こんにちはユレオです。
私は7年間断酒を続けており、もうすぐ8年目に突入しようとしています。
私は二十歳になってから継続的にお酒を飲んでおり、今回続いている断酒をするまでに、健康を考えて何度か禁酒や断酒を試みましたがいずれも失敗してきました。
しかし、今回の断酒は7年間続けられています。
さて、当ブログの記事を読まれている皆さんは、お酒が好きで飲みすぎると体に悪いことが分かっているけどやめることが出来ない… そんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
お酒をやめようと考えたが簡単にはやめられず苦労しているという方は多く、そうした方は程度の差はあれ”お酒(アルコール)に依存”していると言えます。
本日はお酒をやめた事で現れる身体的な変化と、特に顔つきの変化についてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- お酒をやめることは心身ともに影響が出る。
- お酒をやめると「顔つき」に変化が現れる。
- 私が断酒に成功した方法について。
本記事ではお酒をやめるとどういった変化が起きるのかということや、私が7年前に始めた断酒をどのような形でスタートしたのかについて記事にまとめています。
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お酒をやめると身体的にも精神的にも大きく影響が出る
あまり知られていませんがお酒(アルコール)は高カロリーという事をご存知でしょうか?
アルコールは少量でも高カロリーになり、アルコール度数が一番低いビールでさえも砂糖が大量に入っているジュースとほとんど差がありません。
お酒の種類 | アルコール度数 | カロリー(100mlあたり) |
ビール | 4~5% | 40kcal |
ワイン | 10~11% | 73kcal |
梅酒 | 13% | 156kcal |
日本酒 | 15~16% | 103kcal |
焼酎 | 25% | 146kcal |
ウイスキー | 40% | 237kcal |
ブランデー | 40% | 237kcal |
お酒の中には健康志向を意識した商品で「糖質ゼロ」や「糖質オフ」を謳ったものがありますが、たとえ糖質がゼロでもアルコール自体が高カロリーで、アルコール度数が高いお酒は要注意です。
糖質ゼロでもアルコールがカロリーの塊なので、消費されなければ体内に蓄積されてやがて脂肪として蓄えられます。
お酒をやめたことで起こる身体的変化について
さて、お酒はカロリーが高い飲み物であることから、日常的にお酒を飲む習慣がある方がお酒を飲むのをやめると次のような身体的変化が現れます。
お酒をやめると痩せる
お酒はカロリーが高い飲み物であるため、飲み続ければ過剰にカロリーを摂取し続けることになり、当然太ります。
ビールをジョッキ2杯も飲めばお茶碗1杯分のご飯を食べるのと同じで、グラス1杯のワインにはアイスクリーム1個分のカロリーに相当します。
一晩でワインを1本空けたとなると、摂取カロリーは1食分の食事に相当するので、お酒を飲むと太るのも納得です。
また、お酒を飲むと食欲が刺激されることから、普段よりも食事量が増える傾向があり、お酒を日常的に飲むというだけで太りやすい食生活になります。
お酒をやめると肝機能が改善して肌がきれいになる
お酒はアルコールが含まれる為、アルコールの分解のために肝臓に負担をかけます。
肝臓は内臓の中でも自己回復できる器官で、お酒を飲むのをやめると肝臓は自己修復を始めて、体内に長年蓄積されてきた余分な脂肪を除去してくれます。
その結果、肝機能が改善して肌の「赤み・炎症」や「むくみ」といったものが改善され、健康的で透明感のある肌を取り戻すことになります。
また、アルコールを摂取すると脱水症状を引き起こすので肌が乾燥しやすくなります。
