こんにちはユレオです。
皆さんは真冬などの季節に屋外へ出歩く際は、コートを羽織りマフラーを巻くなどの寒さ対策をされるかと思います。
そうした寒さ対策の一つに、昔からあるのが使い捨てのホッカイロで、容量や商品にもよりますが、だいたい朝開封したら夜帰宅するまで暖かさを保持してくれます。
ただ、当たり前の話ですが、使い捨てのホッカイロは一度使えばそれっきりで、再利用することは出来ず、使用後はゴミになります。
そんなSDG’s観点から時代にそぐわない使い捨てカイロですが、最近になり再利用が可能で充電式の電気カイロというものが販売されるようになりました。
本日は分離式で両手で使えてモバイルバッテリーにもなり、何度も利用できる「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヶ月使った使用感を記事まとめています。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- カイロとはどういったものなのか?カイロの歴史について。
- 「Tekuton 分離式充電式カイロ」の特徴について。
- 「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヵ月使った使用感。
本記事では分離式でモバイルバッテリーにもなる「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヶ月使用した感想を記事にまとめています。
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カイロとはどういったものなのか?
皆さんは旭化成の「ホッカイロ」という商品をこれまで1度は使ったことがあるのではないでしょうか?
実は「カイロ」の歴史は古く、10世紀末頃に書かれたとする落窪物語に「温石」という形で登場します。
温石は懐中に入れて暖を取るものとして、滑石等を火鉢などで加熱し、適度に冷ますか布に包むなどして懐に入れて使用するものになります。
その後、江戸時代に入り懐炉灰(木炭粉末に、保温力の強いナスの茎の灰などを混ぜたもの)を通気孔の開いた金属容器に入れ、燃焼させるカイロが使われ、そして、20世紀にはいるとプラチナによる燃料の酸化発熱を利用した白金触媒式のカイロなどが登場します。
そして、旭化成が1975年にアメリカ陸軍が使用していたフットウォーマーを元に、使い捨てカイロを開発しました。
使い捨てカイロが暖かいのは、鉄の酸化作用を利用しており、鉄が空気中の酸素と反応して酸化鉄(水酸化第二鉄)になる化学反応により発生した熱を利用して温めます。
使い捨てカイロはものによりますが、1個25円から50円ほどと非常に安価であることから、冬に屋外で作業をされる方や、登山などのレジャーに役立つ商品として定着しています。
使い捨てカイロは完成された商品ですが、最近になりモバイルバッテリーの性能が向上したことで「電気カイロ」と呼ばれる新しいタイプのカイロが販売されるようになりました。
何度も繰り返し使える電気カイロの登場
モバイルバッテリーは近年多くの商品に使われるようになり、小型化と大容量化が進んでいる機器の一つです。
電気を使った発熱する機器は昔からたくさんありますが、容量や電圧の関係で、小型で携帯式になる「電気カイロ」が登場したのはここ数年のことです。
「電気カイロ」をAmazonで検索すると次のような商品がずらりと並びます。
電気カイロの構造としては、モバイルバッテリーに発熱機構を持った商品で、40℃~55℃まで暖かくなります。
私はこれまで「熱を出すモバイルバッテリー」という商品に安全面の観点から見送っていましたが、今年の冬は思い切って購入することにしました。
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「Tekuton 分離式充電式カイロ」の特徴
電気カイロは様々なメーカーから販売されていますが、私はTekutonという中華メーカーの電気カイロを購入することにしました。
電気カイロの最近の流行りは「両手で使える分離式」となっており、分離してそれぞれ独立して使えることや、6000mAhの(×2)のモバイルバッテリーとしても使うことができます。
商品詳細を調べると「Tekuton 分離式充電式カイロ」には以下のような特徴があります。
- 40~45℃、45~50℃、50~55℃の3つの設定温度が可能。
- 5.5時間から最大11時間の連続使用が可能。
- 12000mAhの大容量バッテリーで、モバイルバッテリーとしても使える。
- 軽量で携帯に便利。1個の重量はわずか105gで握りやすく、持ち運びやすい。
- 2秒で加熱する速暖技術。ボタンを長押することで全周囲を加熱する。
- 分離式デザインで両手で使える。
- 価格はAmazonで3,899円(23年12月)とリーズナブル。
分離式のデザインは非常に良いことや、モバイルバッテリーとしてみてもこのサイズであれば容量も多い方であることから、いざというときの携帯電話の充電用として使うことができる点もポイントが高いです。
