断酒

コロナウイルスの感染リスクを下げる生活習慣|酒の飲みすぎは体の免疫力が落ちるという事実

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こんにちはユレオです。

2019年末に中国武漢で発見された新型コロナウイルスは世界中に広がり、収まる気配を見せることなく未だに感染拡大が続いています。

日本でも感染の第二波が来たことで感染者数が5万人(2020年8月)を超え、予断を許さない状況で国民一人一人が新型コロナウイルスに感染しないように意識して生活を送ることが求められています。

新型コロナウイルスに感染しない為の生活様式としては「手洗い」「マスク着用」「人との距離を取る」「不要不急の外出を控える」など様々ありますが、意外と軽視されがちなのは「免疫力を高めて感染を防ぐ」というものです。

本日は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、免疫力を高めて感染を防ぐために出来るお酒に関連する話しをしたいと思います。

本記事の内容

  • お酒を飲むことで体の免疫力が低下する。
  • ウイルスの感染リスクとお酒の関係性の研究結果。
  • コロナの感染予防にお酒を控える意味。

この記事ではお酒を飲むと免疫力が低下することについての研究機関のレポートの紹介と、コロナの感染予防として有効な「お酒を控えること」についてまとめています。

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私は断酒をしてから風邪をひくことが無くなった

私は4年前の正月にお酒をやめて断酒することを誓い、本日に至るまでお酒を飲まない生活を送っています。

お酒をやめると人生が変わる!断酒を4年続けて分かったお酒をやめるメリット こんにちはユレオです。 当ブログを読まれる方のうち、成人している方はどれくらいの割合なのかわかりませんが、読者の多くがお酒...

お酒をやめた当初は不眠症になり情調不安定な時期もありましたが、断酒を始めてから1年くらいになると夜も寝られるようになり、生活が安定するようになりました。

お酒を飲まない生活を送るようになり様々なメリットがありましたが、その中の一つに「お酒をやめたことで風邪をひかなくなった」ことが挙げられます。

風邪をひかなくなったと明確に効果が出ていると感じたのは翌年以降で、毎年季節的に冬場は風邪をひいていたのですが、お酒をやめてからは風邪にかかることがピタリと無くなりました。

当初はただの偶然かと思ったのですが、断酒についていろいろと調べていると、お酒をやめることは体の免疫力が高まることを知り、様々な研究機関が論文を出していることを知りました。

お酒を飲むとウイルスへの感染リスクが高まる

私はお酒をやめると感覚的に風邪をひかなくなったことが実感していたのですが、調べたところ大変興味深い記事や論文が見つかりました。

THE LANCET(ランセット)は週刊で刊行される査読制の医学雑誌ですが、その記事の一つに「1990~2016年の195の国と地域におけるアルコールの使用と負担」というものがあります。

こちらの記事の内容を簡単に説明すると、お酒はかつて適量ならば体に良いといわれていましたが、最新の研究では総合的に見てその認識は間違っており、体質や個人差があるものの、お酒を飲むことは少量でも健康リスクが伴うという結果になったというものです。

また、PMC(国立生物工学情報センター)が公開しているオンライン論文アーカイブに「宿主防御に対するアルコールの影響」というものがあり、その論文の内容はお酒を飲むことはたとえ少量であろうとも免疫系を弱くするというものでした。

【宿主防御に対するアルコールの影響】

アルコールは免疫系を含む多くの臓器に影響を及ぼし、適度な量のアルコールでも免疫反応に影響を与えます。

アルコールは自然免疫および適応免疫応答に関与するすべての細胞集団の作用を変える可能性がありますが、多くの場合、その影響は二次的傷害(例えば、細菌またはウイルス感染または他の組織の損傷)後にのみ臨床的に関連する無症状の免疫抑制です。

自然免疫システムに対するアルコールの特定の影響は、アルコール暴露のパターンに依存し、急性アルコール阻害と慢性アルコールは炎症反応を加速します。

慢性アルコールの炎症誘発性作用は、アルコール性肝疾患および膵炎の病因において主要な役割を果たすが、他の多くの臓器および組織にも影響を与える。

炎症性免疫応答を促進することに加えて、アルコールはまた抗炎症性サイトカインを損ないます。慢性アルコールへの曝露は、細胞性応答と体液性応答の両方を含む、適応免疫応答のすべての側面の正常な機能も妨害します。

これらの影響はすべて、慢性アルコール中毒者のウイルス感染と細菌感染、および無菌炎症に対する感受性を高めます。

引用元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4590613/

このような記事や論文がある一方、新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、Twitterで「お酒を飲んで体内を消毒する」というようなツイートが目立っていますが、お酒は飲むことは免疫力が低下することから、かえって感染リスクを高めることになります。

