こんにちはユレオです。
新型コロナウイルスの影響で経済活動が低下する中、政府は「特別定額給付金」「持続化給付金」「Go To トラベルキャンペーン」などの落ち込んだ景気を刺激するための取り組みを進めています。
そうした政府の支援の一つに「家賃支援給付金」というものがあるのですが皆さんご存知でしょうか?
「家賃支援給付金」とは5月の緊急事態宣言の延長などにより、売上の減少に直面する事業主の事業の継続を支えるため、地代・家賃(賃料など)の負担を軽減する給付金です。
本日は私が「家賃支援給付金」を申請した経緯と、手続きとしてどのようなことを行ったのかをお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 家賃支援給付金の制度の制度はどういったものなのか。
- 家賃支援給付金の申請に必要な書類について。
- 私が行った家賃支援給付金の申請手続きの詳細。
本記事では家賃支援給付金に必要な書類や、私が行った手続きの流れについて記事にまとめています。
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家賃支援給付金とはどういった支援金なのか
引用元:https://yachin-shien.go.jp/
新型コロナウイルスの影響で全国で緊急事態宣言が出された後、感染拡大をより封じこめる為に5月に緊急事態宣言の延長が行われました。
「家賃支援給付金」は売上の減少した中小企業や個人事業主の事業の継続を支える為、「地代・家賃」の負担を軽減することを目的として、賃貸人(借主)である事業者に対して給付金を給付するものです。
給付の対象は”法人”の場合は資本金10億円未満の「中堅企業」「中小企業」「小規模事業者」が対象で、”個人事業者”の場合はフリーランスを含む幅広い方が対象となっています。
詳細については以下のWebサイトをご確認ください。
家賃支援給付金の給付条件について
引用元:https://www.meti.go.jp/covid-19/yachin-kyufu/index.html
さて、家賃支援給付金の支給条件はどのようなものなのでしょうか?
この記事ではざっとですが経済産業省のHPに記載されている内容を抜粋して説明致します。
- 資本金10億円未満の中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者
- 5月~12月の売上高について、「1カ月で前年同月比▲50%以上」または「連続する3カ月の合計で前年同期比▲30%以上」
- 自らの事業のために占有する土地・建物の賃料を支払い
これを見る限り、5月から12月で売り上げが減少し、確定申告で事業主として「地代・家賃」を経費として申請していることが必要なのが分かります。
給付額は申請日の直前1か月以内に支払った賃料などをもとに算定された金額となり、法人は最大600万円で、個人事業者は最大300万円となっています。
申請の期間は2021年1月15日まででとなっており、締め切りまでに申請の受付が完了したもののみが対象となります。
そして肝心の申請に必要な書類を見ると以下のようになっています。
- 賃貸借契約の存在を証明する書類
- 申請時の直近3ヵ月分の賃料支払実績を証明する書類
- 本人確認書類
- 売上減少を証明する書類
上記の書類について「③」「④」は持続化給付金の申請で使用したものと同じものが代用できます。
私は先日持続化給付金の申請が認められ、その他の支援制度にどういったものをがあるかを調べていたところ、今回の「家賃支援給付金」を見つけました。
当初は「家賃支援給付金…こんな支援制度もあるんだなー」と思って条件を眺めていただけなのですが、詳しく読むと支給条件を満たしていました。
あれ?これはもしかして私は申請対象になっている…?(; ・`д・´)
詳細を読み進めて必要書類について調べても、私はすぐに用意できることから申請手続きを進めることにしました。
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家賃支援給付金の給付条件に必要となる書類を用意した
家賃支援給付金で必要となる書類について経済産業省のWebサイトでは4項目で説明がありましたが、実際に申請を進めようとすると以下の5種類の書類が必要であることが分かりました。
1.宣誓項目
2.売上に関する書類
・確定申告書第一表の控え
・所得税青色申告決算書の控え(※月別売上の記入のある2019年分の控えお持ちの方)
・受信通知(※e-Taxにて申告をおこなっている場合のみ)
・申請にもちいる売上が減った月・期間の売上台帳など
3.賃貸借契約に関する書類
・賃貸借契約書の写し
・直前3か月間の賃料の支払実績を証明する書類
4.口座情報に関する書類
・振込先がわかる口座情報
5.本人確認に関する書類
・本人確認書類の写し
上記で示した必要書類はあくまで個人事業主で白色申告をしている私のケースです。詳細は「家賃支援給付金」のWebサイト(https://yachin-shien.go.jp/index.html)をご確認ください。
おや?だいぶ書類の数が多いぞ…?(; ・`д・´)
どうも経済産業省のWebサイトとは異なり、家賃支援給付金のWebサイトに書かれている内容を読むと用意するものが結構多いことが分かりました。
