こんにちはユレオです。
*始めに注意事項になります。今回ご紹介するアウトドアグッズの節約方法ですが、ガス缶メーカーが奨励する使用方法ではないので自己責任でお願いいたします。
2年前、私は趣味であるソロキャンプを再開するために荷物を運ぶ移動手段として、スズキ(SUZUKI)のVストローム250を購入しました。
バイクを手に入れてからは、頻繁にソロキャンプに行っているのですが、当然ですがレジャーを楽しむにはお金がかかります。
ただ、かかるお金といってもソロキャンプで必要な道具は一通りそろっているので、キャンプ場の利用費を除けば「バイクのガソリン代」「焚き火用の薪代」「ガスバーナーの燃料代」といった消耗品代がほとんどです。
こうした消耗品代も塵も積もれば山となるわけで、何とか節約できないかと試行錯誤した結果、「ガスバーナーの燃料代」について、CB缶(Cassette Gas Bombe[カセットガスボンベ])からOD缶(OutDoor[アウトドア])にガスを詰め替えるアダプターを使うことで大きく節約することができました。
本日は私がアウトドアグッズの節約のために使っている「CB缶からOD缶にガスを詰め替える SRECNO ガス詰め替えアダプター」をご紹介したいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- OD缶とCB缶の違いについて。
- CB缶からOD缶にガスを詰め替えできるアダプター。
- CB缶からOD缶にガスを詰め替える手順を図解で解説。
本記事では「CB缶からOD缶にガスを詰め替えるアダプター」の特徴や使用感など、メリットとデメリットも含めて感想をまとめています。
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当たり前だがレジャーにはお金がかかる
旅行や外食をするとお金がかかるのと同様にキャンプといったレジャーを楽しむには当然ですがお金がかかります。
ただ、ホテルや旅館といった宿泊施設に泊まるわけではなく食事も自前で作る(持ち込む)ので旅行や外食ほど高くはなりません。
キャンプ道具が一通りそろってしまえば毎回のレジャー費はわずかで、キャンプでかかる費用の大半が次のような燃料代や食料品になります。
- キャンプ場までの交通費(ガソリン代)
- 焚火やBBQで使用する薪や炭
- ガスバーナーの燃料であるガス缶(OD缶)
- キャンプで飲み食いする食料品
どれもレジャーを楽しむ為の必要経費と言え、削ることが出来ないと思っていましたが、ガスバーナーの燃料であるガス缶については節約の余地がありました。
OD缶の代わりにCB缶を使えば節約になる
ガス缶にはOD缶(OutDoor[アウトドア])とCB缶(Cassette Gas Bombe[カセットガスボンベ])の2種類があります。
まずOD缶はブタンガスに加えプロパンガスが入っており、寒くても安定して火が付くようになっていて、キャンプやアウトドアで使用することを前提としたガス缶です。
OD缶は大容量で屋外環境でも安定した火力が得られるメリットがあり、ホームセンターで1本500円程度で販売されています。
それに対してCB缶は主成分がブタンガスで、カセットコンロを使い鍋をする際に見覚えがある細長いガス缶です。
家庭用として作られており、コンビニやスーパーといった店舗でも売っているので入手しやすく、価格が1本が100円程度で販売されています。
ブタンガスは10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になるとほとんど気化しなくなるため、冬期にキャンプをする場合は通常のCB缶では使えません。
しかし、冬季を除けばOD缶もCB缶も大差なく使用できます。
たまにキャンプをする程度であれば5倍の値段の差は大した問題ではありませんが、頻繁にキャンプをする場合、この値段の差は地味に効いてきます。
CB缶のガスをOD缶に詰め替えできるアダプター
キャンプで使用するバーナーなどのアウトドアギアの中にもCB缶を使うタイプもありますが、大半のアウトドアギアはOD缶を使用することを前提とした作りになっています。
私も持っているアウトドアギアの大半はOD缶を前提とした作りになっていのでOD缶を毎回のキャンプで1本ほど使っていたことから何とかならないかと調べたところ、CB缶のガスをOD缶に詰め替えられるアダプターの存在を知りました。
Amazonで「OD缶 詰め替え」で検索するとずらりと商品が並びます。
基本の仕組みはガスが空になったOD缶に満タンのCB缶を接続してガスを移し替えるというものです。
ただ、冒頭でもお伝えした通りガスの詰め替えはメーカーが奨励していないので自己責任で行う必要があります。
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OD缶のガス入れ替えに「SRECNO CB缶→OD缶 ガス詰め替えアダプター」を購入した
メーカーが推奨しない使い方なので自己責任ということを理解し、私はこちらの「ガス詰め替えアダプター」を購入することにしました。
こちらの商品は「SRECNO」という中華メーカーのガス詰め替えアダプターとなっており、説明書きを見ると以下のような特徴を持っています。
- 一般的な家庭用ボンベからアウトドア用ボンベへガスの詰め替えが行えるOD缶とCB缶のガス詰め替えアダプタのセット。
- サイズ:変換ヘッド約38×28mm、詰め替えコネクタ約6.3×2.95×1.88cm
- 重量:変換ヘッド 約70g、詰め替えコネクタ 約41.5g
- 素材:耐熱ナイロン、アルミ合金、高強度アルミニウム合金
