こんにちはユレオです。
私はサラリーマンとして普段仕事をしながら趣味でブログ運営を行っている、いわゆる「サラリーマンブロガー」で、忙しい中でも充実した生活を送っています。
私は現在ゲーム制作を生業とする仕事をしており、ゲーム会社にありがちな泊まり込みや徹夜も無くて、仕事のスタイルとしては一般的なサラリーマンに近い勤務体系で毎日を送っています。
現在の会社に入社するまで私は何度も転職をしており、職種についてもスキルアップの為にいくつか変更をしてきました。
職種がデザイナーであった時期もあれば、マネージャーを担当している時期など、その時々の会社で様々な仕事を経験しています。
転職や職種を変更するというのは勇気がいるものですが、私はそうした転職や職種の変更を何度も繰り返し、本日に至っており、結果としては良い経験を積んで、今やりたい仕事が出来ています。
本日は世の中の転職に関する考え方の変化や、私が転職を積極的に行おうと考えるようになったきっかけについてお話したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 同じ会社で長く働くことが美徳とされていた時代ではなくなった。
- 転職をしない事は安定ではなく将来のリスクとなることもある。
- 計画的で前向きな転職とはどういったものなのか。
- 自身の市場価値を知ることは将来に向けて重要である。
本記事では時代と共にサラリーマンが同じ会社で長く働くことが美徳とされなくなったということや、転職をしないことが将来のリスクになる可能性があるというお話をしています。
また、転職にも「前向きの転職」というものがあり、計画的に転職を行い、ステップアップすることで、より好条件の会社で働いたり、自身の市場価値を知ることで現在の待遇が適正であるかという判断も行えるということも記事にまとめています。
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以前は同じ会社に長く勤めることが良いとされていた
私は昭和生まれであるため、平成生まれの方に比べると少し古い時代のサラリーマンを経験しており、社会人として入社した会社も古い体制や考え方の会社でした。
古い時代の考えとして代表的なものが「終身雇用」であり、私が新社会人として入社した会社には終身雇用の制度がまだ残っていたこともあり、会社に勤めている方の多くが「生涯同じ会社に務めることが美徳」と捉えていました。
【終身雇用とは】
同一企業で業績悪化による企業倒産が発生しないかぎり定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用においての慣行である。長期雇用慣行(ちょうきこようかんこう)ともいう。
語源としてはジェイムズ・アベグレンが 1958年の著書[日本の雇用慣行を「lifetime commitment」と名付け、日本語訳版[で「終身の関係」と訳されたことから「終身雇用制」と呼ばれるようになったとされています。
アベグレンは、年功序列、企業別労働組合とともに日本的経営の特徴であるとしました。
引用元:終身雇用 – Wikipedia
今では考えにくいことですが、私が社会人として就職したころには、多くの会社は年功序列の制度や退職金の制度がしっかりと残っており、一部の会社では終身雇用を謳っているなど、同じ会社に長く務めることでメリット生まれるような仕組みが整っていました。
今でも大企業や古くからの慣習が残っている会社では、長く会社に勤めていれば仕事の成果に関係なく出世していく仕組みや、収入が増えていく仕組みは残っていますが、平成になり何度かの不況の煽りを受けて、昔ながらの経営方針を維持する会社はほぼ見かけなくなりました。
今では多くの会社経営者は「社員を長く雇い続けること」を美徳と捉えなくなっており、成果主義を導入して年功序列のシステムや昇給のシステムなどを見直した会社が大半で、会社で長く務めることでのメリットはほぼ無くなりつつあります。
転職をしない事が将来のリスクとなることもある
現在はリーマンショックも回復しており、どの業界も景気が上向きで人材不足となっており、転職市場は空前の売り手市場と言われています。
そのため転職をするには今はチャンスの時期なのですが、そうしたチャンスを「今はチャンスなんだ」と認識しなければ当然活用することはできませんし、転職活動を行ったとしても、情報の判断を誤ると市場価値よりも安く買い叩かれることで転職で失敗することもあります。
会社に不満はあるけど転職に失敗するなんて恐ろしくて行動に移せない…
転職でのリスクを考えて現在勤めている会社に留まる判断をされる方も居られるわけですが、このような保身の行動が「情報の判断を誤っている」場合もあるわけです。
情報の判断に誤った結果、自身の市場価値を低く解釈して、本来の市場価値では貰えた賃金と評価を棒に振るということもありえます。
つまり、今勤めている会社からは安く買い叩かれており、そのことに気が付かず賃金や待遇に疑問を持たずにいることで、本来得られた報酬が得られていないということ?
