おすすめグッズまとめ

【登山初心者向けの記事】テント泊に必要な道具やお勧めの登山グッズのご紹介【ソロキャンプ】

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みなさんこんにちはユレオです。

突然ですが、みなさん登山でソロキャンプをされたことはありますか?

「昔は山を登ってた」という方や、「先日ハイキング行ったよ」という方など登山を経験されている方は結構おられると思います。

私は登山が好きでそれなりに登っているのですが、ほとんどが単独行(*)です。

*パーティーを組まずに、一人で登山すること。単独登山

なぜ単独行かというと以下のような理由です。

  • 好みの登山が縦走登山なので体力が続けばどこまでも行きたいから。
  • 登山の予定を天候、体調、気分で変更したいから。
  • 日帰り登山の予定でもテントを持って行き、気が向いたら山で一泊したりするから。
  • ゆっくりと一人で考え事をして自分の内面観察をしたいから。(瞑想的なものです)

早朝家を出る時は「今日は日帰りにしようと」と考えてても、その日の夕方には「明日休みだし今日は山で一泊して早朝帰るか」という感じでスケジュールを変更することがあります。

その為少々重いですが、登山の際にはテント等の泊まれる最低限の装備を持ち歩くようにしているので、その日の気分でテント泊に切り替えることが出来ます。

私は山でコーヒーを片手に一晩中星を眺めながら考え事をするのが好きで、自身への問いかけや、思考や心理などを見直すきっかけになったりします。

自分の内面に対して深く意識を集中できる環境というのが日常ではなかなか行えないので、山などの自分しかいない空間に身を置くことで深く内面観察するための環境を整えます。

本日は私が単独行で登山するときに持ち歩いている道具やお勧めの登山グッズをご紹介したいと思います。

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 登山道具のコンセプトについて

私の単独行登山のコンセプトは「必要最低限」なのでサバイバルとまではいかないですが、かなり最低限のソロキャンプ道具になります。

時にはバーナーやクッカーを持ち歩かず、食事は行動食(*)のみということもあります。

*行動食とは持ち運びが簡単で調理無しで食べることが可能な食料。

今回ご紹介するのはこれから登山を始める方で1泊2日程度のソロキャンプをしてみたいという方へ向けの内容なので、北アルプスや白根三山縦走に行くという方ではこの装備だと心細いと思います。

比較的低めの山で春から秋にかけてテント泊登山を始められる初心者向けの記事とお考え下さい。

重量はできるだけ軽くしたいところですが、水が確保できない山では水だけは多めに持っていき、使わなければ下山を決めた時に必要な分だけ残して捨てるような感じで、水だけでも3~4リットルは持っていくのでどうしても荷物の総重量が12kgぐらいにはなってしまいます。

「とりあえずこれでだけあれば山で一晩星を眺めながら焚き火を囲み、コーヒを飲んでゆっくりと過ごせる」といった装備だとお考え下さい。

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山で安全に一泊するなら必要な道具一覧

1:リュックサック

登山での必需品というか、無いと登山すらできません。

リュックサックには大きさはさまざまですが、「山で一晩過ごす」事を考えた場合は最低限45リットルサイズは必要です。

少し余裕を見るなら65リットルサイズは欲しいところです。

色はスズメバチ除けや遭難時に目印になることを考えてできるだけ派手な色をお勧めします。

山なので「赤系統」色は遠くからでも目立ちます。

また、購入時は「レインカバー(雨除けカバー)」が付いてるものを選ぶと良いです。

2:テント本体

これがないと山では泊まれません。

以前寝袋だけで泊まれるかもと考えたことがありましたが、夜露でびしょびしょになりました。

テントは値段がピンキリで、高いものは数万円くらいしますが、冬山は行かないのであれば数千円程度のテントで十分です。

ただし最低限フライシート(*)が付いている物を選びましょう。

風雨の侵入を軽減するための防水処理された布地。

基本的に値段が高いやつは軽くなっていきますが、10回くらい使えばどこかに問題が出てくるので、消耗品と割り切って高級品にこだわる必要はないと思います。

3:寝袋

寝るときに使用するのはもちろん、いざというときに体温を奪われないようにするために絶対に必要です。

夏場でも山の上の気温は低いので寝袋無しで寝るというのは危険です。

どんなに暑い日でも夜は冷え込むことがあるので必ず持っていくようにしましょう。

寝袋は使用時の状況に合わせていくつかの種類がありますが、真冬に使用しないのなら厚手にする必要はありません。

寝袋の選択は荷物の容量に大きくかかわりますのでよく吟味してください。

4:銀マット(クッション)

