こんにちはユレオです。
私は最近になりアウトドアの趣味を再開するために荷物を運べる移動手段としてスズキ(SUZUKI)のVストローム250を購入しました。
バイクに乗るは20年ぶりとなるいわゆるリターンライダーである為、また一からバイクを勉強しています。
バイクは乗るのも楽しいですがメンテナンスも楽しい乗り物なので、少しずつ学んでいるのですが、先日初めて「バイクのチェーンメンテナンス」を行いました。
本日はVストローム250のドライブチェーンをチェーンクリーナーで清掃してチェーンメンテナンスをした手順をご紹介したいと思います。
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本記事の内容
- バイクはチェーンメンテナンスが必要な乗り物。
- チェーンメンテナンスで必要な道具について。
- チェーンメンテナンスの手順を図解で詳しく解説。
本記事ではバイクの必要なメンテナンスである「チェーンメンテナンス」について、必要な道具や手順を詳しく解説しています。
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バイクは走れば汚れる乗り物
バイクは自動車に比べると重要部品がむき出しになった構造をしており、風雨にさらされる為、細部まで汚れやすくなっています。
特にエンジン付近は複雑な形状をしているので洗車して綺麗にしようとすると苦労します。
バイクは走れば汚れる乗り物なので洗車するのがめんどくさいと感じる方も大勢おられるかと思います。
私も以前バイクに乗っていた時は洗車がめんどくさいと感じていたのですが、Vストローム250に乗るようになってからは愛着があるのか洗車も楽しく思えるようになりました。
(*‘∀‘) 気に入っているバイクだと何をするにも楽しいわ。
そんなお気に入りのバイクですが新車で購入して以来、手出しをしていなかったものがあります。それは何かというと「チェーンメンテナンス」です…。
バイクはチェーンメンテナンスが必要
バイクの多くの部品で構成されていますが、その中でも重要な部品として「ドライブチェーン」があります。
ドライブチェーンとは後輪に動力を伝えるチェーンのことで、エンジンで生まれた回転をスプロケットと言われる歯車を通じて後輪タイヤに伝える重要な部品になります。
ドライブチェーンはバイクの中でも特に激しく動く部品で、走行しているうちに劣化をする為、定期的なメンテナンスを必要として、走行距離に応じて交換が必要であることから消耗品とも言えます。
ドライブチェーンは本来500km~1000km走行したタイミングでチェーンクリーニングや注油が必要と言われています。
私はVストローム250を新車で購入してからすでに7500kmほど走っており、オイル交換時に注油はしてもらっていましたが、チェーン清掃はしていませんでした。
(;´・ω・) うーん、絶対良くないよね…。思い切ってチェーンメンテナンスするか。
バイクを長く乗る為にはドライブチェーンのメンテナンスは必須で、燃費も向上することから思い切ってチェーンメンテナンスを自分でやることにしました。
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バイクのドライブチェーンのメンテナンスに必要なもの
バイクのドライブチェーンのメンテナンスに必要なものを調べたところ、以下のような道具が必要なことが分かりました。
①:「チェーンクリーナー」
②:「チェーンルブ」
③:「チェーンブラシ」
④「ウエス(機械類のよごれをふき取る布。捨てるTシャツでもなんでもOK)」
(・∀・) ちゃんと専用のものが販売されている!分かりやすい。
気を付けないといけない点としては、注油は油だからなんでも良いというわけでは無く、チェーンは走行時に高速で回転する為、サラサラとした油では遠心力で飛んで行ってしまうので、チェーン専用の油である「チェーンルブ」が必要になります。
私は当初間違って通常の機械油(シリコンオイル)を使ったのですが、直ぐにチェーンが乾いてしまって不思議に思って調べたところ、この過ちに気が付きました。
ウエスについては専用の商品が販売されていますが、捨てる布やTシャツの切れ端などがあればそれで代用できます。
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Vストローム250のチェーンメンテナンスの手順
早速チェーンメンテナンスで必要な道具をAmazonで注文したところ、意外とは配送に時間が掛かり、全て揃うのに5日ほどかかりました。
それでは早速これらの道具を使ってVストローム250のチェーンメンテナンスを行いたいと思います。
まずはVストローム250のギアをニュートラルにしてセンタースタンドで立てます。
(・∀・) Vストローム250はセンタースタンドが標準で付いてるからメンテしやすい!
