こんにちはユレオです。
新型コロナウイルスの世界的なパンデミックが起きてから数年経ち、もはやインフルエンザと同じような「流行り病」として定着しつつあります。
日本でも今なお感染者が出ており、もはや珍しい病気でなくなっていると言えます。
この新型コロナウイルスですが、感染すること自体が問題ではありますが、実は後遺症が大きな問題になっているのはご存じでしょうか?
そして、この後遺症は新型コロナウイルスにかかった後、お酒を飲むことでぐっと悪くなり、また、治りづらくなることから医者が警笛を鳴らしています。
本日はニュースサイトで新型コロナウイルスの後遺症に関連する大変興味深い記事がありましたのでご紹介したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 新型コロナウイルスの後遺症の問題について。
- コロナ後遺症の恐ろしさについて。
- 新型コロナウイルスに感染したらお酒は絶対に飲んではいけない。
この記事は新型コロナウイルスに感染し、その後の後遺症についてと、感染後は安静にしてお酒を飲んではいけない理由についてまとめています。
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新型コロナウイルスは感染後の後遺症が問題
新型コロナウイルスに関連するニュースや情報は、今では話題になりませんが、感染は続いており、毎日のように感染者が出ています。
そして、治療後、すぐに今まで同じように生活ができるかというと、そんなことはなく、「コロナ後遺症」として残り続けることが問題視されています。
先日新型コロナウイルスに関連して以下の記事が話題になりました。
この記事は増加する「コロナ後遺症」で症状に関連する内容で、新型コロナウイルス感染後”2か月間は絶対にやってはいけないこと”がまとまっており、医者が警笛を鳴らす内容となっています。
この記事は結構長い内容で、簡単に抜粋すると以下のような内容となっています。
- 日本の2022年12月時点で約2522万人の感染者のうち、約10%に当たる250万人が「コロナ後遺症」の可能性がある。
- ワクチン接種をしていないと後遺症のリスクが高まる。
- アメリカでは400万人がコロナ後遺症の為働けなくなったという報告がある。
- オランダの研究によると、8人に1人がコロナ後遺症になったと報告されている。
- フランスの研究によると、コロナ感染後85%が改善しても、症状は残っている。
- 感染してから2ヶ月以内は非常に危険な時期なので、無理してはいけない。
- 感染後症状が残っている方は、お酒を飲むと結構な確率でぐっと悪くなる。また、治りづらくなる。
- アルコールを飲むと免疫系がかなりダメージを受けることから、後遺症もそれにつられて悪化する。
特に気になるのは以下の内容になります。
――後遺症にならないために大切なことは?
感染してから2ヶ月以内は、非常に危険な時期なので、無理しないでください。
それを守っていただくだけで、準寝たきり以上になる方を減らせると思います。厚労省から出ている『罹患後症状のマネジメント』という手引きには、「動いた後に症状悪化が見られる場合は、運動療法は避けなくてはいけない」と書いてあります。
このことがまだ一般のお医者さんにも知られていない、会社の方や家族にはもっと知られていない。それによって、患者さんたちがどんどん症状を悪くしています。
――どういうことをやってはいけない?
疲れることはすべてダメです。
例えば階段を上るにしても、その後疲れてしまうなら、やってはいけません。他の病気だと、少し無理してリハビリした方が早く治るからと頑張って運動したりしますが、コロナの場合はかえって悪化させてしまう。新しい病気ですから、新しい治療が必要ということです。
あと、アルコールは絶対にダメです。
症状が残っている方は、お酒を飲むと結構な確率でぐっと悪くなり、また、治りづらくなることがありますので、症状があったらアルコールは諦めてください。アルコールを飲むと免疫系がかなりダメージを受けるので、後遺症もそれにつられて悪くなります。
あとは、酸素不足で症状が出ている側面があるので、たばこも控えてください。
引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/453123
コロナ後遺症を引きずらないためには2か月は安静にする必要があり、通常の病気と違ってリハビリを頑張りすぎると後遺症が悪化するそうです。
そして、お酒を飲むと免疫系でダメージを受けることから、後遺症が悪化するということでした。
お酒は急にやめるのが難しい飲み物
さて、お酒にまつわるお話になりますが、お酒は身体にとって良くない飲み物であることは皆さんもご存じであるかと思います。
しかし、お酒には依存性があることから、身体によくないことがわかっていてもついつい飲んでしまいます。
飲酒習慣が定着すると、なかなかやめることが難しく、健康のためにお酒をやめる「禁酒」や「断酒」で多くの方が苦労しています。
私は現在7年間断酒を継続しており、もうすぐ8年目を迎えようとしていますが、お酒を断った当初はかなり苦しみました。
詳しくはこちらの記事で詳細に触れています。
新型コロナウイルスに感染した場合、お酒を飲むと免疫系でダメージを受けることから、後遺症についても悪化するという医者の警笛は、「お酒を断つ」と「コロナ後遺症の治療」と二つを同時に行うことになり、酒好きの方からすると死活問題と言えます。
少し大げさなもの言いになりますが、新型コロナウイルスへの感染後のリスクを軽減するためにも、普段からお酒を控えて生活を送ることが必要な時代になってるのかもしれません。
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私は7年前に断酒する為にアルコール外来に通院した
新型コロナウイルスに感染した後はお酒を飲んではいけないという医者の警笛を鳴らしているという内容をお話しましたが、ここからは私が7年前に断酒するためにアルコール外来に通院したお話しをしたいと思います。
私は20代の頃から毎晩晩酌で缶ビールを2~3本缶程度飲む生活を送ってきたこともあり、お酒を我慢するという事に強いストレスを感じていました。
しかし、薬を服用する必要がありお酒を控えた結果、アルコールの禁断症状が出たことで心身がアルコールに依存していることに気が付き、お酒の依存性に恐怖を感じたわけです。