寝るときに寝袋の下に敷いて使用します。

これは固い地面だと痛いからという理由もありますが、地面の冷たさで体温を奪われないようにする効果があります。

また、登山中のちょっと長めの休憩時に地面に敷いて休んだりします。

いつでも展開しないようにリュックの底に丸めてくっつけています。

使用方法にもよりますが、基本的には消耗品とお考え下さい。

この手のアルミロールマットは安く地面に気軽に敷いたりできるので扱いやすいです。

5:ヘッドライト

夜何かをするにしても明かりがないと何もできません。

懐中電灯などでもよいのですが、ヘッドライトは両手が使えるので非常に便利です。

これがあれば、夜間の移動も行えるので必需品です。

選ぶときに防水機能があるかどうかは必ず確認するのをお勧めします。

私はテントの外に出したままで夜露やられたということがありました。

6:水と食料

これは言うまでもありませんが、絶対に必要で、特に水は無いと命にかかわります。

食料については何を食べるかによりますが、お湯を沸かせる環境があるならカップのゴミが出ない詰め替え用カップヌードルがおすすめです。

余談ですが山頂で食べるカップヌードルはうまさ5割増しです。

あとお守り的にカロリーメイトは持っていきましょう。

よく非常食としてチョコレートを持っていく話がありますが、冬ならいいですが夏場はとけて大変なことになります。

個人的にはカロリーメイトもお勧めですが、フルグラも保存がきくのでお勧めです。

7:登山靴

スニーカーでも山は登れないことはないですが、すぐに痛みますし丈夫な登山靴をお勧めいたします。

登山靴の値段はピンキリで高いやつは高いですが、安いやつもあります。

登山を始める際には特にある程度消耗品と考えて高価な登山靴はいらないかと思います。

足首あたりまであるタイプのほうが怪我もしにくいですし、川を渡るといった時にも重宝します。

8:着替えと防寒具

登山では汗をかきますし汚れるので着替えがあるとすっきりした気分で泊まれます。

また、帰りに電車やバス等の公共機関を使う場合はにおいなどが気になるので、肌着を含めた着替えは出来れば持っていきましょう。

速乾性のシャツなど今はユニクロなどでも安くて良い品が出ています。

綿の生地などは汗を吸うと重くなるのでナイロン生地の速乾性のものをお勧めします。

また、夜に冷え込んだ時の為に厚手の服を必ず入れておきましょう。

春や秋になれば山の上では明け方にはかなり冷え込むことがあります。

防水機能があるウィンドブレイカーはお勧めです。

9:トレッキングポール

トレッキングポールがあると自重を足だけでなく腕にも分散できることや、下りの膝への負担の軽減になります。

また、長距離の縦走などをする場合にはあると非常に助かります。

基本的に値段が高ければ重量も軽くて丈夫です。

かなり使い込むことになるので、少々値段が張ってもよいものを選ぶのが結果的の良いと思います。

10:バーナーとガス

山で料理とまではいかなくても、お湯を沸かせるだけで食べ物の選択肢が大きく広がります。

お湯があればカップラーメンが食べれますし、袋めんのラーメンを作ったりコーヒーを沸かしたりすることが出来ます。

これがあると最悪の場合「暖を取る」こともできるので、持っておくと便利です。

値段によって性能が大きく変わりますので、極端に安いものや無名のブランド物は避ける方が良いです。

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11:クッカーとフォーク

クッカーとはお湯を沸かす際の容器で、大容量のである必要ありません。

調理するサイズにもよりますがカップラーメンが作れるの大きさがあれば十分です。

蓋があるとなお良いです。

箸やスプーンなどもあると便利ですが、フォーク1本あれば何とかなります。

スプーンよりもフォークのほうが汎用性があります。

最近は折り畳みのスプーンとフォークがセットになっているものもあり便利です。

12:虫よけ

夏の季節は山では虫が多いですし春や秋でも虫はいます。

標高の高い山であれば少ないですが、そうでないところでは虫よけがあると夜がだいぶ快適に過ごせます。

蚊取り線香などは山火事になる危険があるので火を使わないものが望ましいです。

スプレータイプは肌が露出したところにかければよいので効果が集中できるのでお勧めです。

13:ブルーシート

ブルーシートは汎用性が高く、猛烈な雨が降って雨具に着替える余裕が無いような場合でもシートを広げて被れば雨をしのぐことが出来ます。

また、テントや寝袋を片づけるときに、床に置いてたたむということをするのにブルーシートがあると便利です。

ブルーシートについては安物ではなく、少々高くても防水がしっかりとしたものをお勧めします。

14:雨具

山の天気は変わりやすいので雨具を持っていくと安心です。

雨で身動きが取れなくなることを避けるために、持ち歩くことをお勧めします。

低い山や移動距離が限られる場合であればリュックサックを背負ったままで靴などを脱がずに着ることができるポンチョタイプがお勧めです。

ただ、雨の予想がつかない山やすぐに下山が出来ないような山ではセパレートのレインウェアをお勧め致します。

15:ダクトテープ

これは便利というかなんでも使える魔法の道具です。

例えばダクトテープを木と木の間をつないでロープ状態にして濡れたものを干したり、リュックサックの底が破けて物が落ちてしまうような状態になってもテープで穴をふさぐことが出来ます。

