こんにちはユレオです。
皆さんは快適なインターネット環境を自宅にお持ちでしょうか?
快適なインターネット環境が整っていなければ、せっかくのインターネットライフの楽しみも半減してしまいます。
インターネット環境が不十分だと、スマートフォンはじめ、あらゆるインターネットサービスを利用する機器が快適に使えないだけでなく、動画配信サービスなども満足に使うことができないので、あらゆる面での満足度が下がってしまいます。
特に、動画コンテンツは高画質でストリーミング再生するには、高速なWi-Fi環境が必須となっており、しかも、自宅に複数のスマートフォンやタブレット、パソコン、そしてIoT機器があると、Wi-Fi環境の快適性はますます顕著になります。
私の自宅もインターネット接続機器が増えたことから、Wi-Fi環境を改善するために、最新の規格であるWi-Fi6に対応したルーター「TP-Link Archer AX3000」を導入することにしました。
本日は小型ですっきりとしたデザインにもかからわず、家じゅうをカバーできるWi-Fi6ルーター「TP-Link Archer AX3000」のレビューについて記事にまとめています。
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◆記事の目次◆
本記事の内容
- 「TP-Link Archer AX3000」の特徴について。
- 「TP-Link Archer AX3000」のスペックについて。
- 「TP-Link Archer AX3000」を使ってみた感想。
本記事では小型ですっきりとしたデザインのお手頃価格のルーター「TP-Link Archer AX3000」の特徴や使用感などの感想をまとめています。
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TP-Link Archer AX3000の特徴について
引用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
「TP-Link Archer AX3000」はティーピーリンクジャパン株式会社が発売するWi-Fi 6ルーターで、以下のような特徴を持っています。
- 最新のWi-Fi 6テクノロジーに対応。
- 最大3.0Gbps(2402Mbps + 574Mbps)の速度により、高速ブラウジング・ストリーミング・ダウンロードも同時に楽しめる。
- 専用スタンドが付属しており、縦置きと壁掛けに対応している。
- IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)に対応。
- ビームフォーミングに対応したデュアルバンドハイゲインアンテナを2本内蔵しており、すっきりとした見た目で広範囲をカバーする。
- TWT(Target Wake Time)機能により対応端末の電力やバッテリー消費を抑える。
- スマホアプリを使えば誰でも簡単にWi-Fiの設定ができる。
- 寸法は166mm×157mm×45mmと非常にコンパクト。
- 奨励環境は戸建ては3階建、マンション4LDK。
- 最大接続台数42台。
同時接続台数は最大42台で、個人で利用するには程よいスペックと言え、Amazonでは7,960円(2023年3月)とお手頃価格で販売されています。
小型でアンテナが無いデザインであることから、非常に見た目がすっきりとしたWi-Fiルーターで、専用スタンドが付いており、縦置きができるほか、壁掛けにすることも可能です。
引用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
また、「TP-Link Archer AX3000」はArcherシリーズ最小クラスのコンパクト設計(寸法:166×157×45mm)となっており、棚の隙間や置き場所が限られたスペースでも柔軟な設置が可能となっています。
引用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
Wi-Fi 6対応ルーター「TP-Link Archer AX3000」のスペック
引用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
ビームフォーミングに対応したデュアルバンドハイゲインアンテナを2本内蔵し、混雑を低減するWi-Fi6ルーター「TP-Link Archer AX3000」ですが、スペックについて特筆すべき点を書き出してみました。
ワイヤレス | |
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規格 | Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax/ac/n/a 5 GHz IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4 GHz |
Wi-Fi速度 | AX3000 5 GHz: 2402 Mbps (802.11ax, HE160) 2.4 GHz: 574 Mbps (802.11ax) |
Wi-Fi範囲 | 4LDK ビームフォーミング 高性能FEM |
Wi-Fi性能 | 高(High) デュアルバンド OFDMA エアタイムフェアネス DFS 4ストリーム |
動作モード | ルーターモード ブリッジモード(アクセスポイントモード) |
ハードウェア | |
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プロセッサー | Dual-Core CPU |
有線ポート | ギガビットWANポート×1 ギガビットLANポート×4 |
ボタン | WPSボタン Reset(初期化)ボタン |
電源 | 12 V ⎓ 1.5 A |
セキュリティ | |
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Wi-Fi暗号化 | WPA WPA2 WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) WPA3 |
ネットワークセキュリティ | SPIファイアウォール アクセスコントロール IP & MACバインディング アプリケーション層ゲートウェイ |
ゲストネットワーク | 5GHzゲストネットワーク×1 2.4GHzゲストネットワーク×1 |
VPNサーバー | OpenVPN PPTP |
ソフトウェア | |
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プロトコル | IPv4 IPv6 |
OneMesh™ | OneMesh™ 対応 OneMesh™対応デバイスをお持ちであれば、ルーター・中継器をまるごと交換せず、OneMesh™対応デバイスを追加することでメッシュネットワークを構築できます。 |
EasyMesh | この製品はEasyMesh技術と互換性のあるネットワーク機器とシームレスなメッシュネットワークを構築することができます。 |
保護者による制限 | URLフィルタリング 時間制限 |
WANタイプ | 動的IP 静的IP PPPoE PPTP L2TP v6プラス DS-Lite MAP-E(OCN) |
QoS | デバイスごとのQoS |
クラウドサービス | 自動ファームウェアアップグレード OTAファームウェアアップグレード TP-Link ID DDNS |
NAT転送 | 仮想サーバー ポート転送 ポートトリガー DMZ UPnP |