お酒を数日間やめるだけでも肌の乾燥が改善されて、肝機能の回復による解毒作用も相まって肌荒れの改善が見込めます。
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お酒をやめたことで起こる精神的変化について
お酒をやめると身体的な変化が現れますが、お酒はアルコールの作用により脳に影響を与える飲み物であるため、精神的な変化をもたらします。
思考がポジティブになる
アルコール依存症とうつ病は切っても切れない関係で、お酒を過度に飲み続けると精神的に不安定な状態になります。
少量のアルコールであればストレスの解消に繋がりますが、過度に飲みすぎるとアルコールは脳内の神経伝達物質の分泌に影響を与え、不安やうつといった感情を引き起こすリスクが高まります。
お酒を飲むことで高揚する体験を定期的に行うようになると、脳の機能が低下して気分を安定させる脳内の神経伝達物質の分泌が減ることにより、精神的に不安定になります。
睡眠の質が高まる
お酒をやめることで眠りが深くなり、夜中に目が覚めたりしなくなるので睡眠の質が向上します。
睡眠前に飲酒をすると、脳の特定のα波が乱れる為、睡眠を妨害することがわかっています。
深い睡眠は身体を健康に保つには不可欠ですが精神的な安定ももたらし、睡眠不足が続くと人はイライラしたり落ち着かなくなったり、過度に不安を覚えたりします。
そのため、最近疲れが取れず夜中に目が覚めるという方はお酒を控えてみるのをお勧めします。
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お酒をやめると顔つきで変化が現れる
ここまでお酒をやめたことで現れる変化についてお話ししてきましたが、お酒をやめたことで見た目で一番顕著に現れる変化として挙げられるのは「顔つき」です。
お酒をやめると不要なカロリー摂取が無くなり体重が減るので見た目がスリムになることは大きな理由ですが、肝機能が回復して日常的な脱水症状が改善されることで、肌ツヤが良くなり若く見られるようになります。
そして、精神的な安定感が増して喜怒哀楽をしっかりと感じられるようになり、結果として表情が豊かになります。
お酒をやめたことで顔つきが変わるというのは人種を問わず万人に影響を与えるもので、ネットで検索すると「お酒をやめたことで顔つきが変わった人」の変化を見ることが出来ます。
【左が飲酒していた時、右が飲酒をやめた後】
引用元:https://www.reddit.com/r/pics/comments/59yad5/my_sobriety/
私はアルコール依存症であった為、断酒を始めて直ちに心身ともに健康になったわけではなく、断酒を始めた1年間は精神的な不安定な時期を過ごしました。
詳しくはこちらの記事で触れています。
ですが、断酒を始めて2年目以降は体重は落ちて精神的にも安定するようになり、感受性が高まり、喜怒哀楽がしっかりと感じられるようになり表情が豊かになったことが実感出来ました。
その為、数年ぶりに会う友人とは「なんか雰囲気変わったね」と言われます。
逆に考えると、お酒を飲み続けていた時期はそれだけ心身ともに影響を受けていたことになり、お酒をやめることは「見た目を若く保ち表情を豊かにする」という効果を実感しています。
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禁酒や断酒を手伝ってくれるサポート薬がある
お酒を日常的に習慣として飲んでいる方はお酒をやめることで心身ともにプラスに働き、また見た目や顔つきが変わるというお話しをしてきました。
習慣的にお酒を飲む方が突然酒をやめたり控えるというのは結構辛いもので、お酒を我慢することでストレスを感じる方も多く、禁酒や断酒は意志の力だけではどうにもならないこともあります。
しかし、そうした方にピッタリの「レグテクト」とよばれる禁酒をサポートする薬があるのをご存知でしょうか?
