断酒

お酒をやめる薬「レグテクト」を使った感想|飲酒欲求を抑える効果や特徴と評判について

こんにちはユレオです。

私は7年前に断酒を始めて現在も継続しており、今ではすっかりお酒に対して興味や執着を失い、お酒とは無縁な生活を送っています。

しかし、断酒を始めた当初から順調だったわけではなく、最初の1年間は飲酒欲求が常に現れ、辛くて苦しみながら毎日を過ごしていました。

苦しみの種類は様々で、離脱症状の苦しみや不眠症など身体に影響するものから、気分が落ち着かないというような精神に影響するものまで経験しました。

私は断酒をするのは初めてではなく、過去何度か断酒に失敗したことがあり、その度にお酒を飲んだことの後悔の念を感じてましたが、7年前に始めた断酒ではアルコール外来に通院して断酒の為のサポート薬を処方してもらうことで今日まで断酒を続けられています。

本日は断酒に役立つサポート薬の存在と、その中でも新薬である「レグテクト」についてお話したいと思います。

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本記事の内容

  • 断酒に役立つ「抗酒剤」と呼ばれるサポート薬の存在。
  • 飲酒欲求を抑える効果がある「レグテクト」の評判とは。
  • 「レグテクト」を飲んだ個人的な感想について。

本記事で私が断酒を始めた経緯と、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方してもらった断酒のサポート薬「レグテクト」を飲み、断酒の成功につながった経緯を詳しく説明しています。

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断酒に役立つ薬「抗酒剤」とはどういったものなのか

皆さんはお酒を断つための「抗酒剤」をご存知でしょうか?

酒を断つための薬は昔から存在し、有名なものでは「シアナマイド」「ノックビン」といった抗酒剤(*)があります。

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【抗酒剤とは】
抗酒剤は一時的にお酒に対して、非常に弱い体質をつくる作用があります。特にお酒に弱い人は飲酒するとすぐに顔が赤くなり、さらに飲酒すると頭痛や吐き気など不快な症状が出てきます。元々お酒に強い人にこれらのお酒に対する反応を起こし、お酒を飲めなくするわけです。
でも、この抗酒剤を飲んだからといって、けっしてアルコールが嫌いになったり、アルコール依存症が治るわけではありません。ただ、酒害者が自らのアルコール問題に気づき、断酒を決意してそれを実行に移そうとしたときに、この抗酒剤を服用すると断酒の継続が少しでも容易になるという効果が発揮されるだけです。また、抗酒剤さえ飲んでいれば、断酒を続けることができるかといえば、そんなわけではありません。断酒会やAAなどの自助グループへの出席、専門医療機関への定期的な通院などと併用してその効果が生かされるのです。

抗酒剤には、水薬であるシアナマイドと粉薬であるノックビンの二種類があります。どちらも、一日一回服用すればその効果が生じてきます。前者は無味無臭であるため、以前は家族がアルコール依存症者本人に内緒で味噌汁やお茶に混ぜて飲ませることもされていました。しかし、これだけでお酒がやめられるわけではなく、逆に薬を黙って飲まされていたことが本人にわかったときに、家族への反発を生じさせるだけです。また、身体に危険が及ぶこともあり、患者の人権を侵害しているとも考えられます。
抗酒剤は、酒害者自身がその効果を自覚し、自らすすんで服用したときにその効果を発揮します。いやいや飲んでいたのでは、意味がありません。ただし、一部の専門医療機関で入院中に抗酒剤を服用するよう指導しているところもあります。それには、抗酒剤服用というよい習慣を入院中から身につけるため、また副作用の出現を見るためといった理由があります。

断酒を継続していると、強烈な飲酒欲求が湧いてくることがあります。これは病気の症状として生じるもので、アルコール依存症者ではいつ誰に起こっても何の不思議もありません。そんなとき抗酒剤を飲んでいると、アルコールを口にすることが出来ないというあきらめが出来るため、必要以上に悩むことがありません。

引用元:アルコール依存症の治療とは>抗酒剤の服用

抗酒剤とはを「お酒を飲めなくする薬」と思われている方が多いかと思いますが、これは誤りで、抗酒剤を飲んだとしても普通に飲酒できます。

ただ、抗酒剤を飲んだ後にお酒を飲むと、体内でアルコールが分解できない為、酷い二日酔いの状態になって苦しみます。

抗酒剤を飲んだ後、お酒を飲みたい衝動に駆られて、一口でもお酒を飲むと大変苦しい思いをすることになります。

通りすがりのサラリーマン
通りすがりのサラリーマン
こんな苦しみを味わうなら酒やめるわ・・・

このように仕向けるのが抗酒剤の効果なのですが、抗酒剤を飲んだとしても飲酒欲求は無くなることはありません。

『お酒を飲みたいけど飲んだら苦しむ。苦しむから飲みたくなくなる、けど飲みたい!』

このようなループ状態に陥り、抗酒剤を飲んだとしてもすぐにお酒に対する飲酒欲求が消えない為、身体的にも精神的に苦痛を味わうことになります。

私は断酒を始めるためにアルコール依存症の専門医療機関の専門医から抗酒剤の「シアナマイド」や「ノックビン」は合わないと告げられ、別の断酒の為の薬を処方してもらうことにしました。

