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こんにちはユレオです。
皆さんは日々の生活の中で「イライラ・情緒不安定・怒りの衝動」など、心理的に不安定になる問題を抱えていませんか?
こうした問題は誰かに説明をしても共感が得られにくいもので、私の場合だと次のような衝動になります。
- 夜寝ようと布団に入ると、一日の出来事を思い出し言いようのない不安を覚える。
- 早朝目が覚めると説明のつかない激しい怒りを覚える。
こうした説明しにくい心理的に不安定になる問題は、同じような経験をされていない方には、悩みとして相談しても共感が得られないことがほとんどです。
私にはこうした心理的に不安定になる問題を抱えていたのですが、お酒をやめたことでこれらの症状が起きなくなりました。
本日は私が抱えていた心理的に不安定になる問題についてと、お酒をやめたことで問題が起きなくなった経緯についてお話ししたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 私は早朝に激しい怒りを感じる問題を抱えていた。
- お酒を飲むと易怒性(いどせい)が朝起きやすい。
- お酒をやめたら性格が変わり生きるのが楽になった。
本記事で私が朝目覚めた時に感じていた「激しい怒り」の正体と、お酒をやめたことで激しい怒りが起きなくなり、生きるのが楽になったことについて記事にまとめています。
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私が抱えていた心理的に不安定になる問題とは
私は社会人になったころから、人に説明してもなかなか共感が得られない”心理的に不安定になる問題”を抱えていました。
その問題を簡単に文章で説明すると、以下のような内容になります。
目が覚めると日常の些細なことにイライラして激しい怒りを覚え、その心理状況は目覚めて2時間ほどは続くが、その後はイライラや怒りが自然と消える。
一言でいえば「寝起きが著しく悪い」という事になるのですが、これが仕事や生活にも悪い影響を与えることがしばしばありました。
何故仕事や生活にも関係するかというと以下のような流れで影響するからです。
- 朝目覚めると仕事のやり方で不満を感じている部下に激しい怒りを覚える。
- 部下に対して何をすれば改善できるか方法を考える。
- 部下への指示の内容を頭の中でまとまる頃には怒りが収まる。
- 部下への指示内容がまとまっているので会社でそれを実行してしまう。
- 指示が「怒り」から生まれた内容であるため最適解ではなく、人間関係を壊すことにもなる。
朝起きた時に感じる怒りの衝動はかなり激しいもので、昼間の時間帯であれば激しく怒るようなことではありません。
私は普段の性格とは関係なく特定のタイミングだけ「激しい怒りの衝動」を覚える病状があるのかと調べたところ、「易怒性(いどせい)」と呼ぶ症状がある事を知りました。
お酒を飲む方は易怒性(いどせい)が朝起きやすい
以前私はアルコール依存症であった為、毎日のようにお酒を飲み、晩御飯の時に晩酌をしたり、夜寝る前お酒を飲んだりしていました。
場合によってはお酒を飲んで、酔っぱらったまま気を失うように寝てしまうという事も多々ありました。
易怒性(いどせい)は多くは認知症や脳血管障害、脳腫瘍などの脳器質性精神障害で起きますが、アルコールや薬物といったものの効果が切れてきた時に起こることも確認されている症状です。
私の場合はお酒を飲んで酔った状態で眠り、早朝目覚めた時に「激しい怒りの衝動」を覚えていたのですが、これはちょうどアルコールが抜けてきたタイミングでもあり、非常に納得がいきました。
私は易怒性(いどせい)により目覚めた時に説明が付かない怒りの症状が起こり、その怒りの原因や解決方法などを悶々と考えてしまうことで、仕事や生活に支障が出ていたわけです。
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お酒をやめたら激しい怒りの衝動が起きなくなった
その後、私は断酒を始めたのですが、断酒を始めた当初は”易怒性(いどせい)”といった言葉も知らず、早朝目覚めた時に「激しい怒りの衝動」を覚えるのはただの性格だと思っていました。
しかし、お酒をやめた後は、これまで早朝目覚めた時に起きていた「激しい怒りの衝動」を起こらなくなり、私自身不思議に感じていろいろと調べたことで、アルコールが切れるタイミングで起こる症状に易怒性(いどせい)があるという事を知りました。
これまで早朝の目覚めたタイミングで激しい怒りに襲われ、それが仕事や生活の中で悪い結果を生むことがありましたが、お酒をやめたことがきっかけで易怒性(いどせい)が起きなくなったわけです。
その為、私はお酒をやめてからは多くの方に「性格が変わった」と言われるようになりました。
私自身もお酒をやめたことで性格の変化を自覚できて、「イライラ」「情緒不安定」「怒り」などの衝動から解放されて生きるのがものすごく楽に感じるようになりました。
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私はアルコール外来に通いお酒をやめることが出来た
私は現在お酒をやめており、お酒がなくても問題なく生活を送ることが出来ています。
今ではお酒に対して執着がなくなり、お酒を目にしてもなんとも思わなくなったのですが、こうなるまでには本当に時間がかかりました。
当時の私は断酒を成功させるためにアルコール外来に通い断酒のための薬を処方してもらうというかなり思い切った行動を取りました。
当時はお酒をやめるというだけで病院に行くのは確かに抵抗がありましたが、私は断酒に向き合う意思が固く、かなり思い切ってアルコール外来に足を運んだわけです。