ただ、「2.売上に関する書類」「4.口座情報に関する書類」「5.本人確認に関する書類」については先日持続化給付金で申請時に使用したものと同じものである為、実質は「1.宣誓項目」「3.賃貸借契約に関する書類」の2項目を用意すれば良いことになります。
「1.宣誓項目」については以下のWebページから「誓約書様式(フォーマット)」ダウンロードしたpdfに記入すれば完了になります。
続いて「3.賃貸借契約に関する書類」ですが、これは仕事場として契約している土地・建物の「賃賃貸借契約書の写し」と、「直前3か月間の賃料の支払実績を証明する書類」になります。
「賃賃貸借契約書の写し」は、そのままで賃貸契約時の書類のコピーを用意するだけで問題ありません。
続いて「直前3か月間の賃料の支払実績を証明する書類」は銀行の口座で地代・家賃の引き落としがされていることが証明できれば問題が無く、「銀行通帳の表の写し及び支払い実績が分かる部分の写し(3か月分)」や「賃貸人からの領収書」があれば問題ありません。
苦戦するかと思ったけど何とかなったわ(・∀・)
書類については一通りそろったのですが、本当に申請が出来るか不安であったので、私は持続化給付金の申請時に続き、家賃支援給付金でも申請サポート会場を利用することにしました。
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家賃支援給付金の申請サポート会場で申請をした
私は持続化給付金の申請でも一度却下されることとなった経験から、しっかりと申請書類を用意して確実に手続きを進めるたいことから家賃支援給付金についても申請サポート会場に足を運ぶことにしました。
申請サポート会場は全国に結構な数あるね(・∀・)
家賃支援給付金の申請サポート会場がどこにあるかは以下のWebサイトで調べることが出来ます。
申請サポート会場での申請では以下の書類を用意したうえで、事前予約が必要となるので注意してください。
- 宣誓項目
- 売上に関する書類
- 賃貸借契約に関する書類
- 口座情報に関する書類
- 本人確認に関する書類
これらの書類を持ち込み、会場で「申請補助シート」を複数ページ記入する必要があります。
申請補助シートは以下のWebサイトから事前にダウンロードできるので、ダウンロードして分かるところだけ記入して持ち込めばすんなり進めることが出来ます。
◆【個人事業主の方】
https://yachin-shien.go.jp/docs/pdf/support_format_individual.pdf
◆【中小法人等の方】
https://yachin-shien.go.jp/docs/pdf/support_format_company.pdf
しかし…この手の書類はなんでこんなに分かりにくいんだろ?(;´・ω・)
申請サポートセンターの職員に質問をしながら申請補助シートに記入して、持ち込んだ書類と合わせて書類が揃えば申請サポートセンターの職員がパソコンで入力を進めてくれます。
最終的な申請手続きは本人が行う
申請サポート会場の職員の方に協力を頂いた後、職員が必要な情報をパソコンに入力を終えると、最後にパソコン画面を見ながら内容の確認を行います。
職員の作業が終わり最後に私と情報の入力内容に不備がないかを確認した後、本人の手で申請のクリックを押します。
これで無事に持家賃支援給付金の申請が完了しました。
家賃支援給付金は申請後にはがきが届いて支給される
さて、無事に家賃支援給付金の申請が完了したのですが、給付金の支給はいつ頃になるのでしょうか?
申請サポート会場の職員に聞いたところ、次のような回答をいただきました。
- 申請後に何か問題があった場合はメールで連絡が来る。持続化給付金の時は非通知の電話だったが、家賃支援給付金ではメールでの連絡になる。
- 申請が無事に通れば、はがきが届き指定口座に給付金が振り込まれる。
- 給付金が支給されるまでにどれくらい時間がかかるかは分からない。
驚いたことに、家賃支援給付金は7月19日の時点では給付金がどれくらいの日数で振り込まれるのか分からないとのことでした。
審査時間がどれくらいかかるか分からない…だと?(;´・ω・)
家賃支援給付金の制度がスタートして日が浅いという事もあり、まだ制度としてしっかり整っておらず、持続化給付金の初期のような混乱が起きそうな不安が感じられたので、急ぎではない方はもうしばらくしてから申請ほうが良いのかもしれません。
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最後に
ここまで私が「家賃支援給付金」を申請した経緯と、手続きとしてどのようなことを行ったのかをお話ししてきました。
私は持続化給付金の申請を先日した流れから政府の支援制度である「家賃支援給付金」を知ったのですが、持続化給付金ほど話題になっていないことから意外と知らない方が多いのではないかと考えています。
申請手続きは持続化給付金を申請した方で条件を満たす方であれば、追加で土地・建物の「賃賃貸借契約書の写し」と、「直前3か月間の賃料の支払実績を証明する書類」が用意できればそれほど手間はかかりません。
もし家賃支援給付金について気になる方はご参考いただければと思います。
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