こんにちはユレオです。
皆さん幸せに心穏やかに過ごされていますか?
誰もが幸せであるといいのですが、多くの方が日々幸せを求めており、世の中には幸せを感じていない方も大勢おられます。
では誰もがもれなく不幸かというと、不思議とそうでもありません。
本日は幸せを得るための近道についてと、幸せを感じて生活を送るうえで必要な考え方についてお話をしたいと思います。
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そもそも幸せとは何なのか?
そもそも、幸せであるか不幸であるかというのは、日々変化し、昨日は幸せだったが今日は不幸ということはどなたも経験したことがあると思います。
こうして説明しているとお分かりかと思いますが、幸せや不幸というものははっきりとした基準があるわけではなく、当人が事象に対して「どう思うか、どう感じるか」によって左右されます。
しかし世間は幸せを定義付けようとし、以下のようなものが「幸せの定義」として扱われがちです。
- 良い大学に入学する。
- 大企業に就職する。
- 海外旅行に行く。
- 家を建てる。
しかし、これらも万人にとって「幸せの定義」であるかというと違います。
現代の日本社会ではこういった条件を満たせば幸せになるという基準を作りたがりますが、しかし「幸せ」というあいまいなものに明確な基準を設けることはできません。
幸せとは誰が判断するのかというと”当人”であって、周囲の人から「あなたは幸せだよ」と言われても当人が幸せを感じていないのであれば幸せとは言えません。
逆に「あなたは不幸だよ」と言われたとしても、当人が幸せを感じているなら不幸などではなく、まぎれもなく幸せなわけです。
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お金を持っていることは幸せなんだろうか?
幸せの定義について少し「思考実験」をしてみたいと思います。
あなたは思いがけぬ形で1000万円が手に入ったら幸せになるとお考えですか?
多くの方がそのような返答をするのではないでしょうか。
ではその1000万円が現金ではなく1000万円分の「車」「旅行券」「レストラン食事券」だったらどうでしょうか。
同様に多くの方が1000万円分の「車」「旅行券」「レストラン食事券」が手に入ることで「幸せ」と感じるのではないかと思います。
では現金1000万円が手に入りましたが、その現金1000万円を使うことが出来ないとしたらどうでしょうか。
はい、ここまでが「思考実験」です。
どうでしょう?1000万円の札束が手の中にあります。ただし、この1000万円は使うことが出来ません。どうですか?幸せを感じますか?
お金そのものに価値があるわけではない
先ほどの思考実験でお分かりのように「お金」そのものには幸せを生む価値がありません。
なぜならお金は何の経験も体験も生み出さないからです。
「お金をたくさん持っている」というのは幸せと直接つながらないですが、多くの人が「お金があればあるだけ幸せになる」と考えており、現代社会はそれを基盤として動いており、メディアもそのような考えを煽ります。
お金は存在そのものが価値があるのではなく、価値のあるものに交換できる「道具」です。
お金があると幸せになるのではなく、お金によってさまざまな選択肢と可能性が増えることにより、経験や体感をすることで人生に充実感と満足感を得て幸せと感じるわけです。
お金そのものが幸せを生むのではありません、幸せを生むのはあなた自身です。
幸せを生むためにお金を使い、旅行にいったり車を買ったりレストランで食事をしたりするわけで、お金とはそれら選択肢を実行する為の「道具」なのです。
最後に
幸せと感じる為には充足感や満足感を得る事が近道です。
幸せを感じるためにお金を使うというのは良いことですし、何もお金を使わなくとも充足感や満足感を得ることが出来ます。
大事なことは「お金が無いから幸せではない」と考えるのではなく、「新たな経験や体験をしていないから幸せではない」と考えるべきなのです。
幸せは身近にあるもので、探せば簡単に見つかるので、一度あなたの身の回りを探してみてはいかがでしょうか。
*本日のお話しは以下の書籍で詳しく触れています。
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