皆さんは真冬の寒さに対しての有効な防寒対策をお持ちですか?
私は暑さについてはそれほど苦にはならないのですが、冬の寒さは結構ストレスが溜まります。
「冬は着込めばよいのでは?」と思う方もおられるかと思うのですが、私は着込んで動きにくくなることでも結構ストレスを感じる為、冬は動きやすさを優先して薄着で過ごすことが多いです。
バイクを乗るときも多少着込みますが基本的には動きやすい状態にしていることから、寒さに耐えながらバイクに乗っていました。
そんな中、先日Amazonで「肌着自体にヒーターが内蔵されてモバイルバッテリーで発熱する」という新しいタイプのインナーを見つけました。
本日は私が購入した真冬の寒空の下でもポカポカの「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」を使った感想をレポートしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 真冬の寒空の下でもバイクに乗りたい。
- 肌着自体が発熱する新しいコンセントの防寒グッズ。
- USB充電式のヒーター内蔵インナーの使用感と感想について。
本記事では「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」の特徴や使用感など、メリットとデメリットも含めて感想をまとめています。
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冬の寒空の下でもバイクに乗りたい
私はソロキャンプや登山などのアウトドアの趣味を持っていますが、それらの移動手段としてバイクを使っています。
最近ではバイクにも結構ハマっており、目的もなく走るいわゆる”ツーリング”も趣味に加わりました。
そんなバイクでのツーリングですが、冬の寒空の下では防寒対策が結構重要で、寒さに凍えるとストレスになるだけではなく、運転の安全性にもかかわってくるので、電熱ヒーターが内蔵されたジャケットを着るなど寒さ対策をしています。
私が使っている電熱ジャケットはこちらの記事で詳しく触れています。
電熱ジャケットにより上半身は暖かいのですが、防風ズボンを履いたとしても2,3時間乗ると体温が奪われて下半身から冷えてきます。
電熱ジャケットのように下半身の寒さ対策として何かないかなーと見てたら、なんと肌着自体に電熱ヒーターが内蔵されたインナーが販売されていました。
モバイルバッテリーで発熱する肌着が存在した
モバイルバッテリーを接続することで発熱する肌着は、少なくとも昨年は見かけなかったので最新の防寒グッズだと思われます。
近年モバイルバッテリーの性能が向上したことで電熱機能を持った様々な商品が販売されていますが、肌着に電熱ヒーターを仕込んだ商品がある事に驚きです。
Amazonで「電熱インナー(電熱肌着)」で検索すると、電熱ジャケットなどと共に電熱インナーが並びます。
電熱インナーは上下セットのものありますが、下半身だけの商品もあるなど、選択肢はそこそこあります。
様々なメーカーの「電熱インナー」を見比べたのですが、共通する内容として以下のようなものになります。
- モバイルバッテリーを接続することで発熱する。
- バッテリーは専用品のタイプと汎用品が使えるタイプもある。
- 発熱温度が段階的に調整出来る。
- 上下セットだけではなく、上だけや下だけの商品もある。
- 値段は上下セットだと10,000円~20,000円と様々。
まだ真新しいコンセプトの商品なのか、値段が結構バラバラで、上下セットで安いものと高いもので倍ぐらい差があります。
また、バッテリーが専用品のものと汎用品のモバイルバッテリーが使えるものと様々で、どれが良いのかよくわかりません。
また、肌着として縫製がしっかり出来ているかどうか気になるところですが、Amazonからの情報では縫製具合までは判断つかない為、値段を見て失敗しても痛くない価格の電熱インナーを購入することにしました。
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Quntum A.E 電熱インナー 上下セットを購入した
数ある電熱ベストの中、私が「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」を選択した理由は以下の通りです。
- 電熱インナーの上下セットの商品としては安めの商品。
- 汎用的なモバイルバッテリーが使える。
- 発熱箇所が多めの商品。
発熱インナーはまだ新しいコンセプトの商品なのか、発熱箇所の数や値段など各メーカー様々で、私としては汎用的なモバイルバッテリーが使えることを重視して探した中で一番よさそうだったので選びました。
Amazonレビューはさくらが蔓延していることから口コミもあてにならないですが、この手の電熱インナーの大半が中華製である為、レビュー情報はあまり参考にせず購入することにしました。
Quntum A.E 電熱インナー 上下セットの特徴
何やら商品説明のフォントが中華系で怪しいですが、読めないことはないのでOKとします。
商品説明を見ても、もはや前面に埋め込まれているのか、背面に埋め込まれているのかさっぱりです。
Amazonの説明を読む限り「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」には以下のような機能や特徴があるようです。
- 電源はUSB式給電で5V/2A。
- 温度は5段階調整出来る。
- 生地は91.1%ポリエステル繊維+8.9% ポリウレタン
- 上下合わせて13箇所の加熱ヒーターが内蔵。
- 洗濯はバッテリーを外して洗うだけ。
説明の内容がどこまで本当なのか確証がないですが、商品仕様は理解できたので人柱覚悟で購入することにしました。
