みなさん燻製をされたことはありますか?
燻製は「道具が必要」「なんとくなく難しい」「準備の手間がかかる」と思われてなんとなくハードルが高いと思っていませんか?
もちろんきっちりとした、燻製鍋(スモーカー)を買おうとすると結構な値段をします。
ちょっとAmazonで「家庭用燻製鍋(スモーカー)」で検索してみてください。
引用元:amazon
だいたい3000円~20000円で立派な商品ですが”お試しに買ってみる”とするには少し高い気がします。
「燻製に興味あるけど、高い道具はちょっとなー。」
「本格的な道具を買う前に燻製を体験してみたい。」
「山登りでも気軽に燻製を楽しみたい。」
今日はそんなお考えの皆さんに是非お読み頂きたい「手軽に100円均一で揃う燻製鍋(スモーカー)で山で燻製を楽しむ方法」のご紹介です。
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燻製についての簡単な説明
燻製は大きく分けて「冷燻」「温燻」「熱燻」の3種類があります。
それぞれの違いは燻製をする際の温度が異なり、燻製する道具や食材が変わってきます。
本日ご紹介する「燻製鍋(スモーカー)を使っての燻製」は熱燻法による燻製になります。
熱燻法とはどういった燻製なのか
熱燻法による燻製はキャンプやアウトドアでの料理として利用されることが多く、手軽に短時間で燻製が行えるので、食材の香り付けや一品燻製料理を手軽に楽しむことが出来ます。
引用元:Amazon CAPTCHA
熱燻法はコンロ等の熱源を利用し燻製鍋(スモーカー)を高温状態にして、短時間で食材を燻す方法なので食材に多くの水分が残り、さらには高温で食材を炙るといったような状態になります。
そのため出来上がりの色艶や香りが良く、肉などはとてもジューシーな燻製に仕上がります。
熱燻法は短い時間で燻せるので、アウトドアやキャンプでは非常に重宝されることが多く、釣ったばかりの魚をその場で燻製に調理するといったこともできます。
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スモークチップの種類について
燻製にするためにはスモークチップが必要です、スモークチップはホームセンターやネット通販で購入することが出来ます。
スモークチップにはいくつか種類があり、スモークチップの違いで向いている食材や燻製の香りや見た目に影響があります。
引用元:スモークチップス 7樹種 | SOTO | OutDoor Gear
以下は私が実際に使ったことのあるスモークチップと個人的な感想です。
【りんご】
甘くて仕上がりの香りもよく、燻製での色付きも適度で「肉」「チーズ」「魚介類」など食材を選ばずどれにも合います。
幅広い食材で使用できるのでとりあえず購入するスモークチップとしておすすめです。
【さくら】
香りが付きやすく、初心者向けのスモークチップとして扱われています。
色付きが悪いわけではないですが、香りが付きやすいため良い色まで燻すと食材が煙臭くなってしまいます。
短時間で香りをつけるのには向いています。
【ウイスキーオーク】
ウイスキーの製造に使用した樽をスモークチップの材料としています。
燻す前のスモークチップの状態で独特の香りがします。
他のスモークチップに比べるとやや高いです。
まずはお手軽に屋外で燻製をやってみよう
改めて申しておきますが、今回の記事のコンセプトとしましては「燻製に興味がある方が一度お試しでやってみたい」という内容です。
「燻製に興味あるけど、高い道具はちょっとなー。」
「本格的な道具を買う前に燻製を体験してみたい。」
「山登りでも気軽に燻製を楽しみたい。」
なので、「もっと美味しい燻製を作りたい」という方は参考にならないと思いますのでご了承ください。
屋外で燻製鍋(スモーカー)を使う方法
今回は屋外で燻製鍋(スモーカー)を使って燻製を作る流れを説明したいと思います。今回の燻製作りでは以下の道具を使用しました。
- フライパン(100円)
- 鍋の蓋(100円)
- 蒸し器(100円)
- 持ち運びできる小型のバーナー
家の備え付けのコンロで燻製をするのであれば、当然小型バーナーはいらないので、道具としては300円(税込み324円)でそろいます。
100円均一で購入して何度も使用しているので、ちょっと汚れてます。
①:登山やキャンプ場などに出かけて目的地に着きました。さっそく燻製作りを始めたいと思います。
今回は短時間で香り付きが良い「さくら」のスモークチップを使用します。
②:フライパンの底にスモークチップを敷き詰めます。
③:蒸し器をフライパンにセットします。
④:食材は・・・・ 「シャウエッセン キミにきめた!」
決めた理由は今回は日が落ちそうだったので、「すでに火が通っていて短時間で燻製ができる」ということでシャウエッセンにしました。
⑤:シャウエッセンを蒸し器の上に配置して蓋をします。
⑥:強火になりすぎないように気を付けながら火にかけます。3分もすると中は煙で満たされ、隙間から漏れ出してきます。
⑦:燻り具合見ながら食材を確認します。今回はすでに火が通った食材でさくらのスモークチップを使用しているので10分もすれば十分に香りが付きます。
⑧:100円均一で揃う道具でシャウエッセンの燻製が仕上がりました。
以上のような方法で屋外で「フライパン」「鍋の蓋」「蒸し器」を使って燻製を作ってみましたが、同様のことが家の備え付けのコンロでも簡単にできるかと思います。
普段使っているフライパンや鍋だと不安に思う方は、失敗してもあきらめがつく100円均一の調理器具で挑戦してみてはいかがでしょうか。
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最後に
私はキャンプやBBQの時はこの「フライパン」「鍋の蓋」「蒸し器」の自家製300円燻製鍋を使用し、また荷物が軽い登山ではこのセットをもって山頂で燻製を作ることもあります。
燻製は「道具が必要」「なんとくなく難しい」「準備の手間がかかる」と思われている方が多く、実際目の前で手順を説明すると「それだけいいの?」という反応で、立派な道具が無くても十分燻製を楽しむこともできます。
燻製に興味がある方で、一度試してみたいという方は是非百円均一でそろえることが出来る道具で燻製を楽しんでみてはいかがでしょうか。
試してみてさらに興味があるようでしたら、ちゃんとした燻製鍋(スモーカー)を購入すればよいかと思います。
燻製の入門として是非一度お試しください。
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