こんにちはユレオです。
私は7年前に始めた断酒を現在も続けており、もうすぐ8年目を迎えようとしています。
これだけの期間お酒を飲まないようにしていると、お酒に対する執着がほとんど無くなり、会社の飲み会に参加してもお酒を注文せず、ソフトドリンクを飲んで過ごすことにも慣れました。
私は今では「酒の誘惑を感じなくなった」と考えており、アルコールに対して自身がコントロール出来ていると思っていました。
ところが、先日些細なことで猛烈にお酒が飲みたくなり、あやうくスリップ(断酒に失敗すること)しそうになる出来事が起こりました。
断酒や禁酒では「もう大丈夫」と考える時期が一番危ないという話を聞いたことがありましたが、私は7年以上断酒出来ているから大丈夫だと甘く考えていたのですが、どうも考えが甘かったようです。
本日は私が断酒に失敗しそうになったお話と、お酒の未練を断つために「レグテクトジェネリック」を再度購入したお話しをしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 断酒に失敗する4つの要因「HALT」について
- 一度アルコールに依存すると一生飲酒欲求は消えない
- 個人輸入代行で購入できる断酒のサポート薬について
本記事では断酒や禁酒で失敗するシチュエーションである「HALT」についてと、お酒をやめる為に利用できる医療機関や、断酒をサポートしてくれる薬について記事にまとめています。
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断酒や禁酒を失敗する4つの要因「HALT」について
ところで皆さんは断酒や禁酒を失敗する4つの要因である「HALT」という言葉をご存知でしょうか。
お酒は四六時中強く飲みたいと思うわけではなく、飲みたいと思わない時も当然あります。
では、お酒を強く飲みたいと思う時について振り返ってみると、以下のような状況だったのではないでしょうか?
- 「空腹」お腹が空いている状態
- 「怒り」何かに対して強い怒りを覚える状態
- 「孤独」自分一人と感じる孤独を感じる状態
- 「疲労」体力を使い果たした状態
普段から飲酒習慣が定着していると、「空腹・怒り・孤独・疲労」を感じるとお酒を無性に飲みたくなるもので、次の例のような状況だと飲酒欲求が湧くことをご理解いただけるかと思います。
”会社で嫌な客から理不尽なクレームを受けて、それが原因でやらなくてよかったはずの残業をして、空腹で疲れて帰宅して一人で晩御飯を食べる直前の状況”
こうした「空腹・怒り・孤独・疲労」といった状態になると、自分の意志とは関係なくアルコールに手を出しやすくなり、そうしたキーワードの頭文字をとって「HALT」と言います。
- H:HUNGY 「空腹」
- A:ANGLY 「怒り」
- L:LONELY 「孤独」
- T:TIRED 「疲労」
そして飲酒習慣が定着している方は、日常の生活の中で「空腹・怒り・孤独・疲労」のどれかを感じると、脳がお酒を求めるようになり、脳の欲望に忠実に動いて「断酒や禁酒をする」といった意志とは関係なくお酒を欲します。
私は偶然にも「HALT」の状態が重なりお酒を飲みそうになった
私は断酒を継続して7年以上になりますが、先日偶然にも「空腹・怒り・孤独・疲労」といった状況が重なり、無性にお酒が飲みたくなって、スーパーでお酒を購入して晩酌として飲む直前に至りました。
なぜそんなに強く飲酒欲求が現れたかというと、その日以下のようなことがありました。
会社で同僚の仕事の尻拭いをしてイライラしながら終電間際まで残業して、空腹で帰宅する際にスーパーでうまそうな唐揚げを購入した。
唐揚げを買うときに、偶然にも目についた缶酎ハイが美味しそうに見えて、「7年間お酒を飲んでないし、そろそろいいかな?」と考え、350mm缶のレモン缶酎ハイを購入してしまいました。
帰宅する途中で、「しまった…けどいいかな…、でもここで断酒をやめるのもな…」などを葛藤し、帰宅後にレンジで唐揚げを温めている間、少し冷静さを取り戻し、レモン缶酎ハイの封を開けて、キッチンシンクに流しました。
あと一歩でスリップ(断酒に失敗すること)するところで、直前で冷静さを取り戻して断酒を継続することが出来ました。
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一度アルコールに依存すると一生飲酒欲求は消えない
私は断酒を始める前に様々な断酒や禁酒にまつわる本を読んだり、アルコール外来に通って医師に相談したりしました。
そこで学んだのは、一度覚えたアルコールの快楽は、脳が深く記憶して快楽を感じる仕組みが出来てしまい、忘れることが出来ないということです。
これは、一度自転車が乗れるようになった人が10年ぶりに自転車に跨ったとしても、難なく乗れてしまうのと同じ理屈で、脳の記憶や仕組みは一生残り続けます。
このような理由からアルコールは”減らす”ことが難しくて、私はアルコールを一生飲まない”断つ”選択をしました。
しかし先日、初心を忘れて飲酒欲求に振り回される事態が起きました。
レモン缶酎ハイをキッチンシンクに捨てた翌日、改めて飲酒欲求の怖さを実感して、初心に戻って断酒を続けるために、断酒の為のサポート薬「レグテクトジェネリック」を再度購入することにしました。
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個人輸入代行で購入できるレグテクトジェネリック
私が断酒に成功したのは、お酒を飲みたいという気持ちを上手く抑えてくれる断酒のサポート薬「レグテクトジェネリック」を使ったことが大きく、断酒を始めた最初の1年半の間はかなりお世話になりました。
レグテクトジェネリックを毎日飲んでいたのは最初の3ヶ月ほどで、その後は徐々に減らして、1年後には飲み会などのお酒を目の前にする機会だけ飲むようにしていました。
