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単身赴任では住民票を移す必要があるのか?移さない場合のデメリットや問題について

こんにちはユレオです。

皆さんは引っ越しなどを経験されたことがあるかと思いますが、引っ越しされた際に住民票をしっかりと移されていますか?

住民票は国や市町村に提出するもので、特別なことが無い限り住んでいる地域に住民票を登録する必要があります。

住民票は生活拠点である場所についての公的な記録として扱われて、各市区町村ごとに住民基本台帳にまとめられます。

意外と知られていませんが、住民票は「現住所の証明」「選挙人の登録」「人口の調査」などに利用されるなど、かなり大事な公文書となっています。

さて、この住民票ですが、引っ越しをすれば当然移動させる必要があるわけですが、単身赴任の場合はどうなのでしょうか?

本日は単身赴任では住民票を移す必要があるのかという疑問を深掘りしていきたいと思います。

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そもそも住民票って何?住民票には何が書いてあるのか

ところで皆さんは住民票をまじまじとご覧になられた事はありますか?

そもそも「住民票にはどういった情報が記載されているのか」という点について多くの方はご存知ないのかもしれません。

(´・ω・) 住民票のは公共の手続きで取得するけど、しっかりと目を通すものじゃないよね。

住民票はかなり多く上情報がまとまった公文書で、以下のような情報が詰まっています。

  • 氏名
  • 出生の年月日
  • 男女の別
  • 世帯主についてはその旨、世帯主でない者については世帯主の氏名及び世帯主との続柄
  • 戸籍の表示(=本籍及び筆頭者)。ただし、本籍のない者及び本籍の明らかでない者については、その旨
  • 住民となった年月日
  • 住所及びその市町村の区域内において新たに住所を変更した者については、その住所を定めた年月日
  • 個人番号(マイナンバー)
  • 新たに市町村の区域内に住所を定めた者については、その住所を定めた旨の届出の年月日
  • 選挙人名簿に登録された者については、その旨
  • 住民票コード
  • 国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険・国民年金・児童手当・米穀配給に関する事項
  • 政令で定める事項

こうして改めて見ると1つの書類に様々な情報がまとまっていることがわかります。

住民票は住んでいる地域の市役所や区役所で発行してくれるのですが、最近では個人番号(マイナンバー)を取得する為に住民票を発行された方は多いのではないでしょうか。

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単身赴任では住民票を移す必要があるのか

さて、本日の記事の本題になるわけですが「単身赴任をする場合は住民票を移す必要はあるのか?」という疑問についてです。

市役所に確認したところ「単身赴任の場合では住民票は移す必要は絶対ではない。」という返答でした。

市役所の回答

単身赴任の場合では住民票は必ず移す必要はありません。
住民票を移す判断の基準となるのは「実態としての生活拠点がどこにあるか」ということになり、生活拠点が家族の住む自宅である場合、住民票を移す必要はありません。

実態を重視するからといって「どちらのほうが長く過ごしているか」ということではなく、「本来住むはずの自宅はどこなのか」という点を考慮すれば良く、また赴任期間が終わったら帰ることがわかっている場合は、住民票をわざわざ移す必要はありません。

単身赴任の場合は、単身赴任をしてしばらくした後に住民票を移さないと不便と感じなければわざわざ移す必要はなく、住んでしばらくしてから住民票を移したとしても役所から咎められる事はありません。

住んでから「住民票を移さないと不便」と感じたときに住民票を移動すれば良いわけです。

単身赴任で住民票を移していない場合、どんな問題があるのか

では、単身赴任先に住民票を移していない場合は、どんな問題があるのでしょうか。

住民票を移していないと単身赴任先で「行政サービスを受けられない、もしくは受けにくくなる。」という問題が生じます。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • 選挙権を受け取ったり選挙の投票ができない
  • 運転免許証申請や更新ができない
  • パスポートの発行などの手続きができない
  • 年末調整や確定申告などので税金関係の処理ができない
  • 住民票が発行できない
  • 各種行政のサービス(図書館・スポーツセンター)などが利用できない

(`・ω・´) 行政サービスを頻繁に利用しないのならあまり関係ないね。

免許証の更新やパスポートの発行をする場合は、住民票がある地域で手続きが必要になるので、住民票を移していない場合は、帰省して手続きを行う必要が出てきます。

また、住民票を移して在住者ではないと利用できない行政サービスは結構あるので、そうした公共サービスを頻繁に利用する方は住民票を移しておく事をおすすめします。

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最後に

単身赴任をする際は住民票を必ず移す必要はありませんが、住民票を移しておかないと行政サービスが受けられないという問題があります。

私は行政サービスを頻繁に利用しないことや、免許証の更新などは帰省したときに行えば良いと考えているので、住民票を移しておらず、今のところは困ったことは起きていません。

免許の更新やパスポートの発行などはそんなに頻繁に行うものではありませんが、単身赴任先での選挙に投票したいという方や、公共のサービスを利用したい方は単身赴任の辞令を受けたら住民票の移動も忘れないようにしてください。

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