続いてチェーンクリーナーでチェーンの汚れを落とすのですが、チェーンの汚れや油が飛び散らないようにダンボールなどで養生すると後の掃除が楽になります。
私は以下のような切り込みを入れたダンボールを2つほど用意しました。
これをタイヤとチェーンの間に挟み込んで養生します。
(; ・`д・´)うわ、チェーンめっちゃ黒いな…
流石に7500kmも走っているのに一度もチェーンクリーニングしていなかったので、埃と油で真っ黒です。
養生が出来たところでチェーンクリーナーを吹き付けてます。
チェーンクリーナーを吹き付けるときにチェーンブラシを使ってその内側に吹き付けるようにすれば無駄にチェーンクリーナーが飛び散らず効率よく吹き付けることが出来て、同時にチェーンの隙間に入った埃や砂を取り除くことが出来ます。
まんべんなく吹き付けたら15分~20分ほど放置して、チェーンに良くなじんだ状態でもう一度チェーンクリーナーを吹き付けて汚れを落とします。
この時ウエスでふき取ってやると汚れを効率よく落とせるので、ウエスはぼろ布でもなんでも良いので必ず用意しましょう。
チェーンクリーナーを使ってウエスで拭きあげることで汚れを綺麗に落とすことが出来ました。
(=゚ω゚)ノ よし、シルバーの輝きを取り戻した!
チェーンに掘られた刻印も見えるようになり埃と油の汚れを一掃できました。
続いてチェーンルブで注油していきますが、先ほど少し触れましたが注油は油だからなんでも良いというわけでは無く、チェーンは走行時に高速で回転する為、サラサラとした油では遠心力で飛んで行ってしまうので、チェーン専用の油である「チェーンルブ」が必要になります。
タイヤを回しながらチェーン全体に吹き付けます。この時もチェーンの汚れや油が飛び散らないように養生しましょう。
どれくらい吹き付ければ良いかは経験で学ぶしかなく、初めては「吹き付けすぎ」と思うくらい吹き付けた後にウエスで余分な油をふき取ってやれば問題ありません。
チェーンリブを差して余分な油をふき取り馴染ませればチェーンメンテナンスの完了となります。
(*‘∀‘) 思ったより簡単だったわ。慣れたら15分ほどで終わるかな?
チェーンメンテナンスは500km~1000kmごとに行うのが良いとのことなのですが、私はこれまでメンテナンスしていなかった為、エンジンやギアに負担をかけていたかと思います。
これからはこまめにチェーンメンテナンスをしたいと思います。
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最後に
ここまでVストローム250のドライブチェーンをチェーンクリーナーで清掃してチェーンメンテナンスをした手順をご紹介しました。
バイクのチェーンメンテナンスは難易度が高い作業の印象がありましたが、やってみると自転車のチェーンを綺麗にするのと差はありませんでした。
これまで一度もチェーンメンテナンスしてなかったので思い切ってやってみました。
めちゃ汚れててびっくりしたわ。( ゚д゚)
綺麗になって気持ちいい!#vストローム250 pic.twitter.com/zihiby05Gw
— タマシイ ユレオ@雑記ブロガー (@tamashii_yusa) June 23, 2021
チェーンメンテナンスはバイクを長持ちさせるためには必要で、また燃費や走行性能に直接影響があるので洗車のついでにやってしまう癖をつけると良いと言えます。
バイクのチェーンメンテナンスをどのように行えば良いか分からないという方は、この記事を参考にしていただければ幸いです。