こんにちはユレオです。
本日の記事はブログ運営に関する個人的な見解をまとめたものであり、ブログをこれから始めようとされる方や、副業としてブログ運営を始めている方に向けた内容です。
私はこれまでブログ運営を2年5か月ほど継続して700記事ほど執筆してきましたが、これだけ続けているとTwitterやブログの問い合わせフォームにブログサロンやオンラインサロンへの参加をお誘いを頂くことがあります。
本日はブログサロンやオンラインサロンについてのお話しと、そうしたサロンが本当に有用なのかという点について私の考えをお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- ブログサロンやオンラインサロンの解説。
- ブログサロンやオンラインサロンのメリットについて。
- 有名ブログ運営者がサロンを主催する理由とは。
本記事ではブログサロンやオンラインサロンについての解説と、サロンのメリットやサロンの問題点について説明しています。
また、ブログサロンやオンラインサロンを主催する有名ブロガーの狙いや、最近サロンが活況となっている理由について解説しています。
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ブログサロンやオンラインサロンとはどういったものなのか?
ブログ運営を始めたばかりの方や、アフィリエイトやネットビジネスを知らない方にとっては「ブログサロン」や「オンラインサロン」は無縁のもので、見聞きする機会はほとんど無いかと思います。
ブログサロンやオンラインサロンはブログ運営初心者や、ブログ中級者が運営しているブログをより高みに目指したいという方が集まって意見や情報交換をするコミュニティです。
有志が集まって自主的に行っているのであれば、それほど問題は無いのですが、こうしたブログサロンやオンラインサロンの大半は、有名なブロガーや実績を上げている(とされてる)方が主催して、有料で行う「ブログ運営が学べる塾」みたいな存在となっています。
ブログ運営は続けるだけでも難しいうえに、副業として始めたのに収益が出ないことで悩み、そういった理由からブロガ運営者が集まるブログサロンやオンラインサロンに参加される方が後を絶ちません。
さて、こうしたブログ運営を学ぶことが出来るブログサロンやオンラインサロンは実際に効果があるのでしょうか?
ブログサロンやオンラインサロンは有料でお金がかかる
ブログサロンやオンラインサロンは有名なブログ運営者が運営を行っていることもあり、営利目的ものがほとんどです。
中には将来営利目的でブログサロンを展開するために、「先着〇名様に無料でブログをコンサルします!」というような方もおられます。
ブログサロンやオンラインサロンは非公開のFacebookグループで運営を行ったり、Web上の専用サイトにログインして活動をするのが中心ですが、中には実際の会議室を借りて講義をするような形式で運営している方もおられます。
ブログサロンやオンラインサロンの費用はまちまちで、一般的には相場では月額2,000~5,000円程度ですが、中には数万円もする超高級オンラインサロンなども存在します。
ブログサロンやオンラインサロンは運営者によって良し悪しがあり、また「方針が合う・合わない」といったこともあるので、確実に有用な情報が得られるということはありません。
ブログサロンやオンラインサロンで学べることは何か?
