こんにちはユレオです。
数あるブログの中、当ブログ「魂を揺さぶるヨ!」を閲覧いただきありがとうございます。
本日は2019年12月31日ということで今年の1年間を振り返り、私と同じようにブログを運営している個人ブロガーに向けた内容となっています。
私はブログ運営を始めて2年半になり、これまで750記事ほど執筆してきました。(公開しているのは680記事程度)
おそらく一般的なブログ運営者の中では長期間ブログ運営を続けており、ブログ初心者からは脱却できているのではないかと思っています。
私はブログ運営を「自身の考えを発信する趣味」として始めたのですが、思いのほか私の性格と合っており2年半近く続けることが出来ています。
本日は2019年の振り返りと締めくくりとして、私の視点で見た今年1年間の個人ブロガーを取り巻く環境変化についてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 2019年は個人ブログにとって大きな変化があった。
- プロブロガーが個人ブログを食い物にするようになった。
- ブログはオワコンではなく本質は変わらない。
本記事では2019年に行われたGoogleのアップデートの影響で、個人ブログの変化について記事にまとめています。
また、プロブロガーの語る「ブログがオワコン」という意見について、私の考えをまとめています。
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2019年は個人ブログにとって大きな出来事があった
個人でブログ運営を行っている方にとって2019年はこれまでにない大きな変化があった1年だったのでないでしょうか。
特に大きな出来事として挙げられるのは、2019年3月にGoogleが行ったコアアルゴリズムアップデートです。
コアアルゴリズムアップデートについてはこちらの記事で詳しく触れています。
2017年頃から始まった「ブログブーム」の影響で多くの方がブログ運営を始めて、さらに個人がブログ運営だけで食べていく「プロブロガー」や「アフィリエイター」と呼ばれる方が数多く誕生しました。
しかし、そうした流れの中でGoogleの考える「より良い検索結果をユーザーに届ける」という考えから乖離し始めたことで、Googleがコアアルゴリズムアップデートを行い、多くの個人ブログへのアクセスが正されることになります。
こうしたGoogleのコアアルゴリズムアップデートは2019年には数回行われ、多くの個人ブログで阿鼻叫喚が聞こえ、ブログ運営を生業としていたプロブロガーやアフィリエイターももれなく影響を受けることになります。
プロブロガーがブログ運営で食べていけなくなった
プロブロガーやアフィリエイターはブログの収入が無くなれば死活問題なので、新たな飯のタネとして「ブログはオワコン!これからはYouTuber!」と宣言して、YouTube運営のノウハウを情報商材として売ったり、Googleの検索エンジンに頼らない集客として、SNSを活用するための情報商材を販売するようになりました。
今年になってTwitter界隈では情報商材の販売が活気を帯び、営業ともいえるDMが飛び交うことになります。
こうした商材を購入する層は、これから副業としてブログ運営を始めてみようと考えているブログ初心者や、運営しているブログの収益が減り、何とか生き残りを図りたいと考えているブロガー達です。
プロブロガーやアフェリエイターが2019年は積極的に情報商材の販売に力を入れるようになり、有料のテキストを販売できるサービス「note」もこの流れを受けて、2019年はひどく荒れ、トラブルが多発した為に有料のNote販売の規約が変わるなどの影響がありました。
このように2019年は個人ブログ運営者同士の生き残りをかけた醜い面が表に現れた1年だったのではと思います。
2020年は個人ブログが伸び悩む1年だと思う
2019年に行われたGoogleのコアアルゴリズムアップデートは、明らかに個人が運営するアフィリエイトサイトなどがターゲットとされており、2016年に行われた企業のキュレーションサイトの対応に似ています。
2016年はGoogleが行ったキュレーションサイトの対策の結果、多くの企業が運営するWebサイトが打撃を受けて、大手のIT企業が運営するサイトも閉鎖に追い込まれることになりました。
その代わりに2017年~2018年は個人のブログへのアクセスが増え、「個人ブログの好景気」が生まれて多くのブログ運営者が誕生しました。
しかし、2019年はこの流れが一変して個人ブログへの風当たりが強くなり、ブログの好景気が終わったと言えます。
ブログを継続すればアクセスが伸びることは無くなった
私がブログ運営を始めた2017年は、ブログは記事を書けば書くだけ右肩上がりにアクセスが増えていくと考えられていました。
当時私はそうした恩恵を受けて、記事を書き続けたてアクセスが増えていましたが、当時から「書き続ければアクセスが増える」という考えに疑問を持ち、以下のような記事を執筆したこともありました。
この記事で詳しく触れていますが、すでに日本のインターネット人口は頭打ちをしており、ブログ運営はレッドオーシャン化しています。
以下のグラフは日本のインターネット人口の総数について、総務省が2016年に発表した「インターネットの利用者数及び人口普及率の推移」というものです。
【インターネットの利用者数及び人口普及率の推移】
引用元:総務省|平成29年版 情報通信白書|インターネットの普及状況
これを見ると日本のインターネット利用者は約1億人となっています。