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Quntum A.E 電熱インナー 上下セットの開封の儀
Amazonで「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」を購入したのですが、真新しい商品で品薄なのか配送までに2週間かかりました。
早速袋から取り出したところ「ヒーター内蔵インナー(上)」「ヒーター内蔵インナー(下)」「取扱説明書」が入っていました。
こちらの取扱説明書ですが、使い方や洗濯の方法など最低限の情報が記載されています。
「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」の温度設定は5段階なのですが、なぜか取扱説明書では3段階表記となっています。
まあ中華製なのでそのあたりはあきらめるとして、肝心な電熱ヒーターを見てみようと思います。
USB式給電は上着は左下横腹付近に付いており、ファスナー式のポケットの中からケーブルが伸びています。
パンツ側は左腰付近にファスナー式のポケットとUSB式給電のケーブルが付いており、仕様は同じです。
早速モバイルバッテリーを繋いで電源を入れたところ、直ぐに暖かくなりました。
上着は主に背中側に電熱ヒーターが付いており、パンツは主に前面にヒーターが付いています。
電熱ヒーターは確かに13か所に埋め込まれており、バッテリーを繋げば直ぐにぽかぽかと発熱して、しかも結構広範囲でめちゃめちゃ暖かいです。
ただ、気になるのはバッテリーの持ち具合で、これだけ暖かいのであっという間にバッテリーを消耗しそうです。
10,000mAhのモバイルバッテリーを接続して5段階のうち一番強い5段階目でバッテリーがどれくらい持つか確認してみました。
10,000mAhのモバイルバッテリーで5段階の一番強い5段階目で使用したところ、2時間半でバッテリーが切れました。
そして5段階のうち真ん中の3段階目で試したところ、4時間半ほどでバッテリーが切れました。
実際の使用を想定すると5段階のうち3段階目で運用するのがよさそうで、3段階目でも十分に発熱を感じます。
ただ、10,000mAhのモバイルバッテリーでこれだけしか持たないので、燃費は良くないと言えます。
「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」は肌着というより部屋着
発熱性能は申し分ないのですが、モバイルバッテリーをポケットに入れてファスナーを締めたところ、結構邪魔に感じます。
電熱ジャケットの時はバッテリーポケット入れてもそれほど気にならなかったのですが、「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」は肌着である為、バッテリーがダイレクトに体に当たるので違和感があります。
また「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」は縫製は特に問題はないですが、電熱ヒーターを布に埋め込んでいる関係なのか布地が分厚く、肌着としては決して着心地は良いものではなく「薄手の部屋着」といった感じです。
とは言え、この薄さで電熱ヒーターを内蔵しているというのは驚くことで、「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」を着てツーリングに出かけましたが、びっくりするくらい暖かくて、真冬の寒空の下でも快適に走ることが出来ました。
洗濯はモバイルバッテリーを外して洗濯ネットに入れて洗うだけなので、メンテナンスに特別な手間がかかるわけではありません。
モバイルバッテリーで発熱する「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」は、真冬にバイクに乗るときに非常に重宝する耐寒対策グッズと言えます。
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Quntum A.E 電熱インナー 上下セット使って感じたメリット・デメリット
冬の早朝や夜間にバイクに乗るときは「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」必ず着るようにしています。
1ヶ月ほどQuntum A.E 電熱インナー 上下セットを使って感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」のメリット
商品の特徴で良いポイントをお伝えしてきましたが、実際に使って感じたメリットを列挙してみました。
- モバイルバッテリーは汎用品が使える。
- 13か所が発熱する構造で、驚くほど暖かい。
- 洗濯などのメンテナンスも簡単。
「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」のデメリット
使用してデメリットはほとんど感じられませんでしたが、あえて列挙すると以下のようになります。
- 発熱は凄いがバッテリーの消耗が激しい。
- 肌着というより「薄手の部屋着」。
- 肌着である為、バッテリーがダイレクトに当たる。
最後に
ここまで私が購入した真冬の寒空の下でもポカポカの「Quntum A.E 電熱インナー 上下セット」を使った感想をレポートしてきました。
最近は電熱ヒーターを内蔵した様々な商品が出ていますが、電熱インナーはまだ真新しい商品のようです。
インナーとして売られていますが、実体としては肌着というより「薄手の部屋着」で、まだまだ商品として完成度が足りていないようにも思えます。
ただ、電熱ヒーターを内蔵したスウェットと考えれば大変よく出来ており、温かさで言えばヒートテックなどの肌着とは別ベクトルの大変優れた服です。
冬の寒空の下で活動される方にはうってつけの耐寒対策グッズなので、是非お試しされてはいかがでしょうか。