そして、医者に相談して断酒の為の薬がほしいと伝え、「シアナマイド」や「ノックビン」を処方してほしいと伝えたところ、それらの薬ではなく新薬である「レグテクト」を進めてきました。
この時私は「シアナマイド」や「ノックビン」ではなく「レグテクト」を選択されたことについて医者に質問をしました。
このあともう少し詳しくレグテクトについて医者から説明を受けました。
【レグテクトとは】
レグテクトの有効成分であるアカンプロサートは脳に作用し、アルコールに対する欲求を抑える効果があるとされています。
アルコール依存症の場合は、飲酒によってグルタミン酸作動性神経活動が活発になります。
そして興奮状態をもたらすグルタミン酸が減少してくると、強い飲酒欲求を感じます。
ところがアカンプロサートは、グルタミン酸作動性神経の働きを抑制する作用があります。
そのためレグテクトを服用すると脳が興奮を覚えなくなり、飲酒に対する欲求も抑制されるのです。
脳神経の興奮が抑えられるため断酒を維持しやすくなる効果が期待できます。引用元:レグテクト
医者から聞いたお話をまとめると、レグテクトの一番の特徴は「飲酒欲求を抑える」効能があり、お酒を飲みたいと思う気分を抑えてくれます。
またレグテクトの優れた点として、下の写真のこのような錠剤で持ち運びしやすくどこでも飲みやすいという点があります。
レグテクトは飲酒欲求抑える効果があり、簡単に言うと「お酒を飲みたい気持ちが減る薬」なので、身体的な抑止力が働かないので「お酒をやめる」と強い意志を持っていない人には全く効果が無い薬です。
このレグテクトですが街のドラッグストアでは売っておらず、アルコール依存症の専門医療機関の専門医に処方を受けて病院で処方してもらうか、購入代理店で海外から購入するというような方法しかないことを知りました。
この時私は病院にて1ヶ月分処方してもらい、健康保険を適用して9,500円ほどの自己負担になりました。
初診診察料(3,500円) + 1ヶ月分のレグテクト(6,000円) = 9,500円
保険が適用されてこの値段だったことに驚きましたが、病院で処方してもらったレグテクトは「新薬(先発医薬品)」でお値段が高いことや、これを飲むことで酒を止められると思えば安いものと考えて割り切りました。
飲酒欲求を抑える薬「レグテクト」を飲んでみた感想
レグテクトを飲んだ感想としては、素直に言って「飲酒欲求が不思議と消える感覚」が得られました。
今まで飲酒欲求が湧いてた状況、例えば仕事を終えて家に着いて、いつもなら晩酌したいと思う状況でも不思議と飲酒欲求が湧かなくなり、「お酒を飲む理由がない」という気持ちになります。
分かりやすく”飲酒欲求”を”食欲”に置き換えて例えると以下のような感じです。
空腹だと「何か食べたい!」と思うが、満腹だと「何か食べたい!」という食欲が湧きません。レグテクトを飲むとお酒を飲んでいない時でも「お酒を飲みたい!」という飲酒欲求が抑えられる感じです。
上記は私がレグテクトを飲んで個人的にそう感じたことで、万人がそう感じるかはわかりませんが、私はレグテクトの効果と恩恵を体感することが出来ました。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)で「レグテクト」を安く手に入れる方法
私はアルコール依存症の専門医療機関に通院後レグテクトを1か月分処方してもらいましたが、保険が利くとは言え「新薬(先発医薬品)」で高価であったことや診察料もかかる為、決してお安い値段ではありません。
また、アルコール依存症の専門医療機関は少なく、車で1時間以上かかる距離であったため、初診だけ診てもらい、あとはレグテクトの「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を購入代理店で取り寄せました。
値段は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」である為安く購入できて、効果については特に違いを感じませんでした。
ただ、こちらは健康保険が適用されないので、全額負担になりますが、診察料やアルコール依存症の専門医療機関への通院のことを考えると楽であったので、初診以降は購入代理店を利用して購入しました。
私が使った購入代理店はレグテクトをまとめ購入すれば割引になるので、長期で断酒をしたいという方や、一度試しに使ってみたいという方には少量から購入できるのでおすすめです。
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最後に
ここまで私が抱えていた心理的に不安定になる問題についてと、お酒をやめたことで問題が起きなくなった経緯についてお話ししました。
私が朝起きた時に感じていた激しい怒りの衝動については、これまで何度か友人に相談したことがありましたが「ただ寝起きが悪いだけ」と解釈をされていました。
しかし、いろいろと調べたところ、アルコールが切れるタイミングで易怒性(いどせい)が起きることを知り、私が長年感じていた問題と重なり納得出来ました。
その後、お酒をやめたことで、仕事や生活の中で感じていた性格の問題が改善され、周囲の方から性格が丸くなったといわれるようになり、「イライラ」「情緒不安定」「怒り」などの衝動から解放されて生きていくのが楽に感じるようになりました。
もし私と同じように普段お酒を飲まれる方で、早朝に激しい怒りの覚えるという方は、1~2週間ほど夜寝る前にお酒を飲むのをやめて、早朝に変化が現れるか確認してみてはいかがでしょうか。
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