お酒を飲みたい気分をおさえる「レグテクト」の評判

私は医者からの勧めで抗酒剤の「シアナマイド」や「ノックビン」の服用は見送りましたが、近年新しい断酒の為の薬である「レグテクト」が登場し、私はそちらの使用を進められました。

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【レグテクトとは】

レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。

引用元:レグテクト

レグテクトは「飲酒欲求を抑える」効能があり、まさに断酒を始めたばかりで飲酒要求に苦しんでいた私にピッタリのものでした。

また、レグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすく飲みやすいという点があります。

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レグテクトの効能は簡単に説明すると言うと「お酒を飲みたい気持ちが減る薬」です。

抗酒剤である「シアナマイド」や「ノックビン」とは異なり飲酒欲求を抑えることが出来て精神的な苦痛を抑えることが出来るので断酒には大きな成果が期待できる薬です。

そして、レグテクトは抗酒剤のような身体的な影響が無い為、お酒を飲んだとしてもアルコールの分解が阻害されることは無く苦痛を味わうことはありません。

そのため身体的な抑止力が働かない為、「お酒を止める」と強い意志を持っていない人には全く効果がありませんが、「シアナマイド」や「ノックビン」とは異なり誤ってお酒を飲んでしまったとしても身体には安全で苦しみを感じることはありません。

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飲酒欲求を抑える断酒の薬「レグテクト」はどこで購入できるのか

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このように飲酒要求を抑えてくれる断酒の為に役立つレグテクトですが、残念ながら街のドラッグストアでは販売していません。

私はアルコール依存症の専門医療機関の専門医に病院で処方してもらいました。

つまりレグテクトを手に入れるにはアルコール外来がある病院に行って「断酒したいのでレグテクトください」と言えば処方してもらうのが一番簡単です。

アルコール依存症の専門医療機関が近所に無い場合でも、内科でも対応できるところもありますが、医者の診断の結果が「レグテクト」が最適でないと判断した場合は処方してもらえません。

理由は先ほどもお話ししましたが、「レグテクト」は本人の断酒の意思が無いと効果が薄いからです。

私の場合は、自らアルコール依存症専門外来に行って診察を受けたこともあり、医者からは「自分の意思でアルコール依存症専門外来に来られるというのは大変珍しい」と言われました。

医者からは私のお酒をやめるという事に対する意思が固いと判断されてレグテクトを処方してもらったわけです。

飲酒欲求を抑えて断酒に役立つ薬、「レグテクト」のお値段は?

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さて、この「レグテクト」ですが、2013年から日本で発売されるようになった比較的新しい薬ということもあるのか、「新薬(先発医薬品)」はお値段がそこそこします。

私が病院にて処方してもらった際には、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。

初診診察料(3,500円)+ 1ヶ月分のレグテクト(6,000円)= 9,500円

薬代だけでいうと自己負担が1日200円ほどで、保険が効かなかったら1日600円ちょっとといったところです。

私はアルコール依存症の専門医療機関で1ヶ月分処方してもらいましたが、処方された薬が「新薬(先発医薬品)」であったため、診察料金も含めて1万円近くしました。

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飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想

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レグテクトを飲んだ感想は、「あーなるほどこういうことね・・・」って感じです。

「なるほどねー」では分かりにくいのではっきり言うと、薬の効果は感じられました。

「レグテクト」を飲むと今まで飲酒欲求が湧いてた状況、例えば仕事を終えて家についていつもなら晩酌したいと思う状況で不思議と飲酒欲求が湧かなくなりました。

もちろん飲酒欲求が湧かないだけで飲むこともできるのですが、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。

分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に例えると、、、、

空腹時は「食べたい!」と思いますが、満腹時は「食べたい!」と思わないですよね。レグテクトは空腹はそのままですが、空腹時でも「食べたい!」と思う気持ちが抑えられるといった感じです。

通りすがりの猫
通りすがりの猫
へー。効果を感じられるものなんだね。
ユレオ
ユレオ
(´・ω・) 薬の効き目は症状や体質にもよると思うけど、効果が感じられて良かったよ。

ただ、これは私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかというと難しいところですが、私はレグテクトの効果を体感することが出来ました。

こうしてレグテクトを飲み始めて本格的な断酒を6年前に始め、当初の3ケ月は毎日飲み、半年経過した頃から飲む回数を減らしていき、今ではレグテクトを使っておらず断酒を継続できています。

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ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法

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私はアルコール依存症の専門医療機関から1か月分のレグテクトを処方してもらいました。