IPTV | IGMPプロキシ IGMPスヌーピング ブリッジ タグVLAN |
DHCP | アドレス予約 DHCPクライアントリスト サーバー |
DDNS | TP-Link NO-IP DynDNS |
管理 | Tetherアプリ Web管理画面(GUI) |
その他 | |
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システム要件 | Internet Explorer 11/Firefox 12.0/Google Chrome 20.0/Safari 4.0以上の Javaに対応したブラウザ モデム |
認証 | FCC, CE, RoHS, TELEC |
動作環境 | 動作温度: 0℃~40℃ (32℉~104℉) 保存温度: -40℃~70℃ (-40℉~158℉) 動作湿度: 10%~90% 結露を避けてください 保存湿度: 5%~90% 結露を避けてください |
フィジカル | |
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寸法 | 166x 157 x 45 mm |
パッケージ内容 | Archer AX3000本体 スタンド 電源アダプター LANケーブル かんたん設定ガイド |
引用用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
スペック表を見る限り、家庭用として使うには申し分のない性能で、特に目を引くのがルーター本体のサイズであり、寸法が166mm×157mm×45mmという点です。
その他、「Archer AX3000」はEasyMeshと互換性があるため、EasyMesh対応の中継器と組み合わせることでメッシュWi-Fiネットワークの構築が可能です。
引用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
ただ、「TP-Link Archer AX3000」にはUSBポートが付いてないことから、HDDやUSBメモリーを接続する簡易的なファイル共有環境の構築ができないので、そういった目的でWi-Fi環境を構築する方には注意が必要です。
引用元:TP-Link Archer AX3000公式サイト
「TP-Link Archer AX3000」はアンテナが内蔵されており、見た目がシンプルで小型なのが特徴と言えて、リビング等に置いても気にならず、縦置きや壁掛けに対応した構造が魅力と言えます。
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すっきりデザインのWi-Fi6ルーター「TP-Link Archer AX3000」の開封の儀
それでは早速「TP-Link Archer AX3000」の開封の儀を始めたいと思います。ルーターのサイズが小型であることから、梱包されている箱も小さめです。
箱から取り出したところ「ルーター本体」「専用スタンド」「LANケーブル」「取扱説明書類」「ACアダプター」が入っていました。
ルーター本体はプレイステーション3を彷彿させる滑らかな曲線を描いたスタイリッシュなデザインとなっています。
それでは「TP-Link Archer AX3000」を6方向から細かく見ていきたいと思います。
接続ポート側は左から順に「Reset」「LANポート(No.04~01)」「WAN」「Power」となっており、電源ボタンなどはありません。
上下面は排熱するための構造になっているようなので、この面はふさがないように設置する必要がありそうです。
「TP-Link Archer AX3000」はUSBポートがついていないなど、シンプルな構成のWi-Fi 6ルーターですが、やはり驚くべきは小型のサイズ感で、アンテナが展開された状態でこの大きさはすごく魅力です。
Wi-Fiルーターはアンテナが無骨であることから、隠して設置するものという印象がありますが、「TP-Link Archer AX3000」は目につくところに置いても気になりません。
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「TP-Link Archer AX3000」の回線スピードを計測した
では「TP-Link Archer AX3000」を接続して、ネットワーク接続環境を確かめてみたいと思います。
今回は最新の規格であるIEEE 802.11ax Wi-Fi 6の性能を見るために、IEEE 802.11nWi-Fi 4の規格である「BUFFALO WSR-300HP/N」と比較したいと思います。
それでは「BUFFALO WSR-300HP/N」と「TP-Link Archer AX3000」の5GHzの周波数帯の速度を比較してみました。
速度の計測はGoogleの「インターネット速度テスト」を使いiPhone12(IEEE 802.11ax Wi-Fi 6対応)で計測します。
計測時にはそれぞれのルーターの電源を落として電波が干渉しないようにして計測しました。
【ルーターとの距離が約1mの時】
BUFFALO(WSR-300HP/N) | ダウンロード:141.6Mbps アップロード:115.5Mbps |
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TP-Link (Archer AX3000) | ダウンロード:155.2Mbps アップロード:128.4Mbps |
【ルーターとの距離が約15mの時】
BUFFALO(WSR-300HP/N) | ダウンロード:48.3Mbps アップロード:51.9Mbps |
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TP-Link (Archer AX3000) | ダウンロード:84.7Mbps アップロード:69.3Mbps |
測定時にはiPhone12以外のWi-Fi機器は特に電源を落としたり接続を切っていないので、自宅にある合計25台近いのWi-Fi機器がインターネットに接続された状態で試しています。
Wi-Fiルーター本体との距離が1mの状態ではWi-Fi4の「BUFFALO WSR-300HP/N」と比較しても差はありませんでしたが、ルーター本体から離れた部屋で測定すると、明確な差が出ました。
マンションであることから根元の回線が遅いので、パッとした数値は出ていませんが、ルーター本体から離れた場所での接続環境は良くなったことから、インターネットインフラとしては改善しており、私としては満足のいく結果となりました。
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最後に
ここまで小型ですっきりとしたデザインにもかかわらず、家じゅうをカバーできるWi-Fi6ルーター「TP-Link Archer AX3000」のレビューについて記事にまとめました。
「TP-Link Archer AX3000」は小型で縦置きや壁掛けで設置できるルーターで、アンテナが内蔵されているスッキリとしたデザインであることから、リビングといった目につくところに設置しても気になりません。
家庭用としては十分なスペックで、Wi-Fi 6に対応した快適なインターネット環境を構築できます。
手ごろな値段でインターネット環境を良くしたいと考えている方は、是非「TP-Link Archer AX3000」を検討してみてください。
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