最近コロナが気になり過ぎて体の中までアルコール消毒しなきゃ心配で落ち着かない、酒うま!!いや酒が飲みたい訳ではない、酒うま~!!
引用元:Twitterより

このようなTwitterでのツイートを本気にする方はどれほどおられるのかはわかりませんが、「〇〇がコロナに効く!」というような噂が出回ると、瞬く間に対象の商品が売り切れることから、あながち軽視できないのではないかと考えています。

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新型コロナウイルスの影響で酒の販売量は増えている

飲酒と免疫力の関係性についてお話ししてきましたが、今はコロナ禍の影響で不要不急の外出を控える方が増えた結果、自宅で過ごすことが増えたことでアルコールの販売数が伸びています。

日経POSデータによると2020年4月以降は酒類の売り上げが大幅に伸びていることが報じられています

【withコロナで変わるお酒の消費】

新型コロナウイルスは様々な形でスーパー、ドラッグストアやコンビニエンスストアなど小売り店での消費行動に影響を与えた。感染予防のためにマスクや消毒液が売れすぎて欠品し、商品がなくなるという噂でトイレットペーパーも買いだめされ、ウイルスに効くとSNSでデマが流れると納豆の売り上げが伸びた。

そんな中、各種自粛や在宅勤務の広がりは酒類の売れ行きに影響を及ぼした。日経POSデータによると、4月以降、ほとんどの酒類で売り上げが大幅に伸びている。大分類別にコンビニで一番売れるカクテルドリンク類は3月の来店客千人当たり販売金額が前年同月比11.1%増で、4月が同33.9%増、5月も34.0%増となった。2番目に売り上げが大きいビールは3月が同9.3%減だったのが、4月は13.1%増、5月13.6%増となった。外で飲む機会が減り、家飲みが増えている影響だが、どのような人の購入が増えているのか日経CVSレシートデータを使い、2020年4-5月の購入人数を前年同期と比べた。

立地別では、オフィス街が40.8%減り、駅前も9.1%減った。一方で、住宅街が30%増えて、ロードサイドも35.2%増えた。会社の近くや通勤途中での購入が減り、家の近くの購入が増えている。在宅勤務の増加の影響が出ている。
時間帯別では、朝が24.2%、昼が31.6%、夕方が37.1%それぞれ増えた。夕方が増えているのは、オンライン飲み会の影響もあるかもしれないが、気になるのは朝や昼の購入増だ。在宅勤務中にだらだらと飲んでいる人もいると思われる。

性別年齢層別では29歳以下の男性が2.4倍と突出して増えている。自粛でストレスを最もため込んでいる層なのかもしれない。

引用元:https://nkpos.nikkei.co.jp/column/withコロナで変わるお酒の消費

自宅で過ごす時間が増えたり外食を控えるようになると、ストレスの発散の為にお酒をいつも以上に飲みたいと考える方が増えるのは避けられないかと思います。

こうした事実は多くの方がお酒による免疫力が低下は軽視しているか、もしくは知らないというのが日本における現状ではないのかと思います。

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最後に

ここまで新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、免疫力を高めて感染を防ぐために出来るお酒に関連する話しをしてきました。

万が一新型コロナウイルスに感染した場合、自身の問題だけでなくて一緒に暮らす家族にも影響を与えます。

感染を防ぐために出来ることはいろいろとありますが、健康な体を保ち免疫力を高めて感染を防ぐというのも立派な感染予防になり、お酒を控えるだけでもいつも以上に免疫力が高まります。

不要不急の外出を控えることで「巣ごもり」が奨励されている今は、お酒をついつい飲みたくなりますが、お酒を控えることが今の日本では求められてることなのかもしれません。

「お酒を控えたいけどやめられない!」という方は私がアルコールを断つ為にアルコール外来に通い、医者から薬を処方して頂いた出来事について以下の記事で詳しく触れています。ご興味があればお読みください。

【断酒1079日目】お酒をやめる為にアルコール外来で”レグテクト”を処方してもらった話◆お酒を止める薬レグテクト"を使った感想|飲酒欲求を抑える効果と特徴 ◆酒の代わりに飲むおすすめの炭酸水!断酒や禁酒の苦しみを和らげる...

大変長々とした文章になりましたが、お酒を控えることで免疫力が低下を防ぎウイルスの感染予防が出来る事を覚えていただければと思います。

お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

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