かつては「またゲームばかりして!」なんて大人に怒られた時代もあったかもしれませんが、今や、そうしたゲームもスポーツのひとつとして認識されるようになってきました。
それが『eスポーツ』と呼ばれる世界です。近い将来、オリンピックの公式種目として認められるようになるのではとも言われていますが、そのeスポーツの聖地となるべく、名乗りを挙げた都市があります。それが京都です。
最近ではこちらのサイトasiabettingsite.comにもあるように、日本国内のみならず、アジア全域でもオンラインゲームに夢中になる人が増えてきていると言われています。
新しい流れを必要としているのは文化も同じです。ここでは日本の古都として世界に知られる京都における、新たな試みについて見ていきたいと思います。
◆記事の目次◆
eスポーツとは
そもそも、eスポーツとは『電子競技(Electronic Sports)』とも呼ばれ、電子機器を用いて行われる競技、またはスポーツそのものを指しています。
自宅で行われる個人のプレイとは異なり、一般的には観客を集めたイベント会場で開催されることが多く、大きな世界規模の大会などでは高額の賞金が勝者に贈られることもあります。
そしてeスポーツで実際にプレイされているゲームは、サッカーや野球といった、スポーツ分野のものだけでなく、シューティングから格闘系、カードゲームまで、多種多様なコンテンツが対象となっているのも特徴です。
そして最大の特徴は、性別、国籍、障害の有無が関係しない『ユニバーサルスポーツ』であることです。
オンライン対戦が可能なため、たとえば車イスの方でも、介護施設に入居している方でも、子どもからお年寄りまで、年齢や場所を問わず、誰もが同一のフィールドで競い合うことができるのです。
eスポーツの『聖地』に
そんな中、eスポーツを起爆剤として新しい文化の波を作ろうとする試みが日本の古都・京都で行われています。
2021年には京都府内にあるスタジアム内に、VR・eスポーツエリア『SKY-FIELD』がオープンしました。一般利用を可能としながら、今後はeスポーツの普及につながる大規模大会や、IT人材育成を目的としたセミナーの開催なども予定されています。
古都とeスポーツ、一見不釣り合いなようにも思えるかもしれない組み合わせですが、京都は日本が世界に誇る『任天堂』発祥の地でもあります。
eスポーツの未来
近年、ハードウェアの機能の向上や、インターネット技術の発達とともに、eスポーツの競技人口も増え続けていると言われています。
それに伴い、日本国内でも選手や競技参加者をサポートする体制も徐々に整ってきました。
2018年には一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が設立された他、2023年4月からは、一般社団法人全日本青少年eスポーツ協会 / Gameicによる『eスポーツ未来プロジェクト』がスタートしたりと、大きな流れが続いています。