また、万が一捻挫をしたときに関節を固定するために使用したり、とにかく万能な機能を発揮します。

”山の中”といった環境下ではダクトテープは非常に汎用性の高い道具になります。

使わなくても お守り代わりにお勧めです。

16:スマホとモバイルバッテリー

スマホは時計、GPSロガー、カメラ、電話(圏外でなければ)等に使えて大変便利です。

電波が届かなくても使い道はいくらでもあるのでバッテリー切れに備えてモバイルバッテリー持っていくようにしましょう。

17:登山用の地図とコンパス

地図は絶対必要です。登山用の地図は普通の地図と違い登山道が書かれています。

以下のサイトで無料で地図を入手できます。

以下のような地図の画像が無料で入手できます。

*以下の画像は地図の一部だけで解像度を下げてます。元は十分な解像度です。

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地図はプリントアウトして持っておくと便利ですし、コンパスとセットに持ち歩きましょう。

その他の細かな持ち物や道具

そのほかに持っていくのをお勧めする細かな内容の持ちものや道具です。

・腕時計
ペース配分を知ることが出来ますし、日の入り時刻を確認する等必要です。

・グローブ
初めは軍手で十分です。手を使って登る箇所やバランスをとるために手をつくといったことはあります。少しいいのであればホームセンターやワークマンに置かれているグリップ力のあるグローブがお勧めです。

・帽子
夏場など日差しがきつい時には熱射病や日焼け対策になります。風で飛ばされないように帽子止めがあると便利です。

・タオル
タオルは1つあるだけでもかなり重宝します。登山帰りに温泉によるといった時にもあると便利です。

・ポケットティッシュ
これは言うまでもなく利用方法は幾通りにもあります。焚火をする際の火種に使うとかもできます。

・保険証とクレジットカード
万が一山で怪我をして搬送されたりした場合にあると便利です。保険証は無くても一度全額支払い後から返金請求できますが、そういった手続きが大変なので登山時はいざというときに備えてセットで持ち歩きます。

不要になった登山・アウトドア道具の買い替えや処分に関する便利なサービス

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登山やテント泊などする際に当然これらの道具が必要になりますが、自分の登山レベルや目標が変わったことにより今使っているキャンプ道具や登山道具が不要になる事があります。

私はそういった時に今までは捨てるか、オークションに出すかをしていたのですが、使い込んだ道具などはオークションではやり取りが難しくてトラブルがあったので、今はアウトドアの買い取り専門店を利用するようにしています。

CampFanは「宅配や「持込」をメインとしたアウトドア用の買取専門店で、買い替えや不要になった道具などを買取してくれます。

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特に宅配買取が便利で送料は「無料」になるので出向く必要なく助かります。

まとめ

以上がユレオが単独行で登山するときに持ち歩いている道具やお勧めの登山グッズです。

◆【確認リスト】

 道具名備考
テント泊で必要な道具リュックサック65ℓくらいが推奨
テント本体フライシート有のもの
寝袋荷物のかさばり具合に影響する
銀マット(クッション)消耗品と考えてOK
ヘッドライト防水のもの
水と食料水は多めに持っていく
登山靴 高くなくても十分です
着替えと防寒具朝晩は冷え込みます
トレッキングポールしっかりとしたものを使いましょう
バーナーとガスあると料理の可能性が広がります
クッカーとフォークそれほど大きくなくても十分使えます
虫よけ蚊取り線香は火事になるのでスプレー式で
ブルーシート安物ではなく質の良いもので
雨具いざという時に備えて必要です
ダクトテープお守り的な便利道具
スマホとモバイルバッテリーバッテリーは十二分に用意しておきたい
登山用の地図とコンパス無料で地図が手に入るWebサービスがあります
 
その他の細かな道具腕時計スマホでも良いが腕にあると見やすい 
グローブ軍手でもOK
帽子帽子止めがあると便利
タオル1枚あるだけでだいぶ違います
ポケットティッシュあるといろいろ便利です
保険証とクレジットカードいざという時に備えて必要です

あらゆる道具があれば確かに便利ですが、同時に荷物が重くなるので便利さと引き換えにある程度軽さを選ぶ必要があります。

ただし、水と食料だけは命にかかわるので削れません。

可能であれば荷物は15kg以下に抑えたいところなので、水や食料を除くと総重量だけでも12kgぐらいにはなります。

そうやって取捨選択していったら上記のような内容になりました。

これから登山を始めてみようと考えている方や単独行を始めようという方で、荷物は可能な限り減らしたいと考えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。


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