こんにちはユレオです。
数多くのブログがある中、当ブログ「魂を揺さぶるヨ!」を閲覧いただきありがとうございます。
本日はブログ運営を行っている方に向けた記事で、ブログ運営を数か月経験して、そろそろGoogle Analytics(グーグル・アナリティクス)の使い方に慣れてきたといった方に向けた記事となります。
ブログを運営している方でしたら多くの方がGoogle アナリティクスのサービスを利用しているかと思います。
もしまだ利用していないという方がおられましたら、こちらの記事でセットアップから基本的な使い方についてご紹介していますので、ご参考ください。
このGoogleアナリティクスの項目の中に「平均ページ滞在時間」というのがあるのをご存知でしょうか?
本日は平均ページ滞在時間についての説明と、平均ページ滞在時間がどういった意味を持っているのか、平均ページ滞在時間を伸ばすことの重要性についてお話したいと思います。
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◆記事の目次◆
Google Analyticsに集計される平均ページ滞在時間とは何か?
ブログを運営している方は多くの方がGoogleアナリティクスで何を見ているかというと、アクセス数である「ページビュー数」や「ページ別訪問数」ではないでしょうか?
運営しているブログにどれくらいの人が訪問するのか、どの記事が一番閲覧されているのかは気になるものです。
こうした「ページビュー数」や「ページ別訪問数」と同じように各項目が並ぶ中「平均ページ滞在時間」というのがあるのをご存知でしょうか?
Googleアナリティクスで平均ページ滞在時間を確認する方法
平均ページ滞在時間を確認するには以下の手順で確認できます。
①:Googleアナリティクスのページを開きます。
②:「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」をクリックします。
③:項目の中に「平均ページ滞在時間」というものがあります。
この「平均ページ滞在時間」というのは、ブログを閲覧した方の記事を閲覧するのにかかった時間で、記事ごとに平均時間を算出し、ブログ全体でも平均の時間を算出してくれています。
「平均ページ滞在時間」はブログの各記事がどれくらい時間を掛けて読んでいただいているのかを知る目安となります。
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Google Analyticsでの平均ページ滞在時間の計算方法
平均ページ滞在時間というのは、ページを読むのにかかった時間ですが、すべてのページを読む際にかかった時間を計算しているわけではありません。
ポイントとして「離脱ページについては平均ページ滞在時間は計測されない。」わけです。
これについて少しわかりにくいのですが、Googleアナリティクスのヘルプで説明があります。
個々のセッションの継続時間は、セッション最後のページでのエンゲージメント ヒットの有無によって算出方法が異なります。
エンゲージメント ヒットとは、opt_noninteraction パラメータが適用されていないイベントに起因するヒットのことを指します。たとえばイベント トラッキングを設定して動画の再生などのイベントをトラッキングしている場合は、それぞれの動画再生がエンゲージメント ヒットとなります。opt_noninteraction パラメータを適用しているイベントは、エンゲージメント ヒットにはなりません。
私の読解力が不足しているのか、Googleのヘルプを読んでもすんなり頭に入ってこないのですが、簡単に説明すると以下のような算出方法になります。
例えば、とある訪問者が記事A「googleアナリティクスの使い方」を3分掛けて読み、内部リンクをたどって、記事B「時間を有効に使う方法」を5分掛けて読みました。
その後、内部リンクをたどって、記事C「毎日を充実させる方法」を10分掛けて読んだ後に離脱(*)しました。
*離脱とは、「訪問」の最後に閲覧されたページを指し、またページを開いたまま30分以上経過したり、ブラウザを閉じてしまったりした際に「離脱ページ」となります。
さて、この場合訪問者の滞在時間は以下のようになります。
- 記事A 3分
- 記事B 5分
- 記事C 0分
このように離脱ページのページ滞在時間は計算されず「0分」となります。
この理屈でいうと次のようなケースも起こります。
とある訪問者が記事A「Googleアナリティクスの使い方」を15分掛けて読み、その後離脱しました。
さて、この場合訪問者の滞在時間は以下のようになります。
- 記事A 0分
このようにしっかりと記事が読まれたにも関わらず、ページ滞在時間は「0分」となってしまいます。
平均ページ滞在時間は離脱ページはカウントされないことになるため、直帰率が高いブログでは平均ページ滞在時間は低くカウントされることになります。
SEOにおいて平均ページ滞在時間は重要である
ここまで平均ページ滞在時間についてお話をしていますが、以下のように思われているのではないでしょうか?