そのため、しばらくはレグテクトジェネリックを使っていなかったのですが、先日の出来事もあり、レグテクトジェネリックを再度購入することにしました。
【レグテクトジェネリックとは】レグテクトジェネリックの主成分は、「アカンプロサートカルシウム」です。アルコール依存症の治療に投与され、断酒を補助する効果があります。レグテクトの有効成分「アカンプロサートカルシウム」には、お酒に対する欲求による神経活動の高揚を抑制する働きがあります。医学的には、グルタミン酸作動性神経の活動亢進により飲酒欲求が高まった時、グルタミン酸の受容体(NMDA受容体)にレグテクトが作用する事により、グルタミン酸作 動性神経活動を抑制するということになります。引用元:レグテクトジェネリック
レグテクトは「飲酒欲求を抑える」効能があり、お酒を飲みたいと思う気分を抑えてくれるので断酒や禁酒をサポートしてくれる薬として使われ、「シアナマイド」や「ノックビン」といったお酒を飲むとアルコールの分解を阻害するような効果はありません。
そのため、お酒を自らの意思でやめたいと考えいない方には効果が得られにくい欠点があります。
レグテクトジェネリックの主成分は、「アカンプロサートカルシウム」で、 アルコール依存症の治療に投与され、レグテクトと同様に断酒を補助する効果があり、錠剤なので持ち運びしやすくてどこでも飲めるという特徴を持っています。
脳内で働く神経伝達物質として記憶や学習に関与するグルタミン酸は、お酒を大量に摂取すると作用が弱まり、その反対に脳の抑制に関わるGABAの作用が強くなり、その結果として脳の機能が抑制され「酔っ払う」現象が起こります。
アルコール依存症の方は脳の興奮に関わるグルタミン酸が過剰に存在しており、脳内の神経伝達物質のバランスを保つためにお酒を求める(飲みたいと思う)わけです。
こうした強い飲酒欲求が起こる現象をレグテクトを飲む事で抑えることが出来るわけです。
レグテクトを飲んだときの感想を一言でいうと「お酒を飲みたい気持ちが薄らぐ」ので、お酒を飲みたいという気分を抑えることでストレスを感じている時に効果を発揮します。
レグテクトジェネリックはネット通販で購入できる
レグテクトジェネリックは街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール依存症の専門医療機関で診察を受けて病院で処方してもらうか、個人輸入代行で海外から購入することで購入出来ます。
注意点として個人輸入代行を使う場合は保険が適用されないので、初めて利用する方はアルコール外来に通って診察した上で医者から「レグテクト」を処方してもらうのをおすすめします。
ただ、アルコール外来で処方して貰う場合は「新薬(先発医薬品)のレグテクト」であることが多く、高価で診察料もかかる為、保険が効いてもお安い値段ではありません。
個人輸入代行で海外から購入する場合「ジェネリック医薬品(後発医薬品)のレグテクトジェネリック」であるため、値段はだいぶ抑えることが出来ます。
私はほとんどレグテクトジェネリックを使っていましたが、安いからと言って効果に違いは感じられませんでした。
私が使った個人輸入代行はレグテクトジェネリックをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。
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最後に
ここまで私が断酒に失敗しそうになったお話と、お酒の未練を断つために「レグテクトジェネリック」を再度購入したお話しをしてきました。
断酒を7年間も続けており、もうお酒に対して執着がなくなっているかと思っていたのですが、生活の中で「空腹・怒り・孤独・疲労(HALT)」を感じることで、忘れていた飲酒欲求が湧き出て、危うく断酒に失敗するところでした。
お酒をやめる決意をした初心を思い出すためにも、お守り代わりにレグテクトジェネリックを改めて購入して、飲酒欲求が湧きそうな時は事前に飲むようにしています。
今後も断酒を継続できるよう日頃からお酒に対して油断しないように気をつけたいものです。
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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ
断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。
シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。
私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。
健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。
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頭皮や薄毛で悩んでいる方へ
私は40代になり髪の毛が痩せて細くなったことで、急に老けて見られるようになり、髪の毛について危機感を抱えていました。
AGA(男性型脱毛症)治療というものがあるのは知っていましたが、正直なところ懐疑的あったことや、高い治療費をかけて医療機関を利用したとしても、効果が無かったら悲しい思いをするので、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のジェネリック医薬品(後発医薬品)を購入代理店で取り寄せて使ってみたところ、驚くほどの効果があり、3か月で髪がフサフサになりました。
薄毛が気になるけど、AGA(男性型脱毛症)治療のために医療機関を利用するのはハードルが高いという方は、購入代理店は「フィナステリド」と「ミノキシジル」を少量購入して試してみるのは一つの手だと思います。
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