- 価格:1,313円(2023年8月)と非常に安価。
ガスの詰め替えの仕組みはどのメーカーの品も同じで大差はないことから、作りがしっかりとしてそうという理由で「SRECNO ガス詰め替えアダプター」を選びました。
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「SRECNO CB缶→OD缶 ガス詰め替えアダプター」の開封の儀
早速Amazonで「SRECNO CB缶→OD缶 ガス詰め替えアダプター」を購入しましたところ、3日後には届きました。
小型の荷物としてポストに投函されていたのでもしかしたらもう少し早く届いていたのかもしれません。
「SRECNO CB缶→OD缶 ガス詰め替えアダプター」を早速開封してみたところ「変換ヘッド」「詰め替えコネクタ」が入っていました。
何やら詰替えコネクタの形も違う色違いの商品が届いたのですが、使えれば良いということで気にせず進めます。
まずは空になっているOD缶とガスが詰まったCB缶を用意します。
空になっているOD缶(プリムス IP-250T)の重さを測ったところ152gでした。
OD缶(プリムス IP-250T)の新品の状態では「ガス缶(150g)+ガス内容量(225g)」の375gとなっていることから、ほぼガス内容量が空になっています。
このOD缶(プリムス IP-250T)にCB缶から225gのガスを詰替えればよいわけです。
CB缶(イワタニ CB-250-OR)は新品の状態では「ガス缶(110g)+ガス内容量(250g)」の360gとなっています。
安全を考えればガスの移し替えは8割くらいにしておく方がよさそうなので、CB缶を振って少し液化したガスが残ってるのがよさそうです。
では早速CB缶からOD缶へガスを移し替えるためにCB缶に変換ヘッドを取り付けます。
変換ヘッドを取り付けたらお風呂のお湯くらいの温度(42℃~48℃)に浸けてCB缶全体を温めます。
温めたCB缶と冷やしたOD缶を詰め替えコネクタでつなぎます。
この状態で詰め替えコネクタの栓を開くとガス圧が高いCB缶からOD缶へガスが流れます。
ガス詰め替えアダプターの特性上、ガス圧が高いほうから低いほうへ流れる為、CB缶は温めて、OD缶は冷やし続ければガスがCB缶からOD缶へ流れます。
私はOD缶を保冷剤で冷やし、CB缶は冷めてきたらお湯につけて温め直すという形でガスの詰め替えを行いました。
15分ほど移し替えを行った結果、CB缶はほぼ空に近くなったので容量を測ってみると108gまで減っていました。
OD缶を測ってみると389gとなっており、新品状態の「ガス缶(150g)+ガス内容量(225g)」の375gより14gも多くなってしまいました。
8割ぐらいに充填するつもりでしたが、ほぼ10割の充填となってしまったので、次回からは安全を考えてCB缶を振って液化したガスがシャカシャカ音を立てる程度は残すようにしたいと思います。
このように多少のコツはいりますが「SRECNO CB缶→OD缶 ガス詰め替えアダプター」を使うことで問題なくCB缶からOD缶にガスの詰め替え出来ました。
「SRECNO CB缶→OD缶 ガス詰め替えアダプター」を使えば1回で約400円の節約になることから、3.4回使えば元が取れるというコスパ最強のアウトドアギアで、ソロキャンプでのレジャー費の節約にもなります。
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SRECNO OD缶→CB缶 ガス詰め替えアダプター を使って感じたメリット・デメリット
ガス缶の節約というの些細なものですが、毎週のようにソロキャンプに行く身としては少しでも節約できるのであればしたいと考えていたことから、「SRECNO OD缶→CB缶 ガス詰め替えアダプター」は非常に有用なアウトドアギアと言えます。
「SRECNO OD缶→CB缶 ガス詰め替えアダプター」を使用して感じたメリットとデメリットについてまとめてみました。
「SRECNO OD缶→CB缶 ガス詰め替えアダプター」のメリット
商品の特徴で良いポイントをお伝えしてきましたが、実際に使って感じたメリットを列挙してみました。
- 簡単にCB缶のガスをOD缶に移し替えられる。
- CB缶の購入コストでOD缶が使える。
- 価格が1,313円(2023年8月)と安価で3.4回使えば元が取れる。
「SRECNO OD缶→CB缶 ガス詰め替えアダプター」のデメリット
使用してデメリットはほとんど感じられませんでしたが、あえて列挙すると以下のようになります。
- ガス缶メーカーが奨励しない行為である。
- 移し替え時に温めるものと冷やすものが必要。
- 加熱/冷却にコツがいるので慣れが必要。
最後に
ここまで私がアウトドアグッズの節約のために使っている「CB缶からOD缶にガスを詰め替える SRECNO ガス詰め替えアダプター」をご紹介しました。
キャンプは道具さえ一度そろえてしまえば比較的お金がかからないレジャーですが、消耗品などの購入コストを下げればより費用を下げることができます。
OD缶をCB缶のコストで毎回使えれば1回400円の節約になり、こうした節約も頻繁にソロキャンプに行く身だと非常に助かります。
「SRECNO OD缶→CB缶 ガス詰め替えアダプター」は1,313円(2023年8月)なので3.4回も使えば元が取れる非常にコストパフォーマンスが良いアウトドアギアなので、キャンプの費用を少しでも節約したいと考えている方はぜひご参照ください。
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