サロンの形態は様々ありますが、ブログサロンやオンラインサロンは基本的に「ブログ運営のノウハウ」「ブログで儲かるにはどうすれば良いのか」といったことから、「引き付ける文章の書き方」「思わずクリックしたくなるタイトル」といような仕事に役立ちそうな文章にまつわるテクニックを学ぶことが出来ます。
また、中にはブログのデザインCSSの記述や、SEO対策といった深い内容も学ぶことが出来ます。
ただ、どのブログサロンやオンラインサロンでもそうした高度なことが学べるかというと、そんなことはなくて、ブログサロンやオンラインサロンの主催者次第で学習できる内容に天地の差があると言えます。
サロンの良し悪しは様々ですが、共通して言えることは「ブログでより儲けたい」と考えている方に対して「ブログでより儲ける方法を教える」という事で対価を得る営利目的の活動と言えます。
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ブログサロンやオンラインサロンのメリットについて
ブログサロンやオンラインサロンについて説明してきましたが、ブログサロンやオンラインサロンに参加するメリットにはどういったことがあるのでしょうか。
ブログサロンやオンラインサロンでブログ運営のコツが学べる
先ほどいくつかお話ししましたが、ブログサロンやオンラインサロンは基本的に以下のようなことが学べます。
- ブログ運営で必要なノウハウが学べる
- ブログ運営でお金を稼ぐ方法が学べる
- SEO対策などのアクセス数を増やすためのテクニックが学べる
- 魅力ある引き付ける文章の書き方が学べる
- 興味を引いてクリックしたくなるタイトルの文章の書き方が学べる
- デザインCSSの記述などの技術的な内容が学べる
こういったことを月額2,000~5,000円程度で学べると思うとすごくお得だと感じるかと思いますが、今ではインターネット上にこういった情報があふれていることから、有用な情報は調べれば大半が無料で見つかります。
ただ、そういった情報を調べるのがめんどくさいという方にとってはサロンは有用であると言えます。
月謝を払って有料で学ぶのでモチベーションが上がる
基本無料で始められるサービスというのは様々なありますが、最近ではスマートフォンゲームの多くが、ゲーム内課金を前提とした基本無料サービスです。
こうした無料アプリゲームをプレイしたことがある方ならお分かりだと思いますが、無料で始めるゲームはちょっとしたことで簡単に止めてしまいます。
理由としては「やめたとしても損はしていないから」という心理的なものが働くからですが、逆に有料のゲームだとちょっとしたことでは決してやめません。
それは「お金を払ったんだからやめるともったいない」という心理が働くからです。
こうしたお金を払ったんだからやめるともったいないという心理は「コンコルド効果」と言うのですが、有料のブログサロンやオンラインサロンに参加することは、「ブログを運営するためのモチベーションを買う」という事にもつながります。
同じようなブログ運営者と出会うので仲間意識や競争意識が働く
ブログ運営のモチベーションを維持するにはライバルや仲間といったものがいると、より継続しやすくなります。
ブログ運営は継続するのが難しく、ほとんどの方は1年も継続せず大半の方が脱落していきます。
ブログ運営は基本的には孤独な自分との闘いになるのですが、ブログサロンやオンラインサロンに参加すると、同じような仲間と知り合えることで情報を交換したり、またライバルとして切磋琢磨することで、より頑張れる環境が得られます。
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ブログサロンやオンラインサロンは詐欺まがいのものも多い
ブログサロンやオンラインサロンのメリットについてお話ししましたが、こうしたサロンは物品などを扱ったものではなく「情報商材の販売」をメインとしています。
その為、中には実際に効果があるか疑わしい内容や、運営者の経歴を売りに宣伝して開催したサロンで、実は主催者が経歴を詐称していたというような詐欺まがいのものが散見されます。
そういった「悪徳サロン」も数多く存在するため、しっかりとサロンを運営している方にとっては「サロンの名前が貶められている」と大変迷惑に感じられていることでしょう。
具体的にどういった悪徳サロンが存在するかはここでは語りませんが、サラリーマンをディスり、ブログ運営をすることで好きに生きていくことが出来るというような触れ込みで生徒を集めている方がおられます。
そうした生徒の中にはサロンの主催者に心酔して、挙句の果てにサラリーマンや大学を辞めてブログ運営で食べていくことを宣言する方も出てくる始末です。
最終的に会社や大学を辞めて行動に移すのは本人の意思ですが、誤った情報に惑わされてブログ運営を始めたものの、成果が出ずに音信不通になるのを見ていると胸が痛くなります。
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ブログサロンの主催者はブログで儲からないからサロンを運営している
ところで、ブログサロンやオンラインサロンの主催者はなぜブログで稼げる方法などを有料とはいえ他人に教えるのでしょうか。
