こんにちはユレオです。
皆さん仕事を楽しんで取り組めていますか?
世の中、日々の生活の糧を得る為に労働をして給料という対価を得るサラリーマンが大半を占めていますが、そうしたサラリーマンの方で「自分がやりたいと思っている仕事」に就いている方はどれくらいおられるのでしょうか?
個人的な見解ですが「自分がやりたい仕事」を職業にしている方は半数もおられないのではないでしょうか。
そして、例え「自分がやりたい仕事」に就いていたとしても、全ての業務がやりたい仕事かと言えばそんなことないかと思います。
人は生きていくうえで「やりたくない仕事」と付き合う必要があり、避けることは難しいわけですが、こういったやりたくない仕事についてみなさんどう対応されていますか?
もちろんやりたくない仕事なわけですが「やらない」という選択が出来ればよいのですが、そんなわけにいかないのが現実で「嫌々ながらやる」という対応を取られる方が多いかと思います。
本日はこうした「やりたくない仕事」に対して楽しめるようになるコツについてお話したいと思います。
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「やりたくない仕事」は客観的に見ればただのありふれた業務である
就業形態は様々な形があるかと思いますが、サラリーマンにせよ社長にせよ、やりたくない仕事というものは必ず発生します。
さらにその仕事があなたにしか出来ないという状況なら「やりたくない」と言えども引き受けるしかないでしょう。
しかし、よほど理不尽であったり不条理で無ければ、不必要な仕事は発生せず、「やりたくない仕事」は会社組織において必要なものであったりします。
そして、そのやりたくない仕事は結果としてあなたが担当しているにすぎません。
やりたくない仕事とはあなたが「やりたくない」と思っているだけで客観的に見れば以下の内容に分類できます。
- 難易度が高く難しい仕事
- 難易度が低く退屈な仕事
- 手間がかかる仕事
- 個人的に気にいらない方からの仕事
- 評価されにくい仕事
こうしてみると、あなたがやりたくない仕事と考えているものは珍しいものではなく、世の中のそこらじゅうに転がっている仕事となんら違いがありません。
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やりたくない仕事でも楽しいと思いながら仕事をすると楽しくなる
ところで、やりたくない仕事も本気で一生懸命やると楽しく感じる事があるという経験は無いでしょうか?
デール・カーネギーの名言に次のようなものがあります。
楽しそうに振舞っていると、いつか本当に楽しくなる。物事に熱中するにはこの手に限る。仕事にしろ会議にしろ、「面白くてたまらない」 といった態度でとりかかれば、いつの間にか本当に熱中している自分に気がつくものだ。
(デール・カーネギー)
デール・カーネギー(1888年~1955年)はアメリカの作家で、有名な著書に「人を動かす」「道は開ける」があり、「自己啓発」「セールス」「企業トレーニング」「スピーチおよび対人スキル」に関するビジネスコミュニケーションのトレーニング方法の開発者した方です。
そのデール・カーネギーの名言は、やりたくない仕事でも「面白くてたまらない」 といった態度でとりかかれば、いつの間にか本当に熱中しているという内容なのですが、この考え方は人の脳の仕組みとして非常に理に適っています。
この考え方は「感情は行動によって生み出される」という考えにである「As if(アズイフ)の法則」に乗っ取っています。
19世紀後半にウィリアム・ジェームズ(1842年~1910年)は従来の心理学では人間の精神状態を説くのに十分でないと疑問を持ち研究を行った結果、以下のような仮説を立てます。
「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。怖いから逃げるのではなく、逃げるから怖くなるのだ。」
心理学者のリチャード・ワイズマン(1966年~)はウィリアム・ジェームズの仮説である「感情は行動によって生み出される」という考えを「As if(アズイフ)の法則」と呼び、以下の考えを提唱しています。
「○○になるには、○○であるかのように行動すればいい」
具体例の一つとして「幸せになるには、笑えばいい」といった考えです。
そしてリチャード・ワイズマンは26000人を実験対象者としてデータと取り、「感情は行動によって生み出される」ことを実証しました。
つまり、この事から人の脳の仕組みとして、デール・カーネギーの名言はまさに「つまらない仕事を楽しくするには、”仕事が面白くてたまらない”かであるかのように行動するればいい」という内容が正しいことが裏付けられたわけです。
やりたくない仕事は仕事以外のところで楽しみを見つけてみる
やりたくない仕事の中で楽しさを見つけるというのはなかなか難しいものかしいもので、「仕事のやりがい」や「仕事の報酬」という意味で興味が持てないケースが多いかと思います。
その為、やりたくない仕事をにやりがいを見つけるというのは、まっとうなアプローチで考えるのではなく、ちょっとひねくれた視点で見ることも有効です。
例えば営業の外回りの仕事であるのなら、「外で煙草を吸うチャンスがある」とか、「帰りにコンビニで限定商品を買って帰る」など、仕事自体に楽しみを見出すのではなくて、仕事に関連する行動に楽しみを見出すことは有効です。
こうした仕事に関係ない不純な楽しみでも、それがどんな形であれ楽しみにつながるなら、やりたくない仕事をすることにも楽しさや意味を持てるようになります。
また、やりたくない仕事というのはあなたにとってもそうですが、多くの方にとっても同じようにやりたくない仕事です。
そうした仕事を担当するという事は、他の方よりも一つ仕事の経験を積むことになるわけで、やりたくない仕事をこなしたことであなた自身の成長につながりますし、もしかしたら誰かに感謝されるかもしれません。
このように「やりたくない仕事をしたことで得をする、もしくは得するかもしれない」と考えから楽しみを見出すことが出来れば、やがてやりたくない仕事をも楽しいと思えるようになります。
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最後に
人は脳の仕組みとして、やりたくない仕事でも「面白くてたまらない」 といった態度でとりかかれば、いつの間にか本当に熱中するようになります。
ただ、仕事自体にどこをどう見ても楽しみを見いだせないのなら、仕事に関係する行動の中や仕事を行った結果副次的に得られる内容に楽しみを見出してみるのはいかがでしょうか。
こうした不純な方法でもやりたくない仕事に楽しみを見いだせれば、初めは「楽しんでいるそぶり」でもやがて本当に楽しく感じるようになります。
やりたくない仕事に直面して苦悩しながら仕事をしている方は、一度視点を変えて「楽しみ」を見つけて仕事してみてはどうでしょうか?
きっと苦悩が楽になることを実感できるかと思います。
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