このことがきっかけでアルコール依存症にまつわる書籍を読んだり、webサイトで調べたりしたことで、アルコールに依存することの怖さやお酒で生じる問題について理解が深まり、思い切ってアルコール外来に通って医者に相談することにしました。
【レグテクトとは】レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。引用元:レグテクト
このレグテクトという断酒薬の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、「お酒を飲みたい」と思う気分を抑えてくれます。
またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすく飲みやすいという点があります。
レグテクトはシアナマイドやノックビンの抗酒剤のような身体的な影響が無い為、お酒を飲んだとしてもアルコールの分解が阻害されることは無く苦痛を味わうことはありません。
そのため身体的な抑止力が働かないので為、「お酒をやめる」と強い意志を持っていない人には全く効果が無い薬ですが、お酒を自身でやめたいと考えている方には体への負担が少なく、私は自然にお酒から距離を置くことが出来ました。
飲酒欲求を抑える断酒の薬「レグテクト」はどこで購入できるのか
私はレグテクトをアルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらいました。
流れとしては病院のアルコール依存症専門外来に行き「断酒したいのでレグテクトください」と言えば処方してもらえますが、医師の診断の結果が「レグテクト」が最適でないと判断した場合はその限りではありません。
先ほどもお話しましたが、「レグテクト」は本人の断酒の意思が無いと効果が薄いからです。
私は自らアルコール依存症専門外来に行って診察を受けたこともあり、医者が「自分の意思でアルコール依存症専門外来に来られるというのは大変珍しい」とおっしゃっていました。
飲酒欲求を抑えて断酒に役立つ薬、「レグテクト」のお値段は?
断酒薬であるレグテクトですが、2013年から日本で発売されるようになった比較的新しい薬ということもあるのか、「新薬(先発医薬品)」はお値段がそこそこします。
私が病院にて処方してもらった際には、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。
初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円
薬代だけでいうと自己負担が1日200円で、保険が効かなかったら1日600円といったところでかなり高額です。
私は1ヶ月分処方してもらいましたが、処方された薬が「新薬(先発医薬品)」であったため、かなり高めのお値段でしたが、これを飲むことで酒をやめられると思えば安いものと考えました。
飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想
「レグテクト」を飲むと今まで飲酒欲求が湧いてた状況、例えば仕事を終えて家についていつもなら晩酌したいと思う状況で不思議と飲酒欲求が湧かなくなりました。
もちろん飲酒欲求が湧かないだけで飲むこともできるのですが、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。
分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に例えると以下のような感じです。
空腹時は「食べたい!」と思うが、満腹時は「食べたい!」と思わないのと同じで、レグテクトを飲むとお酒を目の前にしても「飲みたい!」と思う気分が湧きあがらず、飲酒欲求が抑えられる。
上記は私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかはわかりませんが、私はレグテクトの効果と恩恵を体感することが出来ました。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法
私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、病院で処方してもらう薬は保険が利くとはいえ「新薬(先発医薬品)」で非常に高価であったことや、診察料もかかる為、2回目以降は購入代理店でレグテクトを手に入れました。
日本では珍しい一部のサプリメントや健康食品を購入代理店で購入できるのは知っていましたが、アルコール依存症の治療薬であるレグテクトも購入できるのを知り驚きました。
購入代理店での値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できたことや、飲み比べても差はなくて飲酒要求が強いときに飲むことで飲みたい気持ちを抑えることが出来ました。
ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽で、私は初診以降は購入代理店を利用して購入しました。
私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。
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最後に
ここまでニュースサイトで新型コロナウイルスの後遺症に関連する大変興味深い記事がありましたのでご紹介してきました。
お酒は身体によくない飲み物というイメージがだいぶ定着してきていることもあり、若者を中心にお酒を飲まない方が増えてはいますが、依然として日本はお酒に対して寛大であり、飲酒が文化として根付いています。
新型コロナウイルスに感染した場合、医者がお酒を”控える”ではなく、”飲んではいけない”という警笛を鳴らす内容は、私にとってはかなり衝撃的でしたが、私と同じように驚く方はかなり多いではないかと思います。
いつ自身が新型コロナウイルスに感染するかわからない世の中になっていることから、コロナ後遺症の情報が広まり、今後は普段からお酒を控える生活を送ることが、アフターコロナのスタンダードになるのかもしれません。
もしこの記事を読んだ結果、お酒を控えようと思う方がおられましたら、一度アルコール外来に相談することをお勧め致します。
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