こんにちはユレオです。
私はリターンライダーとして2020年12月にスズキ(SUZUKI)Vストローム250を新車で購入して3年目を迎えました。
現在の総走行距離は34,000kmで、週末ライターとしては、そこそこ走っている方だと思います。
私はVストローム250を新車で購入する際に、「どうやってバイクを綺麗に保つか?」ということで色々と悩んだ結果、思い切って納車時にガラスコーティングを施工しました。
そして、2年間はワックスなどは使わず、洗車は基本的に水洗いだけでしたが、艶のある綺麗な車体を維持することが出来ました。
しかし、流石に3年目を迎えるということで、再びガラスコーティングを施工することにしました。
本日はスズキ(SUZUKI)のVストローム250に「Keeper(キーパー)コーティング」を行った感想を写真付きでお伝えしたいと思います。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- バイクは細かな傷が付いたり紫外線による劣化が早い乗り物。
- Keeper(キーパー)コーティングについて。
- Keeper(キーパー)コーティングを行った感想。
本記事ではVストローム250に「Keeper(キーパー)コーティング」を行った感想や、費用がどれくらい掛かったのかなどの内容を記事にまとめています。
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バイクのボディは車に比べると劣化しやすい?
バイクは燃料タンクといったパーツなどが直接接触することや、エンジンを含む外装が露出していることから、自動車と比較すると傷がつきやすい乗り物だと言えます。
また、バイクの場合は重量を軽量化する観点からも、ボディが金属製ではなくプラスチック製であるため、紫外線に敏感であり、長期間の日光にさらされることで、「色あせ」や「ひび割れ」が発生しやすいことから、自動車に比べて劣化の早い乗り物だと言えます。
バイクは自動車と比較すると日焼けによる劣化が現れやすくて細かな傷がつきやすいなどの欠点があり、また、洗車を行うにしても、形状上、カウルやエンジン周辺などが手が届きにくいことから、汚れを完全に取り除けずキレイを保つことが難しい乗り物だと言えます。
そういった問題を解決するために、塗装部を被膜で覆うことで細かな傷から守り、油性の汚れを落としやすくする「コーティング」と呼ばれる技術が存在します。
バイクで使われるコーティングの種類や特性について
コーティングは、バイクを綺麗に保つための一つの方法です。
バイクにとって紫外線や油汚れ、熱などは大敵で、これらが要因でバイクの塗装やカウルが劣化してしまい、綺麗な状態を保つのが難しくなってしまいます。
そのため、コーティングによってバイクを保護することが重要で、「簡易コーティング」や「ガラスコーティング」、「ポリマーコーティング」などが存在します。
「簡易コーティング」は、一般にワックスなどを使って洗車の際に簡単に施工するもので、寿命は1~2ヶ月程度であることから、定期的に施工して、バイクを綺麗に保ち続ける必要があります。
一方、「ガラスコーティング」は、一度施工すれば3年程度は効果が持続し、耐摩耗性に優れているため、小さな傷やキズからバイクを守ってくれます。
ただし、「ガラスコーティング」を施工するには、専門的な知識が必要で、施工環境も整っている必要があるため、個人でDIYすることが難しいことから、専門業者に依頼することになり、費用が高額になります。
そして、「ポリマーコーティング」は、古くからあるベーシックなコーティング剤で、手触りや光沢感が独特なコーティングですが、効果期間はそれほど長くはないことから、メンテナンスコストがかかることが欠点です。
いずれにしても、コーティングを施工することで、バイクの表面を保護し、傷や汚れから守ることができるのことから、バイクを綺麗に保つにはコーティングを検討するのをお勧めします。
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2りんかんでガラスコーティング「Keeper(キーパー)コーティング」を行った
私は新車でバイクを購入する際にガラスコーティングを行ったこともあり、3年目を迎えた現在でも、比較的綺麗な状態を保ってします。
ガラスコーティングの恩恵を感じるのは、やはり洗車時に油汚れが付いていても中性洗剤で洗うだけで簡単に落ちることや、乾拭きした後にワックスをかけなくても艶が出て、洗車するだけでピカピカに仕上がることです。
ただ、流石に2年を経過するとガラスコーティングも剥がれてくるのか、新車時のような艶が出なくなったことから、2りんかんに足を運び、Keeper(キーパー)コーティングの「ダイヤモンドキーパー」と「樹脂キーパー」を施工することにしました。
ちなみに2りんかんでバイクに行っているバイク用のKeeper(キーパー)コーティングにはグレードがあり、下から「クリスタルキーパー」「ダイヤモンドキーパー」「Wダイヤモンドキーパー」「Wダイヤモンドキーパープレミアム」の4段階が存在します。
私が乗っているバイクはVストローム250ですが、車種の分類としては「セミカウル」になり、それぞれのコーティング費用は以下になります。
クリスタルキーパー | 21,800円 |
---|---|
ダイヤモンドキーパー | 39,800円 |
Wダイヤモンドキーパー | 53,800円 |
Wダイヤモンドキーパープレミアム | 87,800円 |
