こんにちはユレオです。
私は最近になって子育てが一段落したこともあり、アウトドアの趣味を再開する目的で荷物を運べる移動手段としてスズキ(SUZUKI)のVストローム250を新車で購入しました。
バイクは自家用車と比べて維持費も安く、また燃費も良いことから気兼ねなく遠出ることが出来るので、Vストローム250を購入してからは様々な土地を走りました。
ただ、20年ぶりにバイクに跨るリターンライダーであることから運転技術がいまひとつなので目下勉強中となっています。
そんな折、2ヶ月ほど前に四国へ2泊3日のキャンプツーリングへ行った際に両手の指に痛みと違和感を覚えるようになりました。
整形外科で通院したところ腱鞘炎と診断された為、治療の為にバイクに乗る機会を減らしています。
本日は指の腱鞘炎対策としてVストローム250に行ったクラッチレバーとブレーキレバーのカスタムをご紹介したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- バイクでの指の腱鞘炎は甘く見ない方が良い。
- バイクはレバー操作で指に負荷がかかる。
- 腱鞘炎対策としてカスタムレバーを取り付けた感想。
本記事では腱鞘炎対策としてVストローム250に行ったクラッチレバーとブレーキレバーのカスタムした感想を記事にしています。
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バイクの乗りすぎで指が腱鞘炎になってしまった
皆さんは腱鞘炎になったことはありますか?デスクワークなどでパソコン操作が増えた結果、手首の腱鞘炎で悩まれている方も大勢おられるかと思います。
私も仕事柄パソコンを使っているので、忙しい時期は右手首が腱鞘炎になることはありましたが、今回の腱鞘炎のお話しは原因がバイクになります。
2ヶ月ほど前に四国へ2泊3日のキャンプツーリングに出かけたのですが、3日間の走行距離が1200kmを超える私としてはかなりのロングツーリングでした。
3日間で1200kmを下道で走ったということもあり、クラッチレバーとブレーキレバーの操作でかなり指を酷使することになります。
ツーリングから帰宅して指に痛みがあり、「疲れからだろう」と甘く見ていたのですが、2週間しても指の痛みが引かない為、整形外科に通院したところ「腱鞘炎」と診断されることになりました。
バイクは指を酷使するので「腱鞘炎・ばね指」の予防が必要
体の関節は酷使すると炎症が起きるもので、指の場合は屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こることで「指の腱鞘炎」になります。
腱鞘炎になると局部が腫れて熱感が生じたり、動かすことで痛みが走ることから日常の生活で大きな支障が出ます。
バイクの場合は指の腱鞘炎を放置しておくと「ばね指」と呼ばれるさらに指が動かない状態になります。
- 起床時に指が痛みがあったり指が動かしにくい。
- 手のひら側や指の付け根が腫れて熱や痛みがある。
- 指の曲げ伸ばしが滑らかでなく、途中で引っかかる感覚がある。
- 曲がったまま指が戻らなかったり、指を戻そうとして力を入れるとカクンと跳ねる。
指の腱鞘炎を放置して悪化すると「ばね指」になる可能性がある為、上記のような「ばね指」の症状が出たら安静にしておく必要があり、安静にしていればいずれ回復しますが、症状が酷い場合は通院して本格的に治療する必要があります。
私の場合は「起床時の痛みが酷い」や「指を動かすと痛みが走る」ということで通院した結果「指の腱鞘炎」と診断されて、2ヶ月ほどバイクに乗る機会を減らすことにしました。
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クラッチレバーとブレーキレバー操作に負荷をかけすぎている
バイクの乗る機会を減らして指の様子を見たのですが、「治ったかな?と思ってバイクに乗ったらやっぱり痛い。」ということが続きました。
(;´・ω・) うーん、レバー操作に余分な負荷がかかっているのかな?
私はリターンライダーということもありバイクの運転はうまくはないという自覚はあり、「ゆっくり安全運転」を心がけているわけですが、クラッチレバーとブレーキレバーの操作で不必要に力を入れすぎているのではないかと考えました。
私が乗っているVストローム250のクラッチレバーとブレーキレバーは標準のものを使用しており、硬さやレバーまでの距離は特に変更していませんでした。
Vストローム250の標準のクラッチレバーとブレーキレバーでも本来は問題無いはずですが、私はカスタムレバーに交換することでレバーの握る際の負荷を下げることにしました。
バイクのカスタムレバーとはどういったものなのか?
カスタムレバー様々なメーカーから多くの種類が発売されています。そうした中にはレバー位置をアジャスタで変更できる機能が付いている物もあります。
アジャスタを使ったレバー位置の変更機能を使えば、純正レバーと比べて手前にレバーくるので力を掛けやすい形状になり、また手が小さい方でもしっかりとレバーを引けるようになります。
私は手が小さいわけではないのですが、指を広げて先端に引っ掛けるような形で握っていたことから指の先端とグリップを握る親指の付け根に負荷がかかっていた為、カスタムレバーを取り付けることでレバーの位置を調整して腱鞘炎対策をとることにしました。
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Vストローム250に取り付けられるU-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット(SU54-035-081111)
スズキ(SUSUKI)Vストローム250に取り付けが出来るアジャスタ付きのカスタムレバーを探したところ、「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」を見つけました。
(・∀・) アジャスターが付いてレバーの距離が調整できるし、カラーが豊富!