そもそも平均ページ滞在時間が増えたらなんかよいことあるの?
平均ページ滞在時間が増えたからと言ってメリットがなければ対策をする意味がないように思いますが、これはGoogleアナリティクスで表示されている以上、重要な指数の一つとなっています。
記事の平均滞在時間はGoogleが記事を評価するうえで一つの判断材料としており、記事の質が高いか、その記事をどれくらいの人がじっくり読んでいるのかというのを測るために使用しています。
もちろん平均ページ滞在時間だけが記事の質を判断する材料になるわけではないですが、この数値が良いほうが記事や運営しているブログ自体の評価につながるのは確かで、平均ページ滞在時間というのはブログ運営者にとって無視できないものになっています。
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平均ページ滞在時間を伸ばすためには記事の質もあるが直帰率を下げることも重要
ここまで平均ページ滞在時間の算出方法や重要性についてお話してきましたが、察しの良い方はお気づきかと思いますが、平均ページ滞在時間を伸ばすには以下のような対策が有効になります。
- 平均ページ滞在時間が短い記事はリライトして記事の質を上げて、ユーザーの滞在時間を伸ばす。
- 直帰率を下げる為に内部リンクを充実させたり、関連した記事のリンクを掲載する。
このほか、youtubeなどの動画を掲載したりすることで滞在時間を増やす方法がありますが、基本的にはGoogleの目的である「ユーザーが検索した意図に沿って関連性の高いコンテンツを提供する」ことを満たすことを考えた記事が提供できていればよいと考えています。
記事の質が向上すれば、必然的に回遊率が上がり、またリピーターとしてブログを訪れる方が増えます。
そうしたリピーターが増えるほうが、結果的に「ページビュー数」も増えるため、メリットは大きく、「平均ページ滞在時間」を伸ばすことを目的とするよりも、「ユーザーが検索した意図に沿って関連性の高いコンテンツを提供する」ことを意識するほうが有用で、Googleからの評価も高まります。
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平均ページ滞在時間はどれくらいの長さであればよいのか?
平均ページ滞在時間はどれくらい長さあればよいのかというと、記事の性質によって異なるため一概には言えません。
例えば、企業のページではアンケート入力や就職活動のためのエントリーシートを入力するページなどがある場合、必然的に平均ページ滞在時間が伸びます。
また物品販売をメインとしたショップ系のwebサイトでは、購入の為の手続きや商品を選択するための時間など、これも必然的に平均ページ滞在時間が伸びます。
個人で運営しているブログでは「1分~2分」が平均ページ滞在時間と言われ、平均ページ滞在時間が2分以上あれば良い方であると言われています。
当ブログは平均ページ滞在時間がおおよそ4分となっており、個人ブログでは滞在時間はやや長い方ですが、平均滞在時間が短い記事は30秒以下であるため、そうした記事を今後リライトして充実させていければと考えています。
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最後に
ここまで平均ページ滞在時間についての説明と、平均ページ滞在時間がどういった意味を持っているのか、平均ページ滞在時間を伸ばすことの重要性についてお話ししてきました。
平均ページ滞在時間がどのような方法で算出されて、Googleの評価にどのような影響を与えるかということについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
平均ページ滞在時間が長いにこしたことはありませんが、それを目的としてブログ運営を行うよりも、Googleが公式に発表している「ユーザーが検索した意図に沿って関連性の高いコンテンツを提供する」ことを目的とするほうが、結果的に運営が安定して平均ページ滞在時間も伸びることになると私は考えています。
ただ、平均ページ滞在時間がどういったものか、どのように算出されるかを知っておくことは無駄ではなく、記事をリライトする際の指標となります。
どの記事をリライトするかということで悩んだときは、平均ページ滞在時間を見て判断してみてはいかがでしょうか。
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