しかし、病院で処方してもらう薬は保険が利くとは言え「新薬(先発医薬品)」であったことから高価で、診察料もかかるので決してお安い値段ではありません。

また、アルコール依存症の専門医療機関が車で1時間以上かかる距離であったため、初診だけで受けて、あとはレグテクトの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を購入代理店で取り寄せました。

こういった購入代理店で一部のサプリメントなどが購入できるのは知っていましたが、アルコール依存症の治療薬であるレグテクトも購入できることに驚きました。

値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できて、効果については特に違いを感じませんでした。

ただ、購入代理店での購入は健康保険が適用されないので全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽であったので、初診以降は購入代理店を利用して購入しました。

私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。

断酒をサポートするノンアルコールビールの存在

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薬は万人に思ったような効果をもたらす保証は無く、レグテクトを飲み始めても飲酒欲求をすんなり抑え込むのが難しい人もおられるかと思います。

また、毎日の習慣のようにビールを飲んでいたのを止めるというのは精神的にも辛いものがある為、気休めですがアルコールを避けるために”ノンアルコールビール”を飲むことは飲酒欲求をコントロールするのに有効です。

私が断酒時に飲んでいた個人的におすすめできるノンアルコールビールをご紹介したいと思います。

ヴェリタスブロイ ピュアアンドフリー

プレミアムモルトとファインホップと天然水のみを原料にするという、本場ドイツの「ビール純粋令」を厳格に守り創業385年の老舗ブルワリーと共同開発した商品です。

贅沢な原料と贅沢な本格醸造製法を採用して、最先端の脱アルコール技術で本場ドイツビールの自然なままの味わいを実現しています。

味わい深くてなめらかな喉ごしで、人工甘味料や添加物が入っておらず風味があります。

龍馬1865

麦芽100%にこだわったノンアルコールビールで、ドイツビール並みの麦の香りと苦みが味わえます。

プリン体がゼロでカロリーも11kcal(100ml あたり)と低めで、健康に考慮した方におすすめです。

くせがなくてすっきりした味わいで、香料や保存料・着色料は無添加です。

アサヒ ドライゼロ ノンアルコール

日本産ノンアルコールビールの製法で最もビールに近い味しているノンアルコールビールだと思います。

スーパードライの風味の”ドライな喉ごし”と“クリーミーな泡”を再現しており、ビールとしての飲みごたえを感じます。

また、糖質・カロリーゼロで健康を意識している方にもお勧めで、日本産ノンアルコールビールもここまで来たかと感じさせる一品です。

キリン 零ICHI

キリン 零ICHIは「一番搾り製法」で麦のうま味をていねいに引き出しており、おいしさをゆっくり味わえるノンアルコールビールです。

「一番搾り製法」でビールのうま味が再現され、キリンビールが好きな方にはお勧めです。
人工甘味料がゼロでビールの苦みと喉ごしが特徴的です。

サントリー オールフリー

サントリー「オールフリー」は世界初のノンアルコールビールで「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」の実現しています。

健康志向の方にはお勧めで、カロリーゼロ、糖質ゼロでも味わいはビールを再現しており人気があります。

気になる成分が全て”ゼロ”といろいろと欲張りなノンアルコールビールです。

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最後に

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ここまで断酒に役立つサポート薬の存在と、その中でも新薬である「レグテクト」についてお話ししてきました。

断酒を始めてしばらくはレグテクトを決められた回数の1日3回(毎食後)飲んでいたのですが、そのうち回数を減らすようになり、半年後以降は飲酒欲求が湧きそうな日だけ飲むようになりました。

断酒はそのまま7年間継続しており、今ではレグテクトのお世話にならず過ごせています。

このように長期にわたり断酒が継続できているのはレグテクトを使い飲酒欲求をコントロールし、自然な形でお酒から距離を置けたことが大きいと考えています。

断酒を始める意思があるが続かないという経験をされている方は、一度アルコール依存症の専門医療機関に相談してみることをお勧めします。

もし、レグテクトを一度試してみたいという方はジェネリック医薬品の購入代理店で少量だけ購入して試してみるのもおすすめです。

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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ

断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。

シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。

私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。

健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。

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頭皮や薄毛で悩んでいる方へ

私は40代になり髪の毛が痩せて細くなったことで、急に老けて見られるようになり、髪の毛について危機感を抱えていました。

AGA(男性型脱毛症)治療というものがあるのは知っていましたが、正直なところ懐疑的あったことや、高い治療費をかけて医療機関を利用したとしても、効果が無かったら悲しい思いをするので、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のジェネリック医薬品(後発医薬品)を購入代理店で取り寄せて使ってみたところ、驚くほどの効果があり、3か月で髪がフサフサになりました。

薄毛が気になるけど、AGA(男性型脱毛症)治療のために医療機関を利用するのはハードルが高いという方は、購入代理店は「フィナステリド」と「ミノキシジル」を少量購入して試してみるのは一つの手だと思います。

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