私はこれらのコーティングからグレードとしては下から2つ目の「ダイヤモンドキーパー」と、樹脂部分のコーティングを行う「樹脂キーパー」を施工することにしたので、費用は以下になりました。
Keeper ダイヤモンドキーパー(セミカウル) | 31,800円 |
---|---|
樹脂キーパー | 4,640円 |
合計 | 36,480円 |
たまたま「Keeper(キーパー)コーティング」のキャンペーンをやっていたということもあり、20%引きのお値段で施工することができました。
「Keeper(キーパー)コーティング」の詳細については公式が公開している以下の動画をご覧ください。
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基本的にはバイクを持ち込んであとはお任せ
バイクに「Keeper(キーパー)コーティング」を施工してもうには、事前に何かしておくことがあるかというと、特に何もする必要はありません。
こういったコーティングを行うには、本来はバイクを綺麗に洗車しておく必要があるのですが、高いお金を払っていることもあり、洗車も含めてすべてお任せで施工していただけます。
ただ、バイクを綺麗な状態で持ち込んだほうが、洗車の時間が短縮されるので、施工時間が短く済みます。
私は洗車もマメに行っていることもあり、バイクを綺麗に保っている方ですが、普段では洗車することがないシート下なども含めて念入りに洗車頂きました。
洗車が終わったらエアーコンプレッサーで丁寧に水切りを行い、「Keeper(キーパー)コーティング」の施工が始まります。
私が施工頂いた「ダイヤモンドキーパー」は高密度ガラス被膜とレジン被膜の2層なので、2回に分けてコーティング作業を行っていましたが、どちらも30分ほどで終わり、洗車30分、ダイヤモンドキーパーのコーティング作業30分×2、樹脂キーパー作業30分の計2時間ほどで完了しました。
コーティング後のメンテナンスについて
施工が終わりコーティング後のメンテナンスについて、いくつか注意がありました。
まず、大事なことですが「ダイヤモンドキーパー」と「樹脂キーパー」を行った後は、硬化するまでに6時間ほどかかるため、施工した場所をこすったり、水をかけないように言われました。
コーティングが硬化する前に水がかかると、かかったところがシミのようになることから、ガラスコーティングを行う場合は雨の日程は避けるなど、天気が重要になります。
そして、メンテナンスの基本は汚れたらなるべく早く洗車することですが、洗車をせずにタオルなどで空拭きをするとコーティング皮膜を傷つける可能性があるので、乾拭きだけで済ませてはいけません。
また、強酸性やアルカリ性のクリーナーは被膜に悪影響があることから中性洗剤を使い、そして、洗剤はしっかりと水で洗い流す必要があります。
これらの注意を守ることで、長くガラスコーティングの効果を持続できます。
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「Keeper(キーパー)コーティング」の効果について
「Keeper(キーパー)コーティング」が終わった翌日、改めてバイクを確認しましたが、これまで艶が無くなっていた樹脂パーツは新車の時のような艶が戻っていました。
樹脂パーツはしっかりと違いが感じられましたが、燃料タンクやVストローム250の特徴的なクチバシのカウルは元々艶もあり綺麗だったので、「Keeper(キーパー)コーティング」を行った後で明確な違いが感じられませんでした。
ただ、付いた汚れが落ちやすくなっており、軽く湿らせた布で拭くだけで簡単に油性の汚れが落ちることから、洗車が楽になりました。
しかし、当たり前の話ですが、「まったくガラスコーティングをしていない状態」と比較することが出来ない為、ガラスコーティングの良さを計量的にお伝えするのが難しく、今回は36,400円ほど費用が掛かっていることから、コストパフォーマンスが良いかと言えば、何とも言えません。
とは言え、長くバイクに乗るのであれば、ガラスコーティングによりバイクを綺麗に保つことが出来るのは明白なので、個人的にはおすすめだと言えます。
YouTubeでバイクに関連する動画を公開中
バイクのツーリングやカスタムの記録を残すために、YouTubeチャンネル「バイクの旅人」を立ち上げました。
ツーリングの楽しさが少しでも伝わるように、また、バイクカスタムの手順などが分かりやすいように、1本1本心を込めて動画編集しています。
また、バイクに関連する役立つ情報を発信しています。
Vストローム250に役立つ情報やおすすめのツーリングコースなどをYouTube動画にまとめてますので、ぜひご覧ください。
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最後に
ここまでススズキ(SUZUKI)のVストローム250に「KeePerコーティング」を行った感想を写真付きでお伝えしました。
バイクは細かな傷が付きやすく、また紫外線により劣化しやすいことから、「どうやってバイクを綺麗に保つか?」ということで色々と悩む乗り物です。
保管時は雨や日差しにさらされないように軒下に置いたり、バイクカバーをかける等の工夫はもちろんですが、細かな傷が付くのを防いだり、油性の汚れがこびりつくのを防ぐという意味でも、コーティングはおすすめです。
とはいえ、ガラスコーティングはそれなりに費用が掛かることから、判断が難しいところですが、わたしの個人的な感想としては、2~3年に1度はガラスコーティングをしておくことは、バイクをいつまでも綺麗に乗り続けるうえで必要な経費だと考えています。