「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット」は様々な車種に対応した商品を発売していますが、スズキ(SUZUKI)Vストローム250は人気車種ということもあり、対応レバーが販売されていました。
スズキ(SUZUKI)Vストローム250の対応商品の品番は「SU54-035-081111」なので、それで探すと見つかりやすいかと思います。
「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」の特徴
「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」をいろいろと調べてみたのですが、以下のような特徴を持っています。
- 高強度・耐久性に優れたアルミ材を1本ずつ削り出した商品。
- アルマイト処理を施した高精度レバー。
- 手に馴染みやすくレバーを握りこんだ際に力が逃げにくい形状。
- 握る力のロスが少なく手や指が疲れにくい。
- カラーバリエーションが豊富。
- バーエンドへの接触を極力おさえる構造。
- ワンタッチアジャスターによりレバー位置を6段階で調整可能。
- 価格はAmazonで14,080円(2021年6月)。
( ゚Д゚) おお!「握る力のロスが少ない」というのが良いね!
私は今回のバイクカスタムはデコレーションではなく指の負担を減らして腱鞘炎予防が目的なので、クラッチレバーとブレーキレバーの握る力のロスが減るというのは、まさに探していた商品になります。
早速Amazonで注文して自分で取り付けても良いのですが、素人がクラッチやブレーキを触るのはリスクがあるかなと思い、工賃が発生しますがバイク屋でお願いすることにしました。
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「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」の取り付け
自分で施工するのであれば開封の儀を行い手順説明をするのですが、今回はバイク屋に依頼した為、作業工程はお見せできません。
バイク屋で型番を伝えて購入と取り付けの見積もりを出していただいたところ、以下の値段となりました。
- U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット:12,800円
- 作業工賃:3,000円
- 消費税:1,580円
- 合計:17,380円
(*’▽’) あれ?レバーセットの値段がAmazonより安い。
バイク屋で購入した方がレバーセット本体の値段は安かったのですが、工賃と消費税が加わるとやや高くなります。
とはいえ、クラッチとブレーキを素人が交換することにリスクを感じた為、バイク屋にお願いすることにしました。
バイク屋で「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」を注文して1週間後に品が届き、バイクをバイク屋まで運んで取り付けしていただきました。
取り付けには1時間ほどかかりましたが、きっちりと調整を加えていただき、安心して乗れる状態に仕上げて頂きました。
今回私は「黒のレバー + 黒のアジャスター」を選択したのですが、組み合わせは自由に選べました。
「黒+黒」は見た目のデザインもシンプルですっきりしており、アジャスターを使うことで工具を必要とせずにレバーの距離を6段階に調整できます。
また、バイク屋で調整頂いた際に「スロットルケーブルの遊びの調整」方法を教えていただきました。
これは「クラッチレバーの操作か重い」といったときに調整するもので、工具無しに簡単に調整することが出来ます。
(=゚ω゚)ノ 上記の画像はVストローム250の取説だよ。
ゴムカバーを外してロックナットを緩めたら、好みの硬さに合わせてアジャスタを緩めます。
今回はバイク屋でしっかりと調整してもらったので私が変更する必要はありませんでしたが、今後に備えて調整の練習をしてみました。
「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット」の感想!レバーの握りがすごく楽になった
Vストローム250標準のクラッチレバーとブレーキレバーから「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」に取り換えたので、さっそく100kmほど走ってみました。
「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」を使った感想としては以下になります。
◆「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット」の感想
- これまでレバーを握る力が1.0としたら0.5くらいの力で運転できる。
- レバーの位置が近いのでしっかりと握ることが出来る。
- 100km走った後の指の疲労感が全然少ない。
「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」の感想を一言でまとめると「操作が楽で指が疲れにくくなった。」であり、非常に恩恵を感じるバイクのカスタムパーツと言えます。
腱鞘炎などで困っていない方でもロングツーリングをするのであれば指の疲労感が全然違うのでお勧めのカスタムパーツと言えます。
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YouTubeでバイクカスタム動画を公開中
バイクのツーリングやカスタムの記録を残すために、YouTubeチャンネル「バイクの旅人」を立ち上げました。
ツーリングの楽しさが少しでも伝わるように、また、バイクカスタムの方法が分かりやすいように、1本1本心を込めて動画編集しています。
もしよろしければチャンネル登録していただけると励みになります。
Vストローム250に役立つ情報やおすすめのツーリングコースなどをYouTube動画にまとめてますので、ぜひご覧ください。
最後に
ここまで指の腱鞘炎対策としてVストローム250に行ったクラッチレバーとブレーキレバーのカスタムをご紹介しました。
バイクは車に比べると運転の際の身体への負担が大きい乗り物ですが、その分風を感じる事が出来る楽しい乗り物です。
長距離を走るとクラッチレバーとブレーキレバーの操作で指を酷使することになりますが、出来るだけ疲労が溜まらないようにするカスタムパーツが販売されています。
私は運転技術がまだまだ甘いのかクラッチレバーとブレーキレバー操作で余分な力が入り、指を痛めてしまいましたが、今回「U-KANAYA ツーリングタイプ レバーセット Vストローム250対応(SU54-035-081111)」に取り換えたことで楽に運転が出来るようになりました。
もし私と同じようにバイクで腱鞘炎に悩まれている方がおられましたら、ぜひ当記事をご参照ください。