インターネット利用者の人口普及率は既に83.5%まで達しておりここ数年の伸び率はそれほどありません。
こうした実態から、すでにインターネットユーザーのパイの取り合いが起きており、誰でもブログを続ければアクセスが伸びていくという時代は終わりました。
私はブログがオワコンになったと思っていない
2019年は多くの著名なプロブロガーが「ブログはオワコン(終わったコンテンツ)」と語り、ブログ運営以外での収入を得る手段としてYouTubeやSNSの活用を提唱するようになりました。
有名なブロガーであるイケダハヤトさんはGoogleのアップデートの影響を受けて、ブログの収益が月商300万円から20万円ほどに激減したそうです。
イケダハヤトさんは収益ではなく「月商」で語っているので、推定ですがブログの月収は数万円程度に落ちたのではないかと思われます。
livedoorブログからWordPressに移転した理由。 (Hayato Ikeda) https://t.co/b04EbDQjRF
[IT・経済] #ブログ #blogos— BLOGOS (@ld_blogos) September 23, 2019
このようにブログ運営で収益を上げて生活を送っているプロブロガーであっても、コアアルゴリズムアップデートの影響をまともに受けて、場合によっては生活基盤を揺るがすことになり、「ブログがオワコン!」と声高らかに叫ぶのも頷けます。
確かにYouTubeの台頭でテキスト検索をするユーザーの割合が減りましたが、テキスト検索の方が情報が多くてスピーディーに調べたいものを調べられるので、私はブログ運営がオワコンになったとは考えていません。
「ブログがオワコン!」と声高らかに叫んでいる方はブログで大儲けが出来なくなったという事であって、私のように趣味でブログ運営を続けている方にとっては、さほど影響がありません。
ブログの趣旨を「お金を稼ぐ手段」と捉えるか、「自らの考えを発信する承認要求を満たすツール」と捉えるかでオワコンなのかオワコンでないのかが変わってきます。
私としてブログ運営でサラリーマンの小遣い程度の収入を得られているので、副収入が減るのは残念ですが、自らの考えを発信して承認要求を満たすツールと考えた場合、ブログは有用で全くオワコンになったとは思っていません。
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ブログの楽しみの定義は自分で見つければ良い
インターネット上では探せば様々なブログ運営についてのノウハウが見つかります。
そして、ここまで語ってきた通り、2019年は個人ブログにとって厳しい環境になり、「ブログの好景気」が終わって冬の時代を迎えようとしています。
2020年もこの流れは続くものと考えており、昨今はブログ運営を辞めていく方が増えて、そして新たにブログ運営を始められる方も減っています。
だからと知ってブログ運営の魅力が全く損なわれたかというとそんなことは無く、ブログ運営を継続していれば、様々な情報をインプットする機会があり、また少額であればお金を稼げるのも事実です。
以前のようにアフィリエイトサイトを作れば「1日10分の作業で月収10万円」というようなことが出来なくなっただけで、ブログ運営の楽しみの本質は変わっていません。
私はこれまでに何度か記事にしていますが、ブログ運営は「お金を稼ぐ副業」と捉えると著しく効率の悪いものだと断言しています。
https://tamashii-yusaburuyo.work/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%81%a7%e5%8f%8e%e7%9b%8a%e3%82%92%e5%87%ba%e3%81%99%e3%81%ae%e3%81%af%e9%9b%a3%e3%81%97%e3%81%84
上記の記事で詳しく触れていますが、ブログ運営で必要な作業を時給換算すると、とんでもなく安いものになり、アルバイトをした方がはるかに稼げます。
しかし、ブログ運営にはアルバイトだけでは得られない楽しみもあり、特に承認要求を満たすツールとしては非常に優秀と言えます。
私はブログ運営を始めたことで、新たな発見や考え方が身に付き、そして転職をして人生を大きく変えるきっかけになりました。
ブログの楽しみ方は人それぞれあるので、新しい体験や経験をしてみたいという方には、初期費用も掛からないの趣味としてお勧めできます。
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最後に
ここまで2019年の振り返りと締めくくりとして、私の視点で見た今年1年間の個人ブロガーを取り巻く環境変化についてお話ししてきました。
個人のブログ運営を取り巻く環境は厳しくなっていますが、むしろ2017年~2018年はブログの好景気といえる時代で、2019年になって本来の姿に戻ったのではないかと私は考えています。
ブログが「楽に金儲けできる副業」というイメージが無くなることで、新たにブログ運営を始める方が減るかと思いますが、その分承認要求を満たすツールとして使う方が目的をより満たせる環境に変化するかもしれません。
私としてはこれまでと変わらずブログ運営を継続出来ればと考えており、これまで通り様々なインプットとアウトプットを楽しみたいと考えています。
長々と取り留めのない内容の記事ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは皆さん、よいお年を!
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