レグテクトはお酒をやめたり減らしたりする禁酒や断酒のサポート薬で、特徴としては「お酒を飲みたい」という気分を抑えてくれます。
【レグテクトとは】レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。引用元:レグテクト
私は断酒を始めるためにアルコール外来に通院してレグテクトを処方してもらいましたが、医者から聞いたお話をまとめると、レグテクトの一番の特徴は「お酒を飲みたいという気分抑える」だけで、レグテクトを飲んでいる状態でお酒を飲んだとしても、身体に悪影響が無いという点です。
またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすくどこでも飲みやすいという点があります。
ただ、このレグテクトですが街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらうか、購入代理店で海外から購入する必要があります。
私はアルコール依存症の専門医療機関に診察して1ヶ月分処方してもらい、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。
初診診察料(3,500円)+ 1ヶ月分のレグテクト(6,000円)=9,500円
保険が適用されて一万円近い値段だったことに驚きましたが、病院で処方してもらったレグテクトは「新薬(先発医薬品)」でお値段が高いことが要因なので、「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」であればもう少し安くなります。
「レグテクト」を飲むとお酒を飲みたい気分が無くなった
レグテクトを飲んだ感想としては、素直に言って「お酒に対する執着が不思議と消える感覚」が得られました。
今までは晩酌時などでお酒を飲みたいと思っていましたが、レグテクトを飲むと不思議と飲みたいと思わなくなり、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。
分かりやすくお酒を飲みたい気分を”食欲”に置き換えて例えると以下のような感じです。
空腹だと「何か食べたい!」と思うが、満腹だと「何か食べたい!」という食欲が湧きません。レグテクトを飲むとお酒を飲んでいない時でも「お酒を飲みたい!」という飲酒欲求が抑えられる感じです。
上記は私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかはわかりませんが、私はレグテクトの効果と恩恵を体感することが出来ました。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法
私はアルコール依存症の専門医療機関に通院してレグテクトを1か月分処方してもらいましたが、保険が利くとは言え「新薬(先発医薬品)」で高価であったことや、診察料もかかる為、決してお安い値段ではありません。
その為、1か月目以降はジェネリック医薬品(後発医薬品)のレグテクトを購入代理店で取り寄せました。
値段はジェネリック医薬品(後発医薬品)である為安く購入できて、効果については特に違いを感じませんでした。
ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関へ通うことを考えると購入代理店を利用して購入する方が気が楽です。
私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、「長期でお酒を控えたい」という方にはお得ですし、一度試しに使ってみたいという方には少量からでも購入できます。
最後に
ここまで酒をやめた事で現れる身体的な変化と、特に顔つきの変化についてお話ししてきました。
お酒はカロリーが高いことから習慣的に飲むのをやめるだけで摂取カロリーが大きく減るため、体重が気になる方にとっては効果的なダイエット方法と言えます。
また、肝機能が回復するこで肌の乾燥や肌荒などが改善されることで肌がきれいになります。
そのほか、お酒を飲んでいると気づきにくいですが、お酒は脳に影響を与える飲み物であるため、適量を超えて飲み続けるとやがて依存するようになり、脳の持つ本来の機能が低下します。
お酒を飲まれる方は一見健康そうに見えても、脳が持つ本来のパフォーマンスが出ていないこともあり、喜怒哀楽といった感情にも影響を与えます。
痩せてカッコよくなりたい、綺麗になりたいと考えている方や、少々お酒を飲みすぎて悩みを抱えている方は一度禁酒をしてみて、心身がどのように変化するのか確認してみてはいかがでしょうか?
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お酒をやめいたいが、どうしてもやめられない方へ
断酒を始めた頃、私はお酒を辞めたいという強い意志でアルコール外来に足を運び、医者に相談して断酒の為の薬である「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えました。
シアナマイドやノックビンは、服用することでアルコールが苦手な人と同じようにお酒を受け付けない生体反応を起こす「抗酒剤」と呼ばれるもので有名で、お酒を本気で辞めたいという方は、勇気を出してアルコール外来に通院して、医師に断酒の意思を伝えて抗酒剤を処方してもらうことをお勧めします。
私は当時、抗酒剤として「レグテクト」を選択しましたが、抗酒剤として有名な「ノックビン」は個人でも購入することが出来ます。
健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、アルコール依存症の専門医療機関への通院が難しいという方で、どうしてもお酒をやめたいという方には有用な手段と言えます。
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頭皮や薄毛で悩んでいる方へ
私は40代になり髪の毛が痩せて細くなったことで、急に老けて見られるようになり、髪の毛について危機感を抱えていました。
AGA(男性型脱毛症)治療というものがあるのは知っていましたが、正直なところ懐疑的あったことや、高い治療費をかけて医療機関を利用したとしても、効果が無かったら悲しい思いをするので、「フィナステリド」と「ミノキシジル」のジェネリック医薬品(後発医薬品)を購入代理店で取り寄せて使ってみたところ、驚くほどの効果があり、3か月で髪がフサフサになりました。
薄毛が気になるけど、AGA(男性型脱毛症)治療のために医療機関を利用するのはハードルが高いという方は、購入代理店は「フィナステリド」と「ミノキシジル」を少量購入して試してみるのは一つの手だと思います。
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