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「Tekuton 分離式充電式カイロ」の開封の儀
早速Amazonで注文後、翌日には届くスピード配送で、Amazonさんの配送スピードにはいつもながら感心します。
届いた段ボールを開封したところ、ピンク色のパッケージに包まれていました。
開封したところ箱の中に入っていたのは「分離式電気カイロ本体」「取扱説明書」「専用袋」「Type-C USBケーブル(×2)」になります。
取扱説明書はやっぱり中華メーカーということで、日本語がところどころおかしい内容となっております。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」本体は分離式となっており、磁石でくっ付く構造となっています。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」の上面には電力の出力用のUSBポートと、入力用のType-Cが備わっています。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」のサイズは握るのに丁度良いサイズで、重量も105g(×2)と軽量であることから、女性にも使いやすいサイズとなっています。
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「Tekuton 分離式充電式カイロ」を使ってみた
では、早速「Tekuton 分離式充電式カイロ」を使ってみたいと思います。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」はスイッチが1つだけあるシンプルなデザインで、ボタンを1.5秒長押しすることで発熱を開始します。
LEDは3つついており、1つが40~45℃設定で、2つが45~50℃設定、3つが50~55℃設定となっています。
電源を入れると数秒で暖かさを感じる即効性があり、正直なところ、暖を取るには40~45℃で問題はなく、40~45℃設定であれば連続11時間は稼働します。
実際に40~45℃設定で時間を測ってみましたが、ほぼカタログスペック通りの10時間39分稼働と、問題ありませんでした。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」は角の無い棒状のデザインであることから、左右のポケットに入れて握って温まるという形で使えて便利です。
また、モバイルバッテリーとしても問題なく使えることから、冬場だけではなく、夏場でも使うことが出来る優れものです。
6000mAhでサイズとしても棒状で場所を取らないことから、「モバイルバッテリーとして普段使用し、寒さが厳しい時は電気カイロとしても使える。」というハイブリッドなグッズだと言えます。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヶ月間使ってみた感想
「Tekuton 分離式充電式カイロ」はモバイルバッテリーと考えても使い勝手が良く、また電気カイロとしても非常に優秀です。
1ヶ月間使ってみた感想や使用感からメリットとデメリットをまとめてみました。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」のメリット
「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヶ月ほど使用してみて、メリットについてまとめてみました。
- 分離式で両手で使うことができる。
- 握りやすいサイズとなっており、見た目以上に軽く感じる。
- モバイルバッテリーとしても日常使いできる。
「Tekuton 分離式充電式カイロ」のデメリット
「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヶ月継続して使ってみてもデメリットはほとんど感じられませんでしたが、あえて列挙すると以下のようになります。
- 電力ゲージが「3つのLEDランプ」なので、残量が分かりにくい。
- 高級感のある素材だが、表面がツルツルなので滑りやすい。
- 形状が円柱型なので転がりやすい。
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最後に
ここまで分離式で両手で使えてモバイルバッテリーにもなり、何度も利用できる「Tekuton 分離式充電式カイロ」を1ヶ月使った使用感を記事にまとめてみました。
電気カイロは使い捨てのホッカイロとは異なり、電源のON/OFFを切り替えることが出来るので、必要な時に必要なだけ温めるように使えば、問題なく1日中使えます。
また、モバイルバッテリーとしてもサイズ感が良く十分な容量があることから、年中使えるグッズだと言えます。
電気カイロが気になっている方は、是非この記事をご参考にしていただければと思います。