こんにちはユレオです。
当ブログを閲覧される方のうち、どれくらいの方がサラリーマンなのかはわかりませんが、サラリーマンとして働く方の多くが勤めている会社以外で働く、いわゆる「副業」とは無縁の生活を送られているのではないでしょうか。
日本の多くの会社は就業規則などで副業を禁止にしているところがほとんどで、サラリーマンにとっては副業はご法度とも言えます。
私は本職以外で雇われて仕事をする「副業」をしたことがありませんが、ブログ運営を始めており、Googleアドセンスなどの広告を掲載しているため、非常に僅かですが収入があり、また株式投資などをしています。
ゆえに広い定義でいえば「勤めている会社以外からの収入がある、いわゆる副業をしている」とも言えます。
知り合いで副業をしているという話は聞いたことは無く、会社の同僚と話していても「副業」に関する話はまず話題に上がりません。
しかし、先日大変興味深いアンケートを目にし、「正社員の20%が副業経験があり平均毎月7万円稼いでいる」という驚きの調査結果でした。
( ゚Д゚) えっ!そんなに副業している人がいるの?
本日はサラリーマンの副業の実態についてと、今後副業をする方が増えて行くのではないかという考えについてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
正社員のサラリーマンの5人に1人が副業を経験している
正社員として働くサラリーマンの多くが副業とは無縁で、本業に集中して仕事を行っていると思っていたのですが、昨年パーソル総合研究所が行った「副業の実態・意識調査」の結果は驚きの内容でした。
パーソル総合研究所が2018年10月にインターネット調査モニターを用いたインターネット定量調査において、以下の内容について調査を行いました。
- 副業に対する企業と個人の意識と実態を把握する。
- 副業を解禁するべきかの判断材料になる情報や、副業のメリットを享受したい企業がとるべきアクションを明らかにする。
パーソル総合研究所の調査内容は細部に分かれているのですが、その中でも正社員13,958人を対象にした調査結果で、副業に対する調査を行ったところ、10.9%の方が現在副業をしていると答え、過去に副業したことがあると答えた方を入れると20.8%もの方が、何らかの形で副業経験があるとの回答でした。
引用元:パーソル総合研究所(副業の実態・意識調査)
(; ・`д・´) 過去に副業していた人を含めると約20%なのか…。
正社員13,958人を対象と調査で約20%の方が副業経験があると答えたことに驚きで、正社員は副業は原則禁止とする会社が圧倒的に多数を占める状況から考えると、会社にばれないように副業を行っていることが伺えます。
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この1年で副業を始める方が増えた急激に増えた
ところで、昔からこれだけ多くの方が副業をしていたのでしょうか?
これに対してパーソル総合研究所「副業の実態・意識調査」は大変興味深い調査結果がありました。
2018年に入り厚生労働省が「モデル就業規則」の改定や「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を制定したことで、多くの方が副業に対して意識を持つようになり、この1年で副業を始めた方が増加しているようです。
「副業の実態・意識調査」で現在副業を行っている方のうち、この1年以内に副業を始めた方が41.3%となっており、この1年でサラリーマンが副業を始めるケースが約4%も増えたことになります。
引用元:パーソル総合研究所(副業の実態・意識調査)
アンケートの分母が正社員13,958人であるわけですが、もしこの比率が正しいと考えると、日本で正社員として働くサラリーマンが約3500万人なので、この1年で140万人が副業を始めたことになります。
Σ(・ω・ノ)ノ 凄い!140万人も副業を始めたということ…?
私の勤めている会社も実は条件さえ満たせば副業がOKなので、あながち信じられない数値ではないのかもしれません。
副業でどれくらいの収入を得ているのか
多くの方が副業をこの1年で始められたことが分かりましたが、いったいどれくらい稼いでいるのでしょうか?
この点についても大変詳細な情報がありました。
「副業の実態・意識調査」によると副業による平均時給は1,652.1円でm平均月収は6.82万円になります。
引用元:パーソル総合研究所(副業の実態・意識調査)
平均時給が1,650円で平均収入が約7万円か…みんな稼いでるな(;゚Д゚)
ただ、一般的な正社員のサラリーマンの平均時給は1,906円(厚生労働省の毎月勤労統計調査2018年11月確報より)であることを考えると、本業よりも副業の方が安い労働賃金で働いていることになります。
副業を行っている方は2割仕事を増やして7万円の副収入を得ている
正社員よりも単価が安い仕事で副業をされている方が多数なわけですが、どれくらい労働時間が増えているのでしょうか?
副業を行っている方が1週間で副業している時間は平均10.32時間で、本業であるサラリーマンの仕事と合わせて、1週間の労働時間が70時間を超える方も1割程度おられます。
基本労働時間は1週間で37.5時間(7.5時間 × 5日 = 37.5時間)なので、多くの方が本業の仕事を含めると労働時間が21.8%も増えていることになります。
引用元:パーソル総合研究所(副業の実態・意識調査)
つまり、副業を始めた方は会社以外で平均2割仕事を増やすことで毎月平均7万円の副収入を得ていることになります。
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これからは副業を行う方の割合はどんどん増える
副業を始めている方が急激に増えていますが、同じように会社が副業に関して認めるケースが増えています。
私は昨年転職して現在の会社に勤めていますが、会社の就業規則や社内規定を読んだところ、副業については条件付きでOKということが分かりました。
また「ブログ運営や同人活動での収入を得たとしても個人活動であり副業にあたらない」ということもしっかり確認できたので、ブログ運営が万が一会社にばれても、ブログでの収入について一切のお咎めが無いということが分かりました。
これから副業がOKな会社は増える傾向がある
ここ最近は厚生労働省が副業について後押ししており、大手企業でも副業を容認する流れがあります。
以下は大手で有名会社で副業をOKと公言している企業の一例です。
- 丸紅
- Yahoo!
- ソフトバンク
- リクルートホールディングス
- サイバーエージェント
- ディー・エヌ・エー
- サントリーホールディングス
- アサヒグループホールディングス
- 日産自動車
- 佐川急便
現在あなたが収入を増やすために転職を考えているのならば、「副業OK」の会社を将来見越して探してみるのも選択しの一つと言え、将来に対する不安やリスクを減らす賢い判断と言えます。
最近の転職サイトでは企業情報を調べる際に「副業を認めているかの有無」を調べることが出来るので、「副業可」の情報で転職先の企業を選ぶのも企業選択の立派な理由になりつつあります。
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最後に
ここまでサラリーマンの副業の実態についてと、今後副業をする方が増えて行くのではないかという考えについてお話ししてきました。
副業を始める方が急激に増えているという実態が分かる調査結果に驚きましたが、社会全体が副業をすることに対して寛大になりつつあることも分かりました。
古い体制の会社はなかなか副業を認めることは無いかと思いますが、そもそも法律で副業が禁止されていない以上、次第に副業がOKの会社は増えていくかと思います。
現在転職先を探しているという方は、会社を選択する際にも「副業がOKか?」ということも一つの選択肢になのではないでしょうか?
そうした「副業がOKなのか」というのは今では簡単に調べられるので、ご自身の勤めている会社情報を調べてみるのもありかと思います。
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