を飲むと今まで飲酒欲求が湧いてた状況、例えば仕事を終えて家についていつもなら晩酌したいと思う状況で不思議と飲酒欲求が湧かなくなりました。

もちろん飲酒欲求が湧かないだけで飲むこともできるのですが、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。

分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に例えると以下のような感じです。

空腹時は「食べたい!」と思うが、満腹時は「食べたい!」と思わないのと同じで、レグテクトを飲むとお酒を目の前にしても「飲みたい!」と思う気分が湧きあがらず、飲酒欲求が抑えられる。

ただ、これは私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかというと難しいところですが、私はレグテクトの効果と恩恵をしっかりと体感することが出来ました。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法

f:id:soul-vibration:20181021201124j:plain

私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、病院で処方してもらう薬は保険が利くとは言え「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、2回目以降は購入代理店でレグテクトを手に入れました。

日本では珍しい一部のサプリメントや健康食品を購入代理店で購入できるのは知っていましたが、アルコール依存症の治療薬であるレグテクトも購入できるのを知り驚きました。

購入代理店での値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できたことや、飲み比べても差はなくてしっかりとレグテクトとしての効果を感じました。

ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽で、私は初診以降は購入代理店を利用して購入しました。

私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。

スポンサーリンク

最後に

ここまで医者の松本俊彦氏が警笛を鳴らすストロングゼロの危険性についてと、ストロングゼロ系缶酎ハイに対する私の考えや、私がお酒をやめるに至った経緯をお話ししてきました。

お酒は決して「悪」というものではなく、適量であればストレスの解消にもなり、またコミュニケーションを取るうえでも有用です。

しかし飲みすぎると毒になり、また人間関係や信頼を失う行動を取らせるきっかけにもなる為、酒量に気を付けなければなりません。

ストロングゼロ系缶酎ハイは口当たりも良く、安くて酔えるという事もあり、若者を中心に愛飲者が増えていますが、医者が警笛を鳴らす危険性を持ち、警笛の内容についてアルコール依存症であった私から見ても非常に納得がいくものでした。

年末年始はめでたく人の集まる席が多いのでお酒を飲む機会が多いかと思いますが、飲みすぎにならないように皆さまお気を付けください。

お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

スポンサーリンク