こんにちはユレオです。
私は現在禁煙をしており、煙草とは無縁の生活を送っています。
ここ数年煙草の値段がどんどん上がっており、2019年10月には消費税の増税に伴い1箱500円にもなるため、多くの方がこれを機会にタバコを減らしたり、タバコをやめることを検討しているのではないでしょうか。
中には煙草をやめて煙害を軽減する”加熱式たばこ”や、ニコチンが発生しない”電子たばこ”を使い始める方もおられるかと思いますが、ここにきてアメリカでは味や香り付きの電子たばこの販売が禁止になる動きがあります。
本日は電子たばこについてのお話しと、アメリカでは何故味や香り付き電子たばこが禁止になったのか、今後日本ではどうなっていくのかという事についてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 「電子たばこ」と「加熱式たばこ」の違いについて。
- アメリカでは味や香り付き電子たばこの販売が禁止になった。
- 今後世界的に電子たばこの販売は制限されることが予想される。
本記事では通常の煙草とは異なる「次世代たばこ」と呼ばれる電子たばこや加熱式たばこがどういったものなのかを解説しています。
また、アメリカでは味や香り付き電子たばこの販売が禁止になった経緯や、今後世界的に次世代たばこの販売はどうなるのかという点について私の考えをまとめています。
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「電子たばこ」とはどういったものを指すのか?
「電子たばこ」や「加熱式たばこ」は”次世代たばこ”と呼ばれて日本でもブームになり、短期間で若者を中心に広まりました。
そもそも「電子たばこ」と「加熱式たばこ」の違いを説明する際に、まずは従来の煙草との違いについて説明したいと思います。
従来の煙草と電子たばこや加熱式たばこの違いとして明確なのが、従来の煙草が”煙”を吸うのに対して、電子たばこや加熱式たばこは”水蒸気”を吸うという点です。
- 従来の煙草 ➡ 煙を吸う
- 電子たばこ・加熱式たばこ ➡ 水蒸気を吸う
そして、加熱式たばこと電子たばこの違いは、加熱式たばこはタバコの葉を使用しており、加熱してからニコチンを含む水蒸気を吸う仕組みなのに対して、電子たばこはタバコの葉を使用しておらず、味や香り付が含まれる”リキッド”と呼ばれる液体を加熱して、水蒸気を吸う仕組みです。
- 加熱式たばこ ➡ 煙草の葉が含まれニコチンを含む水蒸気を吸う
- 電子たばこ ➡ 煙草の葉が含まれず味や香りを水蒸気で吸う
このように見ると電子たばこは、煙草といういうより「タバコ風の別物」と捉えること出来ます。
電子たばこはニコチンが発生せず幅広い楽しみ方が出来る
電子たばこは少し深堀すると「ボックスタイプ」と「ペンタイプ」の2種類に分かれます。
少し大型で電力の強さで熱する温度を調節して水蒸気の量を調節する。
バッテリー一体型と交換型とあり、水蒸気の量は調節できないが小型で持ち運びしやすい。
電子たばこは煙草の葉が含まれない為、味や香りがする様々なリキッドがあり、爽快感があるメンソールから、フルーツの甘い香りがするものまで豊富な種類があります。
加熱する温度を調整することで味や香りに違いが出るため、自分好みに複数のリキッドを調合するというような楽しみもできます。
このように電子たばこは煙草の葉が含まれずニコチンを摂取しない為、これまでは身体には無害で健康に影響がないものとして考えられていました。
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アメリカで味や香り付き電子たばこの販売が禁止に
さて、こうした身体に無害だと思われていた電子たばこですが、2019年9月にアメリカ政府がアメリカ国内での販売を禁止する方針を発表しました。
このような発表があった理由はアメリカ国内ではこの1年間に電子たばこを吸ったことによる肺疾患などの報告があり、そのうち6名が死亡したとの発表がありました。
トランプ大統領はこの日、記者団に対し、電子たばこは、特に子供たちにとって「新たな問題」だと述べた。
同席したアレックス・アザー保健福祉長官は、米食品医薬品局(FDA)が数週間以内に、本来のたばこ以外の味や香りが付いた電子たばこを市場から取り除くための方針をとりまとめると説明した。
さらにアザー氏は、若者が電子たばこに意図的に引き込まれていると判断した場合には、強制措置を講じる可能性があると述べた。
引用元:BBCニュース
電子たばこについては以前からアメリカでは社会問題として認識されており、アメリカ国内でこれまでに6人が死亡して450人以上(2019年9月)が肺疾患を発症したと報告されています。
ミシガン州やカルフォルニア州は味や香り付きの電子たばこの販売を禁止する条例が可決され、電子たばこに対しての規制が進んでいます。
香り付き電子タバコを2年吸った若者の症例
電子たばこの健康被害が話題になる中、先日アメリカで非常にショッキングなニュースがありました。
アメリカでは若者を中心にシナモンやフルーツなどのフレーバー付き電子たばこが流行していますが、電子たばこを2年吸い続けた19歳の男性の肺のレントゲン写真がSNSで公開されて話題になりました。
引用元:Facebook「A warning for those in denial PLEASE READ」より
この若者は電子たばこで「ブルー・ラズベリー」「シナモン・トースト・クランチ」「コットンキャンディー」などのリキッドや、大麻やマリファナの主な有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(*)を含んだ製品も好んで使用していました。
テトラヒドロカンナビノール(Tetrahydrocannabinol)はカンナビノイドの一種。多幸感を覚えるなどの作用がある向精神薬。大麻樹脂に数パーセント含まれ、カンナビジオール (CBD) と共に大麻(マリファナ)の主な有効成分である。全身に存在するカンナビノイド受容体(英語版)に結合することで薬理学的作用を及ぼす。
引用元:wiki
日本では違法と思われる製品を使っていたこともありますが、肺のレントゲン写真では電子たばこのフレーバーオイルが肺の中でこびりついた状態となっており、肺の多くの機能が低下して、呼吸がうまくできているかどうかの指標となる酸素飽和度は37%しかなかったそうです。(酸素レベルが90%以下だと「呼吸不全」とされる)
このような症例がアメリカ国内では広がっており、アメリカ政府は香り付き電子たばこの販売を禁止する動きとなりました。
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今後は日本でも香り付き電子たばこの販売は制限されるのではないか?