ブログ運営での安定した収益化は難しいものなのに、そうしたノウハウは他人に教えると、自分のライバルを増やすことになります。
しかし、最近はこうしたブログサロンやオンラインサロンが盛んに行われており、「情報商材の販売」が熱く盛り上がっています。
この動きはGoogleの検索アルゴリズムの進歩により、従来のアフィリエイトのアクセス数が減少する傾向の影響で、個人のアフィリエイターがブログ運営で稼ぐのが難しくなっていることが理由として挙げられます。
また、全てのサロンがそうだとは言いませんが、最近のサロンの活気を見ると多くのサロン主催者は「ブログ運営を続けるよりもサロンを運営した方が儲かる」と考えているからです。
ここ数年は仮想通貨バブルが再燃したことで、仮想通貨を盛り上げるコンテンツを積極的に行う方や、youtuberとして活動する方もおられるなど、プロブロガーの多角経営化が顕著に見られます。
サロンを運営するブログ運営者のトップアスリートといえる方々が、ブログ以外で収入を得る「多角経営化」をしているということは、ブログ界はすでに頭打ちをしており、レッドオーシャン化しているのではないでしょうか。
日本のインターネットユーザー数はすでに頭打ちの状態である
先ほどブログ界は頭打ちをしており、レッドオーシャン化しているのではとお話ししましたが、それを裏付けるようなデータがあります。
日本のインターネット人口の総数について、総務省が2016年に発表した「インターネットの利用者数及び人口普及率の推移」というものがあります。
【インターネットの利用者数及び人口普及率の推移】
引用元:総務省|平成29年版 情報通信白書|インターネットの普及状況
これを見るとインターネット利用者の情報を見ると約1億人となっています。
インターネット利用者の人口普及率も83.5%まで達しておりここ数年の伸び率はそれほどありません。
こうした実態から日本人のインターネットユーザー数の増加は頭打ちとなり、すでにインターネットユーザーのパイの取り合いが起きているわけです。
ブログはストックビジネスとして成立しなくなる?
単純に日本人の人口増加が停滞してることや、日本人のインターネットに対する人口普及率が83.5%に達していることを考えると、以下のことが成立しないことが推測できます。
ブログ運営を続けていれば右肩上がりにアクセスが伸びていく。
分母がそれほど伸びないであろうに、新たなブログがどんどん生まれているわけですから、単純に考えて「パイの奪い合い」が起きており、有名なブログ運営者がブログサロンやオンラインサロンに力を入れているのは、こうした問題を理解したうえでの行動ではないでしょうか。
そして今後はこの競争がより激しくなり、「ブログ運営を継続して更新を続ければアクセス数が右肩上がりになる」という現象とは逆に、「ブログ運営の更新が減ったり途絶えたりするとアクセス数が右肩下がりになる」ということがより顕著に起きるのではないかと考えています。
詳細はこちらの記事で触れています。
「ブログ運営の更新が減ったり途絶えたりするとアクセス数が右肩下がりになる」ということが起きるようになると、ブログがストックビジネスとして成立しなくなるため、ブログそのもののあり方や捉え方が変わり、そうした状態でも食っていくために、これまでアフィリエイトに力を入れていた有名なブログ運営者がサロンに積極的に手を出しているわけです。
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個人的にはブログサロンは参加する意味がないと考えている
ブログサロンやオンラインサロンに参加するかしないかは個人の自由ですが、私の個人的な考えとしてはサロンに参加をしなくても、やる気や自身で問題を解決する能力があれば、立派なブログを運営できます。
冷静に考えれば、オンラインサロンで得た情報でプロブロガーとして生活費を稼げるようになるのであれば、月額数千円の費用は安すぎます。
サロンを運営する主催者は、皆が聖人君子のような方ではなく、生徒を利用して自分のブログを宣伝することだけしか考えていないような方や、生徒を集めることを目的として経歴を詐称する方など「悪徳サロン」も数多く存在します。
もしどうしてもサロンを利用するというのであれば、1年間ほど個人でブログを運営して、自分でいろいろと調べて問題を解決することに慣れてからで十分です。
1年間ブログを運営して、それでもなおかつサロンで学びたいというのであればしっかりとした目でサロンの見つけて参加すると学べることも多いでしょう。
最後に
ここまでブログサロンやオンラインサロンについてのお話しと、そうしたサロンが本当に有用なのかという点について私の考えをお話ししてきました。
サロンに入るのは個人の自由なのでご自身の判断に従えば良いですが、ブログ運営を2年5ヶ月行ってきた身としては、正直なところブログ運営初心者がサロンに参加するのはお勧めしません。
サラリーマンを辞めて生活が懸かっている状況だと悠長なことは言えないかもしれませんが、ブログ運営は時間をかけて自分自身にあった運営方法を自身で考えながら行うのが一番良いと考えています。
本日のお話しはあくまで私の個人的な視点でのお話しですが、ご参考になれば幸いです。
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