はい、まさにおっしゃる通りです。
現在勤めている会社からもらっている給料が、社内の規定で適性であったとしても、日本の市場から考えれば「安すぎる」ということは十分ありえます。
また、給料はそこそこもらっていたとしても、上層部の人材がつっかえている為に出世ができず、本来活躍すべきフィールドで活躍できていないということもありえます。
こうした自分自身が会社から低く評価されていることがあれば、それは本来得られる待遇や可能性を潰すことでもあり、転職しないことが将来に対してのリスクになる可能性があるわけです。
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計画的で前向きな転職について
私は20代の中頃から転職に関する考え方が変わり、むしろ積極的に転職をするようになったのですが、そうした考えに変わったきっかけがありました。
当時勤めていた会社でのお話ですが、後輩の森田くんは大変優秀なエンジニアで、彼は誰もが聞いたことがある有名な大学を卒業して新卒として採用されました。
森田くんは新卒で採用され3年ほど業務を行い、持ち前のスキルを活かして非常に価値のある仕事をアウトプットしているのですが、新卒で採用されたということもあり、給料については他の新卒のメンバーと横並びとなっていました。
私の目から見ても森田くんは突出した才能を持っていた為、もっと価値のある仕事をしてもらいたかったわけですが、当時の会社は成果主義を謳っているはずなのに、上の立場の人間が固定されており、森田くんには重要度の低い仕事しか降りてこず、また高い成果を出したとしてもそれが給料や評価に反映されることはなかったようです。
ある日、森田くんと飲みに行くことになったので、現状についてどう考えているのかとかなり踏み込んで聞いたところ、大変興味深い回答をいただきました。
今の仕事はどう思う?森田くんならもっと上を目指すことができると思うけど?(。´・ω・)
正直今の仕事内容や給料に満足してませんし、ここだけの話ですが実は以前から転職活動してるんですよ
えっ本当に?!この忙しい仕事の中で転職活動をする時間ある?(; ・`д・´)
転職については知り合いの会社に人材の需要を聞いたり、転職エージェントに登録して条件を伝えて探してもらっているので手間はそれほどかかって無いですよ。
へー、とにかくびっくりした、いつから転職活動してるの?(`・ω・´)
かれこれ1年半くらいですね。
えっ、1年半!?それだけやっていても転職先決まらないの?(;゚Д゚)
1年半も長期にわたり転職活動をしているということを聞いてびっくりしたのですが、私が驚いたの彼の転職に対する考え方や価値観でした。
- 時間はかかってもいいからじっくり準備する。
- 転職先は企業規模や給料の基準を決めて目星をつけており既に数社に絞っている。
- 目星をつけた企業が現在は人材を募集していなかったとしても、募集枠が出たら連絡をもらえるように転職エージェントにお願いしている。
- 転職するための条件を満たす会社が見つかればすぐに移るつもりであるが、スキルが足りていないのであれば、足りていないスキルの情報を聞いた上で条件を満たすために現在の会社で経験を積む。
私は当時20代であったのですが、後輩である森田くんの行動は転職に非常に前向きで、しかも計画的に行動していることに驚いたとともに、何も行動に移していなかった私自身に対して危機感を覚えました。
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しっかりと計画的に動けば大きな転職にも成功する
森田くんから転職にまつわる理念を聞いた後、私は彼の仕事ぶりを注意して見るようにしていたのですが、精力的に新しい技術を学び、そしてアウトプットしていく姿を見て「ああ、着実にスキルアップしているな…」と感心し、同時に良い仕事をすればするほど彼の転職の可能性が高まって行くこともわかり、正直寂しくも感じました。
そして飲みの席で話を聞いてから半年がたった頃に、森田くんは世界中の人が知っているような有名な企業へ転職が決まり去っていくこととなります。
彼の計画的な転職活動はその後の私の転職活動にも大きく影響を与え、仕事に対する価値観や転職に対する考え方に大きな影響を与えてくれました。
私も数年後に当時勤めていた会社を去り、今では数社ほど渡り歩いて少しずつ理想を求めて邁進しています。
現在は30代後半となり家族を持つようになる事で身動きしづらくなりましたが、しっかりと計画を立てて動くことで、昨年も無事に転職に成功することが出来ました。
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自身の市場価値をしっかりと調べておくことは重要
多くの方が今勤めている会社の給料や評価というものに満足しているかというと、「満足していない」もしくは「分からない」と答えるのではないでしょうか。
自身への評価が適切であるかというのは、個人の目線で判断するのは難しく、基準が会社の規定しかなければ判断がつきません。
今の給料は不満があるけど、俺の実力だと転職しても給料は上がらないんじゃないかな…
企業の視点から見た自分自身の評価というのは、勤めている会社からの給料で判断できますが、それが社会全体において自身の評価として適正であるかというのは、なかなか知り得るのは難しいものです。
また、転職活動を本格的に行うには個人で調べることが膨大で、「自分自身の能力がどういった会社で活躍できるのか?」「自分の能力を高く評価してくれる会社どこなのか?」というのを調べるのは大変です。
そして近年は雇用を行う企業側も雇用条件や新しいビジネスに合わせた人材を確保するために頻繁に情報を更新するので、それらの情報を個人で網羅するのも難しいと思われます。
しかしそうしたことを代行してくれるサービスとして転職エージェントがあり、しかも無料で利用することができます。
転職エージェントが無料で利用できる理由は、転職成功時に成功報酬を転職先の企業がエージェント対して支払うからで、サービスを利用する個人は一切の費用負担がなく有益な情報が無料で得られます。
- 自分自身の市場価値がどれくらいなのか?
- 今の会社からもらっている年収は適正なのか?
- 他の会社では私にいくらの年収を提示するのか?
- 現在の経験を活かしながら別業種に転職は可能なのか?
こういった情報を知っておくだけでも自分自身の今後の将来において有効な選択肢を確認することができます。
もし現在転職を考えていなかったとしても、自分自身の市場価値がどれくらいなのかを知っておくことは非常に有効な情報となり、勤めている会社に対して正しく評価されているのかの判断材料にもなるので、仕事の可能性や未来の選択肢を増やすためにも自身の市場価値を調べることは有効です。
最後に
ここまで世の中の転職に関する考え方の変化や、私が転職を積極的に行おうと考えるようになったきっかけについてお話ししてきました。
転職活動を行うといのは勇気がいることですが、しっかりとした情報を持つことと自身の市場価値を知る事が出来ればリスクを伴うようなものではありません。
転職に必要な情報を個人で集めるには大変労力がかかるため、仕事をしながら個人で転職活動をするのは難しいですが、転職エージェントを利用すればそういった苦労を軽減できます。
そして自分自身の市場価値を正しく知って、将来の可能性を調べたり現在勤めている会社が正しく評価をしているのかということを調べることは有益なことなので、一度自身の市場価値を調べてみるのをお勧めします。
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