アメリカでは社会問題になり禁止の処置が進められている味や香り(フレーバー)付き電子たばこですが、日本ではどうなるのでしょうか?
日本では2019年9月の時点では電子たばこは禁止になっていません。
しかしアメリカの動きを追従することが容易に想像が付き、日本でも電子たばこは禁止になる可能性があります。
また、電子たばこ世界的な禁止の流れに発展すると、今度は同様の加熱式たばこも制限を受ける可能性があります。
加熱式たばこも仕組みとしては水蒸気を発生させて煙草の葉を加熱してニコチンを摂取するわけですが、多くの製品でメンソールやフルーツなどの味や香り付きとなっているからです。
日本では従来の煙草に比べて電子たばこや加熱式たばこは、煙が発生せずに身体には無害で健康に影響がないものとして広く普及していましたが、今後をどうなるかわからなくなってきました。
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煙や水蒸気を吸わずにニコチンを摂取できる禁煙補助薬のメリット
「従来の煙草」や「電子たばこ・加熱式たばこ」は煙や水蒸気を肺に吸って成分を吸収します。
このことにより肺に健康被害が出るわけですが、従来の煙草や加熱式たばこを吸う方の目的はニコチンを摂取することにあります。
私は現在禁煙をしているのですが、禁煙時に従来の煙草や電子たばこ・加熱式たばこを使わずにニコチンを摂取するミスト方式の禁煙補助薬を使いました。
禁煙を無理なく成功させる「禁煙補助薬」の評判は?
禁煙補助薬はあくまで煙草を止めることを目的とするもので、煙草の代わりにするものではありません。
私がタバコを減らすために使った禁煙補助薬は「ニコレットクイックミストデュオ」というものなのですが、こちらは小型のスプレータイプの禁煙補助薬で、一見薬のようには見えません。
この商品は1セット2本入りの8,800円で、スプレー1本で150回分となるので計300回分使用できます。
私は多いときで1日10回ほど使用したので、1ヶ月で1セット2本を消費する計算になり、一ヶ月で換算するとおおよそ9千円ということになります。
9,000円 ÷ 30日 = 300円/日
煙草代を1日500円と考えると、6割程度の300円で済むのか(*’▽’)
「ニコレットクイックミストデュオ」はニコチンをミスト状にしてスプレーを使って口に噴射して喉から摂取する方法になり、煙や水蒸気を肺に入れることはありません。
「煙草を吸いたい!」と思ったときにポケットから取り出し、口に1プッシュするだけでニコチンを摂取できるので、場所を問わずニコチンの離脱症状を緩和させることが出来ます。
何より素晴らしいのは、一見禁煙補助薬に見えないという点で、仕事中パソコンに向かいながらニコチンを摂取することもできるので、わざわざ喫煙所まで移動するという必要はありません。
使い方としては1回プッシュして、喫煙衝動が収まるかしばらく様子を見て、それでも吸いたいと思うならもう2回目をプッシュするといった感じで使いました。
使用上の注意を読むと1時間以内に4回以上の使用は避けて、1日のスプレー回数が64回を超えないようにする必要があるそうです。
「ニコレットクイックミストデュオ」を使った感想は、即効性があってすぐにニコチンを摂取した感覚が得られました。
「ニコレットクイックミストデュオ」は煙草の代替品として優秀
加熱式たばこや電子たばこを吸われる方は「煙草を吸いたい」という衝動を抑える為に煙草の代替品として使っていると思いますが、「ニコレットクイックミストデュオ」は煙も水蒸気も吸わずニコチンを摂取できるので立派な代替品になります。
私は加熱式たばこや電子たばこを検討した時期もありましたが、肺の負担がかからないという事で禁煙補助薬を使用するようにしましたが、今思えばこの判断は正しかったと言えます。
「ニコレットクイックミストデュオ」はスプレータイプは人目を気にせず使えることや、禁煙ガムのように口に残らないところも良く、場所を選ばすに喫煙衝動が出たときに即座に対応できるのが大変すばらしいと言えます。
私はこの「ニコレットクイックミストデュオ」を安く購入するためにまとめ買いをしたのですが、こちらの代理店ではまとめ買いすると割引が適用されます。
最後に
ここまで電子たばこについてのお話しと、アメリカでは何故味や香り付き電子たばこが禁止になったのか、今後日本ではどうなっていくのかという事についてお話ししてきました。
日本で2019年9月の時点で電子たばこは変わらず販売されていますが、アメリカで禁止になったことで世界的に電子たばこの規制の流れが予想されることや、加熱式たばこも味や香り付きであるため、今後どうなるかわかりません。
煙草は依存性が高く、本来であれば吸わずに済むのが一番ですが、直ぐにやめるのが難しいのであれば、代替品に頼るのも仕方がないと思います。
健康の為にタバコを減らしたいと考えている方には煙も水蒸気も吸わずにニコチンが摂取できる禁煙補助薬はストレスをかけずにタバコを減らすことができるので、こういったものを利用してみてはいかがでしょうか。
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